草刈り機は使い方次第!便利・安全に作業するための4ポイント

草刈り機

草刈り機は、効率的に草を刈るための便利なアイテムです。ただ、使い方を間違えると効率よく草を刈れなかったり、危険な目にあったりするおそれがあります。そうなることを防止するためにも、正しい使い方で草を刈るのが重要です。

しかし、初めて使う方や久しぶりに使う方は、「どう使うんだっけ……?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

そこで、この記事では草刈り機の使い方をご紹介します。また、メンテナンスやトラブル対処法もご説明します。この記事を読んで、安全かつ効率よく草刈り機を使う方法をマスターしましょう。

草刈り機は正しく使って効率アップ!

効率よく、安全に草刈りをおこなううえで、草刈り機を正しく使うことは重要です。そこで、まずは草刈り機の正しい使い方について見ていきましょう。

【1】正しく持つ

【1】正しく持つ

草刈りを効率的におこなうためには、草刈り機を正しく持つことが重要です。ここでは、草刈り機の中でも、U字のハンドルが付いた「両手ハンドルタイプ」の持ち方をご説明します。

両手ハンドルタイプは、ベルトをタスキがけして、右腰の部分にエンジンが来るようにします。そして、両手でU字部分を持ちながら操作を進めていきましょう。

【2】「右から左」へ刈る!

草刈りをおこなうときは、右から左へ刈るようにしましょう。その理由は、草刈り機の刃が回転する方向と関係しています。

草刈り機の刃は左回りに回っているので、左から右に動かすと草に絡まりやすく刈りにくいのです。

また、左から右に刈ると、草刈り機の刃が石や小枝などに当たったときに、刃が自分の方向に飛んでくることになります。その結果、自分の体に刃が当たってしまい、大けがをしてしまうおそれもあるのです。そういった事態を防ぐためにも、草刈り機では右から左に刈っていきましょう。

【3】「外から中」で無駄なく刈る!

効率よく草刈りをおこなうためには、外側から内側に向かって作業を進めることも重要です。雑草を右から左に刈ることで、外側に草が飛んでいくからです。

そのため、外側に向かって草を刈ると、草が溜まった部分の草を刈ることになるので、作業がしにくくなります。効率的に草を刈るためにも、外側から内側に向かって作業をおこないましょう。

【4】まっすぐ進むのがコツ!

草刈り機を持って歩くときには、まっすぐ進みましょう。どの方向に進むのかを決めていないと、どの草を刈ったのかがわからなくなります。

そうなると、草刈りが終わったときに、刈ることができていない部分が出てきてしまうのです。そのため、草刈りをおこなうときは、まっすぐ進むよう心がけてください。

また、このとき右、左の順に細かく足を動かしながら作業をおこなってください。そうすることで、刈り残しを防ぐことができます。

さらに、草刈りをおこなう際は、体全体を左右に振るようにしましょう。そうすることで、安定性が増すので、スムーズに草を刈ることができるのです。また、体全体を使うことで、腕の負担が少なくなり、楽に草刈りをおこなうこともできるのです。

草刈り機は使い方を間違えると大変!

草刈り機の初心者の方は、「草刈り機の使い方がわからなくてなんとなく使っている」という方もいらっしゃるかもしれませんが、正しい使い方を理解してから使いましょう。なぜなら、草刈り機は使い方を間違えると大けがにつながるおそれがあるからです。

具体的には、「石はね・刃の飛散」「キックバック」「刃に巻き付いた雑草の除去」に気を付けなければなりません。これらをひとつずつ解説していきます。

・石はね
石はねとは、刃に石が当たって飛ぶことです。飛んだ石が身体に向かってくることもあり、最悪の場合目に当たって失明してしまうのです。さらに、草刈り機の刃が石に当たって欠け、それが飛んできて体に当たって傷ができたり、目に入って失明したりするおそれもあります。

