草刈り機ナイロンコードの巻き方|種類・特徴・選び方も確認しよう!

草刈り機ナイロンコードの巻き方|種類・特徴・選び方も確認しよう!

庭に生えたたくさんの雑草は、見るだけでうんざりしてしまいますよね。そのような、邪魔な雑草を刈り取る際に大活躍なのが草刈り機です。草刈りがあれば、雑草が生えた庭もお手軽にきれいにすることができます。とても便利な草刈り機ですが、草を刈る際に金属製の刃が高速で回転するため、一歩間違えると大ケガをしてしまうおそれがあります。

しかし、芝刈り機が危険だからとお庭で生い茂っている雑草をひとつずつ手作業で処理していくのはとても面倒だと思います。そこでおすすめなのが、ナイロンカッターです。

このコラムでは、ナイロンカッターの基本情報や種類などについてご紹介していきます。また、ナイロンコードの巻き方についても解説するので、草刈り機をより安全に利用したいという方は参考にしてみてください。

草刈り機は怖い…という悩みを解決してくれるナイロンコード

草刈り機は、雑草を刈る際にとても便利な道具です。しかし、高速で鉄の刃を回転させながら草を刈り取るため、キックバックがおこるおそれがあります。

キックバックとは、回転している刃が切れないものに接触してしまい、その弾みで刃が跳ね返る現象のことです。この現象の怖いところは、跳ね返り方が悪いと身体を切ってしまうおそれがあることです。

キックバックで身体が切れてしまう危険性があるとなると、おそろしくて草刈り機を使えないという方もいるのではないでしょうか。このように、大ケガが怖くて草刈り機が使えないという方におすすめなのがナイロンカッターです。

ナイロンカッターとは、ナイロンコードがついている草刈り機用の刃です。刃といっても丸ノコのようなギザギザした鋭いものではなく、円系の平べったい物体からナイロンコードが2~4本ほど伸びているだけという変わった見た目をしています。このナイロンコードを高速で回転させることによって、芝生を巻き取るようにして刈ることが可能です。

ナイロンカッターの一番の魅力は金属製の刃と異なり、切れないものに接触してしまってもキックバックが発生しない点です。そのため、通常だとキックバックが発生しやすい壁やコンクリートの道路付近でも安心して草刈り機を利用できます。

草刈り機|ナイロンコードの巻き方

草刈り機|ナイロンコードの巻き方

ナイロンコードは鉄製の刃に比べると柔軟性が高いため、切れないものにあたってもキックバックが発生するということがありません。しかし、鉄製の刃に比べて摩耗が激しく、切れ味が落ちやすいです。

そこで、ナイロンコードの切れ味が低下してきたら新しいナイロンコードを巻いてあげましょう。大まかな草刈り機のナイロンコードの巻き方は、次のとおりです。

  1. 草刈り機用のナイロンコードを用意する。
  2. ナイロンカッターを取り外す。
  3. 古いナイロンコードを取り外す。
  4. ハサミなどを使って、新しいナイロンコードを適切な長さに切る。
  5. ナイロンカッターのコード留め部分に新しいナイロンコードをひっかける。
  6. 外に出る部分の長さが一定になるように調整しつつ、ナイロンカッターに新しいナイロンコードを巻いていく。
  7. ナイロンカッターを草刈り機に取り付けて完了。

草刈り機のナイロンコードの巻き方は、ナイロンカッターによって大きく異なるケースもあるため必ず取り扱い説明書などを確認しながらおこなってください。

ナイロンカッター・ナイロンコードの種類・選び方

ナイロンカッターとナイロンカッターはそれぞれ、種類ごとに特徴が異なります。ここでは、その特徴や選び方についてご紹介していきます。

【ナイロンカッターの種類】

ナイロンカッターの種類はおもに、コードを伸ばす手間にかかわってきます。

・手動型
ナイロンコードが摩耗してきたら、自分の手でコードを伸ばすタイプです。コードを手動で出すため逐一草刈りを中断する必要がありますが、構造がシンプルで初心者でもコードを巻きやすい点が長所です。

・半自動型
草刈り機を動かしている状態で底面にあるボタン部分を、地面を軽くたたくようにして押せばコードが出てくるタイプです。コードが摩耗しても、いちいち草刈りを止める必要がありません。しかし、手動型に比べて構造が若干複雑なものが多く、初心者の方だとコードが巻きづらい場合があります。

・全自動型
ナイロンコードが摩耗してきたら、自動的にコードが伸びてくるタイプです。とても便利な反面、手動型や半自動型に比べて構造が複雑になりやすく、その分サイズや重量が大きいものが多いです。そのため、排気量の小さい草刈り機だとうまく草刈りができないケースがあります。

・選び方
初めてナイロンカッターを使うという場合は、コードを巻きやすい「手動型」がおすすめです。逐一作業の手を止めてナイロンコードを出すのが面倒という方は、「半自動型」か「全自動型」をおすすめします。

【ナイロンコードの種類】

ナイロンコードの種類はおもに、切れ味と草刈り時の音などにかかわってきます。

・丸形
最もスタンダードな形状で、ナイロンカッターに巻きやすい初心者にもおすすめのタイプです。柔らかい草を刈るのが得意です。

・四角型
丸型タイプよりも切れ味が鋭く、固い草でも刈りやすいタイプです。その反面、風を流しにくい構造なので、草刈り時の音がうるさくなりやすいです。

・スパイラル型
ネジのような、らせん状になっているタイプです。風を受け流す構造になっているため、静音効果があります。

・選び方
柔らかい草が多い場所では「丸形」を、固い草が多い場所では「四角型」をおすすめします。近隣住民との騒音トラブルが気になる場合は「丸形」または「スパイラル型」を選びましょう。

ナイロンカッターが向いていないのはこんな場所!

ナイロンカッターが向いていないのはこんな場所!

障害物の付近でもキックバックの心配なく使えるナイロンカッターですが、草刈りに向いていない場所がいくつかあります。例をあげると、次のような場所が苦手です。

・小石が多い場所

ナイロンカッターは草を巻き取るようにして刈り取るため、コードに小石などが接触すると飛散してしまいます。小石が飛散する際の勢いはとても強く、小石が窓ガラスにあたり割れてしまったというケースもあるほどです。

・ツル/背の高い草/固い草の多い場所

ナイロンカッターは、鉄の刃に比べるとどうしても切れ味は落ちてしまいます。そのため、ツタ/背の高い草/固い草などのナイロンコードだと切りづらい植物が密集している場所では、コードがからまってしまうケースがあります。

・乾いた土や砂の上

ナイロンカッターを乾いた土や砂の上で使うと、粉塵がまき上げられてしまいます。粉塵がまき上げられると、芝刈り機の中に入りこんで故障を引き起こすケースがあるため注意が必要です。

ナイロンカッターは、草が密集している場所の草刈りが苦手です。そのため、草が密集していている場所では鉄の刃を使うようにしましょう。しかし、「鉄の刃だとキックバックが怖い……」と思う方もいるかもしれません。そのような場合は、業者に草刈りを依頼することをおすすめします。

弊社では、草が密集している場所でも対応可能な草刈り業者をご紹介しています。邪魔な草を刈り取ってもらい、きれいなお庭を楽しみましょう。

まとめ

草刈り機はとても便利な機械ですが、キックバックでケガをしてしまうのが怖くて利用できないという方もいるかもしれません。そのような方は、ナイロンカッターを利用してはいかがでしょうか。

ナイロンカッターを利用すれば、キックバックの心配なく安全に草刈りをおこなうことができます。ナイロンカッターやナイロンコードは種類ごとに特徴が異なるため、目的に合ったものを選びましょう。

キックバックの心配なく利用できる反面、ナイロンカッターの切れ味は鉄の刃に比べると低く、ツル/背丈の高い草/固い草などが密集している場所ではうまく草刈りをおこなえません。

鉄の刃で草刈りをするのは怖いが、ナイロンカッターでは草刈りをおこなうのが難しいという場合は業者に依頼することをおすすめします。弊社では、草刈りに加えて除草作業などもおこなっています。お庭の雑草でお困りの際は、ぜひともご相談ください。

草刈り業者の費用相場を徹底解説|料金の決まり方や追加費用について

草刈り業者

草刈りは、非常に骨の折れる作業です。そのため、草刈りの作業を業者へ依頼しようと考える方も多いのではないでしょうか。

業者に依頼する際は、事前に費用相場を把握しておくことが重要です。おおよその料金を知っておくことで、「不当な料金の支払い」や「安いものの作業内容に満足いかない」など、後々起こりかねない余計なトラブルを回避することにつながります。

この記事では、草刈りの費用相場や料金の決まり方、さらには安くするポイントを紹介していきます。これらを確認して、納得のいく草刈りを施してみてはいかがでしょうか。

費用相場・料金の決まり方・追加費用について

草刈り業者の費用相場を徹底解説|料金の決まり方や追加費用について

草刈りにかかる費用の相場は、おおよそ8,000~20,000円です。しかし、依頼をする業者によって料金の設定の仕方は大きく異なるため、あくまで相場になってきます。

草刈りを依頼したときの費用は、多くの場合「基本料金+追加費用」で算定されます。しかしこの基本料金の決まり方は、業者によって全く異なってきます。草刈りをした場所の面積に応じて決めているところもあれば、作業の時間によって費用を決めている業者もあります。

ほかにも刈った草の量で、費用を確定しているような業者もあるのです。業者を選ぶときは、どのような料金設定がよいのかも含めながら決めていきましょう。

また、業者のなかでもっとも多い料金設定は、面積に応じて料金が算定される方法です。1平方メートルあたり200~300円程度に設定されることが多いため、料金の見当をつけたい方は、一度面積を測って金額を算出するのもよいかもしれません。

ほかにも費用には、追加費用が含まれてくる場合があります。この追加費用は、雑草の処分費用や雑草対策費用などが含まれてきます。こちらは必要に応じて、草刈りと一緒に依頼をすると便利でしょう。

業者へ依頼をしようと考えている方は、ぜひ弊社へご相談ください。弊社では、ご相談にのったうえで、優良な業者を紹介しております。気になる方は、いつでもお気軽にご相談ください。

業者に依頼するメリット・デメリット

草刈りを業者に依頼する際は、大体1万円前後かかってきます。安くはないので、「業者に依頼をするメリットって何だろう」「自分でやったほうがよいのだろうか」と疑問に思う方も多いでしょう。

そこで、業者に依頼をしたときのメリットとデメリットをご紹介していきます。ぜひ両方を検討しつつ、業者に依頼をしたほうがよいのか見定めてみてください。

デメリット

草刈り業者の費用相場を徹底解説|料金の決まり方や追加費用について

デメリットはなんといっても、費用が高くついてしまうことでしょう。自力で草刈りをおこなうと、実費は草刈りに使う道具だけになるので、非常に低価格でおこなうことができます。そのため、草刈りの作業にそこまで負担を感じない方であったり、少ししか草刈りをおこなうつもりがなかったりすれば、自力で作業をしたほうがよいかもしれません。

メリット

業者へ依頼をしたときのメリットは、4つあります。それぞれについて見ていきましょう。

・時間の節約をすることができる
草刈りは、1本1本地道に刈っていきます。そのため、想定以上に時間がかかってしまうものです。しかし、お仕事や家事で多忙という方は多いでしょう。そのようなときに、業者が活躍してくれます。

大変な作業も業者に任せてしまうことで、貴重な休みを作業に費やすことなく、雑草をなくすことができるでしょう。

・負担がかからない
業者に依頼をすると、草刈りを自分でおこなわなくて済みます。業者に依頼をしたときの1番のメリットは、これだといっても過言ではないでしょう。

草刈りは非常に重労働です。草刈り鎌を使って地道に刈っていこうと考えている方であれば、作業中はずっとかがんだ状態になります。長時間かがんだままでいると、背中を痛めてしまうことが多いです。作業で疲弊するだけでなく、作業後にも疲れが響いてしまうこともあるのです。

また、雑草の生育が盛んになる真夏に草刈りをしようと考える方も多いでしょう。しかし、そんな時期に草刈りをしてしまえば、熱中症にかかるリスクが高いです。炎天下のなか、長時間にわたって草刈りをおこなうと、日光と気温によって身体の水分が大量に奪われてしまいます。とくに女性やお年を召した方、お子様には大変な作業かもしれません。

無理をせずに業者へ依頼をすることで、日常生活に支障をきたすようなトラブルを防ぐことができるでしょう。

・雑草対策も任せることができる
追加費用はかかるものの、一緒に雑草対策をしてもらうことが可能です。草刈りは自分でおこなうと大変ですし、毎回業者へ依頼するのも費用が高くついてしまいます。

そのようなときは、雑草対策をすることで解決することができるでしょう。再び雑草が生えないような対策をとることで、根本的に草刈りをする必要がなくなるのです。

雑草対策には除草剤や防草シートを使われることが多いです。土壌に粒状の除草剤を散布すると、雑草が再び生えづらくなる層を形成することができます。また防草シートは日光を遮断するので、雑草の生育を抑制する効果があるのです。

これらの対策は自力でもおこなうこともできます。ただし、適切な除草剤でなかったり、正しい張り方でなかったりすれば、対策の効果はでません。自力で対策をすることに自信のない方は、草刈りと一緒に業者へ依頼をしてしまったほうがよいでしょう。

・専門の機械を使うことができる
なかには、空き地や荒れた田畑を所有している方もいらっしゃるでしょう。そういった場所を草刈りしようとしても、広すぎたり雑草が丈夫すぎたりして、素人がすべての草刈りをするのには厳しい状況もあると思います。

しかし業者であれば、そういった難しい状況にも対応することができます。また業者のなかにはショベルやトラックを利用して作業をおこなうところもあるのです。そのような業者に依頼をすれば、頑丈な雑草でも効率よく除草ができるでしょう。

業者には数多くのメリットがありますが、費用というデメリットもあります。「業者に任せたほうがよさそう」と感じた方は、依頼をするとよいでしょう。

弊社では、数多くの優良な業者をご紹介しております。実際にどの業者を利用しようか考えている方は、ぜひご利用ください。

費用が気になる場合は「安くするポイント」をおさえておこう!

