クローバーは繁殖力が強く、駆除をおこなうのが大変な植物です。そのため、「駆除しても何度も生えてくる……」と手を焼いている方もいらっしゃるかもしれません。
そんなクローバーは、除草剤を使うことで駆除することが可能です。しかし、なかには「除草剤の使い方がわからない」「使ったことがなくて不安」という方もいらっしゃるでしょう。
そこで、この記事ではクローバーの除草方法をご紹介していきます。また、予防方法や特徴についてもご説明します。
クローバーの除草には除草剤が効果的!
まずはクローバーを枯らす除草剤についてご説明します。内容をしっかりと理解して、庭に生えるクローバーを根絶させましょう。
除草剤を使うメリットと注意点
除草剤を使うメリットは、体力や時間を節約できることです。除草剤は散布するだけで雑草を枯らすことができるので、複雑な作業をおこなう必要がありません。
また、噴霧器や散粒器といった除草剤を散布するアイテムを使えば、広範囲でも簡単に除草をおこなうことが可能です。
ただし、除草剤にはさまざまな種類があり、枯らしたい雑草に応じてどれを使ったらよいかが異なります。そのため、「どの除草剤を使ったらよいかわからない……」という方も多いでしょう。そこで、以下にクローバーの除草に向いている除草剤をご紹介していきます。
クローバーの除草に向いている除草剤
除草剤にはさまざまな種類がありますが、クローバーの除草に向いている除草剤は、「根まで枯らすタイプ」のものです。クローバーは茎が地面を張って繁殖することから、根を枯らさないと駆除できないのです。
また、除草剤を使う方の中には「芝生にクローバーが生えてしまった」という方もいらっしゃるかもしれません。そういった方は、「ザイトロンアミン液剤」や「MCPP液剤」という除草剤を使えばクローバーのみ枯らすことが可能です。
除草剤の散布のしかた
ここからは、除草剤を散布するときの服装・道具・手順についてご紹介します。除草剤を散布するときに、ぜひ参考にしてみてください。
【服装】
除草剤を散布するときは、肌に触れないような格好をしておこなう必要があります。そのため、以下のものを着用しましょう。
肌を露出したまま散布をおこなうと、誤って肌に触れてしまい体に影響が出てしまうかもしれません。そうなることを防ぐためにも、除草剤が肌に触れないようにこれらのものを着用してください。
【道具】
効率よく散布をおこなうには、除草剤のほかにジョウロや噴霧器・散粒器も用意してください。なお、除草をおこなう範囲が狭ければジョウロでも構いませんが、草刈りの面積が広い場合は時間短縮や身体的な負担を減らすためにも、噴霧器や散粒器を使用することをおすすめします。
【手順】
除草剤の使い方はシンプルで、希釈してからムラなく散布するだけです。希釈する必要がないものもあるので、商品ラベルを確認してみてください。
除草剤の使い方はシンプルですが、いくつか注意点があるのでご紹介していきます。まず、「説明書きに書かれている希釈濃度を守ること」です。
除草剤を使う方の中には、推奨されている濃度よりも濃くしたり、逆に薄くしたりする方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、除草剤の濃度を濃くしたからといって効果が高まるわけではないといわれていますし、薄すぎると本来の効果を発揮できないおそれがあります。そのため、説明書きに書かれている濃度を守って散布しましょう。
また、雨の日や風の強い日を避けておこなう必要があります。雨の日におこなうと、散布した除草剤が雨で流されてしまうおそれがあります。
また、風の強い日におこなうと除草剤が風で飛ばされ、枯らしたい雑草に除草剤がかからないだけではなく、庭に植えている植物に除草剤がかかって枯れてしまうおそれがあるからです。そのため、雨の日や風の日を避けて散布をおこないましょう。
除草剤以外の方法はある?
クローバーを枯らすには、除草剤以外の方法もあります。ここからは、除草剤以外の方法について見ていきましょう。
【手で抜く】
クローバーが生えている範囲がまだそこまで広くない場合、手で抜いてしまうのも選択肢のひとつです。ただし、再び生えてくることを防ぐためにも、手で抜く際も根まで抜かなければなりません。
根まで抜くためには、草削り鎌(刃の部分がギザギザしている鎌)を使うのがおすすめです。草削り鎌は地面を削り取って根まで駆除してくれる優れものです。少しでも効率的に草刈りをするためにも、このような道具を使って草取りをしてみてください。
【重曹やお酢】
重曹やお酢などのご家庭にあるものを使って雑草を駆除することもできます。簡単に手に入れることができるので手軽におこなうことができますし、人体に悪影響を及ぼす心配もありません。
重曹で除草をおこなう場合は、重曹150gに対して水を1L入れたものを雑草にかけましょう。また、酢の場合は酢に食器用洗剤を少し混ぜると除草効果があるようです。
ただ、重曹やお酢を使った方法ではデメリットもあります。重曹は、あらかじめ雑草に傷をつけておく必要があり、手間がかかります。また、お酢はツンとしたニオイがたちこめるため、不快に感じることもあります。
さらに、重曹やお酢は除草剤と比べると除草効果が薄いといわれています。そのため、完全に枯らしたいならやはり除草剤を使うのがおすすめです。
クローバーの除草でお困りなら
クローバーの除草剤を使いたい方の中には、「完全に枯らしたいけど、ペットを飼っているから安全性が心配」「除草剤が肌につかないか心配」といった方もいらっしゃるでしょう。
そういった方は、草刈り業者にクローバーの駆除を依頼することをおすすめします。草刈りに関する知識が豊富な業者に相談することで、安全な方法で除草をおこなってもらうことができます。
弊社では、加盟店スタッフが状況に応じた最適な方法で除草をおこないます。草刈りにお悩みの方は、ぜひ弊社までご連絡ください。
クローバーが生えてくるのを予防する方法
クローバーは駆除をおこなっただけでは再び生えるおそれがあります。そうなることを防ぐためにも、駆除後に予防をしておくことをおすすめします。
また、クローバーがまだ生えていない場所にも事前に対策をおこなうことで、生えてくるのを防ぐことができます。そこで、ここではクローバーが生えてくることを予防する方法をご紹介します。
クローバーが生えやすい場所
クローバーは日当たりのよい場所や水はけのよい場所を好みます。このような環境に庭があるご家庭では、事前に以下でご紹介する対策をおこなっておくことで、発生を防ぐことができます。
予防で大切な2つのポイント
クローバーを予防するうえで大切なポイントは「飛んできた種子が発芽するのをブロックすること」と「クローバーの生長を抑制すること」です。
クローバーは茎を張り巡らして伸びるほかにも、種子を飛ばして繁殖させます。そのため、クローバーを予防するためには、種子が地面に落ちて発芽することをブロックする必要があるのです。
また、もし地面に種子が落ちても、生長を抑制することで生えるのを防止することが可能です。
この2点のポイントを押さえた予防法には、防草シートやレンガ・タイルなどがあります。以下に、これらの予防法についてご説明します。
【予防方法1】防草シートを敷く
防草シートとは、地面に敷くことで雑草を生えてくることを抑制できるシートです。防草シートを敷くことで、地面に日光が当たることを防げるので発生を抑制することが可能です。
また、クローバーの種子が飛んできても防草シートの上に落ちるため、発芽を予防することもできるのです。
防草シートは高い防草効果を発揮しますが、景観が悪くなるという欠点もあります。景観を保ちたい方は、防草シートの上に砂利を敷くとよいでしょう。
【予防方法2】レンガやタイルを敷く
レンガやタイルも、防草シートと同様の仕組みで発芽や生育を抑制することができます。施工は大変ですが、レンガやタイルは見栄えもよく、おしゃれに雑草対策をおこなうことが可能です。
「雑草予防もしたいけど、おしゃれな庭を試したい」という方は、レンガやタイルを使った方法をぜひ検討してみてください。
土壌処理タイプの除草剤も効果あり!
クローバーの予防をおこないたい方の中には、芝生に生えることを抑制したい方もいらっしゃるでしょう。そういった方は、防草シートやレンガ・タイルを敷くことはできないので、予防をあきらめてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、芝生に雑草が生えている場合でも、「土壌処理タイプ」の除草剤を使うことで雑草を駆除することが可能です。
土壌処理タイプとは、多くの場合粒剤となっていて、雑草を防止したい場合によく使われます。土壌処理タイプでは、土にまいて雑草を枯らす成分を浸透させ、雑草に吸収させることで枯らすという仕組みです。
ただし、土壌処理タイプには芝生を枯らしてしまうものもあるため、「芝生用除草剤」と書かれたものを買うとよいでしょう。
もし、「芝生を枯らさない除草剤がどれかわからない」「除草剤を正しくまけるか不安」「予防しているのに雑草が生えてきた」という方は、草刈り業者に相談してみることをおすすめします。
弊社では、状況に合った方法で除草をおこないます。また、防草シートなどの施工もおこなっております。雑草の駆除や予防をおこないたい方は、ぜひ弊社までご相談ください。
クローバーは繁殖力が高いやっかいもの
ここからは、クローバーの生態についてご説明します。以下の内容を読んで、駆除や予防にお役立てください。
クローバーの生態
クローバーは和名ではシロツメクサと呼ばれ、空き地や公園などさまざまな場所に生えます。ほとんどは3枚葉ですがまれに4枚葉があるものもあり、幸運が訪れるといわれている「4つ葉のクローバー」として知られています。
そんなクローバーは繁殖力が強く、庭に生えるとやっかいな雑草です。クローバーの繁殖方法は、種子で増える方法と茎を伸ばして増える方法の2種類あります。そのため、クローバーを駆除・予防するためには、茎や根まで徹底的に除去して、さらに種子が発芽することを抑制する必要があるのです。
クローバーによく似た植物
クローバーによく似た植物には、「カタバミ」があります。クローバーと同じように3枚または4枚の葉が生えているので、間違えてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
クローバーとカタバミは、葉の形で見分けることが可能です。カタバミのほうは葉の先端に切れ目が入っている、ハート形をしているのに対して、クローバーは切れ目が入っておらず、縦に長い楕円形をしています。
また、クローバーは春になると白い花を咲かせますが、カタバミは咲かせないので、花の有無で見分けることも可能です。
あえてクローバーを育てる人もいる!
なかには、クローバーを「グランドカバー」としてあえて育てる方もいます。グランドカバーとは、地面を覆う植物のことです。グランドカバーを庭に生やすことで、ほかの雑草が生えることを防止することができるのです。
ただし、クローバーは繁殖力が高いため、放置するとクローバーを生やしたくない場所にも広がってしまうおそれがあります。そのため、クローバーをグランドカバーにする際は、定期的にお手入れをおこなう必要があります。
クローバーなどの雑草を放置すると……
クローバーを放置すると、さまざまなリスクがあります。ひとつ目は、ほかの雑草が育たなくなるおそれがあることです。クローバーが生えることで、地面にある栄養を吸収してしまい、庭で育てている植物に十分な栄養がいかなくなることもあります。その結果、庭で育てている植物が枯れてしまうこともあります。
また、害虫が発生するおそれもあります。雑草が原因で発生する害虫の一例をあげると、は刺されると腫れを引き起こすイラガや、命を落とす危険もあるマダニなどがいます。こういった害虫の被害を受けないためにも、クローバーを駆除することは重要なのです。
もし、自分でのクローバーの駆除が難しければ、草刈り業者に依頼することをおすすめします。自分でおこなうと失敗してしまうおそれもありますが、経験のある業者に依頼すれば、最適な方法で根絶してもらうことが可能です。
弊社では、多数の加盟店があり、雑草の駆除や予防をおこなっております。「費用が気になる」という方のため、無料で見積りもおこなっております。もちろん、見積りからの追加費用もかかりません。
また、24時間365日電話対応しているので、いつでもお電話していただくことが可能です。お庭に生えるクローバーにお悩みの方は、弊社までお気軽にご連絡ください。
お庭にツクシが生え始めると、春の訪れを感じるかもしれません。ツクシは春の風物詩であり、一部の地域では食べられる野草としても重宝しています。しかし、そんなツクシですが、じつはあのスギナと同一の植物なのはご存じでしたでしょうか。
スギナは、繁殖力が非常に強いうえに幅広い範囲に根を張るため、一度生えると根絶するのが難しくとても厄介な植物です。そこで今回は、厄介なスギナの生態や効果的な駆除法をご紹介していきます。お庭のスギナでお困りの際は、参考にしてみてください。
根絶させたい「スギナ」という雑草について
スギナは、一度生え始めると次々と繁殖して庭を埋め尽くしてしまううえに、駆除も難しい強害雑草です。そこでまずは、スギナという植物の生態についてみていきましょう。
スギナとは
国内では、北海道~九州の幅広い範囲に分布している植物の一種です。根を地中深くまで張ることから「地獄草」という別名があります。雑草は基本的に、根を駆除しないと何度でも生えてきてしまいます。しかし、スギナは根が深くて駆除するのが難しいため、何度除草をしても生えてくるまさに地獄のような植物です。
スギナはなぜ根絶・駆除に失敗するのか?