石はねや刃が飛散することを防ぐためには、できるだけ石をどけておくことが重要です。また、万が一飛んできたときのために、保護メガネを着用しておこなってください。

・キックバック
キックバックとは、刃が障害物に当たったときに衝撃で強く跳ね返ることです。それにより転倒してしまい、草刈り機の刃が身体に当たって大けがをするおそれがあるのです。キックバックを防ぐには、できるだけ障害物をどけたうえで、草刈り機を右から左に動かして作業をおこなうことが重要です。

・刃に巻き付いた雑草の除去
さらに、刃に雑草が巻き付いたときに、草刈り機が動いたまま雑草を取ることは危険です。誤って自分の手を切ってしまうおそれがあるからです。そのため、刃に草が巻き付いたときには、エンジンを止めてから作業をおこなってください。

ここまで、草刈り機の正しい使い方や、間違った使い方をするリスクをご紹介してきました。草刈り機は、間違った使い方をすると大けがにつながるおそれがあります。それを防ぐためにも、正しい使い方でおこなうことが重要です。

もし、「草刈り機を使うことに慣れていないため、ケガしないか心配……」という方がいれば、草刈り業者に雑草駆除を依頼することをおすすめします。草刈り機の使い方を熟知している業者に任せることで、ケガのリスクを回避することができます。

弊社では、全国各地の草刈り業者と提携しており、多数のスタッフが在籍しています。もし、草刈り機の使用に不安を感じたら、ぜひ弊社までご連絡ください。

草刈り機のエンジン不具合|確認ポイント4つ

ここからは、草刈り機のエンジンに不具合が起きたときに、確認しておきたいポイントをご紹介します。「トラブルが起きたけど原因がわからない……」というときは、以下の点を確認してみてくださいね。

【チェック1】燃料の種類が合っているか

【チェック1】燃料の種類が合っているか

はじめにチェックしていただきたいのが、燃料の種類があっているかどうかです。燃料の種類が間違っていると、「焼き付き」を起こすおそれがあります。

焼き付きとは、摩擦を防ぐためのオイルが供給できなくなり、エンジンの部品の一部が溶けてしまうことです。焼き付きが起こると、エンジンが止まってしまうのです。

【チェック2】燃料が劣化していないか

次に、燃料が劣化していないかを確認してください。草刈り機をずっと使わずに放置しておくと、エンジン内の燃料が固まり、劣化するおそれがあります。

草刈り機には、種類によって使う燃料が異なり、ガソリンを使うものと混合燃料(ガソリンに潤滑油が混ざっているもの)があります。その中でも、混合燃料は放置するとガソリンが気化し、潤滑油だけが残って粘着性のある状態になるのです。

粘着性のある燃料は固まって、エンジンに燃料を供給する通り道をふさいでしまうことがあり、草刈り機が動かなくなってしまうのです。なお、燃料にガソリンを使うタイプと混合燃料を使うタイプについては、後ほどご説明します。

【チェック3】スパークプラグは汚れてないか

「スパークプラグ」が汚れていないかを確認することも重要です。スパークプラグとは、火花を散らすためのエンジン内の部品です。

通常、エンジンはスパークプラグによって火花をつくり、燃料と空気を反応させて爆発を起こすことで、エネルギーに変えています。しかし、スパークプラグが汚れていると火花が散らなくなり、エネルギーに変えることができなくなってエンジンを動かすことができなくなることがあるのです。

【チェック4】マフラーは詰まっていないか

マフラーが詰まっていると、エンジンがかからないことがあります。そのため、マフラーには異物が溜まっていないか定期的にチェックすることが重要です。マフラーのメンテナンス方法は、草刈り機の説明書にしたがっておこないましょう。

【チェック5】スターターロープが切れていないか

長年草刈り機を使っていると、スターターロープ(エンジンをかけるときにひっぱるヒモ)が絡まったり、劣化して切れてしまったりするおそれがあります。

絡まった場合には自分でほどくこともできますが、切れてしまった場合では自分で修理するのは困難です。そのため、スターターが切れた場合には修理業者に持っていきましょう。

また、ホームセンターによっては草刈り機の修理をおこなってもらえるところもあるようなので、確認してみるとよいかもしれません。

ただし、草刈り機を修理に出すと草刈りをおこなうことができないため、すぐに草刈りをおこないたい方は困ってしまうかもしれません。草刈りをすぐにおこないたい場合は、業者に依頼して代わりにおこなってもらうのがおすすめです。

弊社では、24時間365日電話受付しているため、いつでもご相談していただくことが可能です。草刈りをすぐにおこないたいという方でも、ぜひ弊社にご相談ください。

草刈り機は使用後のメンテナンスを忘れずに!