業者を依頼することには、たくさんのメリットがあります。しかし、やはり依頼をするときの費用は気になりますよね。「業者へ依頼をしたいけど、費用は高くて困っている……」という方は、安くするコツをおさえておきましょう。コツには「ゴミの除去をする」「草刈りの環境に合った業者を選ぶ」「依頼をする場所を限定する」「相見積り」があります。

ゴミの除去をする

草刈り業者の費用相場を徹底解説|料金の決まり方や追加費用について

コツのひとつとして、草刈りで発生したゴミを自分で除去するという方法があります。通常であれば、こういったゴミの処分費用は、依頼をしたときの追加費用に加算されます。しかし、自力で処分をしてしまうことで、追加費用を削減することができるのです。

ただし、刈った草を焼いて処分することは、基本的に禁止されています。そのため処分をするときは、以下のいずれかの方法をおこないましょう。

・ゴミとして出す
ゴミとして出せば、回収してもらうことができます。刈った草は燃えるゴミに分類されるので、まとめてゴミに出しましょう。市町村で焼却などをして、処分してくれます。

・たい肥にして活用する
刈りとった草は、たい肥にすることができます。たい肥は、刈りとった雑草以外に、土や油粕を使って作っていきます。事前に乾燥をさせておいた雑草に油粕をまぜて、土をかぶせて置けば準備が完了です。しばらく放置して、月に1回のペースでかき混ぜれば、次第に雑草が分解されていくのです。

完成したたい肥を利用することで、土の水はけや通気性がよくなります。ご家庭で花や作物を育てている方には、この方法がおすすめです。

・地面にうめる
地面にうめることで、処分することができます。この方法の注意点としては、たい肥のときと同じように、乾燥させる必要があることです。雑草の生命力はすさまじいので、そのまま埋めてしまえば、新しく根を張られてしまうことがあるのです。そうなっては、せっかく草刈りをしても無駄になってしまうため、注意しましょう。

草刈りの環境に合った業者を選ぶ

上記でもご紹介したように、基本料金の設定方法は、業者によって異なります。そのため、草刈りをする環境に応じて、依頼をする業者も変えたほうがよいでしょう。

もし傾斜のある場所で草刈りをしたいと考えているときは、作業の面積で料金を算出している業者がおすすめです。傾斜があると、実際の作業面積よりも、算出に計算される面積のほうが少なくなります。傾斜が急であればあるほど、平坦な場所で草刈りをしたときよりもお得になるのです。

依頼をする場所を限定する

業者によっては、作業の難易度によって、料金が変わることがあります。とくに草刈機を使って除草をおこなう業者であれば、キックバックのおこりやすい場所だと依頼費用が高額になってしまうでしょう。

キックバックとは、草刈機の特定のゾーンに固いものがぶつかったとき、作業者に草刈機の刃が跳ね返る現象のことです。キックバックは非常に危険な現象であるため、起こりやすい場所は高額になりがちです。

そこで業者に依頼をする前に、キックバックの起こりやすそうな場所を鎌などで草刈りしておくと、費用を抑えることができるのです。とくに木が生えているような場所は、自力で草刈りをしておくとよいかもしれません。

相見積りをとる

相見積りとは、複数の業者から見積りをとることをさします。上記でもご紹介したように、業者はそれぞれ料金形態が異なります。そこで複数から見積りをとることで、費用を比較して、より安い業者を自分で判断することができるのです。

ただしこの見積りは、有料でおこなっているところもあります。見積りをとるときは事前に、費用がかかるかどうかを調べておきましょう。

また弊社では、この見積りを無料で承っております。この見積り以上に費用がかかることはないので、安心して依頼をしていただくことが可能です。また、見積りの日程キャンセルなどにも費用はかからないため、ぜひお気軽にご相談ください。

草刈り業者の選び方|優良業者を見つけ出そう

業者は工夫次第で費用を安くおさえることが可能です。しかし、いざ実際に依頼をしようと考えても「どのような業者へ依頼をすればよいのかわからない」という方は少なくないでしょう。そこで、こちらでは業者の選び方を3つご紹介します。ぜひ選び方を参考に、優良な業者へ依頼をしていきましょう。

信頼できる業者であるか

草刈り業者の費用相場を徹底解説|料金の決まり方や追加費用について

残念ながら、十分な作業をしてもらうことができず、トラブルを引き起こしてしまうような業者も実在します。確かな作業をしてもらうためにも、信頼できる業者であるかどうかを判断することは非常に大切です。

判断をするには、業者のホームページを確認するとよいでしょう。一般的な信頼できる業者は、会社概要や料金形態などが明確に記載されています。反対に、それらの情報があやふやなものであれば、見積りよりも高い費用を要求されたり、満足のいく作業をしてもらえなかったりすることがあります。ぜひ一度確認してみてください。

実績があるか

業者のなかには、経験が豊富な業者もいれば、浅い業者もいます。やはり依頼をするのであれば、作業に慣れたベテランの業者を選びたいものですよね。

そのため依頼をするときには、業者の実績を確認するとよいでしょう。実績があればあるほど作業に慣れていて、実力のある業者だと判断することができます。

専門業者であるか

ひとくちに業者といっても、多様なサービスをおこなっている業者もあれば、草刈りに特化している業者もあります。多様なサービスを展開している業者は、頼りやすいため非常に便利ですが、やはり草刈り専門の業者のほうが、作業に慣れていることが期待できます。

これらの選び方を意識することで、だいたいの優良業者を選定することができます。しかし、自力で業者を探し出すことに不安を感じる方もいらっしゃると思います。

そのような方は、ぜひ弊社にご相談ください。弊社では24時間体制で、電話相談を受け付けております。一緒に適切な業者を探していきましょう。

冬の芝刈りは必須or不要?適切な手入れ・冬の前におこなうこと

冬の芝刈り

冬の間は、芝生の成長が止まる時期なので、芝刈りをする必要がありません。しかし、成長する力が衰える分、病害虫からのダメージにも弱くなるため、事前に対策をしておくことが大切です。

また、春の成長期には栄養も必要になるので、病害虫対策と栄養補給もかねて施肥をおこなうといいでしょう。

今回は冬の芝刈りの必要性と、冬を越すためにおこなう準備についてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。芝刈りによる整え方についてもご説明するので、この機会に確認してみてはいかがでしょうか。

冬の芝刈りは必要?枯れる芝の種類・手入れ

冬の芝刈りは必要ありません。なぜなら、冬の間は草が伸びることはないため、芝刈りが不要になるからです。冬には芝生が枯れることもありますが、冬に芝生が枯れる現象は「休眠」といって、春に備えて成長をストップさせているのです。そのため、枯れていても心配する必要はありません。

ただし、冬には芝生にとってのトラブルが起こることもあるので、春が近くなったころに手入れをしましょう。そこで、以下では枯れる芝生の種類と、冬の手入れについてご紹介します。

芝生の種類

芝生の種類

芝生には、おもに日本芝と西洋芝の2種類があります。そのうち、冬になると枯れるのは日本芝です。日本芝には高麗芝・野芝・姫高麗芝などの種類があり、いずれも春になると、自然に青々とした芝生を伸ばします。

一方で、冬になっても枯れないのは西洋芝です。西洋芝にはベントグラス・フェスクといった種類があり、これらは冬になっても見た目に変化はありません。しかし、色が変わらないだけで成長は止まっているため、日本芝と同様、冬の芝刈りは不要です。

冬にしておく手入れ

冬に枯れた芝生は、熊手を使ってかき集め、処分をしましょう。とくに日本芝の場合、葉が色あせて枯れ落ちるため、落ちたぶんの枯れ葉だけは取り除きます。

枯れ落ちた葉をそのまま残しておくと、病害虫の発生源になり、春になったときに悪影響が出るおそれがあるのです。ただ、地面から伸びている茎葉は、枯れているものでも残して問題ないとされています。

また、芝生に霜がついている場合も、放置しておくと春先に弱る原因になります。霜がつくと、葉が乾燥してダメージを受けてしまうのです。そのため、春が近くなってきたら、霜が溶けたタイミングで芝生を踏み、のしておきましょう。

芝生を踏む際に雑草を見つけたら、取り除いてあげてください。雑草を放置しておくと、芝生が成長するうえで栄養を奪われるため、周辺の芝生が枯れる原因になるのです。

芝生の休眠前にすると良い手入れ

冬は寒さと日照時間の少なさから光合成がしにくいため、成長する力も弱くなります。そのため、芝生は成長をストップさせることで冬を乗り越えます。

しかし、冬のうちは成長する力が弱いため、事前に準備をしなければ春先で弱ることがあるのです。より元気に芝生を育てるには、休眠前に3つの手入れをしておくといいでしょう。そこで、以下では休眠前の手入れの方法についてご紹介します。

芝刈り

芝刈り

冬の前の芝刈りは、まだ芝生が青い10月頃におこないます。とくに冬に枯れる品種の場合、芝生が青いうちはまだ成長しているので、芝刈りが必要になるのです。

秋になると芝生の成長は衰えるため、短く刈ってしまうと弱るおそれがあります。そのため、地表から5センチ前後の高さにする程度で、長めに刈り込むといいでしょう。

施肥と水やり

10月前後には、粒状の化成肥料をまいておきます。春先の成長では多くのエネルギーを消費するため、肥料の栄養分が必要になるのですそのため、効果が長く続く化成肥料を、休眠前に与えておくといいでしょう。

また、施肥と一緒に水やりもしておくのがおすすめです。冬は乾燥しやすいので、休眠前に水分を与えることで、乾燥によるダメージを軽減できるでしょう。化成肥料は水がなければ解けないので、施肥と一緒に水やりをおこなうのがおすすめです。

殺菌

芝生は休眠期になると、気温の低下によって成長する力や、回復力が衰えます。そのため、冬のうちに病気や害虫が発生すると、春先に弱ったり、枯れたりするおそれがあるのです。休眠前に芝生全体に殺菌剤をまいておくと、病気のリスクを少なくできるでしょう。

芝刈りの方法と刈り高・頻度について

冬以外の季節は、芝生が成長を続けます。そのため、春から秋にかけて定期的に芝刈りをすることが大切です。芝刈りには適切な頻度や刈高があるので、理解しておくと作業がしやすいでしょう。そこで、以下では芝刈りの刈り高と頻度についてご紹介します。

芝刈りの刈り高

芝刈りの刈り高

芝生の刈り高は、全体の3分の2ほど残した高さです。そのため、芝刈り前に芝生の高さを確認し、そこから3分の1を引いた高さで作業をしましょう。

なぜなら、芝生が成長するには、全体の半分以上の高さが必要です。3分の1以上をカットされると、弱ったり枯れたりしてしまいます。

芝草の真ん中あたりには「生長点」というポイントがあり、成長点より下までカットされると芝草にとって大きなダメージになるのです。そのため、自身の所有する芝生に合った高さで刈り込みましょう。

芝刈りの頻度

芝刈りの頻度は種類によって変わります。日本芝の場合は成長が遅いため、夏から秋にかけて、月に2~3回前後の芝刈りで十分なのです。また、春には十分に育ちきっていないので、月1回でもいいでしょう。

一方、成長の早い西洋芝は、春から秋にかけて月4回のペースで芝刈りをおこないます。ただし、西洋芝は暑さに弱いため、生命力が弱る夏場では月2回ほどに減らしてあげましょう。

手入れが難しいと感じたら

芝生の範囲が広いほど、芝刈りにかかる労力は大きくなります。そのため、芝刈りをするのが大変に感じる人もいるでしょう。また、芝刈り機がなければ芝生を整えることも困難です。

芝刈りが難しいと感じたら、業者に依頼してみましょう。業者に依頼をすることで、自力餌おこなう労力を省いたり、お金をかけて芝刈り機を買ったり必要もないのです。

業者へ依頼をするなら、ぜひ弊社へご相談ください。弊社ではお近くの加盟店から業者を手配させていただくため、早急に対応ができるのです。

そのため、「芝生が成長する時期だから早く手入れをしたい」「冬の前に芝刈りをしたい」などのご要望にもお応えできるでしょう。弊社では24時間無料で相談を受け付けていますので、ぜひお気軽にご連絡ください。

まとめ

芝生は冬になると育つ力が衰えるため、休眠することで成長をストップさせます。そのため、冬の芝刈りの必要がありません。休眠の際、日本芝の場合は葉が枯れますが、春になれば元通りに芝生が生えてくるのです。

成長が止まる休眠期に芝刈りは不要ですが、10月のうちに事前の手入れをすることが大切になります。休眠している間に病害虫にかかると、春先に弱るおそれがあるのです。そのため、事前に施肥や水やりをして栄養を蓄えてから殺菌をするといいでしょう。

しかし、冬の手入れをしっかりしていても、芝生が春先に弱ることはあります。そのため、自分で手入れできるか不安な場合は、業者に依頼をしてみるのがおすすめです。地域や経験の豊富な業者に任せることで、自力で作業するよりも確実に手入れをしてくれるでしょう。

女性が扱う草刈機|購入前にここをチェック!おすすめ種類や特徴

女性が扱う草刈機|購入前にここをチェック!おすすめ種類や特徴

雑草は、ほかの植物の生長を妨げたり、景観を悪くしたりします。雑草の存在に頭を抱える女性も、多いのではないでしょうか。そんなときに便利なのが、草刈機です。

しかし草刈機と聞くと、「機体が重そう……」「自分でも扱えるのだろうか」といった不安がよぎってしまう方もいるのではないでしょうか。実は、女性でも使いやすい草刈機はたくさんあるのです。

