草刈りは除草剤を上手に使えば楽になる!基本の使い方と注意点

草刈り 除草剤

除草剤は散布するだけで雑草を枯らすことができる便利なアイテムです。しかし、「除草剤の使い方がわからない」「どの除草剤を選んだらよいかわからない」と使用をあきらめている方もいらっしゃるかもしれません。

そこで、この記事では、除草剤について詳しくご紹介していきます。具体的には、除草剤の選び方・散布する時期・散布方法や、除草剤を効率的にまくための道具、さらに除草剤以外の草刈り方法についてもご紹介します。

そのため、この記事を読めば除草剤の選び方・使い方がわからないといったお悩みを解決していただくことが可能です。以下の記事を読んで、できるだけ楽にご家庭の草刈りをおこないましょう。

草刈りは除草剤をうまく使えば楽になる!

ここでは、除草剤の種類や分類、除草をおこなう時期をご紹介していきます。除草剤について正しく理解しましょう。

除草剤は2種類

除草剤は2種類

除草剤には、主に「粒剤タイプ」と「液体タイプ」の2種類があります。

粒剤タイプとは、土壌にまいて使う除草剤です。このタイプは、粒剤がとけて土壌に成分がいきわたり、それを雑草が吸い込んで枯れるという仕組みで除草をおこないます。ゆっくりと効果が現れるため、これから雑草が生えてくるのを防ぎたいという場合に向いています。

一方、液体タイプは雑草の葉や茎にかけることで、薬剤が浸透して雑草を枯らします。液体タイプは即効性があり、すでに生えている雑草を枯らすのに向いています。

除草剤をさらに詳しく!

除草剤は、粒剤タイプと液体タイプのほかにも、さまざまな分類があります。たとえば、「接触型・移行型」「非選択性・選択性」「乳剤・フロアブル剤」などにわけられます。これらの分類について以下で簡単にまとめました。

  • 接触型:葉や茎など、雑草全体のうちかかった部分のみを枯らす。
  • 移行型:根まで成分が浸透して雑草全体を枯らす。
  • 非選択性:すべての雑草に効果がある。
  • 選択性:特定の雑草にのみ効果がある。
  • 乳剤:水にとけない成分でつくられたものである。
  • フロアブル剤:固形の除草剤を水に混ぜてつくられたものである。

上記のように、除草剤にはさまざまな分類があります。それぞれの特徴を理解し、ご家庭にあったものや使いやすいものを選んでください。

効果を高めるタイミングは年2回

除草剤は、粒剤タイプの場合は4月と9月の年2回おこなうことをおすすめします。雑草が生える前のこの時期に粒剤タイプの除草剤を散布することで、予防をすることができるからです。

ただし、この時期以外にも雑草が生えるため、定期的に散布する必要があります。そのため、雑草が生えてきたらその都度液剤タイプの除草剤を散布しましょう。とくに6月~7月は雑草がよく成長するので、こまめに庭をチェックすることをおすすめします。

除草剤は使用上の注意を必ず守ろう

除草剤の使用は、説明書きの注意を必ず守ってください。注意点をしっかり確認せずに除草剤を使うと、本来の効果を発揮できないおそれがあります。

とくに、水に薄めて使う除草剤の場合は、説明書きに書かれた濃度のとおりに使用しましょう。

なかには、「効果が高まりそうなので、説明書きに書かれた濃度よりも濃く希釈したい」という方もいらっしゃるかもしれませんが、濃度を高めたからといって除草剤の効果は高まらないといわれています。そのため、除草剤の量を無駄にしないためにも、必ず規定の濃度で希釈することをおすすめします。

除草剤の正しい散布方法

除草剤を散布するときは、薬剤が肌につかないように注意することが重要です。薬剤が肌につくと、思わぬ健康被害が出てしまうかもしれないからです。具体的には、以下のものを着用するのがよいでしょう。

  • 長袖、長ズボン
  • 手袋
  • マスク
  • ゴーグル(保護メガネ)

