スギナという雑草はまさに地獄草!対策をして悩みから解放されよう

スギナという雑草はまさに地獄草!対策をして悩みから解放されよう

お庭や畑の雑草に頭を悩ませていることはありませんか?「この前抜いたのに、もうお庭がジャングル!」と悩むこともしばしば……。

雑草は道端にも生えていたりするぶんには、気にかかることもないかと思います。しかし、我が家の敷地や、大切に作物を育てている畑などに生えてしまうと厄介です。日常生活の妨げになることもあり、余計な重労働の草刈りを強いられることになります。そして雑草はしつこく、刈ったり抜いたりを何度しても繰り返し生えてきます。

雑草にもいろいろな種類がありますが、人間にアレルギーなどの害を及ぼすものもあり、厄介な存在です。その中でも繁殖力がすごいことで有名なのは「スギナ」。今回はスギナについてお話したいと思います。スギナの生態や、除草方法などお庭や畑などに生息してしまった、雑草スギナにお困りの方必読です!

スギナという植物あなどるなかれ!戦いはここから始まった…

春になるとニョキニョキと生えるツクシ。日本では昔からツクシを取って食べる風習もありますが、実は、ツクシはスギナの胞子茎部分のことを指します。

基本的に湿気の多い場所を好み生えるのですが、畑や庭先などどんな場所でも生えて増殖していきます。スギナ自体は多年草なので地下茎は5~10℃の寒さでも地中で伸び、根っこをどんどん伸ばしながら、増えていきます。

草の部分を刈り取るだけでは駆除できず、放置してしまうとあっという間にどんどん繁殖します。このように完全に駆除することが非常に難しいため、「地獄草」というなんとも恐ろしい別名もあります。

雑草には、アレルギー物質を含有しているものが多くあります。まさに、スギナもそのひとつで、駆除しないままでいるとアレルギー体質で悩んでいる方がいるのであれば、体調不良の原因となりうる可能性があるので、十分に注意が必要といえます。

また、スギナを含め、雑草は放っておいたままでは害虫を呼び寄せる原因となります。スギナを食べてくれる虫もいますが、大切に育ててきた作物が虫たちに荒らされてしまう可能性もでてきます。

敵スギナで厄介なのは地下茎…敵は「強いしつこい抜けない3拍子」

  

スギナが分類されているシダ植物は、種ではなく胞子茎の胞子を使ってフワリフワリといつどこでも自由に、広範囲にわたって飛ばしていきどんどんしつこく繁殖していきます。そのため、今まではなかったのに、突然庭先にスギナが現れることも……

先述の通り、スギナは根茎を伸ばして繁殖をします。根茎とは根っこのことです。ここが一番厄介な部分なのです!他の植物ですと、根っこを傷めると栄養を取り入れる部分が遮断されてしまうわけですから枯れてしまいます。しかし、地獄草の名がつくスギナ。枯れるどころかそこからまた茎をだしてしつこく成長しようとします。

また、茎と同じ地下にある茎には、栄養茎と塊茎の二種類の茎があります。

この栄養茎・塊茎を使って根茎や新芽を生やして、パワーアップするかのごとく繁殖しつづけていきます。つまり、その栄養茎や塊茎ごと取り除かなければ、永遠に増殖しつづけてしますのです。

しかし、地面を掘り起こして地下茎の駆除をしようとして、トラクターや機械で掘り起こしたとしてもまた、根茎の節からまた生えてくるため、かえってスギナの増殖につながります。そのため、土を掘り起こしたり、ひきちぎって駆除したりといった方法はオススメしません。

スギナは、強く・しつこく・抜けない。この3拍子がそろっている厄介な植物なのです。

スギナと戦え!勇者は引っこ抜き作戦だ!

繰り返しますが、スギナの草刈りをしただけでは駆除したことにはなりません。「一生懸命やったのにもうこんな状態……。」あっという間にジャングルに元どおり。なんてこともあります。

目にみえる部分はスギナの一部分で、土の中にぐるぐると生えている根っこを取り除かなければなりません。

逆に言えば、その原因となっている根っこを全部取り除けばよいということです。しかし、広範囲にわたってぐるぐる生えているスギナの茎を全て自分で取り除くのは難しいうえに、スギナの根っこは、土中を伸び続けているのでどこまで根っこが伸びているかわかりません……。

必殺!除草剤!スギナで困ったら薬品というアイテム登場

スギナを完全に駆除するなら、除草剤が一番です。地獄草と呼ばれているスギナでもやはり、薬品の力にはかないません。土中に伸びている繁殖原因の根っこを根絶させるためには完全に枯らしてしまうことです。

スギナの駆除では、雑草の根や茎に作用し枯死させてくれる、グリホサート系の枯渇剤を使用してください。除草剤を使えば、手軽に用いることができて手間をかけることなくスギナやその他の雑草を駆除できます。草取りは大変重労働ですし、時間も取られることが嫌な方は、ぜひ利用を検討してみましょう。

そして今では、成分は同様の成分・効果が見込めなおかつ、お値打ち価格のジェネリック薬の商品もあるようです。さまざまな商品がでていますので、お店で商品の特徴などを見比べ、選ぶとよいかと思います。

しかし、いくら除草剤がスギナ駆除に効果的とはいっても、きちんとした方法で使用しなければ、うまく作用せず枯れないこともあります。しっかりとその商品の使用方法や注意事項を読んでから使用してください。

また、除草剤は薬品なので取り扱いには十分気をつける必要があります。小さなお子さんがいらっしゃるご家庭やペットを飼われているご家庭では、万が一誤って薬品を口にしてしまった場合、体に害を及ぼすことがありますので保管は厳重に管理してください。

防草シートでスギナの胞子の発芽、地下茎による繁殖を防御する方法もあります。シートで太陽光を遮って雑草の発芽を抑えることができるのです。ホームセンターなどでもいろいろなシートが売っていますが、できるだけしっかりとしたシートを選ぶと、長期にわたって使用でき雑草駆除にかける時間を大幅に減らしてくれるでしょう。

もうだめだ…戦いに敗れたらプロに助けを

  

いろいろな方法をためしてみてもダメな時は、プロの力をかりてお任せするのも良いかと思います。素人にはできない対処などもしてもらえるので心強いですね。数多くある業者の中からどこにお願いしたらよいかわからない方もみえると思います。

業者選びの際には、次の2つに注目してみましょう。

1.面積あたりの料金が明確にされていること。
それぞれの業者によって金額設定が違うかと思います。事前に施工作業価格や追加料金の見積もりをはじめに出してくれて、後で請求されないか確認するとよいでしょう。

2.草刈り専門にしているかどうか。
やはり、草刈りに特化している業者ですと草刈りに特化しているのでさまざまな対策や作業後の草の後始末など丁寧な作業をおこなってもらえるようです。

まとめ

今回は、地獄草とも呼ばれている繁殖力がすごいことで有名なスギナにクローズアップしてお話しました。自分で駆除する方法もぜひお試しいただいて、それでも、手に負えないようでしたら、専門業者にご相談してみてください。ご自身の希望している、施工作業やご予算に合わせいろいろな業者と見比べてみてください。

人間と自然が共存していくにはメリット・デメリットがあります。いろいろ工夫してより良い生活環境で日々くらしていきたいですね。

【葛除草】ツルが厄介なクズ|根こそぎ駆除する方法と予防法を紹介!

ツルが厄介なクズ

葛は自力で除草することが難しいといわれています。繁殖力が強く、どんなやせた土地でも再生するからです。そんな葛は、根こそぎ駆除をしてしまわない限り、絶やすことができません。

本コラムでは、厄介な葛の除草を効果的におこなう方法をご紹介いたします。もし、自力で葛を除草できない場合は、プロへの依頼も検討してみてください。また、葛の除草後の効果的な予防方法も解説していきます。

葛(クズ)を除草剤で駆除する方法

葛は除草剤で駆除することができます。ただし、駆除するタイミングや葛の特徴にあわせた除草剤を選択することが重要です。葛を除草剤で効果的に駆除する方法をみていきましょう。

駆除にベストなタイミング

駆除にベストなタイミング

駆除をおこなうときは、風が穏やかな日や晴れた日におこなうのがベストです。葛は除草剤を使って駆除をおこないます。除草剤は、風が強いときや雨が降る日に散布すると効果が得られません。風が強い日や雨の日は、除草剤がほかの場所に流出する原因になるからです。

また、秋冬の時期に駆除をおこなうことをオススメします。葛は秋冬になると葉が枯れ、主根が見つけやすくなるからです。主根に直接薬剤を注入することで、確実に駆除をすることができます。

どんな除草剤を選べばいいの?

葛の除草剤には「根まで枯らすタイプ」のものを使用しましょう。葛は根に栄養をため込む雑草のため、根から取り除かない限り再生するからです。

グリホサート系の除草剤はツルや葉にかけて根まで枯らします。強力な殺草力をもつイマザビル系の除草剤は直接根元に使います。しっかりと根元に効く除草剤を選ぶようにしましょう。

除草剤の使い方|服装から実践まで

除草剤の使い方についてみていきましょう。まずは、除草剤を散布するときの服装についてです。

安全に除草剤を散布するための服装は以下のとおりです。

  • 汚れてもいい長袖の服、長ズボン
  • 手袋
  • 防じんマスク
  • 保護メガネ
  • 帽子

除草剤は皮膚に触れると、かぶれるときがあります。そのため、肌が極力でないように長袖長ズボン、手袋をしておこないましょう。

また、口や目に除草剤やゴミが入らないように防じんマスクや保護メガネをすることをオススメします。長時間、外で作業をおこなうため、熱中症にならないように帽子をかぶるように心がけておきましょう。

次に、除草剤の散布の方法についてです。グリホサート系の除草剤は葉や茎から除草剤を吸収させて根まで枯らします。

そのため、葉に直接塗布したり、茎や根の切り口に除草剤を塗ったりして使用しましょう。土に散布しても効果はありません。除草剤に記載されている用法を守って使用してください。

また、除草剤の散布の仕方によっては、近くにある木やガーデニングの花まで枯れてしまうことがあります。葛を除草したいけれど、大切に育てている植物を確実に守りたいなら、プロに任せるとよいでしょう。

除草剤をまいても効果が得られない場合もプロにご相談ください。弊社にご連絡いただければ、葛をキレイに除草してくれるプロをご紹介いたします。相談は無料ですので、費用や業者選びなど気になることはお気軽にご相談ください。

葛(クズ)は厄介な雑草

葛は、なかなか駆除することができない厄介な雑草です。葛はつる性の植物で、根に栄養を貯める特徴があります。

根に栄養を蓄えて繁殖していくため、根から枯らさないといけません。根絶させるために効果的なのは、根まで枯らす除草剤ぐらいしかないのです。葛が除草しづらい厄介な雑草としていわれている理由を、さらに詳しくみていきましょう。

葛の繁殖力はハンパない!

葛の繁殖力はハンパない!

葛の除草が難しいといわれている理由は繁殖力が高いからです。ほかの雑草が生えないようなやせた土でも芽を出し成長していきます。

また、根に栄養を蓄える性質をもっています。そのため、冬に葉が枯れたとしても、根に栄養を蓄えている限り、春になると再び成長していきます。

さらに成長が異常に早いこともあり、数十メートル延びることもあります。また、つるが地面に触れることでそこから根を生やし、別株として繁殖していくため厄介です。痩せた土でも成長し、生命力の高さから、根絶させることが駆除するために大切です。

葛を放置すると……

葛を除草せずに放置をすると、二次被害が起きるかもしれません。そのため、被害が出る前に駆除することをオススメします。

葛は繁殖力が高いため、放置するとどんどん成長していきます。そのため、家の壁面全体や塀を覆うほど成長することがあります。

それがご近所の敷地まで伸びたら近隣トラブルに発展することも……。また、7月ごろになると小さい花を咲かせます。

花が咲くと花を目当てに、ハチなどの害虫がよってくるようになるのです。害虫にとって雑草が生い茂っている環境は住みやすいため、害虫が家のなかに侵入してくることもあります。

【注意】やってはいけない除草方法

葛を除草するときは、引っ張ってはいけません。根ごと引っ張ったとしても、千切れた根は土に残ったままです。葛は土に根が数ミリでも残っていると再生してきます。

引っ張って除草する行為は一時的にキレイになるその場しのぎにしかなりません。根から絶やすには引っ張る方法ではなく、除草剤を使いましょう。

除草剤を使っても、なかなか除草できないならプロに任せてみてはいかがでしょうか。手に負えなくなる前に除草をおこなわないと二次被害を出すかもしれません。

そうなる前に、弊社へご連絡ください。弊社では、葛のような厄介な雑草を駆除してきた実績をもつ雑草駆除のプロをご紹介しております。除草だけでなくお庭のメンテナンスもおこなえます。

葛(クズ)は駆除後も生えてくるかも!効果的な予防策

葛を除草剤で一掃できたからといって安心してはいけません。葛は少しでも根が生きていると再生してきます。再び生えてこないように予防をおこなっていきましょう。

【葛対策1】防草シート

【葛対策1】防草シート

葛を対策する一般的な方法のひとつに防草シートがあります。防草シートとは、日光を遮断する黒いシートのことです。植物は日光がないと成長することができませんので、雑草予防になります。