このコラムでは、女性向けの草刈機の選び方をご紹介します。自分に合わない草刈機を購入してしまわないように、この記事を参考にしてみてください。

【女性が使う草刈機】選び方のポイント

ケガの防止や作業効率のためにも、自分に合った草刈機を選ぶことが大切です。こちらでは、女性向けの草刈機を選ぶときのポイントについて説明していきます。

「1」軽く感じる背負い式

女性が扱う草刈機|購入前にここをチェック!おすすめ種類や特徴

草刈機には機体の重さを手で支えるタイプ以外にも、機体を肩にかけることで支える「肩掛け式」と、機体を背負って支える「背負い式」があります。その中でも、女性には背負い式がおすすめです。草刈機を自分の重心にのせることで、機体の重さを感じにくくなります。長時間草刈りをする人にとっては、負担の少ない背負い式が便利でしょう。

「2」静かな動力の電動式

草刈機の動力には、エンジン式と電動式の2種類があります。エンジン式ではエンジン、電動式ではモーターを使って動いています。

実は、どちらの動力を選ぶのかによって、騒音の大きさが変わってきます。エンジンは動作音が大きいため、騒音が大きくなりやすいです。電動式では静かなモーターを使うため、騒音を抑えることができます。

ご自宅の庭などの、周囲に配慮すべき環境で草刈機を使用するときは、電動式を購入するのがよいでしょう。家電量販店などでは、「静音」という記載がある商品を探してみてください。

「3」刈刃はナイロンカッター

なるべく安全な刃を使用したいという方には、ナイロンカッターがおすすめです。ナイロンカッターは草をちぎりとることで、刈っていきます。刃物ではないため非常に安全ですが、草を刈りとる力は金属刃と比べて、少し劣ります。刈りとる予定の雑草のことを考えながら、選ぶとよいでしょう。

「4」ハンドルは安定のしやすい両手タイプ

草刈機のハンドルは多種多様です。しかしその中でも、両手で持つタイプのものがおすすめです。両手ハンドルは、両手で機体を支えるため、バランスが安定した状態で草刈機を使用することができます。このハンドルは傾いた場所での使用には適していませんが、お庭で使う程度なら問題ないでしょう。

そのほかチェックしたいポイント

サイズを考えて、購入するのもおすすめです。草刈機は使用するときは、雑草の生えている場所まで持ち運びをしなくてはなりません。そのときにコンパクトなものだと、作業以外でかかる負担を減らすことができます。5kgほどの軽量なものを選ぶと、女性でもそこまで負担なく持ち運べるでしょう。

ほかには、始動のしやすさも大切なポイントです。草刈機の動力にはエンジン式と電動式の2種類がありますが、エンジン式だと、始動をさせるときにリコイルロープを引く必要があります。このリコイルロープを引くには力を要しますので、女性には少し負担がかかるかもしれません。

初めてでも安心【草刈機の使い方講座】

女性が扱う草刈機|購入前にここをチェック!おすすめ種類や特徴

選び方を知って自分に合った草刈機を購入すれば、次はいよいよ実践です。しかし、草刈機も適切な使い方をしなければ、効率的に草刈りをすることができないだけでなく、ケガにつながることもあります。以下を参考にして、安全な作業を心がけましょう。

■使い方
作業中は、体を右から左に振って、草刈機を動かしましょう。腕で振ろうとせず、体を使って振ることがコツです。右から左へ振ったときに、雑草も一緒に刈りとるようにします。このように作業をすることで、刃の回転の向きと、草刈機の進行方向が一致して、きれいに刈りとることができるのです。

また刈りとっていくときには、キックバックが起こらないように作業をおこなわなくてはなりません。キックバックとは、刃が自分の方向へ跳ね返ってきてしまう現象のことです。このキックバックは、キックバックゾーンに固いものがぶつかることで起こります。

キックバックゾーンを確認するときは、まずハンドル方向を下にして、刃を時計に見立てましょう。

刃が半時計回りに回転する草刈機であれば、12時から3時の間の面積がキックバックゾーンに該当します。また時計回りに回転する草刈機は、9時から12時の面積部分がキックバックゾーンです。石などがあたらないように気をつけましょう。

■注意点
作業をする前には説明書をしっかりと読んで、十分な準備をしましょう。とくに長袖長ズボンの作業服を着用することや、機体の事前点検は必須です。万全な準備ができていない状態で作業に臨んでしまうと、ケガをすることがあるため、注意が必要です。

草刈りの頻度を減らす方法

草刈機を使用すれば、雑草駆除の負担が少なくなります。しかし雑草駆除には時間も労力も必要とするので、できれば避けたいものですよね。草刈りの頻度を減らすには、予防が必要です。具体的には、除草剤を使うことをおすすめします。

除草剤というと「雑草を駆除するための商品」というイメージが強いかもしれませんが、土壌処理型という種類のものを使えば、予防にもなります。粒状の除草剤をまくと、土壌に除草効果のある層が形成されます。この除草効果が続いている間であれば、雑草は新しく生えてこなくなります。

また除草剤以外には、防草シートもおすすめです。防草シートは、日光を遮断する効果があるシートです。雑草が生長するためには、日光を浴びて光合成をする必要があります。しかし防草シートを使うと、日光が遮断され、雑草は生長をすることができなくなるのです。雑草を駆除したあとに防草シートを敷けば、雑草が伸びるのを防ぐことができるでしょう。

ただし、除草剤や防草シートにも正しい使い方があります。上手に使うことができなければ、対策効果は薄まってしまうため、注意が必要です。

草刈りお助け隊なら草刈り~予防まとめて対応!

女性が扱う草刈機|購入前にここをチェック!おすすめ種類や特徴

残念ながら、草刈りは楽な作業ではありません。貴重な時間を使って、長時間外で作業をする必要があります。また予防も、自分でおこなうことは可能ですが、失敗してしまうおそれもあります。せっかく予防をおこなうのであれば、一回で確実におこないたいですよね。

「自分でできるか不安」「時間や労力をかけたくない」という方は、業者を頼ってみてはいかがでしょうか。業者に依頼をすれば、現場の状況に応じて迅速に作業をしてくれます。

しかし業者に依頼をするとなると、やはり費用が気になると思います。費用に関しては、複数の業者から見積りをとって比較しましょう。また見積りをする際は、ぜひ弊社をご利用ください。弊社は無料で見積りを承っております。24時間電話相談を受け付けているので、お気軽にお問い合わせください。

まとめ

女性が草刈機を選ぶときは「軽いもの」「静かなもの」「刈刃が安全なもの」「ハンドルが両手タイプ」といった点を意識して選ぶと、よいでしょう。ただし使用する際は、注意して使う必要があります。

草刈りの作業を根本的に楽にするには、雑草予防をおこなうことが一番です。しかし、上手におこなうことができなければ、失敗をしてしまうリスクもあります。

そのため、雑草駆除や予防は業者へ任せるのもひとつの手です。業者に依頼すれば、手間を省くことができるうえに、雑草を確実に駆除できます。

ナイロンコード草刈り機の選び方 | 初心者でも安全でおすすめです

ナイロンコード草刈り機

「ナイロンコードの草刈り機が気になるけど、どういったものか知りたい」「ほかの刈刃とどう違うの?」といった質問はよく見受けられます。

そこで今回は、ナイロンコードの草刈り機について徹底比較し、みなさんにとって使いやすいものなのかを解説していきます。

草刈り機の刈刃は3種類ありますが、ナイロンコードの特徴や費用、どういった方がナイロンコードの草刈り機を選択するべきかをご紹介しています。

これから草刈り機を購入しようとしているのなら、まず一度こちらで情報を集めてください。草刈り機本体の選び方も解説しているので、きっと役立つこと間違いなしです。

ナイロンコードの草刈り機はよいの?

これからナイロンコードの草刈り機の導入をご検討されている方にとって、そもそも「ナイロンコード草刈り機は草刈りしやすいのか」が気になるところではないでしょうか。ここでは、ナイロンコードとその他の刃を比較してご紹介していきます。ナイロンコードの特徴を知ることで、どういった場合にナイロンコードが適しているのか、ご理解いただけるでしょう。

草刈り機の刃の種類と特徴

草刈り機の刃の種類と特徴

草刈り機の刃は、おもに3種類あります。それぞれの刃の特徴は、下記のとおりです。

・ナイロンコード
ナイロンカッターと呼ばれる草刈り機の刃が、ナイロンコードです。ナイロンカッターは、ナイロンコードを高速で回転させて草刈りをおこないます。ナイロンコードと下記2つの刃の一番の違いは、その素材になります。

下記2つの草刈り機の刃は、金属製です。対して、ナイロンコードは、共重合ナイロンという素材でできています。また、形はヒモのような形状です。この素材は、草刈りを繰り返しおこなっても摩耗しにくいことが特徴で、広範囲の草刈りに向いています。さらに、コンクリートなど固いものにあたっても刃を痛めず、人にあたってもケガしにくいところも特徴です。

・チップソー
円形の金属板に複数のギザギザの刃がついているものが、チップソーになります。チップソーの種類によって、ギザギザの刃の数が異なります。ギザギザの刃の数が多いほど、固い草を刈ることができ、刃の数が少ないと柔らかい草しか刈ることができません。

・金属刃
チップソーよりも、さらに刃の数が少ないタイプの刃が、金属刃です。刃の数が極端に少ないぶん、柔らかい草しか刈ることができないのがデメリットです。しかし、草刈り機にあたえる負荷が小さく済むため、手が疲れにくくなり作業者にかかる負担も少なく済みます。そのため、長時間の作業もしやすくなり、広範囲の草刈りにも向いています。

ただし、石やレンガなど、なにか固いものにぶつかってしまうと大きな衝撃を受けてしまうので、草刈りをおこなう前に、石などを事前に取り除いておくことが必要です。

費用に違いはある?

どの草刈り機を導入するのか選ぶ際には、刃の特徴だけでなく、費用も判断するうえで大切な要素だと考える方は少なくないでしょう。刃の種類によって、費用は異なりますので、草刈りをおこなう頻度なども考慮してご検討されることをおすすめします。

・ナイロンコード
後述しますが、ナイロンカッターには、差し込み式、手巻き式、全自動式、半自動式と、いろいろな種類があります。この種類によってナイロンコードの費用は異なります。

差し込み式ナイロンカッターのナイロンコードの価格相場は、約4,000円前後です。手巻き式のナイロンカッターについては、草刈り機本体が、樹脂製か金属製かによって価格相場は大きく異なり、2,000~5,000円が価格相場となっております。

全自動式および半自動式は、ナイロンカッターの大きさや、ナイロンコードを巻くことができる量によって価格相場が異なり、大体3,000円~7,000円が価格相場です。

先述したとおり、ナイロンコードは、草刈りを繰り返しおこなっても摩耗しにくいことが特徴になります。そのため、ナイロンコードを交換する頻度は少なく済むでしょう。

・チップソー
チップソーは用途や特徴ごとに、さまざまな製品がありますので、価格相場もさまざまです。チップソーの種類としては、お庭の草刈り用、山林の草刈り用、万能タイプなどがあげられます。

また、軽量タイプの刃や、刈った草が葉に巻きつきにくいもの、刃先が土に刺さりにくいものなど、特徴もさまざまです。そのため、価格相場にも開きがあり、3,000円~5,000円が価格相場になります。チップソーは、石やコンクリートなど固いものにあたると刃が欠けてしまいやすいため、刃の交換頻度は多い傾向にあるようです。

・金属刃
一般的な金属刃の刃の数は、3枚~8枚になります。刃の数が少ないほど、草刈り機への負担が小さく済むため、作業者自身への負担も小さく疲れにくくなり、広範囲の草刈りに向きます。しかし、固い草を刈ることがむずかしくなります。また、価格相場は、刃の数に比例して高くなる傾向です。

3枚刃の刃の価格相場は700円~900円、4枚刃の刃の価格相場は700円~1,000円になります。また、8枚刃については、800円~1,500円が価格相場になるようです。

ナイロンコードを選んだほうがよいとき

刃の種類によって価格相場は大きな開きがあることをお伝えしました。しかし、ナイロンコードについては、交換する頻度が少なくなる傾向にありますので、長い目で見た場合に価格を抑えたいとお考えの方には、よいのではないでしょうか。

しかし、草刈り機の刃は、価格面だけで選んでしまうと大きな失敗につながってしまうかもしれません。下記では、ナイロンコードが適している条件をお伝えしますので、ぜひ導入の際の参考にされてみてはいかがでしょうか。

・柔らかい雑草が生えているとき
ナイロンコードは、切れ味が鋭い金属製の刃とは異なりますので、柔らかい雑草を刈るのに向いています。固くて丈夫な雑草を刈るには向いていませんが、柔らかい雑草の草刈りをご検討されている方にとって、ナイロンコードはおすすめです。

・キックバックが少ない
ナイロンコードはキックバックが少ないため、安全に利用できます。キックバックとは、草刈り機が、壁や切り株などなにか固いものなどにぶつかって、はじかれる現象のことです。キックバックが起きると、はじかれた刃が自分へ向かってくることがあり、死亡事故や負傷事故が多発しているといわれています。

・初心者でも安心
上述のとおり、キックバックが少ないため初心者でも安心して使えるのがナイロンコードです。

草刈りをおこなう場所が「コンクリートの周り」「石や切り株が多い場所」「建物の基盤や壁がある場所」であれば、作業になれていない方は安全なナイロンコードを使用するとよいでしょう。

ナイロンコードの形

柔らかい雑草を刈りたい方や安全に作業したい方は、ナイロンカッターを導入されるとよいのではないでしょうか。ナイロンカッターの導入にあたり、ナイロンコードの形やナイロンカッターの種類についてご紹介いたします。

・丸型
もっとも一般的なナイロンコードの型が、丸型です。丸型は、耐久性にすぐれていて、ナイロンの減りも少ないため、交換の頻度も少なく済む傾向になります。

・四角型
断面が四角く、切れ味が鋭いことが特徴です。また、四角型のナイロンコードはナイロンカッターに装着しやすいため、初心者の方でも比較的簡単に取り扱うことができます。