ご自身の肌を守るためにも、これらのものを着用したうえで除草剤を散布するようにしてください。

強力な除草剤が必要な植物もある

雑草のなかには、強力な除草剤が必要になるものもあります。ここでは、庭に生える雑草のなかでも強力な除草剤が必要になる雑草をいくつか紹介します。

・スギナ
スギナはトクサ科の雑草で、地下に茎を張り巡らし、繁殖するという特徴をもっています。地下に伸びた茎を地下茎といい、それが少しでも残っていると再び生えてくるおそれがあります。

そのため、スギナを駆除するためには、地下茎をすべて除去しなければならず、厄介な雑草なのです。

・ヤブカラシ
ヤブカラシはブドウ科の雑草で、地下茎で繁殖することに加え、ほかの植物を覆ってしまうという特徴があります。ヤブカラシによって覆われた植物は日光を浴びることができず、光合成ができなくなるため枯れてしまうこともあります。

・スズノカタビラ
スズノカタビラはイネ科の雑草で、日光がよく当たって暖かい場所であればどんな季節でも花を咲かして種子をつくります。そのため、繁殖力が強く、駆除が難しいといわれています。

これらの雑草は、市販の除草剤では太刀打ちできず、強力なものが必要になるかもしれません。しかし、強力な除草剤はご自身で準備するのが難しい場合も多いでしょう。また、「除草剤をはじめて使うので不安」という方もいらっしゃるかもしれません。

そんなときは、草刈り業者に相談してみることをおすすめします。草刈り業者であれば、市販では手に入りにくい業務用の除草剤を持っている可能性が高いため、厄介な雑草でも枯らしてもらうことができます。また、自分で除草剤を使用する必要がないため、除草剤を使ったことがない方でも安心です。

弊社では、依頼者に最適な草刈り業者をご紹介いたします。お庭の雑草にお悩みの方は、ぜひ弊社までご相談ください。

除草剤の散布を楽にしてくれる便利な道具

除草剤を広範囲にまかなければならないときは、疲れてしまうこともあるでしょう。そんなときにおすすめしたいのが、除草剤の散布を楽にしてくれるアイテムです。ここでは、除草剤の噴射を楽にしてくれる「噴射器」と「散粒機」をご紹介していきます。

【1】噴霧器

【1】噴霧器

噴霧器とは、液体タイプの除草剤をムラなく全体にかけるための道具です。そんな噴霧器には、以下のような種類があります。

  • 手動式:手動で加圧をおこなうタイプ。2,000円程度で売られているものもあり、コストが低い。
  • 電池式:電池で動くタイプ。電池を入れ替えるだけで動かすことができる。/li>
  • 充電式:バッテリーを充電して使うタイプ。電池式に比べて経済的。
  • 電気式:コンセントにつなげた状態で使用するタイプ。長時間連続で作業できる。
  • エンジン式:燃料を入れて動かすタイプ。パワーがあるので、広範囲の作業に向いている。

このように、噴霧器によってそれぞれ特徴があるので、比較して使いやすいもの、お庭の状況に合ったものを選ぶとよいでしょう。

【2】散粒機

散粒機とは、粒剤タイプの除草剤をムラなく全体にかけるための道具です。散粒機には、以下のような種類があります。

  • 電池式:電池で動くタイプ。電池を入れ替えるだけで動かすことができる。
  • 手動式:ハンドルを回して動くタイプ。電池式よりも低価格で、ハンディタイプよりも効率的にまくことができる。
  • ハンディタイプ:散粒機を手で振ってまくタイプ。安いものは1,000円前後で手に入る。

散粒機も噴射器と同様、種類によって特徴が異なります。価格と作業性を重視して、ご自身に合ったものを使いましょう。

除草剤の散布はプロにお任せするのも選択肢のひとつ

除草剤は、自分で散布する方法もありますが、草刈り業者に依頼することも選択肢のひとつです。自分でおこなうと、慣れない道具で戸惑ったり使い方を間違えて効果が出なかったりするおそれがありますが、草刈り業者に依頼すれば、失敗する心配もありません。

弊社では、加盟店スタッフが丁寧に除草剤を散布いたします。除草剤を散布したい方は、ぜひ弊社にご相談ください。

やっぱり除草剤って心配......替わりになる雑草対策は?