スギナのしぶとさの秘密は、根っこにあります。雑草にとっての根っこは、土から養分や水分を吸収するための生命線的な部位であり、駆除するためには根っこの処理が必要不可欠です。
しかし、スギナの根っこは30㎝以上の深い根を張るうえ、途中で切断するとそこから新しい芽がでて根を広げるという特性があります。このことから、生半可な除草では根っこを処理しきれず、駆除に失敗してしまうのです。
また、ほかの植物があまり生えないようなやせた土地でも育つことができる強い生命力をもつうえ、ツクシから胞子を飛ばして繁殖できるのでどこにでも生えてきます。そのため、根絶するのも困難を極めます。
意外?スギナの役割
駆除が難しくて迷惑極まりないスギナですが、じつはミネラルを豊富に含んでいます。そのため、美容効果の高いスギナ茶として飲まれています。また、春先に生えるツクシだけでなく、葉も佃煮や天ぷらで食べられることがあるようです。このように、スギナは厄介な雑草である一方で、飲食物としての役割をもっています。
スギナの根絶に悩んでいるなら……
飲食物としての一面があるスギナですが、繁殖力がとても強くて庭や畑などにとっては迷惑な存在です。しかし、駆除をしようと思っても厄介な根っこのせいで根絶するのは困難です。どうしても庭のスギナを根絶させたいという場合は、プロの知識に頼ることをおすすめします。スギナを駆除できる業者をお探しの際は、弊社にご相談ください。
【除草剤】スギナ根絶の効果的な駆除法
スギナは深い根を張るうえに強い生命力をもつため、草むしりや草刈りによる駆除が非常に難しいです。そこで、スギナを根絶させたい場合は除草剤を利用しましょう。ここでは、除草剤の種類や使用方法などについてご紹介していきます。
除草剤の種類
除草剤には「茎葉処理剤」と「土壌処理剤」の2種類があります。それぞれ効果が異なるため見ていきましょう。
・茎葉処理剤
茂っている雑草に直接かけて、葉や茎を枯らすタイプです。地上に生い茂っている雑草を枯らしたい場合はこちらのタイプを利用しましょう。
・土壌処理剤
地上の草や茎を処理した状態で、地面にかけることで地中の根っこを枯らすタイプです。草むしりや草刈りをし終えたあとに、再度雑草が生えてくるのを予防するのに利用できます。
除草剤の選び方
スギナが茂っていて景観が悪いという場合は「茎葉処理剤」を、草むしり/草刈り後に同じ場所からスギナが生えてくるのを防ぎたい場合は「土壌処理剤」を選ぶとよいです。
生い茂っているスギナを処理しつつ、再び生えてくるのを予防したい場合は「茎葉処理剤+土壌処理剤」のものを選ぶとよいでしょう。また、近くに作物がある畑などのスギナを駆除する場合は必ず「農耕地用」の除草剤を利用してください。
使用方法と注意点
粒剤タイプであれば、直接スギナの周りにまいてください。液状タイプの場合は、そのまままいて大丈夫なものと、指定の濃度に水で薄める必要があるものがあるため注意しましょう。
除草剤は正しい方法で使わないと、十分な除草が見込めない可能性があります。一度除草剤をまいてみて効果があまり見られなかった場合は、草刈りや除草作業に対応している業者に駆除依頼することをおすすめします。
弊社では、草刈りや除草作業をおこなう業者を紹介しています。相談窓口への通話は無料ですので、スギナでお困りの際はお気軽にお電話ください。
「薬剤は使いたくない」安全にスギナを根絶するには
除草剤と聞くと「薬害が不安……」と思う方もいるのではないでしょうか。また、小さなお子様やペットのいるご家庭では、誤ってまいた除草剤に触れたり、口にしてしまったりするおそれがあります。そこで、ここでは薬剤を使わずに安全にスギナを根絶する方法をご紹介していきます。
手作業で「抜く」
最も安全な方法は、手作業での草むしりです。しかし、スギナは根っこをかなり深くまで張るため、完全に手作業だけで駆除しきるのは難しいかもしれません。そのため、「ねじり鎌」や「草抜きフォーク」などの草むしり用の道具を使いつつおこなうことをおすすめします。
肥料で邪魔をする
「スギナに肥料をまいたら、逆に繁殖を促進してしまうのではないか……」と考える方もいるかもしれません。しかし、栄養が豊富な土壌ではほかの雑草と競合してしまうため、相対的にスギナが育ちにくくなるのです。栄養によりほかの雑草が育ちやすくなりますが、とにかくしつこいスギナを駆除したいという場合は試してみてはいかがでしょうか。
塩や熱湯を使う
塩や熱湯は、雑草駆除の定番です。しかし、それぞれ短所もあるため注意しましょう。
・塩
塩は人間にとっては口にすることもできる安全な物質ですが、植物にとっては猛毒で高い除草効果を発揮してくれます。しかし、一度まいた塩は土壌に残留し続けるため、その場所でほかの植物を育てられなくなります。また、地中の塩分が地下の配管や家の基盤などを腐食するおそれがあるため、取り扱いには注意が必要です。
・熱湯
熱湯の熱でスギナを枯死させる方法です。除草効果が高く、毒性を心配しなくてよい方法ですが、お湯の温度が下がるにつれて除草効果がどんどんなくなっていくデメリットがあります。そのため、広範囲の除草には向いていません。また、熱湯をまいている最中に火傷を負うおそれもあります。
あなたの悩みを解決できるスギナ駆除のプロがいます
スギナを根絶したいのであれば、やはり除草剤が一番効果的です。しかし、自分で除草剤を使うのは薬害や効果の面で不安という方もいるかもしれません。そのようなときは、プロに相談するようにしましょう。雑草駆除のプロをお探しの際は、弊社にお電話ください。
【防草シート】スギナを根絶したあとの予防策
スギナはツクシから胞子を飛ばして繁殖するという性質上、たとえ根絶したとしてもほかの場所から飛んできた胞子により再度繁殖してしまうケースがあります。スギナ根絶後の再繁殖を防ぐのには「防草シート」をおすすめします。
防草シートとは直接地面に敷くことで、新しく雑草が生えてくるのを防止してくれる庭用の敷物です。シートを選ぶ際は「遮光性」「透水性」に注目して選ぶとよいです。
・遮光性
防草シートがどれだけ光を遮断してくれるかを意味します。植物が成長するためには光合成が欠かせません。そのため、遮光性が高い防草シートを選べば万が一雑草の根っこが地中に残っていた場合でも、光合成をおこなって成長してしまうという事態を阻止できます。
・透水性
防水シートがどれだけ水をとおすかを意味します。透水性が高いほど水はけがよくなります。逆に、透水性が低いものはシートのうえに水たまりができてしまうおそれがあります。
防草シートは雑草予防の効果がとても高いですが、敷き方を間違えると十分な効果を発揮できません。また、シートを敷く範囲にもよりますが、一人でやると重労働になりがちです。そのため、防草シートを導入する際はなるべく業者に相談することをおすすめします。
弊社では、スギナの駆除だけでなく防草シートの導入もしています。防草シートに興味のある方も、お気軽にご相談ください。お庭のスギナの根絶、再発予防をしてきれいなお庭を楽しんでください。
塩は雑草対策として効果があるといわれています。しかし、雑草対策をして更にその場所でほかの植物や野菜を育てたい場合は、塩を使うとデメリットのほうが多いのです。
この記事では、雑草対策に塩を使うことのリスク、塩を使わない雑草対策などを紹介しています。塩以外の対策はいくつかあるので、ひとつずつ細かく解説していきます。
この記事を読むと、塩を使う方法が土地や周囲の環境に悪影響を及ぼすということに気がつくことでしょう。そして塩以外の選択肢を知ることができるので、ご自宅の環境に合った方法で雑草対策をしてみてください。
雑草対策に塩を使うにはリスクがある!
雑草対策として塩を使うのにはリスクがあるため、おすすめできません。ここでは塩を撒くことでどういったリスクがあるのかについて紹介していきます。
塩の除草効果
雑草に塩を撒くと枯らすことができるといわれています。その理由についてわかりやすく順を追って説明します。雑草は以下のようにして枯れていくのです。
- 雑草に塩を撒く
- 土の塩分濃度が高くなる
- 雑草の根元から水分が抜けていく
- 雑草は枯れる
雑草をはじめ、すべての植物は水分がないと生きていけません。しかしその水分が土に奪われてしまうので、結果として雑草は枯れるということです。
余談ですが、人間でも同じ現象が起きます。塩辛い食べ物などで塩分を取りすぎると、体はその塩分(ナトリウム)濃度を薄めようとして細胞内にある水分を血液中に送ります。細胞中の水分が減るので喉が渇いたと感じるのです。雑草も水分を奪われることで喉が渇き、枯れてしまうというわけです。
【リスク1】植物が育ちにくくなる
雑草対策として塩をまくと、たしかに塩をまいた箇所の雑草を枯らすことができます。しかしその塩は分解されずにその土壌に蓄積されるので、今後なにか植物、果物、野菜などを育てようと思っても、その土壌では育たなくなってしまいます。
【リスク2】住居環境への影響
塩をまくことで起こりえるリスクの2つめは、酸化現象です。塩には、鉄などを酸化させる力があります。塩を使って雑草を枯らすと、その塩分が地中の排水管をサビつかせたり、鉄筋コンクリートを弱らせたりするおそれがあります。
塩を含んだ水が排水管の内部まで、サビつかせてしまうかもしれません。そうすると、排水管がつまってしまうおそれがあります。
【リスク3】周囲の土壌への影響
3つめのリスクは、周辺の土壌にも悪影響を及ぼすということです。雑草にまかれた塩が雨で溶かされ、それが周辺の畑、地下水、川へ流れていくことも十分に考えられます。もちろん塩の量は微量かもしれませんが、塩をまくことで周辺の土壌や環境に影響を与えることはたしかです。
リスクの上で塩を使う場合の注意点
このように雑草対策として塩を使うことにはいくつかリスクがあるので、あまりおすすめしません。リスクを理解した上で、塩を使う場合は以下の項目を参考にすると、周囲への悪影響を最小限に抑えながら雑草を枯らすことができるでしょう。
・植物にかけないように植物がある場合は10cm程度その植物から離す
塩を使って雑草対策をする場合は、周囲の植物や栽培しているものに少なからず悪影響があることを頭にいれておきましょう。
周囲の植物に悪影響を及ぼさないためにも、周囲にある植物からは10cm以上離して塩をまくようにしてください。塩をまくことで土の中の塩分濃度が高まり、その結果近くに生えている植物の茎から水分が奪われることになります。10cm以上離しておけば比較的安全でしょう。
・塩をまいてから3~4日したら活性剤をまく
100倍希釈の活性剤をまくことで、塩を肥料に変えることができます。植物は光合成をすることで、ミネラルを生成します。塩にもミネラルが含まれているので、塩を100倍に薄めることで植物に必要な栄養素に変えることが可能です。
ここからは塩以外の雑草対策について紹介していきますが、手間をかけたくない、雑草をなるべく早くどうにかしたい場合には業者に相談してみてはいかがでしょうか。
弊社では、雑草駆除の優良業者を紹介しています。現地調査や見積りは無料なので、ぜひ一度ご相談ください。
雑草対策の基本①:草を取り除く
雑草対策として挙げられる方法は、2通りです。今生えている雑草を取り除くことと、新しい雑草が生えてこないようにすることです。ここではまず、今生えている雑草を取り除くための方法をいくつかご紹介します。
地道に草むしり・草刈り
まずはやはり地道に、草むしりや草刈りをすることです。ただし草むしりをするときは、根から抜かないように気を付けましょう。
根から抜いたほうがよさそうに感じますが、じつは逆効果なのです。根から抜いてしますと、その場所の土が固くなります。そして固い土でも育つような、強い雑草が生えてきます。つまり、草むしりのときに根から抜いてしまうと、後々の草むしりが更に大変になるということです。
草むしりをするときは、根元から引っこ抜くのではなく、成長点よりすこし下で刈ったり、むしりとるようにしましょう。雑草の成長点とは根が密集していて束のようになっている付け根のことです。これよりもすこし下の位置でむしりとりましょう。
除草剤を使う
雑草処理をより効率よくするために、除草剤を使うことをおすすめします。除草剤には茎葉処理型と、土壌処理型の2種類があります。茎葉処理型は、今生えている葉を枯らしたいときに使う速効性の高い除草剤です。土壌処理型は、これから生えてくる雑草を防ぎたいときに使う長期持続タイプの除草剤です。
今生えている雑草を枯らしたい場合は、茎葉処理型を選びましょう。これは液体で土壌に浸透しない性質をもつので、植物を植える予定がある場所でも使えます。デメリットとしては、雨に弱いということです。
なるべく晴れの日に除草剤を使いましょう。肝心なことは雨が降る前に、除草剤が乾いているかどうかです。
除草剤が乾いていれば、それは土の中にしっかり浸透している証拠です。除草剤をまいてからすぐ、もしくはまだ乾いていない状態で雨が降ると、除草剤は流されてしまうと考えましょう。
身近なものを使って除草する
身近にあるものを使って除草するとなったときに、最も定番なものは熱湯でしょう。先ほど、水をかけて土を柔らかくしてから草むしりをするとよいと説明しました。熱湯を使う理由はそれに似ていますが、熱湯を使う場合は細胞を破壊するという目的が加わります。
しかし、熱湯を使っての雑草対策は効率があまりよくありません。熱湯を何度も台所に注ぎにいかなければなりませんし、熱湯を運ぶときなどに火傷するおそれもあります。
台所と庭を何度も熱湯をもって往復する労力や火傷するかもしれない危険性を考えると、すこし非効率的かもしれません。効率よくすばやく雑草をどうにかしたい場合は業者に依頼するとよいでしょう。業者に依頼した場合の費用については以下のようになります。
業者に作業してもらうといくらかかる?