・スパイラル型
草刈り機の駆動音を小さく抑えたい方にとって、もっともおすすめのナイロンコードです。ほかのナイロンコードと比べると、3割ほど駆動音を抑えることができます。また、切れ味もよいため、スムーズに草刈りをおこなうことが可能です。

・のこ型
のこぎりの刃のような形状が特徴的なのが、のこ型です。石や壁などの障害物にあたっても、消耗しにくいことが特徴で、耐久性が高く、長く使用することができます。

ナイロンカッターの種類

ナイロンカッターには「差し込み式」「手巻き式」「半自動式」「全自動式」といった種類があります。ここではそれぞれについて、詳しくご紹介していきます。

・差し込み式
差し込み式のナイロンカッターは、その名のとおり、適当な長さに切ったナイロンコードを差し込んで使う草刈り機です。ナイロンコードを差し込むだけのシンプルな構造が特徴で、初心者の方でも、無理なく取り扱うことができるでしょう。しかし、ナイロンコードが消耗するたびに、ナイロンカッターを止めて交換する必要があるため、手間になります。

・手巻き式
差し込み式がナイロンコードを差し込んで使用するのに対して、手巻き式はナイロンコードをナイロンカッターに巻き付けて使用する草刈り機です。特徴は、差し込み式と似ています。シンプルな構造が特徴で、ナイロンコードを巻くだけで使えるため、初心者の方でも無理なく取り扱うことができるでしょう。また、ナイロンコードが消耗するたびに、ナイロンカッターを止めて交換する必要がある点では、手間がかかります。

・半自動式
半自動式は、差し込み式や手巻き式のデメリットを改良したタイプです。ナイロンコードが消耗して減ってきたタイミングで、ナイロンカッターの底についているタップと呼ばれる部分を地面に叩きつけることで、ナイロンコードを繰り出すことができます。ナイロンカッターを停止させる必要がないため、作業効率があがることが特徴です。

・全自動式
半自動式をさらに便利にしたものが、全自動式になります。半自動式は、ナイロンコードを繰り出すために、ナイロンカッターの底についているタップと呼ばれる部分を地面に叩きつける作業が必要でしたが、全自動式は必要ありません。ナイロンコードの消耗を自動で検知してくれるため、ナイロンコードが減ってきたら自動で繰り出してくれます。手間を省き、作業効率をあげたい方に、とくにおすすめです。

草刈り機の使用に不安を感じたら

ナイロンカッターは、体にあたってしまってもケガをしにくく、キックバックも少ないため、初心者の方でも比較的安全に扱うことができます。しかし、柔らかい雑草しか刈ることができないため、使用できる場面が限られているのが難点です。

もし、丈夫な雑草が生い茂っているような場所の草刈りをお考えの場合、ナイロンカッターでは力不足でしょう。そのような場所には、チップソーなどの金属製の刃が役立ちます。

しかし、金属製の刃は切れ味が鋭く、丈夫な雑草を刈ることができる反面、キックバックの衝撃が大きく危険です。跳ね返った刃が自分にあたり、大きなケガや死亡事故につながったという報告もされているそうです。

草刈りというと、あまり危険なイメージをお持ちでない方もいるかもしれませんが、じつは大きな危険がひそんでいます。もし、ご自分で草刈り機を使うことが不安な方は、業者に依頼することをご検討されてみてはいかがでしょうか。

弊社も、草刈りのご依頼をうけたまわっております。24時間365日受け付けをいたしております。不安を抱えたままの草刈りは、アクシデントの原因になってしまうでしょう。ご不安を取り除くためにも、ぜひお気軽にご相談ください。

草刈り機(刈払機)の選び方

ここまで、草刈り機のおもな刃の種類ごとの特徴をお伝えしました。草刈り機の刃に、さまざまな種類があったように、草刈り機自体にも種類があります。ここでは、いろんなタイプの草刈り機をご紹介しますので、ぜひ草刈り機選びのご参考にしてみてください。

動力で選ぶ

動力で選ぶ

草刈り機には、動力源が電気のものとエンジンのものがあります。以下で、それぞれの特徴について、詳しくご紹介します。

・電動式、充電式
電気を動力とするタイプには、電動式と充電式があります。どちらもエンジン式と比べると、パワーが劣ります。しかし、駆動音が静かで、本体が軽いことがメリットです。電動式は、コードを電源に挿すことで稼動するため、コードが伸ばせる範囲でしか草刈りできません。いっぽう、充電式はコードが必要ないため、範囲の制限はなくなります。しかし、バッテリーが持続する時間しか作業を続けることができません。

・エンジン式
動力源が電気のものと比べると、本格的なタイプの草刈り機になります。エンジンの馬力が高いものであれば、効率よく雑草を刈ることができるでしょう。しかし、馬力の大きなタイプだと駆動音が大きいことや燃料の燃費が悪いことがデメリットです。

ハンドルで選ぶ

ハンドルのタイプによって使いやすさが変わるため、作業効率に影響します。そのため、自分が握りやすいと思うタイプを選ぶことが大切です。タイプは「両手ハンドル」「ループハンドル」「ツーグリップハンドル」があり、それぞれについて詳しくご紹介します。

・両手ハンドル
草刈り機のシャフトと呼ばれる棒の部分に、U字形のハンドルがついたタイプです。ハンドルを両手で持つことができるため、操作に安定性があります。また、作業者と刃のあいだに一定の間隔がつねに確保されているので、事故も少ないです。ただし、両手ハンドルのものは、柔軟な体勢をとることがむずかしいので、傾斜や障害物が多い場所での使用には向きません。

・ループハンドル
名前のとおり、草刈り機のシャフト部分に、ループ状の持ち手がついたタイプです。ループ状になったハンドルを左手で持って使うことにより、シャフトの高さを上下に動かすことができ、柔軟に動くことができます。両手ハンドルと比べて体勢が固定されないため、体への負担が少なく済みます。

・ツーグリップハンドル
こちらのタイプは、U字のハンドルやループ状のハンドルはついていません。シャフト部分を直接手で握って、使用するタイプになります。シャフトを直接握って動かすため、こまやかな動きが可能です。そのため、傾斜や障害物が多いような場所に向きます。ただし、扱いがむずかしく、腕への負担も大きくなるため、上級者向けの草刈り機といえるでしょう。

持ち方で選ぶ

持ち方の種類には、草刈り機を背負うタイプと肩にかけるタイプがあります。持ち方によって効率性と体への負担が異なるので、ご自身に合ったものを選ぶとよいでしょう。

草刈り機を背負うタイプは、重さが全身に分散されて体への負担が少なくて済みます。また、操作性も高く自由に刃を動かすことができます。しかし、操作が自由になるぶん、ご自身を傷つけてしまわないように注意が必要です。

いっぽう、肩かけタイプは、草刈り機の重さが肩一点に集中してしまうので、長時間の使用には向きません。また、刃の動きは自由が利きづらく、体勢が固定されます。融通は利きづらいですが、初心者の方にとっては操作性の面で扱いやすいタイプです。

重量と音量で選ぶ

軽量なタイプのほうが、長時間の作業や、力のない高齢者や女性の利用に向いています。電気式の草刈り機はエンジン式の草刈り機と比較して、軽量です。さらに、背負うタイプの草刈り機であれば、体への負担も分散できるでしょう。

また、広大な敷地で作業する場合や近隣に住民がいない場合を除いて、音量は小さめの草刈り機を選ぶとよいでしょう。エンジン式はパワーがあるため、効率よく草刈りをおこなうことができますが、駆動音が大きいため、周囲の方にご迷惑をおかけしてしまします。駆動音を気にするのなら、電気式の一択になるでしょう。

間違えやすい?草刈り機と芝刈り機

草刈り機と似た機械に、芝刈り機があります。両者の違いは一体なんなのでしょうか。草刈り機と芝刈り機とでは、草刈りの目的が少し変わります。

草刈り機の目的は、雑草を刈ることです。一方の芝刈り機の目的は、芝生を刈ったうえで芝をキレイに整えることになります。

草刈り機の刃は、機械からむき出しになった状態で高速回転しています。この高速に回転している刃をあてて、雑草を刈るのです。石が飛んできたり、刃が体にあたったりするおそれがあるため、危険性が高いです。

いっぽう、芝刈り機の刃は機械からむき出しになっていませんので、ケガをしてしまうリスクが少なくなります。また、芝刈り機は、草刈り機のように刃を動かす必要もなく、ゆっくりと押して使います。

草刈りは自分でキレイにできる?

草刈り機は上述したとおり、芝刈り機のように草の高さをキレイに整えるような目的はありません。あくまでも、草を刈ることだけが目的です。そのため、草刈りをキレイに仕上げられるかどうかは、使用者の腕次第といえるでしょう。

傾斜がある場所や障害物が多い場所は、草刈りの難易度も高まるため、初心者の方にとってキレイに仕上げることは、むずかしいといえるかもしれません。また、こういった作業がむずかしい場所では、キックバックも起きやすい傾向にあるため、ケガのリスクも高まるでしょう。

お庭の雑草処理をキレイに、かつ安全におこないたいとお考えの場合、やはりプロに依頼するのが一番ではないでしょうか。プロに依頼することで費用はかかってしまいますが、時間の節約や、キレイな仕上がりが期待できます。また、なによりもケガのリスクを解消できることも安心です。

弊社では、キレイな仕上がりになることはもちろん、雑草の処分まで請け負うこともできます。また、24時間365日いつでも受け付けいたしております。草刈りの範囲が広くてお困りの方や草刈り機の使用に不安がある方などは、お気軽にご相談ください。

草刈り機を使用するときの注意点とコツ

雑草を効率よく処理するためには、草刈り機はとても便利な道具です。しかし、一歩使い方を間違えてしまうと大きなケガにつながりかねません。そこでここでは、草刈り機を使用するうえで注意しておきたいポイントや上手に草刈りするコツをお伝えします。

飛散防止カバー

飛散防止カバー

飛散防止カバーとは、刈った草が飛散してしまうのを抑えることができるアイテムです。草刈り機の刃の上あたりに取りつけて使います。飛散防止カバーを使うことで、足元が汚れるのを防ぐことが可能です。こちらのアイテムは、あくまでも汚れを防ぐことが目的になります。安全性を高めるためには、下記にあるように適切な服装を心がけていきましょう。

作業をするときの服装

草刈りに適切な服装を心がけることで、安全性を飛躍的にあげることができます。ご自身の安全を守るためにも、服装には十分、気を遣いましょう。

・長袖、長ズボン、軍手:刃物を扱うため、肌を露出しないようにしましょう。

・帽子:日焼けや熱中症を防止するために、必須のアイテムです。

・長靴:雨が降った日の翌日などで、土がぬかるんでいる場合などに重宝します。また、傾斜地の草刈りをおこなう場合、転倒対策にスパイクのついた長靴を準備するとよいでしょう。

・保護メガネ:草刈り機を使っていると、たびたび石が飛んでくることがあります。大切な目を守るために、保護メガネをかけるようにしましょう。

キックバック

先述したとおりですが、キックバックとは、草刈り機の刃が切り株や岩などなにか固いものにあたって、跳ね返ってくることをいいます。この跳ね返りはとても危険で、刃が体にあたってケガをすることがあるのです。キックバックを防ぐために、切り株や岩など、障害物となるものを事前に確認しておくとよいでしょう。

切れ味が悪い?草刈り機ナイロンカッターの交換

ナイロンコードが摩耗して、切れ味が悪くなったら交換しましょう。以下では、ナイロンコードをナイロンカッターに巻きつけて使うタイプの交換方法をご紹介します。

【1】ナイロンコードを切る
ナイロンコードは、必要なぶんを自分でカットして使います。切る長さが短すぎると、ナイロンコードを交換する頻度が多くなっていまいます。反対に、切る長さが長すぎると、ナイロンコードがナイロンカッターに収まらなくなってしまうのです。そこで、ナイロンコードは1.5メートル程度に切るとよいでしょう。

【2】ナイロンコードをU字に曲げる
ナイロンコードは、ナイロンカッターのヒモを巻く部分にひっかけます。そのため、ナイロンコードをひっかけることができるように、ナイロンコードをU字になるように折り曲げましょう。また、ナイロンコードを折り曲げた先端の長さは、揃えないようにします。先端の片方の長さが、もう片方の先端の長さより15センチ程度長くなるように調節しましょう。

【3】U字に曲げたナイロンコードをナイロンカッターのヒモを巻く部分に巻きつける
U字に折り曲げたナイロンコードを、巻いていきます。ナイロンコードのヒモをまく部分に「くぼみ」がありますので、U字の部分をそのくぼみにひっかけて、巻きましょう。ナイロンコードは反発性があるため、ナイロンコードが外に飛び出ないよう手で押さえながら巻くのがポイントです。ナイロンコードは最後まで巻かずに、先端部分は残しておきます。

【4】ナイロンコードの両端を穴から出す
ナイロンカッターのヒモを巻く部分には、ナイロンコードの先端を出すための穴が2カ所あいています。引き続き、ナイロンコードが反発しないよう気をつけながら、ナイロンコードの先端を穴から出しましょう。

【5】ネジとストッパーで固定して完了!
ナイロンコードの先端を穴から出しても、まだ気を抜かないようにしましょう。ナイロンコードとヒモを巻く部分を固定するためにネジを締めつけます。最後に、上からストッパーをはめ込んだら完了です。

上手に草刈りをするコツ

ナイロンカッターを使って草刈りをする際に、草刈り機の動かし方にはコツがあります。下記にあることを守って作業することで、仕上がりがキレイになるだけでなく安全性も向上するでしょう。

・刃の位置と向き
高速で回転している刃が地面にあたると、砂や石が跳ね返ってきます。そのため、ナイロンコードは地面につけないように、少し浮かし気味にしておきましょう。また、ナイロンコードの向きも大切で、ナイロンコードと地面は平行になるように傾きを調整します。