また、防草シートで地面を覆っておけば、飛来してきた種子が土に根付かないため、発芽を予防することも可能です。葛対策で防草シートを購入する際は、隙間のない不透水タイプのものを選びましょう。

水を通す透水タイプの防草シートは、隙間があるため、繁殖力のある葛は隙間から伸びてきてしまうことがあるからです。

【葛対策2】地面を固める

葛対策として地面を固めるのもオススメです。植物は成長するために、地面にしっかりと根を張る必要があります。そこで、根が張れないように地面を固めることで、対策することができるのです。

水に混ぜると固まる土というものがホームセンターで販売されています。葛を除草してから、土で固めてしまえば芽が出るのを防ぐことができます。防草シートよりも景観を守りながら、葛対策することができます。

葛の駆除や対策をプロに任せるという選択肢もある

葛に除草剤をまいても効果がない、対策してもすぐに生えてきてしまうなどでお悩みならプロに任せる方法もあります。プロは、市販で販売されている除草剤より強力な除草剤を使用し、それぞれの庭の環境に合わせた駆除や対策方法で作業をしてくれます。

駆除についての豊富な経験や知識をもつプロであれば、しつこい葛も駆除することができるでしょう。もし、葛の駆除や対策でお悩みがあるなら弊社へご相談ください。

弊社では、しつこい雑草を駆除してきた駆除のプロだけでなく、対策もばっちりおこなってくれるプロをご紹介いたします。駆除だけでなく、対策もおこなうことで、再び葛が生えてこないお庭にしましょう。

草刈りの便利グッズで雑草対策を楽に!草刈りを簡単にするコツ

草刈りの便利グッズで雑草対策を楽に!草刈りを簡単にするコツ

うっそうと茂った雑草はとても厄介。「庭の外観はキレイに保ちたいけど、草刈りは面倒……」草刈りの作業はついつい後回しにしてしまいがちです。しかし、後回しにしたくなる理由は、草刈りを簡単にする方法を知らないだけかもしれません。

今回は草刈りの便利グッズの紹介や、草刈りをラクにするためのコツについてまとめました!「自宅の庭の雑草を、今度こそはなんとかしたい」。そう考えているかたは、ぜひ参考にしてみてください。

草刈り前の下準備リスト

草刈りに必要なのは事前の準備とやる気、行動力が9割です。草刈りをするのはほとんどが明るい日中であり、汗をかきながらするイメージがあるとおり、雑草の増える夏場におこなうことも多いでしょう。

草刈りをいきなり、準備なしで始めてしまうのは多くの危険がともないます。作業を始める前に、まずは徹底した事前準備からおこないましょう。

◇ハチ対策は必ずしよう

草刈り中にもっとも注意が必要なのは、ハチと熱中症です。なかでもハチは、思いがけず巣を傷つけて刺されてしまう可能性があります。「アナフィラキシーショック」に代表されるように、ハチに刺されるのは、ときに命にもかかわります。

草刈りでは必ず、ハチ対策を万全におこないましょう。まず、服装は黒以外のもの、できれば薄めの色を選びようにしましょう。ハチは、黒い色に敏感に反応します。

またハチの巣は、草刈りをしている最中に思いがけず触ってしまったり、近くに寄ってしまったりする可能性もあります。この対策としては、草刈りをする場所を入念にチェックすることで対処できるでしょう。巣があればまずは駆除を業者に依頼しましょう。

香水や整髪料などの、香りが強いものもハチを寄せ付けます。そのため、草刈りの作業前は香水や整髪料の使用は避けましょう。草刈り現場では、オシャレな面に気をつかうよりも、ハチ対策を万全に整えることが鉄則なのです。

◇草刈りに最適な服装

草刈りの服装の基本は「露出を少なくする」ことです。防虫効果も踏まえて、長袖、長ズボンを身に着け、手袋なども使用して完璧な装備を整えましょう。細かい道具のリストは下記のものです。

  • 麦わら帽子
  • 長袖のシャツ
  • 長ズボン
  • ゴーグル
  • 手袋
  • 長靴

帽子は、熱中症対策も兼ねてつば広のものを選びましょう。また、シャツはできれば首までカバーできるものを、ズボンは長靴に裾が納まるものを選ぶようにすれば、虫よけ効果が高まります。手袋や長靴は、ともに滑り止め付きのものが好ましいです。

◇熱中症対策も忘れずに

草刈りのもうひとつの敵が、「熱中症」です。草刈り中の熱中症を防止するためには水分補給を頻繁(ひんぱん)におこなうこと。スポーツドリンクは水分と塩分、両方の補給ができるので、あると重宝します。

また、帽子をかぶって直射日光を避けること、冷却シートなどを使って体を冷やすことも同様におこなうようにしてください。熱中症は命にもかかわる危険なものです。草刈りの最中に、わずかでも異変を感じたら無理は禁物です。そんなときはすぐに休憩しましょう。

次の章では、草刈りに必要な道具と、草刈りの便利グッズを紹介します。

【手作業用】大変な作業を楽にしてくれる草刈り便利グッズ

【手作業用】大変な作業を楽にしてくれる草刈り便利グッズ

事前準備を整えて、ひとつひとつ草を刈っていく。草刈りは実際おこなってみるとかなりの重労働です。とくに大きな庭にうっそうと茂った大量の草を処理するには、1日以上の時間をかけておこなう必要もあるかもしれません。

そんな草刈りには、作業を楽にしてくれる便利グッズがいくつか市販されています。ここでは草刈りの基本的な道具から、応用編の草刈り便利グッズまで、簡単に紹介します。

◇【基本】草刈りに使う道具

まずは基本的な草刈りの道具を紹介していきます。

  • 草刈り鎌
  • 剪定用のハサミ
  • 熊手
  • 手押し台車

このあたりは見慣れたものでしょう。一般的に使う草刈りの道具といったところです。

◇【便利】草刈りをラクにする便利グッズ

こちらは草刈り道具の応用編、あると便利な草刈り用の便利なグッズです。

・ねじり鎌

草刈り鎌に対してねじり鎌は特殊な形状。とがった先端を地面に刺して、根っこから草を引き抜くものです。

・三角ホー

長い柄の先に付いた三角のくわ。「ホー」はくわの意味です。立ったまま草刈りができて、なおかつ根こそぎ草を引き抜ける草刈りの万能選手です。

・草刈り機

持ち手の先に鋭利なカッターが付いた草刈り用の機械です。大量の草を一気に刈るなら、草刈り機があると効率がグッと上がります。家庭用に静かなタイプもあります。

知っていないとソンする草刈りのコツ

草刈りはとにかく重労働!しかし、そんな草刈りにも作業を楽にするためのコツがあります。まずひとつは、雨が降った次の日を狙うことです。雨降りの次の日は地面が柔らかくなっており、草を抜くのに必要な力が少なくすみます。

また、草刈りに必要な手間を前もって減らせる方法もあります。それは除草剤を使うことです。除草剤を草に散布すれば、あとは草が枯れるのを待つだけ。たまにでも除草剤をまいておけば、草刈りにかかる手間も圧倒的にラクになります。

草刈りに便利グッズを使うのもよい方法ですが、こうしたコツや手段を知ることで、草刈りの手間はさらに減らすことができるでしょう。

草刈りしてもすぐ生える草には除草シートが便利!

草刈りしてもすぐ生える草には除草シートが便利!

草刈りの手間を減らすために、導入を検討したいのが除草シートです。除草シートは草刈りの便利グッズというよりはその前の段階、草の発生を予防するものです。

草の光合成を阻害して、成長を防ぎます。また、シートを敷くことで見た目もスッキリとしたものにできるでしょう。

広範囲の作業には草刈り機がおすすめ

広範囲に及ぶ草刈りは、便利グッズでも紹介しました草刈り機の使用がオススメです。草刈り機は長い柄とハンドルの先にカッターが付いた、電動式の草刈り用機械です。機能やサイズ、パワーもさまざま。業務用のもののほか、家庭用のものも販売されています。

草刈り機には電動式とエンジン式がありますが、家庭用にオススメするのは電動式です。電動式は音も静かで軽め、種類によっては女性のかたでも簡単に扱うことができます。エンジン式にパワーは劣りますが、家庭用なら十分といえるでしょう。

草刈りの便利グッズよりもっと楽で効果大なのは!?

ここまで草刈りのための道具や、草刈りの便利グッズを紹介してきました。しかし、なかにはそもそも草刈りをするのが面倒、できれば草刈りはしたくない、と考えているかたもいらっしゃるでしょう。

◇コンクリートにしてしまう

そんなかたには、より楽な方法があります。そのひとつ目の方法は、地面をコンクリートにすることです。地面をコンクリートにしてしまえば、生えてくる草をほぼ確実に予防することができます。

◇草刈りのプロに依頼する

ふたつ目の方法は、草刈りを業者に依頼することです。大きな庭の草刈りも業者に依頼すれば処理はラクラク、作業の質も安心です。グッズの費用や時間をかけてまで自分でおこなうよりも、依頼をしてしまったほうがずっと合理的といえるかもしれません。

また、草刈り後のアフターフォローをおこなってくれるのも嬉しいポイントです。記事のなかでも紹介してきた除草剤や除草シートの設置も、依頼をすればおこなってくれるでしょう。こうしたケアも、知識と実績のある業者ならではといえます。

まとめ

自宅の庭をキレイな状態に保つためには、草刈りが欠かせません。とくに雑草が多く、伸びきった雑草の処理は先延ばしにしてしまいがちです。この記事をきっかけにして、草刈りを始めてみてはいかがでしょうか?

草刈りは、まずは徹底した準備から。草刈りの作業中に危険な状況になり、体調不良などになってしまっては元も子もありません。また、草刈りには便利グッズもいくつかありますので、作業をラクにするためにも、ぜひ利用を検討してみてください!

草刈りは、始めるまでのハードルが一番高いものです。始めてしまえば、あとはすんなりと終わってしまうもの。しかし、その「初めのハードルを越えることが難しい」、そう感じるかたは、業者に作業依頼をしてみるのもよいでしょう。

きれいに庭の外観を整えて、見た目もスッキリ、気持ちもスッキリさせたいですね。草刈りのための参考に、ぜひ今回の記事の内容をお役立てください。

メヒシバという雑草は駆除対象!除草剤や防草シートで庭を守る方法

メヒシバという雑草は駆除対象

畑やお庭、芝生などさまざまな場所に自生するメヒシバにお困りの方も多いのではないでしょうか。メヒシバは雑草の一種で、繁殖力が強くいろいろな場所に生えるため厄介です。

放っておくと大量に発生するので、メヒシバを見つけたときは早めに駆除しておくようにしましょう。メヒシバの種が地面に落ちると、来年また生えてくるため予防や対策も大切です。

本コラムではメヒシバの特徴や駆除方法について具体的に解説しております。繁殖を防ぐためにも、メヒシバのことを詳しく知りましょう。駆除、予防で手に負えないようなら業者に相談してみてはいかがでしょうか?

メヒシバとはどんな雑草?

はじめに、メヒシバという雑草の具体的な生態や特徴をご紹介します。くわえてメヒシバに似ている雑草との見分け方、放置したときのリスクについてもご説明しますので、参考にしてみてください。

メヒシバの特徴

メヒシバの特徴

イネ科メヒシバ科の一年草であるメヒシバは日本全国で生えることもあり、あらゆる場所でみられます。先端には穂がついていて、大きさは約30~70センチにもなります。日当たりのよい所を好むため、畑や芝生、お庭だけでなく道端に生えることもあるほど生命力の高い雑草です。日当たりを好むものの、日の当たらない場所であっても育ちます。

メヒシバに似ている雑草

自然界には、メヒシバに似ている雑草が存在します。似ているものとして、メヒシバよりも大きい穂をつけるオヒシバがあります。メヒシバよりも小型のコメヒシバ、秋に穂が出るアキメヒシバなどは同じメヒシバ属なので、見た目はそっくりです。

メヒシバを放置すると……

メヒシバは、繁殖力が高く生命力のある雑草です。土がある場所であればどこでも生えてくるおそれがあるメヒシバは、放置しているとみるみるうちに広がっていきます。大量に自生しているメヒシバを駆除するのは大変骨が折れる作業です。後々のことを考えて、早い段階で手を打っておきましょう。次は、やっかいなメヒシバを駆除する方法についてご紹介します。

しつこい雑草・メヒシバを駆除する方法

ご自宅のお庭や畑などにメヒシバが生えていたら、すぐに駆除をすることが大切です。ここでは、メヒシバの駆除方法について3つご紹介していきます。

駆除方法1:手作業

駆除方法1:手作業

簡単な方法としては、手作業で抜いていくという方法です。メヒシバが大量に自生していないときは手作業でおこなうとよいでしょう。ヒメシバを抜くときは根っこを残さないように土ごと引き抜きます。

ヒメシバの根っこは浅いので引き抜きやすいです。しかし、万が一根っこが残っていると、そこからまた生えてくるので、しっかりと引き抜きましょう。

駆除方法2:除草剤

多くのメヒシバが自生している場合は、除草剤を使って駆除する必要があります。メヒシバはその名のとおり芝に生息しやすいため、除草剤を選ぶときは芝用を選ぶようにしましょう。