雑草対策を自分でおこなうと、労力と時間が必要です。そこで、業者に依頼して作業してもらうという選択肢もあります。業者の費用ですが、値段の基準は作業時間や坪数によって決まるところが多いといえるでしょう。
具体的な費用相場としては、10坪あたり約6,000円~10,000円です。業者によってはゴミ回収に別途追加費用が必要なところや、坪数と作業する業者の人数などで料金が変動するところが多いです。
複数の業者を比較して自分で優良な業者を見つけるには、すこしの時間と労力が必要かもしれません。弊社では雑草駆除の優良業者を紹介していますので、お電話いただければ、すばやく優良業者をご紹介させていただきます。
雑草対策の基本②:草が生えにくい環境をつくる
ここまでは、今生えている雑草を取り除く方法について解説しました。次は雑草が生えてこないようにする方法について解説していきます。
防草シートを敷く
まずは防草シートを敷くという方法です。防草シートを選ぶときは、遮光率が99%以上のシートがおすすめです。遮光率99%ということは、シートの下の雑草に届く日光を99%遮断できるということです。
また遮光率と合わせて、水はけのよさも重要ですので、「水はけ良好」「高い透水性」のような記載があるシートを選ぶようにしましょう。水はけの悪いシートだと、雨が降ったときにシート上の水たまりができて、蒸発してなくなるのを待つしかないということが起きます。
防草シートを敷くときは、事前にしなければいけないことがいくつかあります。以下を確認しておきましょう。
- 防草シートを敷く範囲の雑草を取り除く
- 木質化したような固い株も取り除く
- 地面を平らにならす
あらかじめ雑草を取り除いておく理由は、防草シートを守るためです。雑草の中には刈り取られたあとに残った部分が、木質化するものもあります。木質化とは草の株や枝が木のように固くなる現象をいいます。
固くなった株をそのままにしておくと、防草シートがやぶれてしまうおそれがあります。したがって最初に雑草を取り除いておくことが重要です。
また、防草シートを複数枚敷くときは、互いのシートが10cmほど重なるようにして敷いていくと効果的です。重なる部分が少ないと、下から雑草が出てくるかもしれません。しかし重なる部分を多くし、雑草に日光が一切届かないようにすることで、雑草が出てくることを防ぐことができます。
レンガやタイルを敷く
レンガやタイルを敷くという方法は雑草の発生を抑えつつ、庭の外観をキレイにオシャレに保ちたいという人におすすめです。
除草シート同様に、レンガやタイルを敷くことで、雑草の生長に必要な日光が届かないようにすることができます。またレンガ自体が重いので、重しの役割もしてくれます。
一方で、レンガを敷くときはいくつか確認するべきことがあります。
- レンガやタイルを敷き詰めるスペースは十分あるか
- 地面は平らになっているか
- レンガとレンガはすき間なくつめられているか
レンガやタイルを敷くときは、地面を平らにすることが必要不可欠です。地面がでこぼこしていたり、斜めになっていたりすると、レンガを敷いたときに必ず隙間ができてしまいます。見栄えも美しくないですし、隙間があるということはそこから雑草が生えてきても不思議ではありません。
レンガを敷くときは、なるべく隙間ができないようにピッタリと並べていきましょう。最終的にできたしまった隙間には、防草用の砂を敷き詰めていくとよいでしょう。
砂利を敷く
防草シート、レンガやタイル以外では、砂利を敷き詰めるという方法もあります。これは砂利を敷くことで、雑草に日光が当たりにくくすることが目的です。
砂利を敷くと雑草に日光が当たりにくくなるのは事実ですが、雑草の上に直接砂利を敷くだけでは不十分です。砂利を敷く前に、今生えている雑草を取り除き、その上に防草シートを敷くようにしましょう。下から土、防草シート、砂利の順になるようにしましょう。
たまに砂利の中に植物の芽があるのに気づくかもしれません。それはどこかから飛来した芽の場合がほとんどです。その芽は、地面に根付いているわけではないのですぐ抜けます。砂利を使って雑草対策をするときは、防草シートを敷いてから、その上に砂利を敷き詰めましょう。
固まる土を敷く
次に固まる土を使うという方法もあります。これはどんな土というと、水をかけるだけで固くなり、雑草の発生を抑えることができるという土です。
固まる土のメリットとしては、以下のようなことが挙げられます。
- 日光の照り返しが少ない
- 水たまりができにくい
- 落ち葉の掃除がしやすい
- 雑草抑制効果が高い
落ち葉を掃除する場合、砂利だと掃除しにくいことが想像できるかもしれません。しかし、この固まる土であれば、表面は平らなので、落ち葉の掃除がより楽になります。そして土の厚さを3~5cm程度にしましょう。これくらいの厚さであれば雑草が突き破ってくることは考えにくいでしょう。
固まる土は水をかけるだけで固まるので簡単そうに聞こえますが、弱点もあるのでみてみましょう。
- 強度が弱い
- 湿度の高い場所や日陰に使うと黒い苔が生えることがある
- 水勾配(すいこうばい)を考えずに使うと逆に水はけが悪くなる
水勾配(すいこうばい)とは、人工的につくる傾斜のことです。傾斜をつくっておかないと、雨が降ったときなどに、土の上に水たまりができてしまいます。しかも、その土は固まっているので、水が土に浸透せず、蒸発を待つしかなくなります。
この3つの特徴を考慮すると、固まる土は歩いたり、車を止めたりしない場所で一度土を固めたらその後はずっと放っておける場所に使うのが理想的といえるでしょう。なので、植木の周りなどに使うとよいでしょう。
草が生えにくい環境をつくる際のポイント
草が生えにくい環境をつくるには、草に光合成をさせないことが絶対条件です。草は光合成をすることで成長するので、光合成ができなければ成長することはありません。
その方法としていくつかご紹介してきました。
- 防草シートを敷く
- レンガやタイルを敷く
- 砂利を敷く
- 固まる土を使う
どれも雑草対策として効果的ですので、ぜひご自宅の環境などを考慮してできそうな対策をしてみてはいかがでしょうか。
自分で作業をするのが面倒、不安、もしくは早く雑草をどうにかしたいといった場合には、業者に依頼してみましょう。弊社では、優良な業者をすばやく紹介させていただきます。現地調査や見積りは無料ですので、ぜひお気軽にお電話ください。
学校や公園など、いたるところにグラウンドは存在します。スポーツをしたり子供が走り回ったり、場所によって用途は異なりますが、どのような目的であっても、整備されたグラウンドでなければ、安心して利用できません。
グラウンドは、広範囲に土のある場所ですが、比較的お手入れはしやすいものです。それでも、長年使っていると雑草が生えてきたり、隅のほうに生えていた雑草が伸びてきたりします。
長く安心して利用できるよう、グラウンドに生える雑草の駆除方法についてご紹介します。広大な敷地の整備が大変なときは、業者に依頼する方法もあります。その際のメリットや費用相場についても解説していますので、参考にしてください。
グラウンドの雑草を放置すると…
グラウンドは範囲が広いので、少しくらい雑草が生えても問題ないと思う方がいるかもしれませんが、広いからこそお手入れは欠かせません。
雑草は繁殖力が強く、あっという間成長します。多少の雑草でも、放置するとトラブルのもとになるのです。ここでは、雑草を放置すると起こる4つの問題点をご紹介します。
景観が悪くなる
雑草はあらゆる種類の植物が雑多に混ざって自生します。大きさやバランスも整えられたものではなく、無尽蔵に伸びているため景観がよくありません。また、球技などをおこなう場合、雑草だらけでは動きづらかったり、ボールが小さいと背丈の高い雑草に紛れてしまい探すのが困難となるでしょう。
害虫やカビが発生する
生い茂った雑草は、風通しが悪く湿気がこもるため、害虫やカビが発生しやすくなります。特に害虫の中には毒をもったものもいるため、グラウンド利用者が万が一刺されてケガをするおそれがあります。カビは異臭や衛生面が懸念されるでしょう。
ぬかるむ
雑草が大量に生えると、地中には根が張り、葉や土が堆積することで水はけが悪くなります。そうなると、雨が降るたびに水たまりができ、グラウンドの土はぬかるんで滑りやすくなります。
表面が凸凹になる
雑草の根が張りめぐると、根の張っている部分は土が盛り上がり、グラウンドの表面に凸凹ができます。足元が安定してないと、運動中に足を引っかけて転倒しやすくなるので、ケガをする危険性が高まります。
こういったトラブルが発生しないように、グラウンドに雑草を見つけたら、早めに対策をおこないましょう。
グラウンドの除草方法
グラウンドの除草をおこなう方法は、大きくわけて3つあります。それぞれどのような方法があるのかご紹介します。
また、除草効果はあっても、グラウンドの除草方法には適さないものがあります。間違った方法で除草をおこなわないよう、不適切な除草方法についても解説します。
除草作業をおこなう前に