・刃の振り方
刃の振り方は、つねに右から左です。振り終わって左側にきた刃は、再度、右側に戻して、右から左に振ります。つまり、動作を「右から左」に固定して、雑草を刈るということです。この動作の理由は、刃の回転方向にあります。ナイロンコードは、時計回りに回転しているため、右から左にあてることで雑草を刈りやすくすることができるのです。

・数回にわけて刈る
エンジン式のナイロンカッターと比べて、電動式のナイロンカッターは、軽量で扱いやすいメリットがある反面、パワーが弱いという弱点があります。そのため、長く伸びた雑草や絡みあっている雑草は、一度では刈りづらいです。

そこで、雑草を一度で刈ろうとはせずに、数回にわけて刈るようにするとよいでしょう。1回目は雑草の上部、2回目は中部、3回目は下部、のように段階を踏むことで、パワーが弱いナイロンカッターでも刈り取ることができます。

お庭の雑草対策「草刈り」「防草シート」はおまかせください

数ある草刈り機のなかでも、ナイロンカッターは比較的安全に使うことができます。チップソーや金属刃は金属製の刃ですが、ナイロンコードは共重合ナイロンという素材でできていてヒモのような形状をしており、回転した刃が自分にあたってしまってもケガしにくいのです。

安全性が高いナイロンカッターですが、その反面パワーが劣るというデメリットがあります。パワーが弱いナイロンカッターでは、固く頑丈な雑草や広範囲の草刈りには向きません。そのため、お庭の柔らかい雑草が刈り取りたい場合など、使える場面が限られているのです。

また、初心者にやさしいナイロンカッターですが、それでも、刃の交換や機械の操作にはコツが必要になります。そのため、はじめのうちは思ったように仕上げることができないかもしれないのです。

ひとくちに草刈りといっても、草刈り機の導入から草刈りの実施、刈ったあとの雑草の処分と、初心者の方のなかには、敷居が高いと感じる方もいるかもしれません。そこで、このように面倒な草刈りは、業者に任せてみることをご検討されてみてはいかがでしょうか。業者に草刈りを依頼すれば、面倒に感じる作業はすべて引き受けてもらえます。

また、草刈り後に雑草が生えにくくなるように、雑草対策についても依頼することができます。雑草対策のひとつに、「防草シートを張る」という方法があります。防草シートを張ることで、植物の生育に欠かせない日光を遮断することができるので、雑草が生えづらくなり、今後の草刈りの負担を軽減することができるのです。

弊社も、草刈りから雑草対策、草刈り後の雑草の処分まで、ワンストップなサービスを提供しております。24時間365日いつでもご相談をうけたまわっておりますので、雑草のことでお困りの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

雨の日の草刈りの実態!プロはどう判断する?どうしても場合の注意点

雨の日の草刈りの実態

雨の日の草刈りは、おすすめできません。なぜなら草が濡れて倒れていると、草刈り作業がやりにくいうえ、草刈り機が雨水によって故障したり、感電といったトラブルにもつながったりしてしまうからです。

とはいえ、「天気にかかわらずどうしてもこの日にやりたい」「小雨程度なら大丈夫かな?」とお悩みの方も多いでしょう。そんな方のために、雨の日に草刈りをする場合の注意点や正しい作業方法について解説していきます。

さらに、草刈りがより効果的になる時期や頻度、作業の手順、草刈り機の使い方のコツもご紹介します。いつもの草刈りを少しでも楽にするため、そちらもぜひご覧ください!

雨の日の草刈り「ちょっと待った!」

草刈機メーカーのほとんどは、雨の日に草刈り機を使うことは推奨していません。ここでは雨の日は草刈りを避けるべき理由をお伝えしていきます。

「雨の日に草刈りは絶対にやっちゃだめ?」「草刈り業者に依頼した日が雨……作業してもらえる?」という疑問を解決するためにも、まずは雨の日に草刈りをするとどうなるのかを知っていきましょう。

雨の日の草刈りをおすすめできない理由

雨の日の草刈りの実態!プロはどう判断する?どうしても場合の注意点

雨の日の草刈りをおすすめできない理由は以下の2点です。

理由1:草刈り機の事故、故障を誘発して危険だから
理由2:作業効率が悪いから

詳しくみていきましょう。

まず、雨の日に草刈機を使うことは危険です。雨が降っていなくても、雨や台風の直後の使用も避けたほうがよいでしょう。なぜなら、草刈り機は機械である以上、水気に弱いからです。雨粒や草に残った水気によって、漏電や故障を引き起こすおそれがあります。

さらに、雨天時やその翌日などは地面がぬかるんでいて、雑草も倒れてしまっており草刈りがしづらいでしょう。そのため、晴れの日よりも草刈りの効率が落ちてしまいます。晴れの日以上に労力をかけて丁寧に草刈りしても、思ったようにきれいにならないかもしれません。

なお、雨の日やその翌日は、草刈り機を使った草刈り作業はおすすめできませんが、手作業での草むしりなら大丈夫です。土が柔らかくなって、草を引き抜きやすくなっています。

プロの対応は?

続いて、雨天時の草刈り業者の対応についてご紹介します。業者によって「小雨なら請け負うこともある」「緊急でなければ小雨でも延期する」「延期する」など対応は様々です。全体的には、作業時の危険を考慮し、雨天での草刈り機の稼働は控える傾向にあります。

業者に草刈り作業をしてもらう日が雨の場合、作業を延期するかどうかは業者に確認・相談してみるとよいでしょう。

どうしても雨天におこなう場合の注意点・コツ

あまりおすすめできませんが、小雨であれば草刈りをおこなうことはできます。「どうしてもこの日に草刈りしたい」という方は、これからご紹介する注意点やコツをよく読んだうえで草刈りをするかどうか判断してください。

【注意点】

1:草刈り機の内部に水が入り込まないようにする
雨がかからないようにカバーをかけ、草刈り機を丁寧に動かすなど、細心の注意を払いましょう。

2:それでも草刈り機が濡れてしまったら…
草刈り機が濡れてしまったら、すぐに水気を拭き取ります。その際は安全のため動力を落とし、エンジンや電気の供給を停止させ、熱が引いてからおこないます。

3:雨が強くなってきたら作業を中断する
雨が強くなってきたときは、危険なので無理せず作業を中断してください。天気予報と空模様を、こまめにチェックしながら作業しましょう。

4:服装について
濡れたり汚れたりしても困らない服装で、動きやすさも重視しましょう。ぬかるんだ足元で草刈り機を慎重に扱わなければならないためです。また、長靴や、雨が目に入るのを防ぐためのゴーグルがあるとよいでしょう。

【倒れた草・台風後の草刈り作業のコツ】
倒れた草は、草刈り機で起こすような感じで刈るとうまく刈れます。具体的には、草が向って右側に倒れている状態で、草刈り機を右から左へ動かすように作業をするとよいでしょう。

雨天時の草刈りはプロに相談しよう

これまでご紹介したように、雨の日の草刈りは注意するべきことが多くあります。できれば延期するか、作業をプロに依頼することをおすすめします。状況によっては雨天でも請け負ってくれる業者もいるようなので、問い合わせてみるとよいでしょう。

庭や畑の草刈り時期|頻度や時間帯を選んで効率アップ!

庭や畑の草刈りは、慣れていても意外と大変な作業です。「できれば1回でも作業回数を減らしたい」「作業時間を短くすませたい」……そんな場合は、雑草の勢いをおさえるために草刈りの時期や頻度に気をつけることが大切です。ここからは草刈りをより効果的におこなうために、草刈りに適した時期をご紹介していきます。

適期、頻度

雨の日の草刈りの実態!プロはどう判断する?どうしても場合の注意点

草刈りは、1年に3回おこなうのがおすすめです。具体的には6~7月、9~10月、11~12月の3回です。

雑草は、水と日光で成長します。6~7月は雨が多く、雑草の成長スピードも速まります。そのため、雨と日光を受けて雑草がある程度成長し終えた、梅雨明けから数日後に刈るのが理想的です。

9~10月は気温が下がってくるので、植物の成長が遅くなり、元気もなくなってきます。元気がない状態で雑草を刈ることで、これから伸びようとするエネルギーをおさえることができます。そして、冬前に雑草は枯れ始めます。11~12月の草刈りでは、枯れた雑草をきれいに除去しましょう。

天候

雨のあと、天気がよい日がしばらく続きそうなら草刈りは避けるべきです。なぜなら、先述したように水と日光があると、雑草が元気になり成長が活発になるからです。そうなると、せっかく草刈りしても、すぐに草が伸びてきてしまうかもしれません。草刈りをするときは、雨のあとの数日後……つまり、草が成長しきったころをねらうのがよいでしょう。

時間帯

草刈り機を使用して草刈りをする場合は、音が響くので早朝や夜遅い時間は控えてください。また、暗い中での作業は危険なので、日中におこなうようにしましょう。ただし、夏は熱中症の危険があるので、涼しい午前中におこなうのがよいでしょう。

今刈っておかないと!でも時間がない…そんなときは

「頻度や天候を考えると、この日に草刈りをするのがベストなタイミング!けれどその日は予定がある……」そんなときこそプロの出番です。忙しいあなたの代わりに、プロが的確・スピーディーに草刈りを終わらせます。

草刈りについてお悩みの方はぜひ“草刈りお助け隊”にご相談ください。まだ依頼するかわからないという方も、どうぞ安心してお気軽にご相談くださいませ。相談やお見積りは無料となっております。

草刈りがはかどるコツ!庭・畑・田んぼもスッキリ

範囲が広かったり傾斜があったりすると、草刈りはとくに大変ですよね。うまくおこなうには、コツがいくつかあるので知っておくとよいでしょう。ここでは、草刈り機を使いこなすためのコツをお伝えします。自分は玄人だと思っている方も、おさらいしてみる価値ありです。ぜひご一読ください。

草刈り機の動かし方

雨の日の草刈りの実態!プロはどう判断する?どうしても場合の注意点

草刈り機の刃は左回転です。そのため、草刈り機を右から左に動かすとうまく刈りやすいです。草刈りでは、右から左に刈って、左から右に戻すという動きを繰り返していきますが、その際は体ごと左右に振ることを意識しましょう。腕だけで操作してしまいがちですが、体ごと動かすことで、より安定感が増します。

もうひとつ注意したいのが、長い草を刈るときです。長い草は一気に刈るのではなく、数回にわけて刈りましょう。長い草を一気に刈ろうとすると、草を巻きこんで草刈り機が停止してしまうおそれがあります。

草刈り機の保管方法

エンジン式の草刈り機を1週間以上使用しないときは、燃料タンクから燃料を抜いておきましょう。燃料がつまりを起こして、エンジンがかからなくなってしまうことがあるためです。

草刈り機の選び方

今後、草刈り機を買い替えたいと考えている方へ向けて、草刈り機の動力ごとの特徴を簡単にご紹介します。草刈り機を使う場所や、使う人の体力に合わせてぴったりなものを選ぶことで、大変な草刈り作業を少しでも楽にしていきましょう。

・電動、コード式
草刈り機が軽いというメリットがある反面、コンセント周辺でしか使えないという不便さがあります。あまり広くないお庭などにおすすめです。

・電動、充電式
広範囲で使うことができますが、バッテリー切れに注意しましょう。一度に広範囲の草刈りをすませたいなら複数のバッテリーを用意する必要があります。

・エンジン式
エンジン式の魅力はなんといってもパワーでしょう。ただし、電動のものより重く、騒音も大きくなってしまいます。広い畑や田んぼで、ぼさぼさになった雑草を一気に刈りたいのならおすすめです。

広い場所の草刈りは大変…

田んぼや畑など、広い場所の草刈りはひとりでは大変でしょう。“草刈りお助け隊“では、お庭や農業用地など、様々な場所の草刈りに対応しています。

広くて手が回らないからといって草刈りをあと回しにしていると、荒れて手がつけられなくなってしまいます。そうなる前に、プロの手も借りながらきちんと管理していきましょう。

草刈り|急な斜面にはグッズを使おう!事故多発で危険な作業

草刈り 急な斜面

斜面での草刈り機を使った作業は決して楽なものではありませんよね。体勢を維持するだけでも、体への負担がかかってしまいます。また、斜面での草刈り作業は予期せぬ事故につながってしまうこともあるのです。

そのため、プロであっても作業用のグッズを使っている現状があります。そこで今回は、斜面での作業におすすめしたいグッズ、主な事故の原因、草刈り機の選び方などをご紹介していきますので、これから草刈り作業をおこなう方は、ぜひご一読ください。

斜面の草刈りをするために

斜面での草刈り作業は平地での作業と違い、足元も安定しないため大変な労力をともないますよね。この章では、草刈りをおこなう際、作業効率を上げてくれる便利なアイテム3選をご紹介していきます。斜面用のグッズを使うことで、楽に作業することができるので、参考にしてみてください。

斜面用にあると便利なアイテム

斜面用にあると便利なアイテム

〇アルミステップ
体勢を崩すことなく斜面での草刈りをおこなえるグッズです。アルミステップには爪がついているため、斜面に突き刺すことで正方形の簡易階段を一時的に作り出すことができます。斜面であってもしっかりとした足場を作り出すことができるため、立ったままの作業はもちろん、2台あれば、交互にアルミステップを移動しながら作業することができます。

〇法面ステップ
アルミステップ同様、簡易階段を作り出すことができるグッズです。法面(のりめん)とは、人工的な斜面のことをいいます。法面ステップを横に複数並べて使うことで、斜面に長い足場を作ることが可能です。そのため、草刈り作業をおこないながら、横への移動をスムーズにおこなうことができるでしょう。法面ステップには、杭を突き刺す穴がついており、杭が斜面と足場を固定する仕組みとなっています。

〇斜面用スパイク
斜面用スパイクは、足場を作るのではなく、スパイク自体が斜面と足元を固定する仕組みとなっています。斜面用スパイクを履くことで、踏ん張りながら体勢を維持する必要がないため、余計な力を使うことを解消することができるでしょう。