除草剤を使用するときは、以下の2つの場合にも注意してください。

  • お庭などに生えたメヒシバに除草剤をかける場合
  • ペットをお庭で遊ばせる場合

除草剤は場所や用途に応じて使い分ける必要があります。お庭でメヒシバを駆除したい場合は、雑草にだけ作用し、他の植物を傷つけない選択型のものを選びましょう。また、ペットが誤って飲み込んでしまうとけいれんを引きおこす場合もあります。

お庭にメヒシバが生えている場合は手で抜くほうが安全でしょう。ペットを飼っている場合は、ペットにとって無害なものを選ぶ必要があります。除草剤を使う際には、ご家庭の環境によって除草剤を使うべきかどうか見極めるようにしましょう。

駆除方法3:プロへ依頼する

より安全、正確、スピーディーに雑草駆除をおこなうなら、プロへお任せするとよいでしょう。業者へ依頼することで正しい除草をしてもらえるだけでなく、お忙しい方であっても自分に代わって雑草駆除をおこなってもらえます。

大量にメヒシバが生えていてなかなか駆除しきれない場合も、プロに依頼することでキレイな芝生やお庭を取り戻すことができます。

メヒシバを生えさせたくない!予防対策

「いまはメヒシバが生えていないけど、今後も生えさせたくない」という方に向けて、ここからは予防対策についてご紹介します。メヒシバの予防対策をご検討中の方は、ぜひご参考くださいませ。

予防対策1:防草シート

防草シート

メヒシバが自生しないように、あらかじめ防草シートを敷く方法です。防草シートはメヒシバの好む日当たりを遮断することができるので、発生を防ぐことができます。除草をしっかりおこなったあと、防草シートを設置しましょう。

予防対策2:砂利を敷き詰める

砂利をメヒシバの生えてほしくない場所に敷き詰めることで、日当たりを遮ることができるためヒメシバ対策となります。砂利のほかにもレンガや低木なども効果的です。先ほどご紹介した防草シートと併用して使うことでより生えづらくなるでしょう。

メヒシバが庭を占領!そんなときはプロにおまかせください

「いつの間にか庭一面がメヒシバに占領されている…!」といった場合、自分で完全に駆除しきるのは難しいかもしれません。駆除したつもりでも、根っこが残っているとまた生えてきます。

メヒシバの徹底した駆除を依頼するなら、プロへおまかせすることをおすすめします。弊社では、メヒシバの駆除を依頼していただけるお近くの業者をご紹介させていただいております。

メヒシバは厄介な雑草なので、少しでも根っこが残っていると翌年そのまた翌年と、自生するでしょう。弊社の加盟店スタッフはメヒシバの駆除から対策まで対応しておりますので、まずは遠慮なくお電話くださいませ。

まとめ

メヒシバは生命力が高く、ほとんどの場所で自生することができる厄介な雑草です。お庭や畑、芝に生えているメヒシバの雑草駆除は、手作業で抜くのが大変な場合は除草剤を使ってもよいでしょう。また、まだ生えていない場合でも予防しておくことが大切です。

しかし、自分で駆除しきれない場合や、予防で手に負えないようであれば業者に相談しましょう。早めに相談することで、ヒメシバの繁殖を最低限におさえることができます。

業者選びでお悩みの際には、弊社へお問い合わせください。条件に合った最適な業者を、迅速に派遣させていただきます。

ヤブガラシは放置すると大変なことに!駆除方法と予防策をご紹介!

ヤブガラシ

ヤブガラシは、フェンスや植木、塀の壁などに巻き付きながら生長していきます。そのため、「ヤブガラシのツルがいろんなところに絡みついてやっかいだ……」と、お悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

また、繁殖力が高い植物ですので、放置してしまうと近所の住宅にまで伸びたりしてしまい、さまざまな弊害をもたらすことがあります。トラブルになる前に、ヤブガラシを見つけたら早めに駆除をしましょう。繁殖力の高いヤブガラシを駆除するには根から絶やすことが大切です。

そこでこの記事では、ヤブガラシの駆除方法をご紹介していきます。ヤブガラシの被害で困っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

ヤブガラシはどんな植物?

ヤブガラシのツルは3メートルも伸びることがあります。そのため、ヤブガラシが繁殖してツルがたくさん増えてしまうと、駆除に手間がかかることで有名です。そんなヤブガラシにはどのような特徴があるのでしょうか。

ヤブガラシの特徴

ヤブガラシは放置すると大変なことに!駆除方法と予防策をご紹介!

ヤブガラシはブドウ科の植物で、根から繁殖するのが特徴です。根が少しでも残っていると再び伸びてくる生命力の強さがあります。

また、ヤブガラシは自力で状態を支えることができません。そのため、コイル状の「巻きひげ」と呼ばれる部分を木やフェンスなどに巻き付けて、覆いかぶさるように生長していきます。

6~8月にかけては黄緑色の小さい花を咲かせます。華やかさはありませんが、生薬として使われることがあるようです。花を咲かせたあとは、ブドウのような黒い実をつけます。

ヤブガラシの名前の由来

ヤブガラシの名前は「藪(ヤブ)」までも「枯らす」という意味からきています。藪を枯らしてしまうほど、覆いつくし繁殖するほど脅威的な雑草ということが伝わってきます。

また、別名では「ビンボウガラス」とも呼ばれています。庭の手入れをする余裕がないほど貧乏な場所に繁殖するという意味がつけられているようです。

ヤブガラシは食べられる?

じつは、ヤブガラシは食べられる雑草として有名です。ヤブガラシの巻きひげと葉は、おひたしや天ぷらにして食べることができます。

アクが強いので、一日アク抜きをしてから調理するようにしましょう。ワラビに似たコリコリした食感をしており、すこし辛味のある山菜の味がするようです。

ヤブガラシは放置厳禁!

ヤブガラシは食用として利用することができますが、放置しておくのはおすすめできません。ヤブガラシを放置するとさまざまな弊害をもたらすからです。

ヤブガラシを放置すると、害虫がよりつくようになります。ヤブガラシが繁殖することで、身を潜めやすいため、蛾やムカデの住処になるのです。

そして、ヤブガラシの花の蜜に誘われてスズメバチが寄ってくるようになります。スズメバチの毒は「毒のカクテル」といわれるほど強く、刺されると強い痛みや腫れを起こしたり皮膚や血液などの組織を壊したりします。

さらに、アナフィラキシーショックという全身に急激なアレルギー反応が起きると、呼吸困難や血圧の低下、意識障害などを引き起こし、場合によっては生命を脅かす危険な状態になります。その場合はすみやかに救急車を呼ぶなど病院で診察を受けなければいけません。

また、繁殖したヤブガラシに身を隠そうと害獣が寄ってくることがあります。さらに、野良ネコがトイレ代わりにすることもあるのです。

繁殖しすぎてしまったヤブガラシを一人で駆除するのは大変です。「放置したくないけど、自分で駆除できない……」というときは業者に頼ってみるといいかもしれません。

草刈りお助け隊では、日本全国を対象に雑草処理のプロをご紹介しております。しつこいヤブガラシもプロに任せれば、簡単に駆除することが可能です。作業の内容や、場所などお客様のご要望にそっておこなっておりますのでご安心しておまかせください。

やっかいなヤブガラシの駆除方法

ヤブガラシはなかなか駆除ができないやっかいな雑草です。ツルや葉を駆除しても、根が残っていれば繁殖していきます。そのため、ヤブガラシを駆除するには根を絶やすことが大切です。やっかいなヤブガラシの駆除方法をご紹介していきます。

駆除のポイントは「根」

ヤブガラシは根に栄養をため込み、繁殖をしていく植物です。そのため、根から絶たないと駆除はできません。草刈りをするのは効果的ではないでしょう。完全にヤブガラシを駆除したいなら、根を地中に残さないことです。

ヤブガラシを根から駆除するには3つの方法があります。それぞれの方法を順にみていきましょう。

【駆除方法その1】除草剤を散布する

ヤブガラシを駆除する方法の1つめは、除草剤を散布することです。とくにヤブガラシが生えている範囲が広い場合に向いています。

除草剤は、根まで枯らすタイプのものを選びましょう。除草剤を使用するときは以下の点に気をつけてください。

  • 説明書を確認し、用法・容量は守る
  • 近くに枯れては困る植物がある場合は、除草剤をかけないようする
  • 自分の肌につかないよう長袖長ズボン、手袋をしておこなう
  • ペットや子供が近づかないように気をつける
  • 翌日が雨の日、雨が続く日は避ける

除草剤の種類によっては効果が強力なものがあります。ですので、皮膚にかかると肌が荒れたりしてしまうかもしれません。使用方法を守ることはもちろん、身体への影響がないように服装に気をつけ、ペットや子供が寄らないようにしましょう。

また、葉や茎に直接吹きかけるタイプの除草剤は雨に弱いです。液体状の除草剤のため雨に流れてしまいます。雨が続く日に除草剤をまいても効果はありませんので、気をつけましょう。

粒状タイプの除草剤でしたら、多少の雨でも影響を受けにくいです。ですが、除草剤を散布してから乾く前に雨が降ると除草剤が流されてしまうことがあります。枯れさせたくない植物へ流されることもあるので注意しましょう。

【駆除方法その2】手で除草する

ヤブガラシを駆除する方法の2つめは、手で除草することです。「ヤブガラシの近くに枯らしてはいけない植物がある」「ペットがいる」などで除草剤を使うのに抵抗がある方に向いています。

手でヤブガラシを除草するときは、長袖長ズボン、軍手をしておこなうようにしましょう。ヤブガラシには害虫が住み着きやすいため、肌を露出しているとかぶれることがあります。防虫スプレーをしておくのも忘れずにおこなってください。

また、帽子や水分を用意しておくと便利です。何十分、何時間と時間のかかる作業になることもありますので、熱中症にならないように注意しましょう。

ヤブガラシは根から抜く必要があります。そのため、三角ホーや草取りフォークを用意しておきましょう。ヤブガラシを抜くときは根がちぎれないようにゆっくり抜いてください。

【駆除方法その3】業者に任せる

ヤブガラシを駆除する方法に業者に依頼する方法があります。しつこいヤブガラシを駆除するには時間と労力が必要です。そのため、なかなか時間をとることができない方や体力面で心配のある方は業者に任せてみるといいかもしれません。

植物の特徴を理解しているプロに任せれば、的確な作業をおこなってくれます。枯らしてはいけない雑草を枯らしてしまう心配もないでしょう。

ただし、業者に依頼をすると自分で作業するより費用がかかります。事前に見積りをとってから依頼すると費用や作業内容がわかり、安心して依頼できることでしょう。

草刈りお助け隊では空き地やお庭、マンションなどさまざまな場所のお庭のお悩みを解決するお手伝いをしております。日本全国を対象に、専門の業者をご紹介しております。現地調査を無料でおこなっておりますので、まずはご相談だけでもご連絡ください。

ヤブガラシ駆除後は予防もしておこう!

ヤブガラシを駆除できたら、予防をしていきましょう。予防を怠ってしまうと、再びヤブガラシの被害を受けることになるかもしれません。

ヤブガラシは数ミリでも根が残っていると繁殖することがあります。一時的な駆除で終わらせないためにも予防をしておきましょう。ヤブガラシの予防方法は4つありますので、順にご紹介していきます。

【予防方法その1】除草剤を散布する

ヤブガラシは放置すると大変なことに!駆除方法と予防策をご紹介!