管理者の方がご自身で除草作業をおこなう場合は、作業をする前に用意するものを確認しましょう。
除草作業は、雑草の状態がよく見える日中におこないます。直射日光は身体に大きなダメージを与えるので、なるべく肌を露出しないような服装がよいでしょう。そして雑草が伸びやすい夏場は気温が高く、熱中症などの危険性があります。こまめに水分補給をするとともに、タオルで汗を拭いて汗冷えを予防しましょう。
作業に必要な道具は、除草方法によって異なるので、それぞれの方法とあわせてご紹介します。
3つの除草方法
服装が整ったら、除草作業を始めます。それぞれ必要な道具やおこなうべき手順が異なりますので、自分がやりやすいと思うものを実践してみましょう。
・手作業
手作業で除草をおこなう場合は、草刈り機・カマ・クワ・スコップなどを使用します。雑草の量が多い場合は、草刈り機を使って全体の草を刈り取り、雑草の量が少ない場合は手作業で草むしりをする方法でよいでしょう。
草刈り機は、回転する刃を使用するので、固いものにぶつかると、刃が欠けたり自分に跳ね返ってきたりするおそれがあります。周囲に大きな石などの固い障害物がないか確認してから使用しましょう。
草むしりをおこなうときは、基本的には手で草を掴んで引っこ抜くか、クワやスコップを使って根ごと掘るかのどちらかです。背の高い雑草は、カマで根元付近を刈って背を低くしてから根を掘りましょう。
グラウンドはずっと使い続けるものなので、根を残しておくと次から次へと雑草が生えてきてキリがありません。草刈り機を使用した場合も、あとから根を取り除く作業をおこないましょう。
・除草剤
除草剤を使用する際は、すでに生えている雑草を根ごと駆除しなければならないので、葉や茎と土壌の両方に作用する液体タイプのものを使用するのがおすすめです。
さらに、グラウンドに均等に散布するために、除草剤散布機を使用しましょう。通販サイトなどで購入することができます。
・防草シート
除草の方法としては、防草シートを敷くということもできます。防草シートは、土をおおって日光を遮り、植物の成長を妨げることで雑草を生やさないようにする方法です。
地面の凸凹が多い場所や尖ったものや固いものがある場所は、シートが破れやすいので、障害物をなくして平らに近い状態の地面に張るようにしてください。
また、防草シートを敷く場合は、表面に見えるのがシートのみになり、土の部分はすべて隠れてしまいます。除草後も土の状態にしたいという場合は、ほかの2つの方法を実践してみましょう。
やってはいけない除草方法
除草にはさまざまな方法があり、塩をまくという方法を聞いた事があるかもしれません。多すぎる塩分は、植物にとって毒となるので、雑草を駆除することは可能です。
しかし、土に残った塩は分解されることなく残ってしまいます。そこに雨が降ると、塩は外部に流れ出て、花壇や近隣の庭が近くにある場合は、流れ出た塩の影響で周囲の植物まで枯れてしまうおそれがあるのです。
植物にとって毒となるものは、雑草だけでなく、大切に育てている花や木にも影響するのだということを覚えておきましょう。塩をまく除草方法はおこなわないことをおすすめします。
ご紹介した除草方法のなかで、除草剤使用するという方法がありましたが、除草剤は使用の際に注意すべきポイントがあります。効率よく除草をおこなうために、除草剤使用時の注意点も覚えておきましょう。
除草剤使用時の注意点
除草剤を使用する際は、使用のタイミングや周りの状況など、注意しなければならないことがいくつかあります。
ここでは、グラウンドに除草剤を使用する際に注意すべきポイントについて解説します。
使用のタイミング
除草剤は、使用に適したタイミングがあります。液体タイプの除草剤の場合は、風のない晴れた日におこなうのが効果的です。
風が強いと散布中に薬剤が思わぬ方向に飛んでいってしまうおそれがあり、雨の日は薬剤が葉から流れ落ちて効果がなくなってしまいます。薬剤を無駄にすることなく、効率的に除草剤を散布するために、作業をする際は天気の確認をおこないましょう。
周囲の環境
塩を使ってはいけないのと同じ理由ですが、周囲に花や木があり、それを大事に育てている場合は、除草剤の影響で花や木が枯れてしまうおそれがあります。
除草剤をまく範囲内やその周辺には、枯れてはいけないものがないことを確認したうえで除草作業をおこないましょう。
使用後のメンテナンス
除草剤の効果は、数か月で切れてしまいます。効果が切れるころに再度除草剤をまくことで、雑草予防をすることができます。しかし、再度使用するときに、道具の保管状態が悪いと、しっかりと均等に除草剤をまくことができないので、除草のたびに道具を買い直さなくてはなりません。
道具は丁寧に水洗いして、乾かしてから保管しましょう。また、あまった除草剤は、空気が入らないようしっかりと封をして、小さい子供が触れない安全な場所に保管しましょう。
除草剤を使った雑草駆除は、高い効果を発揮しますが、広範囲の作業は重労働です。自分で作業するのが難しいという方のために、業者に依頼する方法についてもご紹介します。
広いグラウンドの除草は業者に依頼するのがおすすめ
グラウンドのような広い場所の除草作業は、作業に慣れない方がおこなうと、時間も手間もかかりすぎてしまいます。そのようなときに頼れるのがプロの業者です。
ここでは、グラウンドの除草作業を業者に依頼した際のメリットや費用についてご紹介します。
業者に依頼するメリット
グラウンドの除草を業者に依頼すると、おもに4つのメリットがあります。
・身体への負担がない
グラウンドの除草作業は、作業をおこなう範囲が広いため、手作業でも機械を使っても重労働となります。そして、作業中はずっと日に当たりながら体を動かします。業者に依頼すればそれらの作業はすべておこなってくれるので、身体に負担はかかりません。
・手間や時間が少ない
今ある雑草を駆除するだけでなく、今後雑草が生えてこないような対策までおこなう必要があるため、すべての作業を終えるまでにはとても時間がかかります。効率よく作業をおこなうには、道具の扱いに慣れたプロに任せるのが1番です。
・仕上がりがよい
除草しただけでは、グラウンドの状態はよくなりません。その後にトラブルなく利用するためには、隅々まで整地してきれいにしておかなくてはなりません。業者に依頼すれば、除草から整地までの作業を何度もおこなっているので、丁寧できれいな仕上がりのグラウンドにしてもらえるでしょう。
・周囲への影響も考慮して施工できる
除草作業は、機械や薬剤を使用します。使用方法を誤ると、近隣の迷惑になったり、周囲の植物の成長に悪影響をおよぼしたりするおそれがあります。そういった、雑草駆除とは別のトラブルに発展しないよう、作業に関する周囲への影響を考慮して除草をおこなう業者に依頼することをおすすめします。
業者に依頼した場合の費用
業者に除草作業を依頼した場合にかかる費用は、作業時間・作業範囲・雑草の種類などによって異なります。
1平方メートルあたり約200~300円という業者もあれば、スタッフ1名が1時間作業で3,000円という業者もあります。
このほか、除草後の草の処分費や運搬費、出張費などが別途かかることもあります。詳しい料金が知りたい場合は見積りをとり、内訳を確認しておくとよいでしょう。
そして、どのような業者に依頼したらよいのかわからないという方は、まずは弊社にご相談ください。弊社では、全国各地に存在する加盟店からご希望の地域などをお聞きして、作業をおこなうのに適した業者をご紹介します。
費用面についても、いくつかの業者から相見積りをとって、料金を比較して依頼する業者を決めることができるので、納得のいく業者選びができるでしょう。
まとめ
グラウンドは広大な敷地で、除草をするだけでも一苦労です。しかし、放置すれば景観や水はけが悪くなるなどのデメリットばかりです。
除草をおこなって上記のようなデメリットを解消する方法は、手作業から除草剤使用、防草シートを使う方法までさまざまです。
グラウンドを再び復活させて使用するにも、別の用途に使用するにも、除草作業は必要不可欠ですが、きれいに除草できないと安全に使うことができません。
自分で除草をおこなうのが難しいと感じたら、業者に依頼する方法もあります。安全にグラウンドを使い続けられるように、早めに除草をおこないましょう。
スギナは数ある雑草の中でももっとも駆除しにくい部類に入る、とても厄介な雑草です。自宅の敷地や畑などに大量発生したスギナが駆除できずに困った経験のある人もいるのではないでしょうか。
スギナは抜いたり、刈り取ったりしても再び生えてくる繁殖力の強い雑草です。そんな厄介な存在のスギナを駆除するには、除草剤が有効です。
今回のコラムでは、スギナの駆除が難しい理由を紹介するとともに、スギナの除草剤を選ぶポイントや、駆除した後の対策方法についてもお伝えしていきます。スギナの繁殖に悩まされている人は、ぜひご覧ください。
厄介なスギナ、なぜ駆除が難しいの?
スギナは草を刈ったり、抜いたりしても再び繁殖しやすい雑草です。スギナの駆除を始める前に、まずは特徴を知って、的確な対策をおこなっていきましょう。
スギナってどんな植物?