また、小判型の板にスパイクと紐がついており、作業靴を履いたまま装着することが可能になっています。サイズは、フリーサイズで、レバーで足とスパイクとの隙間を絞る仕組みとなっており、ワンタッチで装着できるものもあるようです。

斜面(法面)で草刈りをするコツ

草刈り機は、反時計回りにブレード(刃)が回転する仕組みとなっています。実際に、草を刈るには、作業者は右側から左側へ草刈り機を移動させることになります。

これは、ブレードの向きが反時計回りであるため、左側から右へ草を巻き込んだ場合、ブレードが草を巻き込んでしまいあまり草が刈れないことが理由です。そのため、右側から左に草刈り機を移動させるほうが、草をスムーズに刈ることができます。

基本的には、草刈り機は作業者の右側に持つほうがよいでしょう。この方法であれば、刈り取った草がその場に落ちるので、効率良く作業できるのです。これは、草刈り機を背中に背負うタイプ、肩にかけるタイプであっても変わりません。

斜面での作業は、上方から下方へ、作業者にとって右側から左側へと草刈り機をスライドさせていきます。再度草刈り機を上方へ戻し、上から下へと一定の間隔で草を刈り取るのです。

また、草が長い場合にはブレードを往復させる必要があります。その場合は、1回目は上部を右側から左側へ刈ります。2回目で草の下部を左側から右側へと刈るのです。これにより、一度の作業で長い草も刈ることができるでしょう。

斜面の草刈りならプロにおまかせ

斜面での草刈り作業は楽なものではありません。実際に、草刈り機を背負いながらの作業は、予想以上の疲れがたまってしまうでしょう。また、集中力が切れてしまうと、草刈り作業は、予期せぬアクシデントを生んでしまうおそれがあります。もしも、斜面を刈上げてしまった場合、草刈り機のブレードが跳ね上がってしまうこともあるのです。

草刈り作業を安全におこないたい場合は、一度業者に相談してみてはいかがでしょうか。確かな技術と安全面にも配慮した作業で、きちんと草刈り作業をおこなってくれるでしょう。弊社であれば相談無料ですので、まずはお気軽にお声かけください。自宅や所有されている空き地、農業用地などさまざまな場所での草刈りに対応できる業者をご紹介いたします。

草刈り機の事故!3割が斜面で起きている

草刈り機に関係した事故の3割は斜面で起きており、事故の原因にはいくつか理由があります。作業中に、思わぬアクシデントに出会わないようしっかりとした対策が必要でしょう。

草刈り機使用中の主な事故

草刈り機使用中の主な事故

〇作業中に姿勢を崩す
斜面での草刈り作業中に起こる主な事故として、作業中に足元を滑らす、つまづいてしまうなど、姿勢を崩してしまったなどの原因によるものが挙げられます。斜面での作業ですので、スパイクのついた靴を履き、安定した姿勢を保つこと、斜面の角度が強ければ、ステップを設置するなどして対策を心がけましょう。

〇草刈り機の回転
草刈り機のブレードの跳ね返り、小さい石やブレードがかけたことによって、その破片が飛んできてしまうなど事故の要因はさまざまです。目はゴーグルなどで防護し、作業服は厚手のものが望ましいでしょう。また、草刈り機に飛散防止用のカバーをつけると、小さい石やブレードの破片が飛んでくることを防ぐことにつながります。

〇環境の確認不足
草刈り作業ですので、ゴミや木の株、コンクリート状の構造物など、草むらに隠れてしまっているおそれがあります。これらに気づかないまま草刈り機を使ってしまうと、固いものにぶつかったブレードは弾き返され、作業者に跳ね返ってくるおそれもあるのです。

そのため、対策として作業前にこれらを撤去しておく必要があります。また、撤去がむずかしいようであれば、草刈り機を使わずに手作業で草刈りをおこなうとよいでしょう。

〇エンジンを止めていなかった
作業中にエンジンを止めないまま、ブレードの巻き込み部分に詰まった草をとろうとして、事故につながることがあります。動いている草刈り機のブレードは大変危険ですので、エンジンは必ず止めて、詰まっているものの確認、除去をおこなう必要があります。

なぜ斜面での事故が多い?その理由

草刈り作業中は、姿勢に負担がかかりがちです。機械を左右に動かすことにより、作業者は常に体重移動をおこなっているので、バランスを保つための負荷がかかります。

斜面での作業は、傾度が高いとより一層その負荷が強くなってしまうでしょう。これにより、姿勢を崩してしまうことが事故につながっているのです。とくに雨などで足場が濡れていると、より事故の確率が高くなってしまうおそれがあります。

草刈り機の扱いには注意が必要

草刈り機の扱いには十分注意が必要です。斜面の作業に限らず、平地でも事故は起きてしまうおそれがあるのです。環境によっては、コンクリートや木の株など、刈り取れないものにブレードがあたり、草刈り機が跳ね返ってしまうことがあります。

これをキックバックといい、キックバックしたブレードが作業者にあたってしまうと危険です。作業中は、無理な姿勢はとらず、環境をよく確認したうえで草刈り機を使用しましょう。

安全・安心な草刈りといえば…

斜面の作業だけでなく、平地での草刈りについても草刈り機の扱いには安全を心がける必要があります。実際に自分で草刈りをおこなうことは、大変な作業であり、事故を防ぐためにも集中しておこなわなければなりません。しかし、業者であれば、適切な方法で草刈りをおこない、安全にも配慮した方法で作業してくれるでしょう。

弊社にご相談いただければ、弊社がご紹介する草刈りのプロが現地にて状況を確認し、その際、無料でお見積りをさせていただきます。その場でのキャンセルも可能ですので、まずは、お気軽にご相談ください。

どの草刈り機がよい?比較して選ぼう

草刈り機にはそれぞれ特徴があるため、いくつかの押さえておきたいポイントをご紹介します。違いを比較し理解することで、草刈り機を選ぶ際の参考にしてみてください。

草刈り機を選ぶときのポイント

草刈り機を選ぶときのポイント

〇動力
草刈り機の動力には、おもに電動式、充電式、エンジン式の3種類があります。です。電動式はコンセントをつなぐことで動きは限定されてしまいますが、作業中の音が静かという点がメリットです。また、電動式はパワーの面で少し弱いことも特徴として挙げられます。

充電式であれば、作業の場所を選びませんが、電動式と同様の性能となっています。ガソリンをエネルギーとするエンジン式は、パワーがもっとも大きいことが特徴的です。しかし、作業音は大きいので、使う環境での注意が必要になります。

〇刃
刃はナイロン製と金属製にわかれているようです。ナイロン製は、柔らかい草などを刈ることに向いているため、生い茂る草むらでの使用には向いていません。一方、金属製に該当する、チップソーは刃がノコギリ状であり円形の形をしていることが特徴的で、草むらでの使用にも向いています。

ほかにも、金属刃タイプではノコギリタイプではないものもあります。金属刃タイプは、刃の枚数を自分で選ぶことができ、刈る範囲の調節ができるのです。かかる費用もチップソータイプより安くなっています。

〇ハンドル
両手で掴めるU字型のハンドルのあるものが、一般的な形となります。機械は軽く作業者との距離も一定です。安定した作業を得意としますが、動きが制限されてしまうデメリットもあります。

また、ループハンドルといって、円のようにハンドルが一周つながったタイプがあります。左手でループハンドルを持ち、長さを調節することができるうえ、両手で使うこともできるようです。両手タイプでは、長さが固定されており、斜面での作業を不得意としますが、こちらは無理な体勢をとることなく作業ができるようです。

ほかにも、ツーグリップハンドルというものがあります。こちらは、ハンドルがなく直接棹(さお)の部分にグリップがついている形となっています。そのため、角度調節が容易であり、グリップを握る手首を返すだけで環境に合わせ、刈りたい部分を変えることができるのです。

ただし、棹についたグリップを握ることで、草刈り機を支えているため、腕への負担は大きくなってしまいます。斜面のない広い敷地内など、細かい作業を必要としない作業にはあまり向いていないでしょう。

〇持ち方
草刈り機は背中に背負うか、肩にかけるかの2種類になります。背中に背負えば、重さが分散して使い勝手もよくなり、刃先の向きも自由に動かすことができます。おもに山間部での草刈りに用いられることが多いです。

一方、肩かけの場合は、一方向にしか刈ることができないため刈残しを減らすことができるでしょう。また、着脱が簡単であるため緊急時にすぐに取り外すことができます。しかし、エンジンとブレードの間が離れているため、小回りが利かないという点がデメリットです。肩かけ式の草刈り機は、平地や傾斜の緩やかな斜面での使用に向いています。

メーカー別の特徴

ここまで草刈り機の種類についてご紹介しました。しかし、数ある草刈り機のメーカーの中からどれを選ぶか迷ってしまうこともあるかもしれません。ここでは、それぞれのメーカーごとの特色を簡単にご紹介していますので、購入をお考えの場合は、ぜひお役に立ていただければ幸いです。

〇マキタ
マキタの特徴として、長年培ってきたバッテリーの技術により、持続力を高めることに成功しています。これにより、長時間の作業が電動式でも可能となっています。電動式であるため、気軽に充電して使うことができるでしょう。

〇ゼノア
小型機械のエンジン性能に人気があり、2ストロークエンジンを搭載することによって高いパワーを誇っています。また、草刈り機であっても、先端部分を付け替えれば、チェーンソーとして使うことが可能です。

〇ホンダ
多くの草刈り機を販売しており、自動車メーカーならではの、高性能なエンジンが魅力的です。また、ほかにはないサービスとして、草刈り機の故障に保険がつけられる点も魅力の一つです。

〇リョービ
一般的に家庭用の草刈り機を多く販売しています。パーツを減らし、構造をシンプルにしたことで、軽量化されているのです。また、燃費もよく壊れにくいので安心して使うことができるでしょう。

〇共立
多くの農業用機械を生み出してきた老舗メーカーです。山の中での使用を想定した、耐久力、パワーともに申し分のない草刈り機で、女性でも簡単にエンジンを起動することができるなど、独自の技術も持っています。

初心者や女性に優しい草刈り機の選び方

草刈り機には、初めて使う方や女性にもおすすめできるものがあります。草刈り機によっては、軽量化されているものや、片手で扱えるものもあるからです。また、グリップに起動スイッチがあり、誤作動防止のために安全装置がついているものであれば、安心して使用することができます。お庭のお手入れには、家庭用の草刈り機で十分に作業をすすめることができます。

雑草対策、雑草駆除のことならいつでもご相談お待ちしております

お庭や敷地内の雑草の処理は大変ですよね。とくに、真夏であれば雑草も伸びきっており、猛暑の中での作業は大変な労力となるでしょう。定期的な草刈りが必要とはいえ、負担はなかなかなものです。そんなお悩みをお持ちの方は、一度、業者に相談してみるのはいかがでしょうか。

業者であれば、雑草駆除を適切な方法でおこなってくれます。また、弊社であれば、雑草の駆除だけでなく、雑草の予防対策までおこなってくれる業者をご紹介することが可能です。まずはお気軽にご相談ください。

草刈りの単価は面積で決まる!費用の相場と内訳を徹底解説します!

草刈りの単価は面積

草刈りを業者に依頼する際に気になるもののひとつが費用です。草刈りの費用は、草刈りの単価だけでなく、草の処分費や業者の出張費など、さまざまなものを考慮しなければなりません。

本コラムでは、草刈りの費用を決めるポイントや、業者選びのコツなどをご紹介します。以下を参考に費用の予算を立てて、詳細は見積りで確認しましょう。

また、草刈りは専門業者以外の業者に依頼することも自分でおこなうこともできます。草刈り専門の業者に依頼することとの違いについても解説していますので、業者選びの参考にしてください。

草刈りの単価と費用がわかる!ポイントは4つ

草刈りの費用は、草刈りの単価・出張費・草の処分費で決まります。ただし、業者によって費用はさまざまなので、詳細を知るためには見積りが必要です。

ここでは、基本的な料金パターンと、費用を見極めるための見積りのポイントについて解説しますので、以下を参考に草刈りに必要な費用の予算を立ててみましょう。

【1】作業内容で変わる草刈りの単価

【1】作業内容で変わる草刈りの単価

草刈りは、草刈り機などを使って草を刈り取る草刈り、根から草を駆除する草抜き、除草剤を使って草を駆除する方法があり、それぞれ費用が異なります。

そして、雑草予防の施工など、草刈り以外の特殊な作業が必要な場合もまた費用が変わってくるので、それぞれの方法別で草刈りの単価相場を解説しましょう。

  • 草刈り:1平方メートル約30~300円
  • 草抜き:1平方メートル約450~1,250円
  • 除草剤:1平方メートル約50~200円
  • 特殊作業:1平方メートル約7,000~9,000円

上記の単価相場とは別に、業者ごとに規定の最低料金があり、庭の広さで計算して、規定の料金を下回る場合は、最低料金が必要な費用になります。

そのため、庭があまり広くないという方は、最低料金が安い業者を選ぶと、費用を抑えられるかもしれません。

【2】業者の出張費用に注意

草刈りの作業以外に費用がかかるもののひとつが出張費です。店を構えている業者は、そこから遠い場所で作業をおこなう場合、出張費がかかります。

出張費の金額は、決まっている場合もあれば、距離によって異なる場合もあります。近い場所であれば出張費は不要という業者もあるので、費用を抑えたい方は、お住まいの場所に近い業者を選ぶとよいでしょう。

【3】刈った草の処分費用

草刈りは、作業後に刈り取った草が残ります。草の処分は自分でおこなうこともできますが、量が多いと一般ゴミとして処分できないこともあるので、自治体に処分が可能かどうか確認しなくてはなりません。

確認した結果、ゴミとして処分できない場合は、処分場に自分で持っていったり、処分業者に依頼したりする必要があります。

あれこれ確認をとったり、処分業者に依頼したりする二度手間をなくしたい方は、草刈り業者に草の処分までまとめて依頼しましょう。費用は処分費として別途かかる場合もありますが、適切な処分をおこなってくれるので、作業後の心配をしなくて済みます。

【4】相見積りをとる

草刈りの費用を見極める重要なポイントが相見積りをとることです。複数の業者の見積りを見ることで、費用の妥当性や細かいサービス内容の違いがわかります。

その際、複数の業者に自分で連絡するのは面倒でしょうし、依頼するかわからないのに連絡するのは気が引けるという方もいるかもしれません。

弊社では、見積りを無料でおこなえて、複数の業者から見積りをとることも可能です。納得がいかない場合は、キャンセルして別の業者の見積りをすることもできますので、じっくりと業者選びができるでしょう。

少しでもお得に草刈りを依頼するために、最低でも3社から見積りをとって、見積り内容を比較検討しましょう。

草刈りを専門業者に依頼するのはどうして?