ヤブガラシを駆除したあとも、根が残っている場合があります。そのようなときは、根に打ち込むタイプの除草剤を使いましょう。根に直接除草剤を流し込むことで、再び伸びてくることを防ぐことができます。

【予防方法その2】防草シートを敷く

防草シートを敷くことで、地面に日光が当たるのを防ぎます。そのため、ヤブガラシの根が残っていたとしても、生長に必要な日光を吸収することができず伸びてきません。

防草シートのほかに、タイルやレンガを敷き詰めるのもおすすめです。防草シートより見栄えがよく、日光を遮ることができます。

【予防方法その3】土地をこまめに耕す

土をこまめに耕すことで予防することができます。地中に残った根が耕されることで、地表に出てきて直射日光により干からび発芽しにくくなるのです。また、地下25センチ以下に根が埋まると、発芽しにくくなります。

地中に根が残ってしまっても、耕すことで地表にさらしたり、地下に埋めたりすることで予防することができます。

【予防方法その4】ほかの場所の土を混ぜない

ほかの場所の土を混ぜてはいけません。ほかの場所の土にヤブガラシの根や種子が含まれているかもしれません。土にヤブガラシの根が含まれていたら、再び伸びてきてしまいます。

そうなってしまったら、またイチから駆除をしなくてはなりません。肥料が必要であれば、園芸用品店などで購入したものを使用するようにしましょう。

予防策が効かなかった場合は……

予防策をしてもヤブガラシが再生してしまった場合は、業者に依頼しましょう。ヤブガラシを完全に駆除するには業者の力を頼ることも必要です。

業者に依頼をすれば、ヤブガラシを確実に駆除してくれるだけではありません。予防までおこなってくれるほか、定期的に作業をしてくれる業者もあります。

なかなかヤブガラシを駆除できないと感じたら、草刈りお助け隊にご連絡ください。植物の知識や駆除の経験が豊富なプロをご紹介しております。ご相談やお見積りは無料です。そのため、話だけ聞きたい、とりあえずどれぐらい費用かかるのか知りたいという方でもお気軽にご連絡ください。

芝生の雑草の簡単な除草方法!除草剤や業者を活用してお手入れを楽に


芝生の雑草の簡単な除草方法!除草剤や業者を活用してお手入れを楽に

芝生に生えてしまった雑草を駆除、予防するには、草刈り業者を利用するのがおすすめです。芝生の雑草を取り除くには、芝生をかき分けて草取りをしたり芝生用の除草剤を使ったりと、大変な手間がかかります。芝生に生える雑草は生命力が強いので、完全に取り除き、予防するのはとても困難です。

このコラムでは、芝生に生えることが多い雑草の種類、効率的な駆除方法、予防法を解説します。草取りの手間を省いて芝生の管理を楽にするには、業者に依頼するのもひとつの方法です。

業者を探すのが面倒だという場合には、ぜひ弊社のサービスをご利用ください。弊社には多くの草刈り業者が加盟しており、ご相談に応じて最適な業者を無料でご紹介しています。

芝生に生えることが多い雑草の種類と特徴

繁っている芝生のすき間を縫うようにして生える雑草は、とくに生命力の強い種類であることが多いです。芝生に生えている雑草がなんなのかによって、効果的な除草や対策の方法は変わってきます。芝生に生えてくる代表的な雑草をいくつかご紹介しますので、庭に生えていないか確認してみてください。

スギナ

  • トクサ科
  • 多年草
スギナ

春に胞子であるツクシとともに発生する雑草です。冬になると地上部は枯れますが、地中部分が残っていて翌年にまた生えてきます。茎がちぎれやすく、根から抜き取るのが非常に困難です。

スズメノカタビラ

  • イネ科
  • 一年草
スズメノカタビラ

おもに秋に発生し、冬を越します。日当たりがよければ一年中花をつけて種を落とすことができるため、一年中生えているのが特徴です。寒冷地や日陰、土の硬い場所や強く刈り込まれる芝生のなかでも育つ、強い生命力をもっています。

メヒシバ

  • イネ科
  • 一年草
メヒシバ

おもに春から夏にかけて発生する雑草です。地を這うように茎が伸び、伸びた先で新たな根を張る匍匐(ほふく)性のため、茎を途中で切っても先に根が残っていれば再生してしまいます。先端の穂の部分から種子を落として繁殖するため、草取りの際に種子をまき散らしてしまうおそれもあります。

オヒシバ

  • イネ科
  • 一年草
オヒシバ

メヒシバによく似た雑草で、発生時期も同じころですが、メヒシバよりもやや遅めです。メヒシバの茎が地面を這うように伸びていくのに対して、オヒシバは1ヶ所から放射状に茎が伸びます。そのため茎や根が非常に頑丈で、根元から引き抜くのが大変な雑草です。

カタバミ

  • カタバミ科
  • 多年草
カタバミ

春から夏ごろに発生する雑草で、3枚のハート形の葉が特徴です。見た目はかわいらしい草ですが、繁殖力が強く、芝生の成長を妨げることがあります。草丈は低いですが根を深く広げるため、駆除が困難な雑草です。

シロツメクサ

  • マメ科
  • 多年草
シロツメクサ

おもに春から秋にかけて発生します。3枚の葉をつける点はカタバミによく似ていますが、葉の形が丸いのが特徴です。一般に親しまれることが多いクローバーの一種ですが、カタバミと同様に芝生に悪影響を与えます。

タンポポ

  • キク科
  • 多年草
タンポポ

よくみられるタンポポのほとんどは、繁殖力の強いセイヨウタンポポという種類です。冬にも種をつけるので一年中発生し、綿毛で種を飛ばして広範囲に勢力を伸ばします。葉が地面にへばりつくように伸びるため抜くのが難しく、根が残っていれば再生する手ごわい雑草です。

コニシキソウ

  • トウダイグサ科
  • 一年草
コニシキソウ

春から夏にかけて発生します。発芽して1週間ほどで種をつける、成長の早い雑草です。地面を這って茎を伸ばし、枝分かれをしながら縦横無尽に広がっていくため、一度発生すると急激に増え、完全に駆除するのが困難になります。

チガヤ

  • イネ科
  • 多年草
チガヤ

ほかの植物が育ちにくい土壌でも発生する強力な雑草で、春ごろに多く発生します。地下茎(ちかけい)という地中の茎を伸ばして繁殖する性質があり、地上部を抜いてもこの地下茎が残っていれば新たな芽を生やすことができます。

ヨモギ

  • キク科
  • 多年草
ヨモギ

成長が早く、1m以上になることもある雑草です。大きくなったものは比較的抜きやすいですが、地下茎が残っていれば再生するため根絶は困難です。地下茎からはほかの植物の成長を阻害する成分を出し、芝生に悪影響を与えます。

ドクダミ

  • ドクダミ科
  • 多年草
ドクダミ

独特のにおいがあり、薬草としても知られる雑草です。春から秋にかけて発生し、日陰など湿った場所でよく育ちます。地下茎で増えるため繁殖力が非常に強く、根こそぎ駆除しなければすぐに再生し、増えてしまいます。

カラスノエンドウ

  • マメ科
  • 一年草
カラスノエンドウ

秋ごろに発生し、冬を越す雑草です。春ごろに紫色の花をつけ、エンドウ豆のようなさや状の実がなります。このさやが裂けてなかの種を弾き飛ばすことで、広い範囲に繁殖していきます。

セイタカアワダチソウ

  • キク科
  • 多年草
セイタカアワダチソウ

2m以上に成長し、ほかの植物の成長を妨げる成分を発生させて急速に増えるとてもやっかいな雑草です。茎は太くて刈り取るのも大変で、地中に地下茎が張り巡らされているので根こそぎ引き抜くのも困難です。

芝生の雑草を効果的に駆除する方法

芝生の雑草は草取りをしてもすぐにまた生えてきてしまうので、こまめに草取りが必要です。日ごろの草取りをできるだけ楽にする方法がいくつかありますので、ご紹介します。

適した時期に草取りをする

適した時期に草取りをする

最適な時期を狙って草取りをすることで、全体の草取りの回数を減らすことができます。草取りに最適な時期は、春、秋、冬の年3回です。

・春(6月ごろ)
多くの雑草は6月ごろから成長期に入り、活発に伸びていきます。その直前の春に発芽した雑草を除去しておくことで、その後の繁殖を抑えることができるのです。また、発芽したばかりの雑草は茎や根がそれほど大きくなっていませんので、比較的容易に抜き取ることができます。

・秋(9月ごろ)
雑草のなかには、秋に発芽するものもあります。春と同様に、本格的に成長する前に抜き取ってしまいましょう。また、夏に成長した雑草は秋になると種をつけはじめます。翌年の発生を防ぐためにも、この時期に草取りをするのがよいのです。

・冬(11月ごろ)
冬は多くの雑草が枯れる時期です。枯れた雑草を取り除くことで、景観がよくなります。また、枯れた雑草を放置しておくと、翌年に発芽する雑草や冬でも育つ雑草の栄養分になってしまいます。枯れた雑草は比較的簡単に抜き取ることができるのも、この時期が草取りに適している理由です。

除草グッズを使う

芝生のなかに生えた雑草を、1本ずつ手で抜き取っていくのは大変な作業です。草取りを楽にしてくれるグッズはいろいろとありますので、活用してみるとよいでしょう。

・草抜き
地面に突き刺すことで、雑草を根元から簡単に抜き取ることができる道具です。ギザギザのついたナイフのようなものや、フォーク型、カギ爪型のものなどがあります。

・電動草抜き
地面に突き刺した部分を回転させたり振動させたりすることで、深く根を張った手ごわい雑草でも軽い力で抜き取ることができる道具です。立ったまま草取りができる長い柄のついたものもあります。

・草取り鎌
雑草を根元から抜き取るのに適した形をした鎌です。芝生を傷つけないよう、刃の部分が細身になった芝生用の鎌もあります。

・芝刈り機を使う方法は注意が必要
普段芝生の手入れに芝刈り機を使っている人は、雑草も芝刈り機で刈り取ってしまえば手っ取り早いと思うかもしれません。しかし、雑草を芝刈り機でおおざっぱに刈り取ると、雑草の種や胞子をまき散らしてしまうことがあります。かえって雑草の繁殖を助長してしまうことになりますので、やはり雑草は1本ずつ根元から抜き取るのがよいでしょう。

除草剤を使う

除草剤は、植物の成長を阻害する薬剤です。除草剤を使えば雑草をまとめて枯らせることができるので、1本ずつ抜き取る作業が必要ありません。除草剤の種類や使い方について、この次の項目でくわしく解説します。

雑草や芝生の種類と状況に応じた除草剤の選び方

植物を枯らせる薬剤である除草剤を芝生で使うと、雑草だけでなく芝生も枯れてしまうのではないかと思うかもしれません。しかし、除草剤のなかには芝生には影響がなく、雑草だけを枯らせることができる便利なものもあるのです。

除草剤にもさまざまな種類がありますので、適切なものを選ばなければ期待する効果を得られません。ここでは、除草剤を正しく選ぶ方法を解説します。

状況と目的で選ぶ

状況と目的で選ぶ

どんな目的で除草剤を使うのかによって、適切な除草剤が変わってくるでしょう。芝生で使うことのできる除草剤の種類には、おもに以下のようなものがあります。

・特定の雑草だけを枯らせる選択性除草剤
枯らせられる植物が限られていて、そのほかの植物には影響を与えないのが選択性除草剤です。逆に、植物ならなんでも枯らせてしまうものを非選択性除草剤といいます。芝生のなかに生えた雑草だけを駆除するのであれば、選択性除草剤を選ぶ必要があります。

芝生を枯らせない除草剤には「芝生用」と表示されていることが多いので、それを選べば間違いないでしょう。選択性除草剤のなかには、茎葉処理型と土壌処理型という種類があります。

・成長した雑草を枯らせる茎葉処理型除草剤
すでに成長してしまった雑草を枯らせたいときには、茎葉処理型の除草剤を使います。これを雑草の上にまくことで葉や茎から吸収され、光合成を阻害するなどして枯らせる仕組みです。

・雑草を予防する土壌処理型除草剤
今後生えてくるかもしれない雑草を予防しておきたいという場合には、土壌処理型の除草剤を使います。この除草剤を地面にまき、土壌に成分が染み込んでとどまることで、地中にある雑草の種の発芽を抑制するのです。

使える芝生の種類で選ぶ

芝生には、大きくふたつの種類があります。野芝や高麗芝など、冬になると枯れたように茶色くなる暖地型と、ペントグラスやブルーグラスなどの、冬になっても青いまま保たれている寒地型です。

それぞれに性質が違いますので、適切でない除草剤を使うと芝生に悪影響を与えてしまうおそれがあります。どちらの芝生で使用できるのかが除草剤に表示されているはずですので、確認してから使用しましょう。

効果のある雑草の種類で選ぶ

選択性除草剤には、枯らせることができる雑草の種類が表示されています。特定の雑草を指定しているものもあれば、大きな分類で表示されているものもあります。効果的に雑草を駆除するには芝生に生えている雑草がなんなのかを確認し、それに対応した除草剤を選びましょう。効果のある雑草による除草剤の分類には、おもに以下のようなものがあります。

・イネ科雑草用と広葉雑草用
選択性除草剤が対応している雑草の種類は、おもにイネ科の雑草とそれ以外の雑草に分かれます。イネ科以外の雑草に効果のある除草剤には、「広葉雑草用」と表示されていることが多いです。イネ科の雑草は葉がまっすぐで細長く、広葉雑草は葉が横に広くなっています。

・一年生雑草用と多年生雑草用
雑草には、1年で枯れる一年生のものと、地上部は枯れても地中の部分は生きていて、翌年同じ雑草がまた成長する多年生のものがあります。多年生の雑草は地中で冬を越すため、多年生雑草に対応した除草剤を使い、根元まで駆除しておくことが大切です。

除草剤の使い方と注意点

除草剤の効果を十分に得るためには、正しい使い方を心得ておく必要があるでしょう。除草剤で芝生の雑草を駆除する際のポイントを解説します。

除草剤の散布に必要な準備

除草剤の散布に必要な準備

除草剤を安全に使うために、十分な準備をそろえてから作業をおこないましょう。除草剤を使う際には、以下のような準備が必要です。

・露出のない服装
除草剤が肌に付着すると、肌荒れや皮膚炎などの原因になるおそれがあります。半袖や半ズボンは避け、手袋や長靴などを着用し、できるだけ肌の露出がないようにしましょう。

・マスク・保護メガネ
液状の除草剤を散布する場合、霧状の除草剤を口や鼻から吸い込んだり、目に入ったりするおそれがあります。密着して防塵できるマスクや保護メガネを着用しましょう。

・帽子
日差しの強い夏場に屋外で長時間の作業をすると、熱中症の危険があります。日除けの帽子を着用して作業をしましょう。

・噴霧器・散布機
除草剤の効果を高めるためには、まんべんなく散布することが大切です。まき方にムラがあると、まき残した部分に雑草が発生してしまうことがあります。除草剤をきれいに均一に散布するには、液状タイプの場合は噴霧器、粒状タイプの場合は散布機があると便利です。