スギナとは、シダ植物の仲間で、種ではなく胞子を飛ばして広がっていきます。春先に生えるつくしとはスギナの胞子のことで、成長するとスギナになります。
スギナは大きな地下茎によってつながっていて、茎をちぎっても再びのびてくることができます。そのため、地表に見えている部分をきれいに草刈りしても、しばらくすると地下茎から新たな茎が出てきてしまうのです。
スギナの駆除がしづらい「3つ」の理由
スギナの駆除が難しいとされているのには、おもに3つの理由があります。それぞれ順番に見ていきましょう。
理由1:寒さに強い
スギナは、越冬して1年以上生きられる多年草という植物です。スギナは寒さに強く、冬になったからといって枯れることがありません。冬に茎がみられない間も、地中ではどんどん地下茎が成長しているのです。
理由2:繁殖力がとても強い
次に、スギナの駆除が難しい理由は繁殖力の強さです。先にも紹介したように、スギナは胞子を飛ばして繁殖します。そのため、昨年までスギナがなかった場所にも突然生えてくることがあるのです。
また、地下には寒さに強い地下茎や根茎がしっかりと根付いています。根茎や、栄養をためこんだ塊茎という根の塊が生きていると、地表の胞子や茎がなくても再び茎を出すことができてしまいます。
理由3:茎がちぎれると増える
そしてもっとも厄介なのが、茎がちぎれた箇所から増えるという点です。スギナは地中にある長い地下茎でつながっています。しかし、駆除するために掘り返しても、茎がちぎれたところから新しい茎をのばしてしまいます。
そのため、地面を耕してスギナの根を切るという方法は、駆除方法としてはかえって逆効果にもなり得るのです。しかし、スギナの地下茎をすべて残さず掘り返して抜くのはとても大変です。
これらの3つの理由から、スギナの駆除はとても難しいといわれています。スギナを自力で駆除できないときは、除草業者に依頼するとよいでしょう。駆除についてお困りでしたら、ぜひ弊社にご相談ください。
スギナは除草剤でラクして撃退!選び方と散布方法
これまで紹介してきたように、スギナは茎を切っても、根を絶やさないことには何度でものびてきます。そのため、スギナを駆除するためには、根を確実に枯らすことが大切です。
スギナの根を枯らすには、除草剤を使うのが有効です。ここではスギナに除草剤を使用する際のポイントについてまとめました。
除草剤には2種類ある
除草剤には大きくわけて、2つの種類があります。1つ目が、葉や茎にかけて薬剤を吸収させる液体タイプの茎葉処理剤です。茎葉処理剤は、効果がすぐにあらわれやすく、いま生えている雑草をはやく枯らしたいときに適しています。
2つ目が、土にまいて地中からの発芽をおさえる顆粒タイプの土壌処理剤です。土壌処理剤は地面に顆粒をまき、薬剤を根から吸収させて枯らすことができます。
そのため、効果があらわれるまでにはやや時間がかかります。しかし、地面に薬剤の効果が持続するので、新たな雑草が生えるのを予防するのに向いているというメリットがあるのです。
スギナの対策で茎葉処理剤を選ぶときは、葉や茎だけではなく、根を枯らす効果もあるものを選ぶことがポイントです。
芝生で除草するなら「MCPP液剤」
場所を選ばずに繁殖する雑草は、大切に育てている芝生の中に生えてくることもあります。除草剤を使うときは、気をつけないとせっかく育てた芝生ごと枯らしてしまうかもしれないので、注意が必要です。
芝生の中にスギナが生えてきたときは、MCPP液剤という液体タイプの除草剤がおすすめです。MCPP液剤は芝生を枯らさず、スギナなどの雑草をピンポイントで駆除することができるという特徴があります。
MCPP液剤のような液体タイプの除草剤を使う場合は、説明書にしたがって適切な濃度に希釈しなければなりません。除草剤が薄すぎても効果が出にくくなるリスクがあり、反対に濃すぎても、近くで育てている植物が枯死してしまうおそれもあるのです。
また、液体タイプの除草剤は雨が降ると薬剤が流れてしまい、十分な効果を発揮できないこともあります。そのため、MCPP液剤などの液体タイプの除草剤を使うときには、晴れの日が続くタイミングで散布するようにしましょう。
MCPP液剤のように、特定の植物だけを枯らすことができる除草剤を「選択制除草剤」といいます。反対に、植物の種類にかかわらず作用する除草剤を「非選択制除草剤」といいます。大切に育てている植物の近くでは、選択制除草剤を使うなど工夫が必要です。
除草剤を使用する前準備
除草剤を使うときには、自分の体を守るために安全に配慮した服装に着替えましょう。作業中に除草剤が付着したり、虫に刺されたりするのを防ぐために、長そでと長ズボンを着用します。また、夏場は熱中症のリスクを防ぐため、つばの広い帽子をかぶるとよいでしょう。
除草剤に直接触れないように、手袋を着用することも大切です。液体タイプの除草剤は作業中に吸い込むおそれがあるので、マスクやゴーグルをして身を守りましょう。
除草剤の中には、液体を希釈して使用するものもあります。その場合は、除草剤の説明書にしたがって、既定の濃度に希釈してください。除草剤はムラなく全体にまくことが大切なので、噴霧器を用意しておくとよいでしょう。
除草剤の費用についてはさまざまで、先ほど紹介した芝生の中でも使えるMCPP液剤は500㎖で約2,500円~4,000円ほどとなります。除草剤を使用する面積や、雑草の種類によって希釈の倍率はかわるので、ご家庭に合ったものを選ぶとよいでしょう。
スギナを枯らす除草剤「散布のコツ」
スギナを確実に駆除するためには、散布するときにコツが必要です。液体タイプの除草剤をまくときは、薬剤が雨に流されないように晴れた日に散布しましょう。
顆粒タイプの除草剤は風で飛ばされるおそれがあるので、晴れていて風のない日に使用してください。地面が湿っていると薬剤が浸透しやすいので、前日に雨が降った日を選ぶとベストでしょう。
1.刈らずにそのまま撒く
スギナは刈ったところや、ちぎれたところからどんどん茎をのばす雑草です。そのため、せっかく草刈りをしてもスギナが増えてしまうことも考えられます。
スギナに除草剤を散布するときは、刈らずにそのまま使うのがおすすめです。液体の除草剤は地表に出ている茎や葉に付着しないと効果を発揮しないので、30㎝程度の雑草であればそのまま散布しましょう。
2.定期的に撒く
スギナは地表に出ている茎が枯れても、地下茎が生きていれば再び茎をのばすことができます。そのため、除草剤を1度まいただけでは、完全にスギナを駆除することは難しいでしょう。
スギナを除草剤で枯らすためには、定期的に撒く方法がおすすめです。具体的には、10日おきに3回程度、除草剤を散布しましょう。定期的に除草剤を使用することで、これからのびてくるスギナを駆除することにつながります。
スギナの駆除、実はプロに依頼できます!
繁殖力が強く、何度も除草剤を散布しないと簡単に駆除できないスギナは、忙しい人にとっては悩みのタネになるかもしれません。また、あちこちに広がりやすいスギナの胞子は、除草剤で駆除することが難しいという一面もあります。そのため、スギナの駆除を自分でおこなうことは難しいので、プロに依頼して除草してもらうのもおすすめです。
業者の費用の算出方法はさまざまで、1平方メートルあたりの金額や、作業時間によって料金が定められている場合などがあります。一例ですが、1平方メートルあたりの金額は数千円~25,000円前後であることが多いようです。
また、除草した後のゴミを処分する場合には処分費が別途必要になることもあります。そのため、事前に見積もりの内訳を確認し、費用を確認しておくとよいでしょう。
スギナの駆除をプロに依頼したいというかたは、ぜひ弊社へお電話ください。予算やお悩みにあわせて、草刈りの業者をご紹介します。
スギナ対策には防草シート!その理由とは
1度駆除したスギナが再びのびてこないようにするには、防草シートがおすすめです。防草シートとは、化学繊維でつくられた雑草の繁殖を予防するシートのことをいいます。ここでは、スギナに防草シートが有効な理由や、防草シートの選び方、正しい敷き方についても紹介していきます。
防草シートが有効な理由
雑草の成長には、根を張るための土と、水や日光が欠かせません。そのため、防草シートで地面を覆い、日光を遮断することで雑草の成長を防ぐことができます。
他にも、スギナの胞子が土に付着するのを防ぐことができるため、繁殖を予防できるとも考えられます。また、すでに地中にスギナの地下茎がある場合でも、防草シートが張ってあれば茎をのばすことができなくなるでしょう。
防草シートを張ることで、地中から雑草がのびてくるのをおさえられますが、場合によっては勢いのある雑草が防草シートを突き破ってくるケースもあるようです。そのようなことにならないために、防草シートはできるだけ丈夫なものを。
スギナには不織布の防草シートがおすすめ
先ほど述べたように、防草シートを突き破って雑草がのびてくることもあります。そのようなリスクを防ぐためには、不織布の防草シートを選ぶことがおすすめです。
防草シートには、化学繊維を織り込んだ織布(しょくふ)のものと、繊維を圧着して絡ませた不織布のタイプがあります。織布の防草シートは、比較的リーズナブルなものが多いというメリットがあります。しかし、繊維の織り目があるので、そこから雑草が生えてきたり、ほつれたりしやすいというデメリットも考えられます。
不織布の防草シートは、その名の通り、織り目のない素材です。そのため、織り目のすき間から雑草がのびてくるリスクを防ぎやすくなります。耐久性にも強いという特徴もありますが、織布の防草シートよりも価格が高い傾向にあります。
初期費用は不織布の方がかかるかもしれませんが、せっかく防草シートを敷くのなら、長い間、確実に雑草対策ができるものを選ぶ方がよいでしょう。そのため、スギナの対策には不織布の防草シートがおすすめです。
防草シートの正しい敷き方
防草シートを敷くときは、まず、地面にある雑草や小石などの不要なものをすべて取り除きます。地面に不要なものがあるとすき間ができてしまい、そこから地中にある雑草がのびてくることがあるからです。
雑草や石を取り除いたら、スコップやブロックなどでたたいて地面が平らになるように固めます。整地ができたら、防草シートを敷地にあわせて広げていきましょう。
防草シートを敷くときは、たるまないようにしっかりと端を張ってピンで固定します。ピンが浮いてこないように、防草シート用のテープで補強しておくと安心です。
また、複数枚の防草シートを使うときは、防草シートを10cmほど重ねて、しっかりとテープでつなぎ合わせましょう。ほかにも、穴やほつれなどがあれば、適宜テープで補修をしてください。
最後に、防草シートがはみ出した箇所をカッターやはさみなどでカットしていきます。ここで大切なのは、防草シートを切りすぎないようにすることです。防草シートを切りすぎると、すき間から雑草が生えるリスクがあがるので、カットするときは細心の注意を払いましょう。
砂利やレンガとの組み合わせで、オシャレな庭へ
防草シートは雑草の繁殖を予防するのに有効なアイテムですが、そのまま敷いただけだと庭の景観が殺風景な印象になってしまうかもしれません。防草シートを使って雑草対策をしながら、オシャレな庭づくりをするのにおすすめなのが、砂利やレンガなどを組み合わせることです。
防草シートの上に砂利や、レンガ、ウッドチップなどを敷くと、庭の雰囲気を変えることができます。また、上に乗せるものの重みによって防草シートがめくれたり、ずれたりするのを防ぐことにもつながるでしょう。
防草シートの上に砂利を敷くと、足音が聞こえやすくなるので防犯にも役立つかもしれません。防草シートでスギナなどの雑草の悩みを解決するとともに、庭の景観や防犯対策も向上していきましょう。
防草シートは便利なアイテムですが、正しい使い方をしないと十分に効果を発揮できないかもしれません。防草シートを初めて使う人や、広い場所での雑草対策を検討している人は、業者に依頼してみてはいかがでしょうか。雑草の防除を確実におこなって、雑草の悩みを減らすことができそうです。
米農家の方のなかで、田んぼの中に紫色の花をつける植物が生えているのを見たことはあるでしょうか。その植物は、もしかしたらコナギかもしれません。コナギは繁殖力が強く、稲の成長を阻害してしまうため、米農家にとってはとても厄介な存在です。
このコラムでは、そんなコナギの除草方法や生態などについてご紹介していきます。田んぼでコナギが繁殖していてお困りという方は、参考にしてみてください。
コナギの除草方法は除草剤が効果的
多くの農家がかかえる問題のひとつとして、雑草の駆除があります。雑草は駆除したいけど、作物への影響を考えて除草剤を使わないという農家の方もいるのではないでしょうか。
畑などの雑草は手作業で草むしりしつつ駆除することも可能ですが、コナギは水田に生えるのでそれも難しいです。そのため、効率的にコナギを除草したいのであれば、除草剤をまくことをおすすめします。
除草剤の選び方
除草剤というと危険なイメージをもつ方もいるかもしれませんが、正しい薬剤選びをして注意点を守りつつ使えば、農家の心強い味方となります。コナギの除草剤を選ぶポイントについてご紹介するので、除草剤を選ぶ際の参考にしてみてください。
・コナギが生えてくるのを予防したい
コナギの種子は、冬に土の中で休眠をして春になると芽吹きます。そのため、地中の種子が発芽するのを予防したいという場合は、田植えをおこなう前に「水稲用の初期除草剤/一発処理剤」をまくのが効果的です。
・すでに生えているコナギを駆除したい
田植え後にコナギが生えてきている場合は、コナギの成長具合に合わせて除草剤を選ぶ必要があります。成長の初期段階で葉の枚数が少ないコナギには「中期除草剤」が効果的です。ある程度成長して、葉の枚数が3枚を超えている場合は「後期除草剤」を使用しましょう。
効果的にコナギ除草するコツ
除草剤はコナギの生育段階に合わせて選ぶだけでなく、成分にも注意する必要があります。多くの除草剤には雑草に対して有効な「スルホニルウレア」という成分が含まれています。
基本的にはコナギにも有効な成分ですが、中にはこの成分に抵抗をもつ個体もいるようです。そのため、除草剤をまいてもコナギを駆除できない場合は、この成分の含まれていない除草剤を選ばなければなりません。
また、水稲用の除草剤は多くの場合田んぼに張った水に溶け込み、数日かけて土壌に吸着して除草効果を発揮します。そのため、田んぼの水が流れ出さないようにしましょう。
同時に天候にも注意してください。天気予報を確認して、1週間は雨が降らないタイミングで除草剤をまくことをおすすめします。
コナギとはどういう植物?
そもそもとして、コナギがどういう植物かご存じでしょうか。コナギは、本州~九州の水田で発生することが多い植物です。5~11月にかけて生育し、冬の間は地中で種子が休止状態となります。夏~秋には紫色の花をつけるのが特徴的です。
酸素をあまり好まない植物なので、田んぼに水が張っている6~9月ころはとくに繁殖しやすいです。コナギの厄介な点は、繁殖力が強いうえに窒素を多く吸収することです。私たち人間にとっては有害にもなりうる窒素ですが、稲を含む植物にとっては成長に必要不可欠な存在です。
しかし、コナギが繁殖してしまうと水田の窒素量が減少し、成長に必要な窒素が足りずに稲の成長へ悪影響がでてしまうのです。
コナギはなぜ繁殖する?