草刈りをおこなう業者は、草刈り専門の業者から、外構工事をおこなうような業者までさまざまです。しかし、基本的には必要な作業が草刈りであるならば、草刈り専門の業者への依頼をおすすめします。

草刈り専門ではない業者に依頼する場合や、自分で草刈りをする場合のメリットとデメリットを解説しますので、自分に合う草刈りの方法を考えてみましょう。

草刈り専門以外の業者に依頼する場合のメリットとデメリット

草刈り専門以外の業者に依頼する場合のメリットとデメリット

草刈り専門以外の業者は、先述したような外構工事までおこなってくれる業者や、庭木の剪定など、草刈り以外の庭のお手入れまでおこなってくれる業者があります。草刈り以外にも必要な作業がある方には便利でしょう。

しかし、草刈りだけが必要な場合は、草刈りの方法や道具を取りそろえた専門業者のほうが、庭の広さや雑草の種類を気にすることなく依頼できます。

また、草刈りの専門業者以外の業者は、草刈りの単価を面積ではなく、作業時間や作業人数で決めている業者があるのです。

そのため、庭の広さや依頼する作業方法によっては、専門業者に比べて割高になることがあります。費用面での不安がある場合は、見積りをとって専門業者と比較してみてもよいでしょう。

自分で草刈りする場合のメリットとデメリット

自分で草刈りをおこなう場合は、作業自体には費用がかかりません。しかし、草刈りに必要な道具をそろえなくてはなりませんし、草刈り機などの大きいものは、置き場にも困ります。

そして、機械や鎌などを使う際に、使い慣れない方ではケガをするおそれがあるでしょう。草刈りの道具に使い慣れた業者に依頼することをおすすめします。

また、雑草がよく成長するのは春~夏にかけての暑い時期です。その時期に長時間草刈りをおこなうのは、熱中症などの危険性もあります。万全の対策をして作業に臨むプロに任せたほうが、安全に草刈りを終えることができるでしょう。

草刈りを業者に依頼する場合は、必要な作業がなにかによって、業者の選び方が変わります。しかし、草刈りをおこなう業者は数多く、必要な業者を探し出すのは手間のかかる作業です。

弊社では、お電話でお悩みや必要な作業について伺ったうえで、業者のご紹介をいたします。業者によって異なる作業内容なども考慮してのご紹介になるので、作業内容を自分で調べる必要がありません。

草刈りの作業だけでなく、業者探しの手間も減らして、楽に草刈りを完了させるために、ぜひ一度ご相談ください。

優良な草刈り業者に依頼するための4つのコツ

業者選びで注目していただきたいポイントは、業者の作業内容だけではありません。希望の作業内容が含まれている業者のなかで、さらに優良な業者を選択するために、業者選択の4つのコツを覚えておきましょう。

【1】実績や口コミを確認

【1】実績や口コミを確認

お金を払ってプロに依頼するのであれば、実績のある業者に依頼したいと思うでしょう。業者のホームページなどで、作業件数や作業事例をあげている場合は、それらを確認してみるとよいかもしれません。

また、口コミサイトで評判を見るものおすすめです。実際に業者を利用した方の意見なので、どのような対応を受けたのかなどの、ホームページではわからないようなことがわかります。

ただし、口コミは利用者の主観による意見です。正しい情報ばかりが並んでいるわけではないので、あくまでも参考程度と考えておいたほうがよいでしょう。

【2】現地調査をおこなってくれる

庭には庭木や大きな石など、草刈りが不要な場所や草刈りが難しい場所がある場合も考えられます。単純に庭の広さだけで見積りをするのは、草刈りが必要な場所の判断や難しい作業に必要な道具の準備不足などのトラブルが発生するおそれがあります。

そういったトラブルを防ぐためにも、現地調査で詳しい面積や庭の状態などを確認したうえで作業をおこなってくれる業者を選びましょう。

【3】見積りの明細がはっきりしている

見積りは依頼を決めるうえで重要なポイントになります。サービス内容などの記載もあり、依頼者がどのように費用が使われるかを知るためのものです。

しかし、難しい専門用語ばかり並んでいたり、あいまいな表現が使われていたりする見積りもあります。見積りの明細は、内容がはっきりしている業者を選びましょう。

もしも見積りがわかりにくい場合は、一度業者に確認することをおすすめします。難しい表現をしていても、説明を受けることで納得できるようであれば、信頼してもよいといえるでしょう。

【4】対応が丁寧

口コミでも業者の対応について参考になる意見はあるかもしれませんが、自分が業者の対応にどう思うかは自分しかわかりません。

現地調査の際の対応や見積りついて質問した際の説明などで、気遣いの感じられる業者かどうかを見極め、対応が丁寧だと思う業者に依頼しましょう。

ご紹介した4つのポイントはどれも重要なものですが、すべての条件を満たした業者も多くあります。少しでも早く業者依頼をしたいという方は、弊社にお任せください。

弊社の無料相談窓口は、年中無休でご相談を受け付けています。深夜・早朝でも気になったタイミングでお問い合せいただけるので、日中が忙しい方でも利用しやすいでしょう。

また、現地調査や見積りも無料でおこなっていますので、草刈りの費用以外にお金がかかる心配もありません。悩んでいる間にも草はどんどん成長します。庭の雑草が気になったら、早めにご相談ください。

空き地の草刈りを怠ると大変な被害に!所有地は早めに雑草対策しよう

空き地の草刈り

雑草が生い茂ったまま放置された空き地のデメリットは、景観を悪くするだけではありません。空き地の草刈りをしないで放置すると、持ち主の知らないところで健康被害や治安の悪化などご近所トラブルが起きてしまうこともあるのです。

雑草を放置してご近所トラブルにつながる前に、空き地の雑草対策をおこないましょう。

この記事では、空き地に雑草を放置してしまったときの4つリスクについて紹介していきます。また、自力でできる空き地の雑草駆除の仕方や業者に依頼した場合の費用についてご紹介していきます。

空き地の雑草放置によるリスク

空き地をみると必ずといってもいいほど、雑草で生い茂っています。空き地ともなると雑草の生える範囲が広いため、手入れが大変になります。しかし、空き地に生えている雑草は放置してはいけません。それでは、空き地の雑草を放置するリスクを4つご紹介していきましょう。

【その1】環境への被害

【その1】環境への被害

雑草を放置すると、害虫といった環境への被害が考えられます。生い茂った雑草ほど害虫が住みやすい環境はありません。クモや蛾、ダニ、ムカデ、スズメバチとさまざまな害虫がよりつきます。

また、ご近所トラブルを引き起こす原因として臭害があります。臭害被害は雑草から発生するニオイが原因です。とくに「ドクダミ」や「キマケン」は強烈なニオイを放ちます。ニオイが原因で、クレームをつけられるおそれがあります。

【その2】健康への被害

雑草を放置するリスクの2つめは、アレルギーや喘息といった健康被害を及ぼすことです。花粉症のアレルギーとして有名な「ブタクサ」がその例です。

ブタクサは繁殖力が強く7月~10月にかけて花を咲かせます。風で花粉がよく飛散しますので、近隣の方に健康被害を与えてしまうこともあるのです。また、雑草の花粉や胞子により喘息を引き起こしてしまうことがあります。

【その3】治安悪化の原因になる

雑草が放置されると、どんどん繁殖していき伸び放題になります。そのため、印象がよくなく、治安が悪いというイメージをもたれてしまうことも珍しくありません。

また、雑草が生い茂っている中にたばこが捨てられてしまうと、引火して火事になる危険性があります。このようなことが起きれば、小さいトラブルでは済みません。

【その4】防災を阻害する

空き地は災害時の避難場所に指定されている場合があります。そのため、避難場所としてふさわしいように普段からきれいに草刈りをしなければなりません。避難場所に指定されていなくても、急遽空き地を利用されることがあります。ですので、空き地の手入れはきちんとおこなっておきましょう。

空き地の雑草は近隣に迷惑!早めに対処しよう

自分の敷地だからといって、雑草は放置しないようにしましょう。雑草を放置するリスクはすでにご紹介したとおりです。もし、以下のような状況であれば草刈り業者に依頼してみてはいかがでしょうか。

  • 遠方に住んでいて作業ができない
  • 草刈りをする道具がない
  • 草刈り作業に自信がない
  • すでにクレームがきている

雑草を放置するリスクはわかっていてもなかなか行動に移せないときがあります。そのようなときは草刈り業者に依頼をして早めに解決しましょう。

弊社では草刈りの知識が豊富な業者をご紹介しています。お客様のご都合やご希望にあわせた草刈りをおこなっております。とりあえず相談したい、見積りだけ欲しいという方でも、相談や現地見積りを無料でおこなっておりますのでご安心ください。

自力で空き地の草を刈る方法

空き地に生えているすべての雑草を刈るとなると、範囲が広いため思っている以上に労力がいります。そのため、なかなか草刈りに踏み切れない方も多いでしょう。なるべく、効率よく草刈りを済ませたいですよね。ここでは、草刈りを効率よく自力でおこなう方法をご紹介していきます。

草刈りに適した時期

草刈りに適した時期

草刈りは年に3回おこなうのが理想です。時期は、6月~7月・9月~10・11月~12月の3回になります。ただし、近隣からクレームが来ている場合は、時期に関係なく草刈りをするようにしてください。

6月~7月は、雨の量が多く日照時間が長いです。雑草にとってこの時期が最も生長しやすくなっています。そのため、本格的に生長してしまう前に刈り取りましょう。

9月~10月になると、雑草の生長が落ち着いてきます。そこで草刈りをすることで、さらに生長力が弱まっていきます。

11月~12月は景観を保つためにおこないましょう。冬になると雑草は枯れていきます。枯れているうちに刈り取り、美しい景観を保ちましょう。

草刈りに必要な道具

草刈りに必要な道具は以下のとおりです。

  • 草刈り鎌:草を刈るときに使用
  • 草刈り機:充電式やエンジン式など種類が豊富で範囲が広い場合に使用
  • 剪定はさみ:草刈り鎌や草刈り機の刈り残しなど細かい場所に使用
  • 熊手:刈った草を回収するときに使用
  • クワ:雑草を根から刈り取るときに使用
  • ほうき:刈った草を回収・ゴミ袋に入れるときに使用
  • ちりとり:刈った草をゴミ袋に入れるときに使用

必ずしもすべてを用意する必要はありません。ですが、用意しておいたほうが楽に作業を進めることができるでしょう。草を刈るときは刃物を扱いますので、注意しながら使ってください。

草刈りを効率よくおこなう方法

草刈りを効率よくおこなうには、作業前の準備が大切です。草刈りをおこなう前に空き地のゴミや石は拾っておきましょう。ゴミや石があるまま草刈り機を使うと石やゴミが刃にあたって飛んできたり、刃が折れたりしてケガや故障の原因になります。

また、傾斜がある空き地で作業をするときは下からおこないましょう。傾斜の上から作業をおこなうと下に刈った雑草が覆いかぶさるからです。

木や壁など障害物がある場合は避けて作業をしましょう。障害物のスレスレまで草刈り機で作業すると、刃があたって障害物が傷ついたり、機械が故障します。

草刈り後の作業

草刈りの作業が終わったら、雑草をそのまま放置してはいけません。放置した雑草の種子から繁殖してしまうことがあります。熊手やレーキ(ステンレスでできた熊手のようなもの)を使って、ゴミ袋に回収しましょう。自治体が指定する方法に従ってゴミを出します。

また、回収するときは、刈った雑草を干すとよいです。日に干されることで雑草に含まれる水分が蒸発され、ボリュームが減り片付けが簡単になります。

草刈りは想定外の重労働…

草刈り作業は何十分、何時間と太陽の下で作業をしなければなりません。また、草刈りの作業により腰を痛めたり、害虫に刺されたりしてしまいます。草刈り作業を自分でおこなうのは面倒という方もいらっしゃるでしょう。

そのような方は無理をせず、草刈り業者に依頼してみてはいかがでしょうか。日焼けや虫刺され、熱中症の心配がいりません。雑草の処分もしてくれます。

草刈り作業にお困りなら、「草刈りお助け隊」へご連絡ください。弊社ではお客様のご希望にあった草刈りの業者を紹介しております。どのような場所にも対応しておりますので、お気軽にお電話ください。

草刈りの依頼先・費用相場

草刈りのプロに依頼するとき、どこに依頼すればいいか迷いますよね。草刈りのプロといってもさまざまな依頼先があります。それぞれの依頼先の特徴を知り、自分にあうものをみつけましょう。

また草刈りを依頼すると、費用がかかります。草刈りを依頼するとどれぐらいかかるのか相場を知っておけば、業者を選ぶ基準になるでしょう。それでは、草刈りの依頼先や費用について詳しく解説していきます。

草刈りの依頼先

草刈りの依頼先

草刈りの依頼先は3つあります。1つめは草刈り業者です。お庭の手入れを専門におこなっている業者で、植物に関する知識が豊富です。

2つめはハウスクリーニング業者になります。ハウスクリーニングは、家のお掃除を代わりにおこなってくれる業者です。そのため、キッチンやお風呂など一緒にキレイにしたいところがある方に向いています。