ペットや小さなお子様がいるご家庭では、除草剤を使うことに抵抗があるかもしれません。ここからは、除草剤以外の雑草の除去方法をご紹介していきます。

除草剤が雑草を枯らすメカニズム

除草剤が雑草を枯らすメカニズム

除草剤には、雑草の茎や葉に直接かけて成分を浸透させる液体タイプと、土壌から成分を吸収させて枯らす粒剤タイプがあります。

除草剤は環境に配慮されたものがつくられていますが、小さなお子様やペットが誤って舐めてしまうと、身体に悪い影響を及ぼしてしまうかもしれません。そのため、小さなお子様やペットがいるご家庭では、除草剤の使用を避けることをおすすめします。

しかし、「除草剤を使えないからといって、草刈りをおこなうのは面倒……」という方もいらっしゃるかもしれません。そこで以下からは、除草剤以外の雑草の除去方法をご紹介していきます。

【代替法1】重曹を使う

重曹を使うことで、雑草対策をおこなうことができます。なぜなら、重曹には雑草の細胞を壊す成分が入っているからです。

重曹のメリットは、手軽におこなうことができることです。重曹は手軽に入手することができますし、駆除方法も重曹150gに水1L程度を混ぜ合わせ、雑草にかけるだけと簡単です。

【代替法2】お酢を使う

重曹のほか、お酢を使うことでも雑草駆除が可能です。お酢もご家庭にあるものなので、手軽に試すことができます。お酢は薄めずに直接散布するだけでも効果がありますが、少量の食器用洗剤を入れることで効果が高まるようです。

【代替法3】防草シートを敷く

まだ雑草が生えていない場所に雑草対策をおこないたい場合は、防草シートを敷くのが有効です。防草シートを敷くことで、地面に日光が当たらないため、雑草が光合成をおこなうことができずに抑制できるという仕組みです。

防草シートには大きくわけて「不織布タイプ」と「織布タイプ」がありますが、雑草対策をおこなうにあたっておすすめしたいのが、不織布タイプです。

この2種類は繊維の折り方が異なり、不織布タイプのほうが高密度に織られているのです。そのため、強度が高く、雑草が突き破ってくる心配もないのです。

ただ、防草シートには景観が悪くなるというデメリットもあります。そのため、景観の悪化を防ぎたい方は、次にご紹介する砂利を敷く方法とあわせておこなうのがおすすめです。

【代替法4】砂利を敷く

砂利を敷く方法も、防草シートと同じように地面に日光が当たることを防いで雑草を抑制する仕組みです。

この方法では、景観を保ったまま雑草対策をおこなうことができます。ただ、砂利を敷くだけでは歩いているうちに地面が出てくることがあるので、効果が薄れてしまうおそれがあります。

そこで、先ほどご紹介した防草シートと併用することで、景観を保ったまま高い防草効果を得ることができるのです。

【代替法5】固まる土を敷く

雑草対策には、固まる土を使うことも手です。固まる土とは、セメントが混ざった土のことで、水をかけることで固まります。

固まる土を使った方法では、正しく施工すれば高い防草効果を期待できます。また、水たまりができにくいことや、掃除がしやすいこともメリットです。

ここまで、除草剤の代わりとなる雑草対策についてご紹介してきました。それぞれの特徴を比較検討し、自分に合った方法を選びましょう。

ただ、除草剤の代わりとなる方法では、雑草駆除効果が除草剤にかなわないところも否めません。そのため、ペットや小さなお子様がいるご家庭で高い効果を期待したい方は、業者に依頼することをおすすめします。

除草剤の特徴を熟知している業者に依頼すれば、高い効果を期待できる方法で駆除をおこなってくれます。

弊社では、加盟店スタッフがその状況に応じた最適な方法で雑草駆除をおこないます。また、無料見積りもおこなっているので、「いくらかかるか気になる」という方も、費用を確認したうえでご依頼いただけます。

また、電話受け付けは24時間365日おこなっているので、ご都合のよい時間にご相談いただくことが可能です。お庭の草刈りについてお悩みの方は、弊社までお気軽にご相談ください。

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