除草剤の散布時期と散布方法

除草剤には、液状タイプと粒状タイプがあります。基本的に、茎葉処理型の除草剤は液状、土壌処理型の除草剤は粒状であることが多いです。それぞれの効果を高めるための散布時期と方法をみていきましょう。

・液状タイプ
液状タイプが多い茎葉処理型の除草剤はすでに生えている雑草に効果がありますが、あまり大きく成長した雑草には効果が弱まることもあります。そのため、多くの雑草が発生して間もない春や秋の時期に散布するのが効果的でしょう。

液状タイプの除草剤は雑草の葉や茎から吸収されますので、葉や茎にしっかりと付着させることが大切です。雨の日や風の強い日に散布すると除草剤が流れ落ちて、十分な効果が得られないことがありますので注意しましょう。

水で希釈して使うものもありますので、各製品の用法、用量を確認してください。製品の容器自体にシャワーがついているものもありますが、そうでないものは噴霧器やジョウロを利用して雑草の上に均等に散布しましょう。

・粒状タイプ
粒状タイプが多い土壌処理型の除草剤は、地中にある雑草の種の発芽を抑制します。すでに生えている雑草には効果がありませんので、雑草が発生する前にまいておく必要があります。多くの雑草が発生する春と秋の直前、または草取り後や茎葉処理型除草剤を散布した直後に散布するのが効果的です。

粒状タイプの除草剤は、少しずつ溶けて土壌に染み込んでいくことで持続的に効果を発揮します。そのため液状タイプとは逆に、雨が降って地面が濡れているときに散布することで成分が土壌に溶け出しやすくなり、効果を高めることができます。

散布する際は手に取って振りまいていくか、散布機やふるいなどを使って均一にまいていきましょう。まき足りない部分があると雑草が生えてきてしまいますし、1ヶ所にまきすぎると芝生に悪影響があるおそれがあります。

除草剤を使う際の注意点

除草剤は強力な農薬ですので、使い方を誤ると人体や環境に悪影響が出るおそれがあります。除草剤を安全に効果的に使用するために、以下の点をあらかじめ確認しておきましょう。

・気温が30℃以上の日は避ける
夏は雑草の成長が活発で除草剤を吸収するスピードも早くなるため、除草剤の効果が高くなります。しかし、気温が30℃を超えるような日や日差しの強い日に散布をすると効果が高まりすぎて、芝生に悪影響を与えてしまうことがあります。30℃以上の高気温が続く真夏などには、除草剤の散布は避けたほうがよいでしょう。

・風の強い日は避ける
液状タイプの除草剤は霧状にして散布しますので、風が強いと思わぬ方向へ飛び散ってしまうおそれがあります。近隣の作物に悪影響があったり、洗濯物に付着したりしてトラブルになることも考えられますので、液状タイプの除草剤は風が強い日の散布を避けましょう。

・ほかの植物やペットなどへの影響
選択性の除草剤はほかの植物は枯らせないとはいえ、まったく影響がないとはいい切れません。枯らせたくない植木や花壇のすぐ近くはできるだけ除草剤を使わず、手で草取りをしたほうがよいでしょう。また、ペットや人間への影響も心配です。除草剤を散布した後には、しばらくその場所に立ち入りできないように注意したほうがよいでしょう。

・保管・処分の方法
除草剤は高温や直射日光で変質、揮発することもありますので、涼しくて日の当たらない場所に保管する必要があります。また、除草剤には有効期限がありますので、期限内にできるだけ使い切るようにしましょう。

もしも除草剤が余ってしまった際には、下水道や川などに捨てると環境汚染の原因になります。自治体で不要な農薬を回収している場合がありますので、確認しておきましょう。また、除草剤の入っていた容器は一般のゴミ収集とは別に回収している自治体もあります。必ず各自治体のルールに従って処分しましょう。

日ごろの手入れが大切!芝生の雑草予防対策

除草剤はほかの植物やペットなどへの影響が心配だし、種類や使い方が難しいのであまり使いたくないという人もいるかもしれません。除草剤を使わずに、芝生に生える雑草をできるだけ予防する対策方法をご紹介します。

刈高を高めにする

刈高を高めにする

芝刈りの際、芝の高さは20mm程度で刈ることが多いですが、刈高を高めの25mm以上にすると、ある程度の雑草を抑制する効果が期待できます。芝生の背が高くなると地表に日光が届きにくくなり、比較的背の低い種類の雑草は発芽しにくくなるのです。

頻繁な芝刈りで芝生の密度を保つ

ひとつの植物が密生している場所には、ほかの種類の植物は育ちにくくなります。芝生をすき間なく生い茂らせることが、雑草予防になるのです。芝生の密度を高めるためには、頻繁に芝刈りをおこなうことが大切です。

芝生は放っておけば上に向かって葉を伸ばそうとしますが、芝刈りで葉を切られてしまうと、今度は横に茎を伸ばします。この性質を利用して、芝刈りをすることで密度の高い芝生を保つことができるのです。芝生の種類にもよりますが、成長期には月に2~3回の芝刈りをするのがよいでしょう。

施肥のタイミングに注意する

芝生を元気に育てるために重要な肥料ですが、与えるタイミングによっては雑草を成長させる原因になることがあります。芝生の成長が弱まっている時期に肥料を与えると、芝生がその栄養を使い切れません。その余った栄養を使って、雑草が育ってしまうのです。暖地型芝は冬、寒地型芝は夏には施肥を控えましょう。

オーバーシードで芝生を青く保つ

暖地型芝は冬になると地上部が枯れます。寒地型芝も夏になると成長が止まり、高温が続くと枯れることもあります。この芝生の勢いが弱まる時期には、雑草が発生しやすくなるのです。

そこで、2種類の芝生を同じ場所で一緒に育てるのがオーバーシードという方法です。成長期が異なる芝生を一緒に育てることで1年中青い芝生を保てるだけでなく、お互いの弱まる時期をカバーして雑草の発生を抑制できます。

暖地型の芝生の上に、秋ごろに寒地型芝の種をまきます。種まきの前には、寒地型芝の種に日光が届くように暖地型芝を10mm以下に芝刈りをしておくとよいでしょう。種をまいたら目土を入れ、肥料を与えます。寒地型芝の芽が出てくるまでは、芝生を踏み荒らさないよう注意が必要です。

雑草を完全に防ぐのは困難

上のような方法で芝生の雑草をある程度抑制できますが、雑草がまったく生えてこないようにするのは極めて難しいことです。雑草は種から生えるだけでなく、小さな胞子が風で飛んできて発生することもあります。また、地中で地下茎という茎を伸ばして増えるタイプの雑草は地下茎や根が残っていれば再生できるので、完全に駆除するのも困難です。

芝生のなかに雑草が発生すると見栄えが悪いだけでなく、土壌の養分を奪われて芝生の成長が阻害されてしまいます。元気な芝生を保つためには予防対策をしつつ、生えてしまった雑草をこまめに草取りする必要があるでしょう。

草刈り業者に頼めばもっと楽になる

こまめに草取りをするのが大変だという場合には、草刈り業者を利用するものおすすめの方法です。草刈り業者を利用するメリットや費用、選び方のポイントをご紹介します。

草刈り業者のメリット

草刈り業者のメリット

草刈り業者を利用することには、自分で草取りをするのに比べてさまざまなメリットがあります。草刈りのプロならではのメリットをみていきましょう。

・時間と労力が節約できる
自分で草取りをしなくても済むので、当然それだけの時間と労力が節約できます。足腰を痛めたり害虫に刺されたりといった、草取り作業のいろいろなリスクも回避することができるのです。

・最適な駆除方法を判断できる
手ごわい雑草を駆除するには除草剤を使うのが効果的ですが、素人には種類や使い方が難しいところもあります。芝生に影響がないか不安だということもあるでしょう。除草剤にくわしい草刈り業者であれば、芝生や雑草に最適な除草剤を選び、適切に施工することができます。

・除草剤を使わない除草もしてもらえる
できれば除草剤を使いたくないという場合には、手作業での草取りにも草刈り業者は対応してくれます。定期的なサービスを提供している業者もありますので、雑草が再び生えてくればその都度取り除いてもらうことが可能です。

・芝刈りもしてもらえる
草刈り業者のなかには、芝刈りにも対応しているところがあります。草取りと一緒に芝生の芝刈りもしてもらえば、芝生の管理がいっそう楽になるでしょう。

・処分をしてもらえる
草取りの後には抜いた雑草を処分する必要がありますが、草刈り業者ではこの雑草を引き取って処分してもらうことができます。後処理にわずらわされることもなく、きれいな芝生を手に入れることができるのです。

業者を選ぶ際のポイント

料金やサービスなどは、草刈り業者によって差があります。よりよい草刈り業者を見きわめるためのチェックポイントをご紹介します。

・料金設定が明瞭で適正
草刈り業者の料金は面積で設定されていることが多く、おおよその相場は1坪あたり500円~1,000円程度です。業者のサイトなどを見て、料金設定が明瞭か、相場に対して高すぎないか確認しましょう。

また、料金は生えている雑草の高さ、除草剤や芝刈り機使用の有無などによって変動します。そのような条件についても詳細に記載されている業者は、ある程度の金額を把握した上で安心して依頼することができるでしょう。

・見積りが詳細でわかりやすい
草刈りの料金は状況や作業内容によって変わりますので、業者に現地を見てもらって、実際の料金の見積りを作成してもらう必要があります。この見積りに費用の内訳などが細かく記載されていて、なににどれだけの費用がかかるのかがわかりやすいかどうかチェックしましょう。疑問点を質問してみて、ていねいに説明してくれるかどうかも重要です。

・相見積りを取る
見積りは1社だけでなく、複数の業者から取るのがおすすめです。そうすることで料金やサービス内容、スタッフの対応などを比較して、よりよい業者を選ぶことができます。相見積りを取るためには、見積り料が無料の業者を選ぶことも大切です。

草刈り業者選びは弊社にお任せください!

いくつもの業者の情報を調べるのが面倒だという場合には、弊社のサービスがお役に立ちます。弊社にご相談いただけば、全国各地にいる加盟業者のなかから最適な草刈り業者を選んでご提案します。

弊社の加盟業者では、1坪あたり600円(税込)~の料金で草刈りを提供することが可能です。芝刈りや除草剤を使った駆除、予防にも対応しています。見積り後に追加費用が発生することは一切ありません。

見積りは無料ですので、相見積りを取る業者のひとつに入れていただくことも大歓迎です。24時間365日電話相談を受けつけていますので、大変な芝生の草取りから解放されたいというときにはいつでもご相談ください。

雑草抜きを効率的に!使うと便利な道具と除草剤の選び方を解説

雑草抜き

庭や外溝などがあるご家庭では、雑草が伸びてくることがあるでしょう。ただ、毎回雑草抜きを手でおこなうのは、時間や体力を使うためなかなか面倒なものです。そういった場合は、雑草抜きを楽にするための道具や方法を知っておくことが大切になります。

そこで、このコラムでは雑草抜きを楽になる道具や除草剤について詳しく紹介します。さらに、雑草抜きだけでなく、その後の雑草対策についての解説も載せています。この記事で雑草抜きの方法を確認すれば、作業にかかる負担を減らすことができるでしょう。

雑草抜きに活躍する道具と使い方の基本

雑草抜きには、作業が楽になる便利な道具があります。これから紹介するのは、「草抜き」「ねじり鎌・かぎ鎌」「のこぎり鎌」「くわ・スコップ」です。それぞれで、雑草を抜く方法が異なりますので、状況に合っていると思った道具を見つけるとよいでしょう。

1:草抜き

1:草抜き

草抜きは、柄と先端の境目で直角に曲がったフォークのような道具です。フォークを土や雑草の間にさしこみ、てこの原理で抜くことができます。手よりも少ない力で引き抜けますので、雑草抜きが楽になるでしょう。

2:ねじり鎌・かぎ鎌

草を抜きつつ、刈り取るのもおこないたい場合はねじり鎌やかぎ鎌がおすすめです。通常の鎌と違って、先端が鋭いレーキのようになっています。先端を土にさしこみ手前に引くことで、地面と雑草を根元からまとめて掘り出すことができるのです。

3:のこぎり鎌

のこぎり鎌は刃先がギザギザの鎌であり、雑草を刈り取ることに特化しています。雑草へ横方向にのこぎり鎌を振ることで、ギザギザの刃が草を巻き込んで刈ることができます。根を掘り出すのは難しいですが、根元から刈り取ることはできるでしょう。

4:くわ・スコップ

くわやスコップで耕せば、固い土に生えている雑草も取り除きやすくなります。くわは上から、スコップは下から掘り出すことで、土を柔らかくすることができるのです。柔らかくした土に混ざっている雑草は、ふるいにかけると楽に取り除くことができるでしょう。

雑草抜きは負担がかかる作業!