3つめはシルバー人材センターです。シルバー人材は働く意思がある高齢者の方が所属している団体です。シルバー人材センターは1時間あたり約1,000円~と費用を比較的安く抑えることができます。

草刈り費用の決まり方

草刈りの費用の決まり方は以下の3とおりあります。

  • 面積(○平方メートルで〇〇円)
  • 作業時間(1時間で○○円)
  • 量(刈った草の量で○○円)

面積あたりで計算する費用の決まり方が一般的です。

作業時間での費用の決め方は、作業する業者の力量に任せることになります。そのため、狭い場所でも、ゆっくりと作業されれば料金は高くなります。

草刈り費用相場

草刈りを業者に依頼するときの費用相場は1平方メートルで500円前後が相場です。刈った草の処分費や面積、雑草の高さなどで費用の値段が変動します。

また、追加費がかかることがあるので注意しましょう。追加費の例としては、使用した道具(草刈り機など)の費用や出張費、別途作業費があります。

明日にでも草刈りをしてほしい!急ぐ場合は…

近隣からクレームがきており、すぐにでも草刈りをしてほしい方は「草刈りお助け隊」へご相談ください。お客様のご希望にあった草刈り業者をご紹介いたしております。365日24時間、電話での受付をしておりますので、お急ぎの方もご安心ください。

草刈りのコツ|最適な時期や「道具・草刈り機」を使った草刈り方法

草刈りのコツ

草刈りをする際は、雑草の特徴を把握して正しい時期におこなうのがよいです。また、草刈りに便利な道具や草刈り機を使用することで、草刈り作業をラクにすることができます。草刈りの時期を見極め、道具を上手く使いこなすことで効率よく草刈り作業を終わらせることができるのです。

このコラムでは、草刈りに最適な時期や便利な道具、草刈りのコツについて紹介しています。正しい道具の使い方を学んで、実際に草刈りをしてみましょう。

【草刈りのコツ1】適した時期と正しい刈り方を確認する

草刈り作業は、作業する時期をよく考えて取り掛かったほうが効率がよいです。また、雑草の正しい刈り方を押さえておくことで、草刈り後にまた生えてきてしまうのを防ぐことができます。ではここからは、草刈りをおこなう適期と刈り方について確認していきましょう。

草刈りの時期は年に3回

草刈りの時期は年に3回

草刈りに最適な時期は年に3回あります。おもに夏に入る前・夏が終わり、気温が下がり始める時期・冬に入る前です。以下ではそれぞれの時期が最適となる理由について説明していますので、ぜひ参考にしてみてください。

・夏に入る前の6~7月
夏になると気温の上昇にともなって、雑草の成長が盛んになります。その前に一度刈っておくことで、光合成をしにくくし、雑草の成長を抑えることができるのです。また、気温が上昇する前に作業することで、熱中症にかかってしまうリスクも抑えることができます。

・気温が下がってくる9~10月
この時期になると、気温が低下し始めます。気温が低下すると、雑草の活動も落ち着いてくるためこのタイミングでおこなうのがおすすめです。夏は草刈りしてもすぐ伸びてしまいますが、この時期は草刈りをしてもすぐには伸びてきません。さらに、気温が下がることで作業がしやすくなります。

・冬に入る前の11~12月
冬に入る前のこの時期は、気温の低下や日照不足によって雑草が弱っていることが多いです。そのため冬前の11~12月は作業がしやすくなります。また、雑草が弱って枯れかけていることで、草刈り後の処分が簡単となるメリットもあります。それに、冬の前にしておけば、春になって気温の上昇とともに伸びる雑草を慌てて刈り取る必要がなくなります。

このように草刈りをする際は、雑草の生育リズムに合わせておこなうのがよいでしょう。

草刈りは根の下を刈るのがオススメ!

草刈りは根元より下から刈るのがポイントです。雑草には「成長点」と呼ばれる部位があるのをご存知でしょうか。雑草は成長点を取り除かないと、せっかく草刈りをしてもまた伸びてきてしまうのです。

また、根をできるだけ残すのもポイントとなります。地中の土は雑草の根があることで、土と土の間に隙間が生じていて、根ごと雑草を抜いてしまうとその隙間が埋まってしまうため、土が固くなります。

土が固くなると、柔らかい土に生える雑草とは違う種類の雑草が生えてくる場合があります。固い土に生えてくる雑草は、柔らかい土に生える雑草よりも根の張りが強いものが多いため、除草作業が以前よりも大変となるおそれがあるのです。そのため、雑草の根は抜ききらず、残すようにしましょう。

しかし、雑草の種類によっては根から刈り取る必要があるものもあります。代表的な雑草として、地中に根を伸ばす「スギナ」があげられます。

【草刈りのコツ2】道具を上手に使って効率よく刈る

草刈り作業に最適な時期を知っておくのも大切ですが、作業時の服装や道具も準備しておくことも必要です。事前に準備をしておくことで、効率よく作業に取り掛かることができます。では草刈り作業で最適な服装と道具について確認していきましょう。

草刈りをするときの服装

草刈りをするときの服装

草刈りをおこなうにあたり、きちんとした服装を整えることでケガを未然に防ぐことができます。ケガをせず安全に作業をおこなうなら、万全な準備を整えてから取り掛かりましょう。

長袖や長ズボンを身につけることで、虫刺されや道具の使用によるケガを防ぐことができます。また、外で作業をするため、虫除けスプレーも用意しておくとさらによいでしょう。靴は長靴が最適です。サンダルを履いていた場合、虫刺されやケガをしやすくなるためとても危険です。

素手で刈ると、手をケガしてしまう危険性があるので手袋も忘れずに装着しましょう。夏場に長時間作業をする際は、熱中症対策として帽子も必要不可欠です。ほかにも、タオルや水筒があるととてもよいでしょう。

動きやすさ重視で軽装を選んでしまうと、ケガをする可能性が高くなります。また、長時間外で作業をしていると体調を崩すかもしれないので、休憩を挟みながら作業しましょう。

ラクに草刈りできるお手軽道具

簡単に作業をおこなうなら、鎌がおすすめです。鎌はサイズが小さいわりに、簡単に雑草を刈ることができます。また、座ったままでも作業ができるため、とても便利です。

鎌にもいくつか種類があるので自分に合う種類を選ぶとよいでしょう。たとえば、鋸鎌(のこぎりかま)と呼ばれる鎌は、刃がギザギザとしているため力をあまり入れなくても刈ることが可能です。三日月鎌という鎌は、刃の形がカーブしているため、雑草が刈りやすくなっています。

広範囲を草刈りする場合は、草刈り機がおすすめです。草刈り機を使うことで、短時間で刈ることができます。また充電して使える種類や、燃料を使って使用する種類もあるため、自分に合った種類を選ぶことが可能です。ほかにも刃の種類や持ち方、サイズなど種類が豊富な点も魅力のひとつです。

また、草刈り後の雑草処分で使える便利な道具もあります。刈草を集める際は、何度もしゃがんだり、しゃがんだまま作業することになるため、腰を痛めてしまうこともあるかと思います。そんなときに活躍するのがレーキです。

レーキを使えば座り込まなくても刈り終えた雑草を一箇所に集めることができます。草刈り後の作業もラクに済ませたいといった際に使ってみましょう。

より詳しい草刈り道具について知りたい方は、ぜひこちらもご覧ください。

⇒⇒草刈り道具のおすすめを紹介!プロもチェックしている便利グッズ

草刈りって案外腰に負担がかかる……

腰を痛めている場合、長時間座って作業をするのは大変だという人もいるかもしれません。草刈り道具には、立ったままでも作業ができる道具もあります。

また、立ち作業がつらくなったときや、地面に座るのはちょっと気が引けるといった人は、事前に農作業向けの椅子を用意しておくとよいでしょう。タイヤつきのものや、椅子の高さが調節できるものなど種類がたくさんあるので、自分に合うもの選んでみてはいかがでしょうか。

毎回草刈りをするのは体力的に大変・体を傷めてしまい、自分では草刈りができそうにないといった方がいましたら、プロに依頼することをおすすめします。弊社は草刈りに関する相談や疑問に電話でご対応いたしております。電話相談は無料ですので、お気軽にご連絡ください。

【草刈りのコツ3】草刈り機で広範囲を一気に刈る

「草刈りをしたいけど、範囲が広くて手作業では難しい」そんなときは、草刈り機を使うのがおすすめです。草刈り機を使うことで、広範囲の草刈りも短時間でおこなうことができます。ここでは草刈り機の選び方から使い方まで、一挙にご紹介していきます。

草刈り機の選び方

草刈り機の選び方

草刈り機は種類がたくさんあるため、使いやすさや作業の効率さなど、使う目的に合わせて選ぶのがポイントです。家庭の敷地内で使用する際は、電動式や充電式のタイプがおすすめです。これらのタイプは、エンジンを積んでないため重量が軽くて扱いやすい特徴があります。

また、これらは自宅で充電して利用ができるため、エンジン式のように燃料を購入したり補給する必要がありません。さらにエンジン式よりも作動時の音が静かなため、近所迷惑となるのを避けることができます。

エンジン式のタイプは、電動式や充電式よりもパワーが強いため草刈りをより簡単におこなうことができます。しかし、パワーがある分、作動時の音が大きくなるため気になる人には不向きです。

また、エンジン式は2サイクルと4サイクルの2種類あります。2サイクルは旧式のタイプですが、4サイクルよりも重量が軽くて費用も安いです。パワーも十分兼ね備えているため、家庭で使用する際は2サイクルがおすすめです。

草刈り機を使用するときの服装

草刈り機は刃を回転させて刈るため、刈った雑草や小石が飛びやすく、刃でケガする可能性も高いです。そのため、より安全な服装で作業をおこなう必要があります。1章で紹介した服装以外にも、次にあげる装備も準備しておきましょう。

  • 保護メガネ
  • 顔面を保護するマスク(フェイスシールドなど)
  • エプロン

保護メガネは、飛んできた雑草や小石から目を守る効果があります。「直接目にはあたらないだろう」と思っていても、目の近くに飛んでくる可能性もあるので、忘れずに準備しておきましょう。

顔面を保護するマスク(フェイスシールド)は保護メガネと同様に、雑草や小石が飛んできた際に顔を守る効果があります。顔を保護するマスクには、口元のみ覆うタイプのほかに顔全体を覆うことができるタイプもあるため、顔全体を覆う種類を選ぶとよいでしょう。そうすることで、目元と口元を一度に保護することが可能です。

口元を覆うだけのタイプだと、保護メガネと一緒に使用すると、メガネが曇ってケガや事故の原因となりやすくなるので併用は避けましょう。

エプロンは、着用することで衣服の汚れを防ぐことができます。必ず着用する必要はありませんが、身に着けることで作業中に飛んでくる雑草をエプロンで受け止めることができます。雑草の樹液や花粉、種子などが衣服につくと落ちにくくなることもあるため、できるだけ汚したくない場合はエプロンを着用するとよいでしょう。

草刈り機を使用するときのコツ

草刈り機は使い方のコツを知っておくことで、安全かつ機能を十分に活用することができます。使い方のコツを3つ紹介しますので、一度ご確認ください。

1.草刈り機は「右から左」に動かそう
草刈り機についている刃のほとんどは左側でよく切れる形になっています。そのため、草刈り機は右から左へ動かしたほうがよいのです。また、草刈り機を動かす際に、一緒に体も左右に動かすと水平に刃を動かすことができるため、きれいに刈ることができます。

2.刈るときは「刃先」を使おう
草刈り機の刃は基本的に、どこの箇所からでも切ることができます。ですが、そのなかでもより切れ味がよいのは刃先です。あまり早く動かすと絡まってしまうおそれがあるため、刃先を使って切るイメージでゆっくり動かすようにしましょう。

3.進行方向を意識して刈る
草刈りのコツとしてひとつ目に右から左へ刈ると説明しました。右から左へ向かって草刈りをしていると、雑草に目がいきがちになるため進行方向が斜めになってしまい、刈り残しができてしまうことがあります。

刈り残しを防ぐためには進行方向を意識してまっすぐに進むのがコツです。また、草を刈る場所の左端から刈り始め、刈り終えた雑草を左に寄せておくようにすれば、刈った草でほかの草が隠れることがなくなり、刈り損ねた雑草がないかが一目でわかります。

より詳しい草刈り機の使い方は、こちらのコラムを参考にしてみてください。

⇒⇒草刈り機は使い方次第!便利・安全に作業するための4ポイント

草刈り機のキックバックに注意しよう!

草刈り機を使って作業をする際、石などの障害物に気づかず刃が接触すると、とても危険です。刃が障害物にあたると、「キックバック」が起きるおそれがあるからです。キックバックとは、障害物にあたることで刃が跳ね返ることを指します。

刃が跳ね返ったと同時にバランスを崩すと、刃先が自分の体にあたり大けがをするおそれがあるのです。キックバックを防ぐには、障害物がないかを事前に確認しておくとよいでしょう。

広範囲の草刈りをプロに依頼したらいくらかかる?

草刈り機の使用による危険は、業者に依頼をすることで防ぐことができます。業者によって「面積の広さ」や「作業時間」、「除草する雑草の量」といった基準とするものが違うので、費用の決め方が気になる際は、業者に問い合わせるのがよいでしょう。ここでは面積の広さを基準にした費用を紹介します。

多くの業者は「1平方メートルあたりいくら」といった値で費用が提示されています。1平方メートルあたりの費用は、約3,000~5,000円が平均で、50平方メートルと約6,000~24,000円です。

ですが、雑草の高さや草刈り後の雑草処分の有無などによっては追加料金が発生することがあるので、正確な費用は業者に聞いてみることをおすすめします。草刈りを依頼しようにも、業者の数が多くて選べないと悩んでいる方がいましたら、ぜひ一度弊社にご相談ください。

弊社は24時間365日いつでも無料で電話対応をいたしておりますので、草刈りについての相談や、ご依頼がありましたらお気軽にお問い合わせください。無料で現地調査と見積りをお出しいたします。