コナギは酸素が少ない環境を好むため、繁殖している場合は田んぼの酸素が不足している可能性が高いです。とくに、水深が深い水田は酸素が不足しやすくて、コナギにとって繁殖しやすい環境になってしまいます。
また、米ぬかを土壌にまいて雑草対策をしているという場合も、コナギが繁殖しやすくなってしまいます。米ぬかによる雑草対策は、米ぬかの発酵で土壌が酸欠状態になるため、雑草が生えづらくなるというものです。しかし、コナギは酸素が少ない状態を好むため、この対策が逆効果になってしまう点に注意しましょう。
コナギ以外にも注意が必要な水田雑草
コナギは米農家にとって厄介な植物ですが、ほかにも注意が必要な水田雑草がいくつかあります。ここでは、そんな水田雑草をいくつかご紹介していきます。
・ヒエ
紫色の花をつけるというわかりやすい特徴をもつコナギと異なり、ヒエは稲に見た目がよく似ているため見分けるのが困難です。そのうえ繁殖力が強く成長も早いため、気づいたら大繁殖していたということも珍しくありません。ヒエが生えていると稲の成長が遅れたり、採れる米の量や品質が低下したりする原因となってしまいます。
・クログワイ
黒褐色の小さい球根をもつ植物です。発生時期は個体ごとのばらつきが激しく、適切な除草剤を選ぶのが難しいです。さらに、寿命がかなり長いため、根絶するには長期間にわたって駆除を続ける必要があります。
・アオミドロ
水の張ってある田んぼで繁殖できる、緑色のドロドロとした藻のような植物です。水上でしか繁殖せず気温が高い状態を好むため、水張りを終えた6月以降に繁殖しやすいです。アオミドロが繁殖すると稲の成長に悪影響を与えるほか、除草剤が田んぼの土壌に届きにくくなるため、せっかく薬剤をまいても効果が薄くなってしまいます。
・アシカキ
おもに水路や水田の畦畔(けいはん)に生えて、成長時に水田へ侵入してくることがある植物です。畦畔とは、水田から水がでていかないようにするための盛り土部分のことです。
アシカキはイネ白葉枯病の病原菌を媒介することがあるため、水田で繁殖してしまうと米の収穫量が減少したり、稲が枯れてしまったりするおそれがあります。
ご紹介してきたとおり、水田の雑草はそのまま放置していくとどんどん繁殖してしまい、稲の成長や米の収穫に悪影響をおよぼすおそれがあります。そのため、雑草を見かけたら早めに駆除をしましょう。
雑草ごとに有効な除草剤や対処法などは異なっているため、それぞれに合わせたものを選ぶ必要があります。しかし、雑草のなかには種類を見極めるのが難しいものも多いです。
雑草の種類を見極めて適切な対処を取るという自信がない場合は、プロに相談してみてはいかがでしょうか。弊社では、水田の雑草にも対処できる業者をご紹介しています。相談窓口は24時間365日いつでもご利用できるため、お気軽にお電話ください。
まとめ
コナギの除草には、除草剤を利用することをおすすめします。しかし、除草剤は取り扱い方を間違えると効果が十分に発揮されなかったり、稲に薬害が発生してしまったりするケースもあります。そのため、除草剤を使用する際は含まれている成分や使用方法などに注意しなければなりません。
田んぼのコナギを駆除したいが除草剤の取り扱いに自信がないという方は、業者に相談することをおすすめします。弊社では、お庭だけでなく水田の雑草駆除をできる業者も紹介しているので、コナギでお悩みの際はぜひご相談ください。
5月~10月にかけて地面を這うように生えるコニシキソウ。コニシキソウは道端や庭でよくみられる雑草です。春から秋までが発生時期のため、ダラダラと発生が続きやすく、駆除するのに時間がかかります。
コニシキソウが邪魔だと感じたら除草をおこないましょう。コニシキソウを除草するには、除草剤を使うのがおすすめです。まずは、コニシキソウの生態を知り、効果的な除草の仕方と予防をしていきましょう。
コニシキソウの生態・発生しやすい場所とは
まずは、コニシキソウの生態や発生しやすい場所についてご紹介いたしましょう。コニシキソウの生態や発生しやすい場所がわかれば、効率よく除草・予防ができます。
コニシキソウの生態
コニシキソウはトウダイグサ科の一種で、根本から枝分かれをして育ちます。暗赤色の茎から対になって生える暗紫色の斑点のある葉が特徴です。種子で繁殖する雑草で、5月~10月にかけて発生します。
発生しやすい場所
コニシキソウは日当たりがよい場所を好みます。また、土地が肥えて乾燥している酸性の土壌に発生しやすいです。空き地や道端、畑、庭などさまざまなところで自然に生えてくるため、みかけることも多いでしょう。
コニシキソウから出る白い液体
コニシキソウの茎を切ると白い液体が出てきます。この白い液体について気になっている方も多いでしょう。しかし、白い液体について詳しいことは解明されていないようです。
コニシキソウの茎から出てくる白い液体を触るとかぶれたり、痛みが出たりすることがあります。また、誤って食べてしまうと嘔吐や腹痛、痙攣などを引き起こすためくれぐれも食べたりしないようにしてください。
お庭にコニシキソウが生えているなら、健康被害が出る前に除草をしましょう。コニシキソウを除草するなら、除草剤を使うのが有効です。
コニシキソウの除草には除草剤!使用時の注意
コニシキソウは除草剤を使うと効率的に除草することが可能です。ただ、除草剤といっても種類はさまざまあります。雑草を枯らす目的は同じですが、除草剤の種類によってそれぞれ発揮する効果が違います。よりコニシキソウを効率よく除草するために、除草剤についてみていきましょう。
除草剤について
除草剤は大きく2種類にわけることができます。粒状タイプが多い「土壌処理型」と、主に液体タイプの「茎葉処理型」があり、それぞれ効果が違います。
土壌処理剤は、土にまいて根から枯らす除草剤です。即効性はありませんが、数ヶ月間は除草効果を発揮します。そのため、生えてくる雑草の予防として利用することも可能です。
コニシキソウは種子で繁殖する雑草のため、一度キレイにコニシキソウを枯らしても種子が残っていれば生えてきます。長期間コニシキソウを生えてこないように除草したいなら、土壌処理型がいいでしょう。
茎葉処理型は、葉や茎に除草剤を直接かけて枯らすものです。茎葉処理型は、現在生えているコニシキソウをすぐ枯らす効果があります。しかし、土壌に残っているコニシキソウの種子は対策できません。すぐにコニシキソウを枯らし、景観をすっきりさせたい場合に向いています。
除草剤を使うときの注意点
除草剤を使うときは必ず用法を守ってください。除草剤の種類によっては水で薄めて使うものがあります。強い効果を出したいからといって、必要以上に除草剤の濃度を高くしても効果は変わりません。
また、小さい子供やペットがいるご家庭では除草剤を口に入れてしまわないよう気を付けてください。呼吸困難や湿疹など健康被害がおよぶことがありますので、除草剤をまくときは周りに人やペットを近づけさせないようにしましょう。
もし除草剤が手持ちにないなら……
もし、手持ちに除草剤がないなら手作業で除草をしていきましょう。コニシキソウは種子で繁殖していきます。そのため、種子ができる前に抜き取ったり、刈り取ったりすることが大切です。コニシキソウは種子ができるまでの成長が早いため、みつけたら早急に除草しましょう。
手作業で除草する時間がない、労力を使いたくないなどであれば業者に依頼してみてはいかがでしょうか。業者に依頼をすれば、地道な草むしりといった煩わしい作業をする必要なく除草をすることができます。
また、コニシキソウを除草することができたら再び生えてこないように対策をしておくとよいでしょう。コニシキソウの対策には防草シートが有効です。詳しい内容は次で説明していきます。
コニシキソウ対策には防草シート!その理由って?
コニシキソウが生えてこないようにするには、コンクリートやタイルで覆う方法もあります。ですが、これらの方法は費用や手間がかかるため、手軽にできるとは言えません。
簡単に除草したいのであれば、防草シートで対策をするのがおすすめです。ここからは、コニシキソウ対策で防草シートを使うメリットやデメリット、敷き方などを詳しくご紹介していきます。
防草シートについて
防草シートとは、雑草が生えてくる土壌に日光があたらないように遮るシートです。防草シートを敷けば、地面に残ったコニシキソウの種子が光合成できなくなるため予防ができます。また、コニシキソウの種子が風に乗って飛んできても土壌に根つかないメリットがあります。
防草シートはホームセンターや通販で購入でき、四隅をピンで固定するだけなので、ひとりでも手軽に対策できるのです。数年はお手入れをしなくてもコニシキソウが生えてこない状態になるでしょう。
しかし、防草シート敷くと景観が損なわれてしまいます。また、固定したピンが緩いと風でシートが飛ばされたり日があたる隙間ができたりして、再びコニシキソウが生えてくることもあるのです。
防草シートを効果的に敷くにはコツがあります。ここからは、防草シートの敷き方を詳しくみていきましょう。
敷き方
防草シートを敷くときは、除草をした土壌の上に敷きます。除草をせずに敷くと地面がデコボコして隙間ができやすくなります。場合によっては、雑草が防草シートを突き破ってしまうかもしれません。必ず敷く前には除草するようにしましょう。
そして、防草シートを複数敷くときは、端と端が10cmほど被さるようにしてください。こうすることで、多少の風があってもシートに隙間ができないようになります。そして、防草シートの端をピンで固定していきます。
防草シートを敷き終わったら、シートの上から砂利を敷くとよいでしょう。砂利を敷くと、シートだけの状態に比べて、自然な景観になります。さらに、砂利がシートのおもしになるため、日光をより遮断することができます。砂利が重みとなって防草シートが風で飛ばされることもないため、防草シートと砂利を組み合わせて使うのはとてもおすすめです。
防草効果が出ないなら
防草シートを敷いても風でとばされたり、隙間から雑草が生えてきたり、防草シートを突き破って生えてくることがあります。防草シートを敷いてもコニシキソウが生えてきてしまったら、業者に依頼してみるといいかもしれません。
業者に依頼をすれば、再び生えてきてしまったコニシキソウをキレイに除草してもらえます。自分で作業をせずとも除草をおこなうことができるため、熱中症や腰を痛める心配がありません。また、予防も一緒におこなってくれる業者もあります。ですので、より高い効果を発揮したいなら、業者に除草対策までまかせるとよいでしょう。
コニシキソウの除草でお困りなら弊社にご連絡ください。弊社では、お庭のお困りごとを解決する草刈りのプロをご紹介しております。定期的な作業や予防対策の作業にも対応しておりますので、なんども生えてくる雑草もおまかせください。
まとめ
コニシキソウはトウダイグサ科の一種で、5月~10月にかけて発生します。日当たりがよく、土地が肥えて乾燥している酸性の土壌に発生しやすいです。
コニシキソウは種子で繁殖するため、みかけたら早めに除草をおこないましょう。花が咲き種子ができてしまうと、次々生えて除草に時間がかかります。コニシキソウは除草剤で除草することができます。
土壌に残った種子を必要以上に増やさないために、除草ができたら防草シートを敷いて対策をしましょう。除草剤や防草シートを使ってもなかなか除草できないときは草刈り業者に依頼してみてはいかがでしょうか。お庭の雑草問題を専門的に解決しているプロなら、コニシキソウを的確に除草してもらえますよ。
雑草を駆除した際、雑草が生えないように対策する必要があります。今回は、除草剤を使った方法を紹介します。除草剤は草を枯らす役割がありますが、草を再び生えにくくする際にも効果が期待できます。
本コラムでは、まず基本的な除草剤の種類や特徴を紹介しています。あわせて、効果的な使い方、注意点にも触れています。草刈り後に除草剤を撒こうと思っている方だけでなく、除草剤についても知りたいという方はぜひ参考にしてみてください。
草刈り後の除草剤にはどんな種類があるの?