雑草抜きに使用する道具についての説明をおこないましたが、実際に作業するときは、どの道具を使用しても体に負担がかかってしまいます。草抜きや鎌を使うときは、姿勢を低くするので足腰を痛めやすいですし、くわやスコップで作業するときは、体中に力を乗せるからです。

広範囲の雑草抜きをおこなうとより負担がかかることから、そういった場所では業者に任せることをおすすめします。弊社であれば、ご相談をいただいた後に、お客様の都合のよい日にちで対応することができますので、検討してみてはいかがでしょうか。

除草剤を使った雑草抜きの方法は?

雑草抜きには、道具で物理的に取り除く方法だけでなく、除草剤で枯れさせる方法もあります。除草剤を使えば、広範囲の雑草でも除草しやすくなるので、道具を使う方法だと体力的に困難な場所でも雑草抜きがやりやすくなるでしょう。

そこで、この項目では「茎葉処理型」「土壌処理型」「選択型」「移行型」の除草剤について、それぞれの特徴に触れながら紹介していきます。

除草剤は大きく「茎葉処理型」「土壌処理型」に分けられる

除草剤は大きく「茎葉処理型」「土壌処理型」に分けられる

除草剤の効果には、薬剤を直接かけた植物を枯らす「茎葉処理型」と、薬剤をまいた土壌に生えている植物を枯らす「土壌処理型」の2種類があります。

茎葉処理型は即効性が高めであり、まいた日から1週間までには雑草が枯れはじめることが多いです。ただし、土壌に落ちると効果が失われるため、雑草の予防には期待できません。一方、土壌処理型は薬剤が効くまでに1か月ほどかかることがありますが、茎葉処理型と違って2、3か月は予防効果が働くでしょう。

特定の種類を枯らしたければ「選択型」を選ぼう

すでに植物を育てているか、これから育てる予定がある場合は、選択型の除草剤がおすすめです。選択型の除草剤では、特定の植物だけを枯らすことができます。ただし、選ぶときは生えている雑草を駆除できるかだけでなく、育てている植物に影響がないものかどうかも気をつけてください。

地下で伸びる雑草は「移行型」を選ぼう

地中に根をはりめぐらせる雑草の駆除には、薬剤を根から吸収させて枯らす「移行型」がよいでしょう。このタイプの雑草は、地表の葉や茎を枯れさせても、また根から生えてくることがあります。

その点、移行型であれば、薬剤を吸収させて根や葉をまとめて枯れさせることができます。ほかにも、薬剤がかかった部分を枯らす「接触型」がありますが、こちらでは地表に出ている葉の部分にしか作用しないため、根まで枯らすのは難しいのです。

迷ったらプロに相談を

今回紹介した除草剤でも複数種類があるため、実際に除草作業をおこなうときには、どれを使えばよいかが迷うかと思います。使う除草剤を間違えると、除草効果がほとんどないこともあるので、自力でやるのが心配な方もいるでしょう。

もし、自力で除草剤をまくのが不安な場合は、代わりに業者へ任せれば失敗するリスクをなくすことができます。雑草の状況や、育てる植物はどういったものかなどを業者へ伝えておけば、適切な方法で対処してもらえるのです。弊社では、無料の電話相談・見積り依頼を実施しています。プロに相談することをお考えの方は、ぜひ弊社のサービスをご利用ください。

雑草を抜いた後、生えてこないようにするために

雑草抜きが終わったとしても、そのままの土壌ではまた雑草が生えてくるおそれがあります。次の雑草抜きを楽にするためには、「土を柔らかくする」「除草シートを敷く」「グランドカバーを張る」「雑草予防」といった方法をおこなうとよいでしょう。これから、4つの方法について紹介していきます。

柔らかい土ほど雑草は生えてきにくい?

柔らかい土ほど雑草は生えてきにくい?

雑草は固い土に根を張って生えてくることから、土を柔らかくすれば雑草が根を張りにくくなると思う方がいるかもしれません。じつは、柔らかい土でも雑草は生えてくるのですが、浅く緩やかに根を張る種類になりやすいです。

土を柔らかくするにはスコップやくわで耕す方法や、お米の皮であるもみ殻を土に混ぜる方法などがあります。固い土よりは雑草の処理がしやすいので、定期的に柔らかくしておくと雑草抜きの負担が少なくすみやすいです。

除草シートを活用しよう

雑草抜きが終わった後に除草シートを敷けば、地中に雑草の種が残っていたとしても生えにくくなります。除草シートとは地面に当たる日光を遮るシートで、敷いておけば雑草の発芽や成長を防ぎつつ、枯らすこともできるのです。さらに、除草シートの上に砂利や人工芝などを敷くことができますので、庭を彩るときにもおすすめできます。

グランドカバーとして植物を植えよう

横に広がる植物を植えることで、防草効果を得るという方法もあります。仕組みとしては、地面を覆いつくすような植物を植えて、雑草が育つ隙間がなくなるようにするのです。植える植物としては、タマリュウやヒメイワダレソウ、ヤブランなどが代表的です。

予防的な雑草対策もおこなおう

雑草は伸びてから対策しようとすると大変なので、これから生えにくくなるように予防的な対策もしておきましょう。まだ小さいうちに雑草を抜くことや、土壌処理型の除草剤をまいておくなどが予防に有効的です。とくに、雑草が芽吹きはじめる春前で予防しておくと、成長が活発になる夏でも、雑草抜きが楽になるでしょう。

この項目で紹介した雑草対策ですが、雑草抜きと同じくらい手間がかかるものもなかにはあります。そのため、雑草抜きや対策について、自力では大変そうだと感じた方は、業者の手を借りるとよいでしょう。

弊社であれば、24時間対応のコールセンターで雑草対策や定期的な草刈りなど、さまざまな悩みやご要望についての相談を受け付けております。お客様の悩みやご要望を直接お聞きしていますので、希望に沿った業者を紹介することが可能です。

雑草だけでなく、草刈りに関するさまざまなご相談についても受け付けていますので、もし草刈りに関するお困りごとがありましたら、弊社を利用してみてはいかがでしょうか。

クローバーの除草は除草剤が効果的!そのほかの方法・予防法もご紹介

クローバーの除草

クローバーは繁殖力が強く、駆除をおこなうのが大変な植物です。そのため、「駆除しても何度も生えてくる……」と手を焼いている方もいらっしゃるかもしれません。

そんなクローバーは、除草剤を使うことで駆除することが可能です。しかし、なかには「除草剤の使い方がわからない」「使ったことがなくて不安」という方もいらっしゃるでしょう。

そこで、この記事ではクローバーの除草方法をご紹介していきます。また、予防方法や特徴についてもご説明します。

クローバーの除草には除草剤が効果的!

まずはクローバーを枯らす除草剤についてご説明します。内容をしっかりと理解して、庭に生えるクローバーを根絶させましょう。

除草剤を使うメリットと注意点

除草剤を使うメリットと注意点

除草剤を使うメリットは、体力や時間を節約できることです。除草剤は散布するだけで雑草を枯らすことができるので、複雑な作業をおこなう必要がありません。

また、噴霧器や散粒器といった除草剤を散布するアイテムを使えば、広範囲でも簡単に除草をおこなうことが可能です。

ただし、除草剤にはさまざまな種類があり、枯らしたい雑草に応じてどれを使ったらよいかが異なります。そのため、「どの除草剤を使ったらよいかわからない……」という方も多いでしょう。そこで、以下にクローバーの除草に向いている除草剤をご紹介していきます。

クローバーの除草に向いている除草剤

除草剤にはさまざまな種類がありますが、クローバーの除草に向いている除草剤は、「根まで枯らすタイプ」のものです。クローバーは茎が地面を張って繁殖することから、根を枯らさないと駆除できないのです。

また、除草剤を使う方の中には「芝生にクローバーが生えてしまった」という方もいらっしゃるかもしれません。そういった方は、「ザイトロンアミン液剤」や「MCPP液剤」という除草剤を使えばクローバーのみ枯らすことが可能です。

除草剤の散布のしかた

ここからは、除草剤を散布するときの服装・道具・手順についてご紹介します。除草剤を散布するときに、ぜひ参考にしてみてください。

【服装】
除草剤を散布するときは、肌に触れないような格好をしておこなう必要があります。そのため、以下のものを着用しましょう。

  • 長袖・長ズボン
  • マスク
  • 保護メガネ
  • 手袋

肌を露出したまま散布をおこなうと、誤って肌に触れてしまい体に影響が出てしまうかもしれません。そうなることを防ぐためにも、除草剤が肌に触れないようにこれらのものを着用してください。

【道具】
効率よく散布をおこなうには、除草剤のほかにジョウロや噴霧器・散粒器も用意してください。なお、除草をおこなう範囲が狭ければジョウロでも構いませんが、草刈りの面積が広い場合は時間短縮や身体的な負担を減らすためにも、噴霧器や散粒器を使用することをおすすめします。

【手順】
除草剤の使い方はシンプルで、希釈してからムラなく散布するだけです。希釈する必要がないものもあるので、商品ラベルを確認してみてください。

除草剤の使い方はシンプルですが、いくつか注意点があるのでご紹介していきます。まず、「説明書きに書かれている希釈濃度を守ること」です。

除草剤を使う方の中には、推奨されている濃度よりも濃くしたり、逆に薄くしたりする方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、除草剤の濃度を濃くしたからといって効果が高まるわけではないといわれていますし、薄すぎると本来の効果を発揮できないおそれがあります。そのため、説明書きに書かれている濃度を守って散布しましょう。

また、雨の日や風の強い日を避けておこなう必要があります。雨の日におこなうと、散布した除草剤が雨で流されてしまうおそれがあります。

また、風の強い日におこなうと除草剤が風で飛ばされ、枯らしたい雑草に除草剤がかからないだけではなく、庭に植えている植物に除草剤がかかって枯れてしまうおそれがあるからです。そのため、雨の日や風の日を避けて散布をおこないましょう。

除草剤以外の方法はある?

クローバーを枯らすには、除草剤以外の方法もあります。ここからは、除草剤以外の方法について見ていきましょう。

【手で抜く】
クローバーが生えている範囲がまだそこまで広くない場合、手で抜いてしまうのも選択肢のひとつです。ただし、再び生えてくることを防ぐためにも、手で抜く際も根まで抜かなければなりません。

根まで抜くためには、草削り鎌(刃の部分がギザギザしている鎌)を使うのがおすすめです。草削り鎌は地面を削り取って根まで駆除してくれる優れものです。少しでも効率的に草刈りをするためにも、このような道具を使って草取りをしてみてください。

【重曹やお酢】
重曹やお酢などのご家庭にあるものを使って雑草を駆除することもできます。簡単に手に入れることができるので手軽におこなうことができますし、人体に悪影響を及ぼす心配もありません。

重曹で除草をおこなう場合は、重曹150gに対して水を1L入れたものを雑草にかけましょう。また、酢の場合は酢に食器用洗剤を少し混ぜると除草効果があるようです。

ただ、重曹やお酢を使った方法ではデメリットもあります。重曹は、あらかじめ雑草に傷をつけておく必要があり、手間がかかります。また、お酢はツンとしたニオイがたちこめるため、不快に感じることもあります。

さらに、重曹やお酢は除草剤と比べると除草効果が薄いといわれています。そのため、完全に枯らしたいならやはり除草剤を使うのがおすすめです。

クローバーの除草でお困りなら

クローバーの除草剤を使いたい方の中には、「完全に枯らしたいけど、ペットを飼っているから安全性が心配」「除草剤が肌につかないか心配」といった方もいらっしゃるでしょう。

そういった方は、草刈り業者にクローバーの駆除を依頼することをおすすめします。草刈りに関する知識が豊富な業者に相談することで、安全な方法で除草をおこなってもらうことができます。

弊社では、加盟店スタッフが状況に応じた最適な方法で除草をおこないます。草刈りにお悩みの方は、ぜひ弊社までご連絡ください。

クローバーが生えてくるのを予防する方法

クローバーは駆除をおこなっただけでは再び生えるおそれがあります。そうなることを防ぐためにも、駆除後に予防をしておくことをおすすめします。

また、クローバーがまだ生えていない場所にも事前に対策をおこなうことで、生えてくるのを防ぐことができます。そこで、ここではクローバーが生えてくることを予防する方法をご紹介します。

クローバーが生えやすい場所

クローバーが生えやすい場所

クローバーは日当たりのよい場所や水はけのよい場所を好みます。このような環境に庭があるご家庭では、事前に以下でご紹介する対策をおこなっておくことで、発生を防ぐことができます。

予防で大切な2つのポイント

クローバーを予防するうえで大切なポイントは「飛んできた種子が発芽するのをブロックすること」と「クローバーの生長を抑制すること」です。

クローバーは茎を張り巡らして伸びるほかにも、種子を飛ばして繁殖させます。そのため、クローバーを予防するためには、種子が地面に落ちて発芽することをブロックする必要があるのです。

また、もし地面に種子が落ちても、生長を抑制することで生えるのを防止することが可能です。

この2点のポイントを押さえた予防法には、防草シートやレンガ・タイルなどがあります。以下に、これらの予防法についてご説明します。

【予防方法1】防草シートを敷く

防草シートとは、地面に敷くことで雑草を生えてくることを抑制できるシートです。防草シートを敷くことで、地面に日光が当たることを防げるので発生を抑制することが可能です。

また、クローバーの種子が飛んできても防草シートの上に落ちるため、発芽を予防することもできるのです。

防草シートは高い防草効果を発揮しますが、景観が悪くなるという欠点もあります。景観を保ちたい方は、防草シートの上に砂利を敷くとよいでしょう。

【予防方法2】レンガやタイルを敷く

レンガやタイルも、防草シートと同様の仕組みで発芽や生育を抑制することができます。施工は大変ですが、レンガやタイルは見栄えもよく、おしゃれに雑草対策をおこなうことが可能です。

「雑草予防もしたいけど、おしゃれな庭を試したい」という方は、レンガやタイルを使った方法をぜひ検討してみてください。

土壌処理タイプの除草剤も効果あり!

クローバーの予防をおこないたい方の中には、芝生に生えることを抑制したい方もいらっしゃるでしょう。そういった方は、防草シートやレンガ・タイルを敷くことはできないので、予防をあきらめてしまう方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、芝生に雑草が生えている場合でも、「土壌処理タイプ」の除草剤を使うことで雑草を駆除することが可能です。

土壌処理タイプとは、多くの場合粒剤となっていて、雑草を防止したい場合によく使われます。土壌処理タイプでは、土にまいて雑草を枯らす成分を浸透させ、雑草に吸収させることで枯らすという仕組みです。

ただし、土壌処理タイプには芝生を枯らしてしまうものもあるため、「芝生用除草剤」と書かれたものを買うとよいでしょう。

もし、「芝生を枯らさない除草剤がどれかわからない」「除草剤を正しくまけるか不安」「予防しているのに雑草が生えてきた」という方は、草刈り業者に相談してみることをおすすめします。

弊社では、状況に合った方法で除草をおこないます。また、防草シートなどの施工もおこなっております。雑草の駆除や予防をおこないたい方は、ぜひ弊社までご相談ください。

クローバーは繁殖力が高いやっかいもの

ここからは、クローバーの生態についてご説明します。以下の内容を読んで、駆除や予防にお役立てください。

クローバーの生態

クローバーの生態

クローバーは和名ではシロツメクサと呼ばれ、空き地や公園などさまざまな場所に生えます。ほとんどは3枚葉ですがまれに4枚葉があるものもあり、幸運が訪れるといわれている「4つ葉のクローバー」として知られています。

そんなクローバーは繁殖力が強く、庭に生えるとやっかいな雑草です。クローバーの繁殖方法は、種子で増える方法と茎を伸ばして増える方法の2種類あります。そのため、クローバーを駆除・予防するためには、茎や根まで徹底的に除去して、さらに種子が発芽することを抑制する必要があるのです。

クローバーによく似た植物

クローバーによく似た植物には、「カタバミ」があります。クローバーと同じように3枚または4枚の葉が生えているので、間違えてしまう方もいらっしゃるかもしれません。

クローバーとカタバミは、葉の形で見分けることが可能です。カタバミのほうは葉の先端に切れ目が入っている、ハート形をしているのに対して、クローバーは切れ目が入っておらず、縦に長い楕円形をしています。

また、クローバーは春になると白い花を咲かせますが、カタバミは咲かせないので、花の有無で見分けることも可能です。

あえてクローバーを育てる人もいる!

なかには、クローバーを「グランドカバー」としてあえて育てる方もいます。グランドカバーとは、地面を覆う植物のことです。グランドカバーを庭に生やすことで、ほかの雑草が生えることを防止することができるのです。

ただし、クローバーは繁殖力が高いため、放置するとクローバーを生やしたくない場所にも広がってしまうおそれがあります。そのため、クローバーをグランドカバーにする際は、定期的にお手入れをおこなう必要があります。

クローバーなどの雑草を放置すると……

クローバーを放置すると、さまざまなリスクがあります。ひとつ目は、ほかの雑草が育たなくなるおそれがあることです。クローバーが生えることで、地面にある栄養を吸収してしまい、庭で育てている植物に十分な栄養がいかなくなることもあります。その結果、庭で育てている植物が枯れてしまうこともあります。

また、害虫が発生するおそれもあります。雑草が原因で発生する害虫の一例をあげると、は刺されると腫れを引き起こすイラガや、命を落とす危険もあるマダニなどがいます。こういった害虫の被害を受けないためにも、クローバーを駆除することは重要なのです。

もし、自分でのクローバーの駆除が難しければ、草刈り業者に依頼することをおすすめします。自分でおこなうと失敗してしまうおそれもありますが、経験のある業者に依頼すれば、最適な方法で根絶してもらうことが可能です。

弊社では、多数の加盟店があり、雑草の駆除や予防をおこなっております。「費用が気になる」という方のため、無料で見積りもおこなっております。もちろん、見積りからの追加費用もかかりません。

また、24時間365日電話対応しているので、いつでもお電話していただくことが可能です。お庭に生えるクローバーにお悩みの方は、弊社までお気軽にご連絡ください。

スギナを根絶するための駆除術!ここに成功のカギがあった!

スギナ 駆除

お庭にツクシが生え始めると、春の訪れを感じるかもしれません。ツクシは春の風物詩であり、一部の地域では食べられる野草としても重宝しています。しかし、そんなツクシですが、じつはあのスギナと同一の植物なのはご存じでしたでしょうか。

スギナは、繁殖力が非常に強いうえに幅広い範囲に根を張るため、一度生えると根絶するのが難しくとても厄介な植物です。そこで今回は、厄介なスギナの生態や効果的な駆除法をご紹介していきます。お庭のスギナでお困りの際は、参考にしてみてください。

根絶させたい「スギナ」という雑草について

スギナは、一度生え始めると次々と繁殖して庭を埋め尽くしてしまううえに、駆除も難しい強害雑草です。そこでまずは、スギナという植物の生態についてみていきましょう。

スギナとは

スギナとは

国内では、北海道~九州の幅広い範囲に分布している植物の一種です。根を地中深くまで張ることから「地獄草」という別名があります。雑草は基本的に、根を駆除しないと何度でも生えてきてしまいます。しかし、スギナは根が深くて駆除するのが難しいため、何度除草をしても生えてくるまさに地獄のような植物です。

スギナはなぜ根絶・駆除に失敗するのか?

スギナのしぶとさの秘密は、根っこにあります。雑草にとっての根っこは、土から養分や水分を吸収するための生命線的な部位であり、駆除するためには根っこの処理が必要不可欠です。

しかし、スギナの根っこは30㎝以上の深い根を張るうえ、途中で切断するとそこから新しい芽がでて根を広げるという特性があります。このことから、生半可な除草では根っこを処理しきれず、駆除に失敗してしまうのです。

また、ほかの植物があまり生えないようなやせた土地でも育つことができる強い生命力をもつうえ、ツクシから胞子を飛ばして繁殖できるのでどこにでも生えてきます。そのため、根絶するのも困難を極めます。

意外?スギナの役割

駆除が難しくて迷惑極まりないスギナですが、じつはミネラルを豊富に含んでいます。そのため、美容効果の高いスギナ茶として飲まれています。また、春先に生えるツクシだけでなく、葉も佃煮や天ぷらで食べられることがあるようです。このように、スギナは厄介な雑草である一方で、飲食物としての役割をもっています。

スギナの根絶に悩んでいるなら……

飲食物としての一面があるスギナですが、繁殖力がとても強くて庭や畑などにとっては迷惑な存在です。しかし、駆除をしようと思っても厄介な根っこのせいで根絶するのは困難です。どうしても庭のスギナを根絶させたいという場合は、プロの知識に頼ることをおすすめします。スギナを駆除できる業者をお探しの際は、弊社にご相談ください。

【除草剤】スギナ根絶の効果的な駆除法

スギナは深い根を張るうえに強い生命力をもつため、草むしりや草刈りによる駆除が非常に難しいです。そこで、スギナを根絶させたい場合は除草剤を利用しましょう。ここでは、除草剤の種類や使用方法などについてご紹介していきます。

除草剤の種類

除草剤の種類

除草剤には「茎葉処理剤」と「土壌処理剤」の2種類があります。それぞれ効果が異なるため見ていきましょう。

・茎葉処理剤
茂っている雑草に直接かけて、葉や茎を枯らすタイプです。地上に生い茂っている雑草を枯らしたい場合はこちらのタイプを利用しましょう。

・土壌処理剤
地上の草や茎を処理した状態で、地面にかけることで地中の根っこを枯らすタイプです。草むしりや草刈りをし終えたあとに、再度雑草が生えてくるのを予防するのに利用できます。

除草剤の選び方

スギナが茂っていて景観が悪いという場合は「茎葉処理剤」を、草むしり/草刈り後に同じ場所からスギナが生えてくるのを防ぎたい場合は「土壌処理剤」を選ぶとよいです。

生い茂っているスギナを処理しつつ、再び生えてくるのを予防したい場合は「茎葉処理剤+土壌処理剤」のものを選ぶとよいでしょう。また、近くに作物がある畑などのスギナを駆除する場合は必ず「農耕地用」の除草剤を利用してください。

使用方法と注意点

粒剤タイプであれば、直接スギナの周りにまいてください。液状タイプの場合は、そのまままいて大丈夫なものと、指定の濃度に水で薄める必要があるものがあるため注意しましょう。

除草剤は正しい方法で使わないと、十分な除草が見込めない可能性があります。一度除草剤をまいてみて効果があまり見られなかった場合は、草刈りや除草作業に対応している業者に駆除依頼することをおすすめします。

弊社では、草刈りや除草作業をおこなう業者を紹介しています。相談窓口への通話は無料ですので、スギナでお困りの際はお気軽にお電話ください。

「薬剤は使いたくない」安全にスギナを根絶するには

除草剤と聞くと「薬害が不安……」と思う方もいるのではないでしょうか。また、小さなお子様やペットのいるご家庭では、誤ってまいた除草剤に触れたり、口にしてしまったりするおそれがあります。そこで、ここでは薬剤を使わずに安全にスギナを根絶する方法をご紹介していきます。

手作業で「抜く」

手作業で「抜く」

最も安全な方法は、手作業での草むしりです。しかし、スギナは根っこをかなり深くまで張るため、完全に手作業だけで駆除しきるのは難しいかもしれません。そのため、「ねじり鎌」や「草抜きフォーク」などの草むしり用の道具を使いつつおこなうことをおすすめします。

肥料で邪魔をする

「スギナに肥料をまいたら、逆に繁殖を促進してしまうのではないか……」と考える方もいるかもしれません。しかし、栄養が豊富な土壌ではほかの雑草と競合してしまうため、相対的にスギナが育ちにくくなるのです。栄養によりほかの雑草が育ちやすくなりますが、とにかくしつこいスギナを駆除したいという場合は試してみてはいかがでしょうか。

塩や熱湯を使う

塩や熱湯は、雑草駆除の定番です。しかし、それぞれ短所もあるため注意しましょう。

・塩
塩は人間にとっては口にすることもできる安全な物質ですが、植物にとっては猛毒で高い除草効果を発揮してくれます。しかし、一度まいた塩は土壌に残留し続けるため、その場所でほかの植物を育てられなくなります。また、地中の塩分が地下の配管や家の基盤などを腐食するおそれがあるため、取り扱いには注意が必要です。

・熱湯
熱湯の熱でスギナを枯死させる方法です。除草効果が高く、毒性を心配しなくてよい方法ですが、お湯の温度が下がるにつれて除草効果がどんどんなくなっていくデメリットがあります。そのため、広範囲の除草には向いていません。また、熱湯をまいている最中に火傷を負うおそれもあります。

あなたの悩みを解決できるスギナ駆除のプロがいます

スギナを根絶したいのであれば、やはり除草剤が一番効果的です。しかし、自分で除草剤を使うのは薬害や効果の面で不安という方もいるかもしれません。そのようなときは、プロに相談するようにしましょう。雑草駆除のプロをお探しの際は、弊社にお電話ください。

【防草シート】スギナを根絶したあとの予防策

スギナはツクシから胞子を飛ばして繁殖するという性質上、たとえ根絶したとしてもほかの場所から飛んできた胞子により再度繁殖してしまうケースがあります。スギナ根絶後の再繁殖を防ぐのには「防草シート」をおすすめします。

防草シートとは直接地面に敷くことで、新しく雑草が生えてくるのを防止してくれる庭用の敷物です。シートを選ぶ際は「遮光性」「透水性」に注目して選ぶとよいです。

・遮光性
防草シートがどれだけ光を遮断してくれるかを意味します。植物が成長するためには光合成が欠かせません。そのため、遮光性が高い防草シートを選べば万が一雑草の根っこが地中に残っていた場合でも、光合成をおこなって成長してしまうという事態を阻止できます。

・透水性
防水シートがどれだけ水をとおすかを意味します。透水性が高いほど水はけがよくなります。逆に、透水性が低いものはシートのうえに水たまりができてしまうおそれがあります。

防草シートは雑草予防の効果がとても高いですが、敷き方を間違えると十分な効果を発揮できません。また、シートを敷く範囲にもよりますが、一人でやると重労働になりがちです。そのため、防草シートを導入する際はなるべく業者に相談することをおすすめします。

弊社では、スギナの駆除だけでなく防草シートの導入もしています。防草シートに興味のある方も、お気軽にご相談ください。お庭のスギナの根絶、再発予防をしてきれいなお庭を楽しんでください。

雑草対策に塩は効果ある?知っておきたい塩のリスク・安全な手段とは

雑草対策に塩

塩は雑草対策として効果があるといわれています。しかし、雑草対策をして更にその場所でほかの植物や野菜を育てたい場合は、塩を使うとデメリットのほうが多いのです。

この記事では、雑草対策に塩を使うことのリスク、塩を使わない雑草対策などを紹介しています。塩以外の対策はいくつかあるので、ひとつずつ細かく解説していきます。

この記事を読むと、塩を使う方法が土地や周囲の環境に悪影響を及ぼすということに気がつくことでしょう。そして塩以外の選択肢を知ることができるので、ご自宅の環境に合った方法で雑草対策をしてみてください。

雑草対策に塩を使うにはリスクがある!