除草剤にはたくさんの種類があります。固体か液体、または用途によってなどさまざまです。除草剤には大きく分けて、粒剤、液剤のふたつがあります。それぞれの特徴を紹介します。
粒剤
粒剤の除草剤は土に溶け、根から薬剤がゆっくり吸収されることで雑草を枯らしていきます。粒剤の除草剤は、根の短い雑草に使用するのが効果的です。根が長いものであれば、全体に薬剤が浸透するまで、時間がかかるからです。駐車場や広い土地などで使用するのが一般的です。
種類にもよりますが、除草剤の効果の持つ期間が長ければ、半年から1年持つものもあります。雑草を再び増やしたくないという草刈り後の除草剤としてよいです。
液型
液型の除草剤は葉や茎にかけると根まで浸透していきます。すぐに枯らしたいという場合に使用するのがよいでしょう。基本的には水で薄めて使います。家の周りなど範囲が狭い場所で使用することが多いです。
液剤は即効性がありますが、持続性がないです。2週間ほど経つと、草が伸びてきてしまうこともあります。また、液体であるため、雨が降ってしまうと薬剤が流されてしまうこともあります。
この2種類をあわせたハイブリットタイプもあります。現在生えている草をすぐ枯らして、再び草を生やしたくないという場合に使用するのがおすすめです。
除草剤の種類の区分はほかにも、選択性除草剤と非選択性除草剤にも分けられます。選択性除草剤は特定の植物のみ、除草剤の効果がききます。枯らしたくない植物の周りの雑草を駆除したいという場合に使用します。
非選択性除草剤とは、除草剤を撒いた範囲の植物すべてを除草します。枯らしたい植物がなく、雑草が広範囲で生えている場合などに向いているでしょう。
除草剤の【効果的な】使い方
除草剤を使用する種類を決めた次は、使い方を理解しましょう。より効果的な使い方を知ることで、効率よく除草することができます。
除草剤を使用する際は、均一に撒くことが大切です。撒く量は除草剤や雑草の種類によって違うので、確認する必要があります。粒剤であれば、グラム数で確認します。液剤であれば、基本的には水で薄めます。容量や希釈濃度は説明書に記載されていることが多いので、確認してみましょう。
撒き方は、ボトルであれば、そのまま撒くことができます。容器が付いているものであれば容器を使用しましょう。容器がない場合は素手ではなく、手袋をつけて、撒いてください。
撒く手順は範囲を決めて、上から下にいくように、左から右、右から左(それぞれ反対からでも問題ないです)に撒くようにしましょう。全体ではなく、範囲を決めて撒きましょう。一度に除草剤を撒くよりも範囲を決めておくことで、除草剤を二度撒くことなく、効率よく作業できます。木がある場合は1m以上離して、除草剤を撒くようにしましょう。
除草剤の使用には注意点もある
除草剤を使う際には気をつけておくべきことがあります。安全に作業するためにもぜひ、ここで確認しておきましょう。
用意するもの
除草剤は肌に直接触れないようにすることが大切です。帽子をかぶり、作業着のような長袖、長ズボンで作業しましょう。靴は長靴がよいでしょう。マスクの着用も忘れないようにしましょう。作業する際は、熱中症になることも考えられるので、飲み物も用意してください。
天候に気をつけよう
除草剤を撒いた後に雨が降ってしまうと効果が期待できなくなってしまいます。とくに、液体の除草剤は雨の影響を受けて流れやすくなってしまうからです。そのため、なるべく晴れが続くと思われるときに除草剤を使用するのがよいです。梅雨の時期などは避けたほうがよいかもしれません。
雑草の長さ
除草剤は雑草の長さが1メートル以上であれば、使用しないほうがよいです。全体を枯らすには時間がかかってしまい、効率がよくないからです。そのため、まずは草刈りをする必要があります。長さが3センチ以下の場合、除草剤を使用するようにしましょう。
芝生に除草剤を撒く場合
芝生に生えている雑草を駆除したいという場合には、芝生専用の除草剤を使用してください。一般的な除草剤で芝生に撒いてしまうと、芝生が枯れてしまいます。
まとめ
除草剤は大きく分けると粒剤と液剤があります。粒剤は土に溶けて、ゆっくり根を枯らしていきます。液剤は葉や茎から根まで浸透していきます。液剤は持続性がないのに対して、粒剤は持続性があります。そのため、草刈り後の除草剤として、粒剤が適しているでしょう。
除草剤を撒く際には均一に撒くことが大切です。一度でなく、範囲を決めて撒くようにしてください。また、除草剤が肌に触れないようにしましょう。
草刈りの範囲が広い、もしくは自分で作業するのは面倒だという方はプロの業者に依頼するのがよいでしょう。プロであれば効率よく作業してくれます。自分で作業する手間もかりません。草刈りでお困りであれば、一度、弊社へご連絡ください。最適な業者を紹介します。
雑草は見栄えが悪いだけでなく、ほかの植物にも悪影響を与えるため、どうにか駆除したい存在です。その中でもとくに癖が強いのが、ヤブガラシでしょう。ヤブガラシは強い生命力によって大繁殖を起こしてしまいます。駆除を試みても失敗に終わった、という方も少なくないかもしれません。
ヤブガラシ駆除の成功の秘訣は、適切な除草剤を選択することです。適切な除草剤を選択することで、最大限の効力を発揮することができます。
このコラムでは厄介なヤブガラシを除草するための、除草剤や防草シート、業者がおこなう駆除の方法について解説をします。それぞれのメリットとデメリットを比較して最適な方法を選び、ヤブガラシを駆除しましょう。
ヤブガラシ大繁殖!駆除できるの?
ヤブガラシは非常に厄介な雑草です。除草をしたいと思っても、そう簡単におこなうことはできません。
まずは、ヤブガラシについて知っていきましょう。ヤブガラシについて知ることで、今後の駆除のイメージや、放置したときのリスクを考えることができるのです。
ヤブガラシとはどんな雑草?
ヤブガラシは2mほど生長をする、大きな植物です。ヤブガラシには花がつき、その色は時期によって変わります。ぶどうに似た形の実をつけることも特徴です。そんなヤブガラシは、ツル性の植物にあたります。生長するにつれてツルも伸び、いろんなものに巻き付いていくのです。
ヤブガラシの駆除はできる?
ヤブガラシは駆除をすることができます。しかし簡単ではありません。駆除が困難な理由は、ヤブガラシの茎にあります。
ヤブガラシは地下茎という茎をもっています。地下茎とは、地下を這うように生長する茎のことで、根のような役割もあります。
ヤブガラシは、この地下茎がとくに長いです。そのためほかの植物と比較しても繁殖する範囲が広く、なかなか駆除をしきれないでしょう。
ヤブガラシを放置するとこんな悲劇が!
ヤブガラシを放置すると、さまざまな悪影響が出てしまいます。たとえば、ツルによる被害です。ツルが伸びてほかの植物にかぶさると、その植物は日光を浴びることができず、枯れてしまいます。植物を育てている方には、大打撃となってしまうのです。
またヤブガラシの蜜を求めて、虫が寄ってくる傾向があります。害のない虫であればよいですが、蜂を引き寄せてしまうことがあります。蜂から刺されないようにするためにも、駆除をしたほうがよいでしょう。
しつこいヤブガラシをなんとかして……
繁殖力が高く、放置してしまえば大変なことになるのがヤブガラシです。思うようにいかないヤブガラシに頭を抱える方も多いと思います。
そんな「ヤブガラシをなんとかしたい……」という悲鳴に駆けつけてくれるのが、雑草駆除のプロです。自分で駆除をしてもうまくいかなかったヤブガラシは、プロに任せてしまいましょう。
雑草駆除のプロの手にかかれば、困難なヤブガラシの駆除も可能です。弊社ではヤブガラシの駆除をおこなってくれる業者を紹介しているため、ぜひお気軽にご相談ください。
ヤブガラシを駆除する方法
生命力あふれるヤブガラシは、放置してしまえば大変なことになります。そんなヤブガラシを駆除する方法は、いくつかあります。こちらでは、ヤブガラシを駆除する方法をご紹介します。
除草剤で枯らす
除草剤とは、目的に応じたものを選ぶことが大切です。除草剤には大きく分けて、「茎葉処理型」と「土壌処理型」の2種類があります。
土壌処理型は粒状の薬剤で、ヤブガラシの根元に散布することで、効果を発揮します。しかしこの土壌処理型は、雑草の発生を予防するためのものなので、今生えているヤブガラシには効果を発揮しません。
今生えているヤブガラシには、茎葉処理型の除草剤を使いましょう。茎葉処理型は液状の薬剤で、茎や葉へ吹きかけて使用をします。こちらはしっかりと枯らす効果がありますが、発生を予防する効果はないため注意しましょう。
除草剤の具体的な種類や使用方法は、「草刈りは除草剤を上手に使えば楽になる!基本の使い方と注意点」でご紹介しております。こちらもご覧いただくと、使用するイメージをつかむことができるでしょう。
防草シートで生育を抑える
防草シートとは、雑草の生育を抑制する効果のあるシートのことです。防草シートには特殊な加工がされており、日光の透過を防ぐことができます。雑草は日光を浴びなければ生長をすることができないので、生育を抑えることができます。
敷いておくだけで生育を抑制することができるため便利ですが、注意点もあります。それは、除草の効果がないという点です。
あくまで生育を抑制するだけなので、既に生えている雑草には効果をもたらしません。そのため、茎葉処理型の薬剤で除草をおこなったあとに防草シートを敷くと、ヤブガラシが生えないようになるのです。
また、防草シートはきれいに敷かなければ、隙間から雑草が生えてきてしまいます。敷くことに不安のある方は、業者に任せたほうがよいかもしれません。
「防草シートの施工費用っていくら?選ぶときのコツや敷き方をご紹介」の記事で、防草シートの選び方や施工の流れを説明しています。気になる方はぜひご覧ください。
本気でヤブガラシ駆除を望むなら…
除草剤や防草シートによって、自分でもヤブガラシの駆除をおこなうことはできます。しかし、癖の強いヤブガラシは適切な除草剤を使ったり、正しく防草シートをはったりしなければ効果が薄くなるため、駆除も失敗に終わることがあります。「なぜ駆除に失敗してしまうのだろう……」と途方に暮れるのもつらいですよね。
もし本気でヤブガラシを駆除したいのであれば、業者をオススメします。業者であればこれまで培った知識と経験を武器に、厄介なヤブガラシも適切な駆除をすることができるでしょう。弊社では、業者選びも承っております。駆除や業者選びは、お任せしてみてはいかがでしょうか。
ヤブガラシ以外にもあるお庭の厄介なヤツら
生命力が強いのは、ヤブガラシだけではありません。繁殖力にあふれる雑草は、ほかにもたくさんあるのです。今後のことも考えて、繁殖力の強い雑草を見ていきましょう。
繁殖力が強く丈夫な雑草たち
こちらでは、繁殖力や生命力が強い雑草を簡単にご紹介します。ご自宅にもこれらの雑草がないか、一度確認してみるとよいかもしれません。
■セイタカアワダチソウ
地下茎で育つ雑草です。成人男性と同じくらいの高さになるまで伸びることもあります。中途半端に刈り取っても、また生えてきてしまうため、駆除が大変です。
■ガガイモ
ヤブガラシと同じ、ツル性の植物です。白い花を咲かせますが、毒々しい見た目をしています。
■カタバミ
黄色のかわいらしい花を咲かせる雑草です。クローバーにも似ており、かわいらしい見た目をしていますが、繁殖力は高いです。
■クズ
非常に大きく生長する雑草が、このクズです。10m以上育つこともあります。美しい花を咲かせますが、繁殖力が強いため、植物を生えさせたくない場合には厄介でしょう。
■ドクダミ
お茶として利用される雑草です。ドクダミ茶として飲むのであればよいですが、繁殖力がすさまじいため、庭の景観を気にする方には厄介な存在だといえます。
■ヘクソカズラ
白色のカズラの花をつける雑草です。この雑草からは悪臭がするので、放っておけば臭いに悩まされてしまうでしょう。