雑草対策として塩を使うのにはリスクがあるため、おすすめできません。ここでは塩を撒くことでどういったリスクがあるのかについて紹介していきます。

塩の除草効果

塩の除草効果

雑草に塩を撒くと枯らすことができるといわれています。その理由についてわかりやすく順を追って説明します。雑草は以下のようにして枯れていくのです。

  1. 雑草に塩を撒く
  2. 土の塩分濃度が高くなる
  3. 雑草の根元から水分が抜けていく
  4. 雑草は枯れる

雑草をはじめ、すべての植物は水分がないと生きていけません。しかしその水分が土に奪われてしまうので、結果として雑草は枯れるということです。

余談ですが、人間でも同じ現象が起きます。塩辛い食べ物などで塩分を取りすぎると、体はその塩分(ナトリウム)濃度を薄めようとして細胞内にある水分を血液中に送ります。細胞中の水分が減るので喉が渇いたと感じるのです。雑草も水分を奪われることで喉が渇き、枯れてしまうというわけです。

【リスク1】植物が育ちにくくなる

雑草対策として塩をまくと、たしかに塩をまいた箇所の雑草を枯らすことができます。しかしその塩は分解されずにその土壌に蓄積されるので、今後なにか植物、果物、野菜などを育てようと思っても、その土壌では育たなくなってしまいます。

【リスク2】住居環境への影響

塩をまくことで起こりえるリスクの2つめは、酸化現象です。塩には、鉄などを酸化させる力があります。塩を使って雑草を枯らすと、その塩分が地中の排水管をサビつかせたり、鉄筋コンクリートを弱らせたりするおそれがあります。

塩を含んだ水が排水管の内部まで、サビつかせてしまうかもしれません。そうすると、排水管がつまってしまうおそれがあります。

【リスク3】周囲の土壌への影響

3つめのリスクは、周辺の土壌にも悪影響を及ぼすということです。雑草にまかれた塩が雨で溶かされ、それが周辺の畑、地下水、川へ流れていくことも十分に考えられます。もちろん塩の量は微量かもしれませんが、塩をまくことで周辺の土壌や環境に影響を与えることはたしかです。

リスクの上で塩を使う場合の注意点

このように雑草対策として塩を使うことにはいくつかリスクがあるので、あまりおすすめしません。リスクを理解した上で、塩を使う場合は以下の項目を参考にすると、周囲への悪影響を最小限に抑えながら雑草を枯らすことができるでしょう。

・植物にかけないように植物がある場合は10cm程度その植物から離す

塩を使って雑草対策をする場合は、周囲の植物や栽培しているものに少なからず悪影響があることを頭にいれておきましょう。

周囲の植物に悪影響を及ぼさないためにも、周囲にある植物からは10cm以上離して塩をまくようにしてください。塩をまくことで土の中の塩分濃度が高まり、その結果近くに生えている植物の茎から水分が奪われることになります。10cm以上離しておけば比較的安全でしょう。

・塩をまいてから3~4日したら活性剤をまく

100倍希釈の活性剤をまくことで、塩を肥料に変えることができます。植物は光合成をすることで、ミネラルを生成します。塩にもミネラルが含まれているので、塩を100倍に薄めることで植物に必要な栄養素に変えることが可能です。

ここからは塩以外の雑草対策について紹介していきますが、手間をかけたくない、雑草をなるべく早くどうにかしたい場合には業者に相談してみてはいかがでしょうか。

弊社では、雑草駆除の優良業者を紹介しています。現地調査や見積りは無料なので、ぜひ一度ご相談ください。

雑草対策の基本①:草を取り除く

雑草対策として挙げられる方法は、2通りです。今生えている雑草を取り除くことと、新しい雑草が生えてこないようにすることです。ここではまず、今生えている雑草を取り除くための方法をいくつかご紹介します。

地道に草むしり・草刈り

地道に草むしり・草刈り

まずはやはり地道に、草むしりや草刈りをすることです。ただし草むしりをするときは、根から抜かないように気を付けましょう。

根から抜いたほうがよさそうに感じますが、じつは逆効果なのです。根から抜いてしますと、その場所の土が固くなります。そして固い土でも育つような、強い雑草が生えてきます。つまり、草むしりのときに根から抜いてしまうと、後々の草むしりが更に大変になるということです。

草むしりをするときは、根元から引っこ抜くのではなく、成長点よりすこし下で刈ったり、むしりとるようにしましょう。雑草の成長点とは根が密集していて束のようになっている付け根のことです。これよりもすこし下の位置でむしりとりましょう。

除草剤を使う

雑草処理をより効率よくするために、除草剤を使うことをおすすめします。除草剤には茎葉処理型と、土壌処理型の2種類があります。茎葉処理型は、今生えている葉を枯らしたいときに使う速効性の高い除草剤です。土壌処理型は、これから生えてくる雑草を防ぎたいときに使う長期持続タイプの除草剤です。

今生えている雑草を枯らしたい場合は、茎葉処理型を選びましょう。これは液体で土壌に浸透しない性質をもつので、植物を植える予定がある場所でも使えます。デメリットとしては、雨に弱いということです。

なるべく晴れの日に除草剤を使いましょう。肝心なことは雨が降る前に、除草剤が乾いているかどうかです。

除草剤が乾いていれば、それは土の中にしっかり浸透している証拠です。除草剤をまいてからすぐ、もしくはまだ乾いていない状態で雨が降ると、除草剤は流されてしまうと考えましょう。

身近なものを使って除草する

身近にあるものを使って除草するとなったときに、最も定番なものは熱湯でしょう。先ほど、水をかけて土を柔らかくしてから草むしりをするとよいと説明しました。熱湯を使う理由はそれに似ていますが、熱湯を使う場合は細胞を破壊するという目的が加わります。

しかし、熱湯を使っての雑草対策は効率があまりよくありません。熱湯を何度も台所に注ぎにいかなければなりませんし、熱湯を運ぶときなどに火傷するおそれもあります。

台所と庭を何度も熱湯をもって往復する労力や火傷するかもしれない危険性を考えると、すこし非効率的かもしれません。効率よくすばやく雑草をどうにかしたい場合は業者に依頼するとよいでしょう。業者に依頼した場合の費用については以下のようになります。

業者に作業してもらうといくらかかる?

雑草対策を自分でおこなうと、労力と時間が必要です。そこで、業者に依頼して作業してもらうという選択肢もあります。業者の費用ですが、値段の基準は作業時間や坪数によって決まるところが多いといえるでしょう。

具体的な費用相場としては、10坪あたり約6,000円~10,000円です。業者によってはゴミ回収に別途追加費用が必要なところや、坪数と作業する業者の人数などで料金が変動するところが多いです。

複数の業者を比較して自分で優良な業者を見つけるには、すこしの時間と労力が必要かもしれません。弊社では雑草駆除の優良業者を紹介していますので、お電話いただければ、すばやく優良業者をご紹介させていただきます。

雑草対策の基本②:草が生えにくい環境をつくる

ここまでは、今生えている雑草を取り除く方法について解説しました。次は雑草が生えてこないようにする方法について解説していきます。

防草シートを敷く

防草シートを敷く

まずは防草シートを敷くという方法です。防草シートを選ぶときは、遮光率が99%以上のシートがおすすめです。遮光率99%ということは、シートの下の雑草に届く日光を99%遮断できるということです。

また遮光率と合わせて、水はけのよさも重要ですので、「水はけ良好」「高い透水性」のような記載があるシートを選ぶようにしましょう。水はけの悪いシートだと、雨が降ったときにシート上の水たまりができて、蒸発してなくなるのを待つしかないということが起きます。

防草シートを敷くときは、事前にしなければいけないことがいくつかあります。以下を確認しておきましょう。

  1. 防草シートを敷く範囲の雑草を取り除く
  2. 木質化したような固い株も取り除く
  3. 地面を平らにならす

あらかじめ雑草を取り除いておく理由は、防草シートを守るためです。雑草の中には刈り取られたあとに残った部分が、木質化するものもあります。木質化とは草の株や枝が木のように固くなる現象をいいます。

固くなった株をそのままにしておくと、防草シートがやぶれてしまうおそれがあります。したがって最初に雑草を取り除いておくことが重要です。

また、防草シートを複数枚敷くときは、互いのシートが10cmほど重なるようにして敷いていくと効果的です。重なる部分が少ないと、下から雑草が出てくるかもしれません。しかし重なる部分を多くし、雑草に日光が一切届かないようにすることで、雑草が出てくることを防ぐことができます。

レンガやタイルを敷く

レンガやタイルを敷くという方法は雑草の発生を抑えつつ、庭の外観をキレイにオシャレに保ちたいという人におすすめです。

除草シート同様に、レンガやタイルを敷くことで、雑草の生長に必要な日光が届かないようにすることができます。またレンガ自体が重いので、重しの役割もしてくれます。

一方で、レンガを敷くときはいくつか確認するべきことがあります。

  1. レンガやタイルを敷き詰めるスペースは十分あるか
  2. 地面は平らになっているか
  3. レンガとレンガはすき間なくつめられているか

レンガやタイルを敷くときは、地面を平らにすることが必要不可欠です。地面がでこぼこしていたり、斜めになっていたりすると、レンガを敷いたときに必ず隙間ができてしまいます。見栄えも美しくないですし、隙間があるということはそこから雑草が生えてきても不思議ではありません。

レンガを敷くときは、なるべく隙間ができないようにピッタリと並べていきましょう。最終的にできたしまった隙間には、防草用の砂を敷き詰めていくとよいでしょう。

砂利を敷く

防草シート、レンガやタイル以外では、砂利を敷き詰めるという方法もあります。これは砂利を敷くことで、雑草に日光が当たりにくくすることが目的です。

砂利を敷くと雑草に日光が当たりにくくなるのは事実ですが、雑草の上に直接砂利を敷くだけでは不十分です。砂利を敷く前に、今生えている雑草を取り除き、その上に防草シートを敷くようにしましょう。下から土、防草シート、砂利の順になるようにしましょう。

たまに砂利の中に植物の芽があるのに気づくかもしれません。それはどこかから飛来した芽の場合がほとんどです。その芽は、地面に根付いているわけではないのですぐ抜けます。砂利を使って雑草対策をするときは、防草シートを敷いてから、その上に砂利を敷き詰めましょう。

固まる土を敷く

次に固まる土を使うという方法もあります。これはどんな土というと、水をかけるだけで固くなり、雑草の発生を抑えることができるという土です。

固まる土のメリットとしては、以下のようなことが挙げられます。

  1. 日光の照り返しが少ない
  2. 水たまりができにくい
  3. 落ち葉の掃除がしやすい
  4. 雑草抑制効果が高い

落ち葉を掃除する場合、砂利だと掃除しにくいことが想像できるかもしれません。しかし、この固まる土であれば、表面は平らなので、落ち葉の掃除がより楽になります。そして土の厚さを3~5cm程度にしましょう。これくらいの厚さであれば雑草が突き破ってくることは考えにくいでしょう。

固まる土は水をかけるだけで固まるので簡単そうに聞こえますが、弱点もあるのでみてみましょう。

  1. 強度が弱い
  2. 湿度の高い場所や日陰に使うと黒い苔が生えることがある
  3. 水勾配(すいこうばい)を考えずに使うと逆に水はけが悪くなる

水勾配(すいこうばい)とは、人工的につくる傾斜のことです。傾斜をつくっておかないと、雨が降ったときなどに、土の上に水たまりができてしまいます。しかも、その土は固まっているので、水が土に浸透せず、蒸発を待つしかなくなります。

この3つの特徴を考慮すると、固まる土は歩いたり、車を止めたりしない場所で一度土を固めたらその後はずっと放っておける場所に使うのが理想的といえるでしょう。なので、植木の周りなどに使うとよいでしょう。

草が生えにくい環境をつくる際のポイント

草が生えにくい環境をつくるには、草に光合成をさせないことが絶対条件です。草は光合成をすることで成長するので、光合成ができなければ成長することはありません。

その方法としていくつかご紹介してきました。

  1. 防草シートを敷く
  2. レンガやタイルを敷く
  3. 砂利を敷く
  4. 固まる土を使う

どれも雑草対策として効果的ですので、ぜひご自宅の環境などを考慮してできそうな対策をしてみてはいかがでしょうか。

自分で作業をするのが面倒、不安、もしくは早く雑草をどうにかしたいといった場合には、業者に依頼してみましょう。弊社では、優良な業者をすばやく紹介させていただきます。現地調査や見積りは無料ですので、ぜひお気軽にお電話ください。