■ハマスゲ
茎の先端に穂をつける雑草です。雑草の生命力がすさまじく、地面が固い場所でも突き破って生えてきます。
■メヒシバ
長くて大きい穂をつける雑草です。メヒシバ自体も大きく、50cmほどになることもあります。サイズの大きいメヒシバですが、どこからでも生えてくるため、少々厄介な存在です。
■ブタクサ
花粉症の原因ともなる雑草です。黄色の見た目鮮やかな花を咲かせますが、花粉によってアナフィラキシーショックを起こすリスクもあります。花粉症のひどい方は、徹底的に除草することをオススメします。
■カヤツリグサ
葉は細く、穂をつける雑草です。ナカヨシグサという別名もあります。茎を切ると、三角形をしているため、見分けがつけやすいです。
雑草駆除は重労働です
上記でもご紹介したとおり、ヤブガラシ以外にも、厄介な雑草はたくさんあります。除草剤や防草シートを使用した駆除を試みても、正しくおこなわなければ、失敗のリスクがあります。草刈りや草むしりといった方法で駆除をすることもできますが、これらは非常に大変です。
草刈りでは、地道に1本1本刈り取っていかなければなりません。草刈り鎌を使っての作業であれば、その間に腰をかがめて作業をするため、腰を痛めてしまいがちです。また再発予防の効果がある草むしりは、根っこごと引き抜かなくてはならないため、余計に大変でしょう。自分でおこなう雑草駆除は、重労働なのです。
雑草対策を自分より業者依頼をすすめる理由
雑草対策をするのであれば、業者に依頼をすることをオススメします。業者に依頼をすることで、重労働をする必要もなくなります。とくに時間がない方や、身体に負担をかけたくない方には便利なのではないでしょうか。
また、確実性が高いことも依頼をする魅力のひとつです。業者であれば、これまでの経験を生かした作業をすることができます。知識やスキルを生かした、効果の高い雑草対策をおこなってくれることでしょう。
でも費用が気になる……
業者は非常に便利な存在ですが、ひとつだけ懸念点をあげるとすれば、費用だと思われます。依頼をしてやってもらうので、DIYで駆除をおこなうよりも、費用は高くなりがちです。そんな「費用が気になる」という方にオススメしたいのが、相見積りをとるという方法です。
じつは、依頼をする業者によって料金の設定や形態は異なってきます。そのため同じサービスを依頼しても、依頼をする業者によって費用に差が出てきます。そこで、いくつか業者をピックアップし、それぞれの見積りをとって比較する「相見積り」をおこなうことで、より良心的な価格の業者を選ぶことができるのです。
見積りは、費用がかかることがあります。しかし弊社は、相見積りの作業を無料で承っております。費用をかけずに業者へ依頼をしたいと考える方は、ぜひ弊社を利用されてはいかがでしょうか。
まとめ
ヤブガラシは非常に繁殖力の高い雑草です。除草剤や防草シートを使うことでヤブガラシの駆除をおこなうことができますが、適したものや方法でなければ効果が薄くなってしまうことに注意をしましょう。
またヤブガラシ以外にも、繁殖力の強い雑草があります。しかし、雑草の駆除を自分でおこなうのは重労働でしょう。そのようなときは、業者へ依頼をしてみてはいかがでしょうか。相見積りをとることで、より安く業者へ依頼をすることができるのです。弊社は相見積りを無料で承っております。業者へ依頼をしたい方は、ぜひご利用ください。
芝生に生えたスギナは、できるだけ早く対処することが大切です。スギナは繁殖力が強く、芝生と同じ環境を好むため、放置すると対処することが非常に難しくなります。そのため、正しい芝生のスギナ対策の方法を理解しておく必要があるでしょう。
この記事では、芝生のスギナ対策の方法やスギナを放置するリスクなどについてご紹介します。また、美しい芝を育てるための方法についてもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
芝生のスギナ対策は除草剤mcppを使う
スギナの数が少ない場合、手で抜いて処理することができますが、数が多い場合は非常に大変な作業となります。そういった場合、芝生のスギナ対策にはmcppと呼ばれる除草剤を使うのが効果的です。mcppは、スギナに対して高い効果を発揮することができます。除草剤(mcpp)の使い方に関しては、以下でご紹介します。
除草剤の使い方
除草剤(mcpp)を使うときは、まず容器に書かれた分量どおりに除草剤と水を混ぜ合わせます。除草剤と水を混ぜ合わせたら、スギナの葉や茎に均一となるように散布してください。
除草剤を散布するタイミングとしては、晴天で気温が10℃以上のときが理想的です。
雨の日や気温が10℃以下のときに散布すると、雨で除草剤が流されたり、低温で効果が減少したりするおそれがあります。また、スギナの周囲にほかの植物がある場合、除草剤がかからないように注意しましょう。
やってはいけない?効果なしの方法もある
芝生のスギナ対策の中には、やってはいけない方法がいくつかあります。以下に、やってはいけないスギナ対策を3つご紹介します。
・芝刈り機で刈る
スギナは刈る度に根が強くなって、さらに強いスギナが生えてくるという性質があります。草刈り機でスギナを刈ると、一時的にスギナを処理することができますが、しばらくするとさらに強いスギナが生えてきてしまうのです。
・石灰を撒く
植物の中には、酸性土壌と呼ばれる酸性の強い土を好む種類が存在しています。この酸性土壌に石灰(アルカリ性)を撒くことで、土壌を中性またはアルカリ性に近づけることができます。これによって、土壌の性質が変化して酸性土壌を好む植物を処理することができるのです。しかし、スギナは中性土壌を好むため、逆効果となってしまうのです
・塩を撒く
植物の根元付近に塩を撒くことで、植物を枯らす方法があります。多くの植物を枯らすことができる方法で、スギナにも効果があります。しかし、塩は自然に分解されないため、塩を撒いた場所で植物を育てることができなくなってしまうのです。また、雨などで塩が流れて、ほかの土にまで影響が広がってしまうおそれもあるため、非常に危険な駆除方法なのです。
自力での対策がうまくいかない…そんな場合は
もし、「自力でなんどやってもうまくスギナを処理できない」とお困りの場合は、業者に相談するのがよいでしょう。業者であれば、スギナが生えている状況に合わせて最適な方法で、スギナを処理してもらうことができます。
弊社にご相談いただければ、芝生のスギナ対策が可能な業者をご紹介させていただきます。お電話によるお問い合わせは、24時間365日受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。
スギナは芝生にとって厄介な雑草
スギナは芝生にとって、厄介な雑草です。スギナが芝生にとって厄介な雑草であるのには、さまざまな理由があります。この項目では、スギナが芝生にとって厄介な雑草である3つの理由と、スギナを放置するリスクについてご紹介します。
【理由1】スギナは3つの方法で繁殖する
スギナは3つの方法で繁殖するため、処理しきるのが困難な雑草です。スギナの3つの繁殖方法は、以下のとおりです。
・胞子
スギナは種ではなく胞子によって繁殖をおこなう植物です。胞子の散乱は防ぐのが難しく、一度完全に駆除しても、再びスギナが繁殖してしまうおそれがあるのです。
・地下茎(根茎)
スギナは地下茎をもつ植物です。地上だけを見ると一本一本独立しているように見えますが、実際は地中に張り巡らされた地下茎から伸びるうちの一本なのです。この地下茎は、断片からでも再生して繁殖するという性質があります。そのため、スギナの一部を駆除したとしても、地下茎の一部が生きていればそこから新た伸びてきてしまうのです。
・塊茎
塊茎(かいけい)とは、地下茎の一部が丸い塊になったものです。この塊茎には栄養が蓄えられており、栄養がない状況になっても、この蓄えた栄養を使って、繁殖することができてしまうのです。
【理由2】スギナは芝生と同じ環境を好む
芝生の種類にもよりますが、一般的な芝生は弱酸性から中性の土壌を好みます。そのため、芝生を育てるときは、弱酸性から中性の土壌を用いることが多いでしょう。スギナも芝生と同じ弱酸性から中性の土壌を好むため、芝生の生える環境はスギナにとってもよい環境なのです。
【理由3】スギナは駆除してもすぐ再生する
スギナは、胞子・地下茎・塊茎という3つの方法から繁殖をおこなうことができるため、完全に駆除するにはすべての地下茎、塊茎を一度に駆除しなければならず、少しでも残ればすぐに再生してしまうのです。そのため、スギナを完全に駆除するのは、非常に難しい作業となるでしょう。
スギナを放置するリスク
スギナは、非常に繁殖力の強い雑草であるため、放置すると自分の敷地外まで範囲を広げて繁殖するおそれがあります。そうなると、ご近所の敷地にまでスギナが繁殖してしまい、ご近所トラブルになってしまうおそれがあります。
また、雑草であるスギナはアレルギー物質をもっていることが多いため、放置することでアレルギー症状が出てしまうおそれもあるのです。
スギナを早めに根絶したい…でも難しいという場合は
「どうにかしてスギナを根絶したいけれど、自分では難しい……。」という場合は、業者にスギナの処理を依頼するのがおすすめです。業者であれば、スギナが再び繁殖しないように、地下茎や塊茎などまで、しっかりと処理してもらうことができます。
弊社にご連絡いただければ、芝生のスギナ対策が可能な業者をご紹介いたします。「早朝からお願いしたい」「休日しか予定が空いていない」などのご要望にもお応えすることができますので、ぜひお気軽にご連絡ください。
美しい芝を育てることが雑草予防にもなる!裏ワザ3つ
芝生のスギナ対策は、除草剤を使ったり土壌を整えたりする以外にも方法があります。じつは、普段から手入れをして芝生を美しい状態に保つことで、芝生のスギナ対策にもなるのです。ここからは、芝生のスギナ対策として有効な、美しい芝を育てる方法についてご紹介します。
【裏ワザ1】芝生に隙間を開けない
芝生にすき間があると、そのすき間から雑草が生えてくるおそれがあります。そのため、芝生を育てるときは、できるだけ芝生にすき間を作らず密にしておくことが大切です。
芝生は、芝刈りなどで縦方向の生長が止められることで、横方向に成長しようとする性質があります。そのため、芝生を密にしたい場合、この性質を利用して定期的に芝刈りをおこなうようにするとよいでしょう。
【裏ワザ2】芝を長めにカットする
芝生の芯を少し長めに残してカットすることで、背の低い雑草を生えづらくさせることができます。一般的に芝生の芯をカットするときは、20mm程度ですが30mm前後にカットしておくことで、雑草を生えづらくさせる効果が期待できるでしょう。
【裏ワザ3】2種類の芝を育てる
現在育てている芝生の上から、新しい芝生の種を撒いて育てることで、芝生を密に保つ方法です。この方法は「オーバーシード」とも呼ばれ、芝生の補修などにも用いられる方法となっています。オーバーシードをおこなうことで、芝生が1種類のときよりも密になり、雑草が生えてくるスペースを減らすことが可能です。
完璧な雑草対策にはプロの手を借りよう!
もし、自分で適切な長さに芝生の芯をカットしたり、オーバーシードをおこなうのが不安だという場合は、プロの手を借りるのがよいでしょう。芝刈りの業者に依頼することで、芝生の状態を確認して、適切に雑草対策をおこなってもらうことができます。
弊社にご連絡いただければ、スギナやそのほかの雑草処理はもちろんのこと、オーバーシードなどの雑草対策が可能な業者をご紹介いたします。また、現地調査による見積りを無料で承っておりますので、希望される方はお気軽にお申しつけください。芝生のスギナ対策でお困りの方は、ぜひ弊社へのご連絡をお待ちしております。