草刈り機はトラブルを防ぐために、使用後にメンテナンスをおこなう必要があります。そこで、ここからは使用後におこないたい草刈り機のメンテナンス方法をご紹介します。

【1】エアフィルターの掃除

【1】エアフィルターの掃除

エンジンには、内部に供給される空気のゴミを取り除くための「エアクリーナーエレメント」というフィルターが付いています。

このフィルターは、草刈り機を使っていくとゴミが蓄積されるのですが、それを放置しておくとエンジンの寿命を縮める原因となってしまうのです。そのため、定期的に清掃をおこなう必要があります。

また、エアクリーナーエレメントには紙製とスポンジ製がありますが、それぞれ掃除方法が異なります。

紙製でできている場合は歯ブラシなどでホコリや砂などの汚れを取り除きましょう。スポンジでできている場合は、水洗いした後に乾燥させ、元の場所に戻しましょう。ちなみに、水洗いの仕方によってはスポンジが破れたり伸びたりするおそれがあるので、丁寧におこなってください。

【2】グリスアップ

グリスアップとは、半固形の「グリス」と呼ばれる潤滑油を補充することです。草刈り機の場合は「ギアケース」というエンジン内の部品にグリスアップをおこないます。

草刈り機の多くは、グリスの注ぎ口があるので、そこから注ぐことが可能です。グリスの注ぎ口は、草刈り機によって異なる可能性があるので説明書で確認するとよいでしょう。

【3】刃の目立てと交換

草刈り機は、長期間使っていると刃の切れ味が悪くなることがあります。そんなとき、刃の目立て(刃を研ぐこと)をおこなうことで再び切れ味をよくすることができます。

慣れている方は「グラインダー」という道具を使って手動で研ぐこともあるようですが、慣れていない方は、専用の研磨剤を使うのがおすすめです。

研磨剤の価格は商品によって幅がありますが、安いものだと3,000円程度で手に入るものもあるようです。

また、刃が欠けている部分が多いときは、交換することをおすすめします。草刈り機の刃の交換は自分でもおこなうことができますが、慣れていない場合は修理店に依頼するとよいでしょう。

【4】燃料の給油

草刈り機に供給する燃料にも注意が必要です。草刈り機には「4サイクルエンジン」と「2サイクルエンジン」の2種類がありますが、入れる燃料が異なります。

4サイクルエンジンはガソリンを、2サイクルエンジンは混合燃料(ガソリンと潤滑油が混ざった燃料)を入れましょう。

混合燃料は、25:1と50:1の2種類があります。草刈り機によってどちらを使えばよいのかが異なるので、わからない方は説明書を確認するとよいでしょう。

しばらく使わないときは燃料を抜いて保管を!

草刈り機を長期間使わないときには、燃料が劣化してエンジンへの通り道をふさがないよう、燃料を抜いておきましょう。ちなみに、燃料はキャブレター(エンジンの燃料を供給する部分)と呼ばれる部分に貯まっているので、そこから抜くことが可能です。

燃料を抜いたら、エンジンをかけましょう。草刈り機の中の燃料がすべてなくなると、エンジンが停止するので、そうしたら作業完了です。

もし、長期保存後に草刈り機を使用しようとしたとき、エンジンがかからないときにはいっそのこと草刈りを業者に依頼するのも手です。草刈り機を自分で修理しようとして、余計に悪化させてしまうおそれがあるからです。

弊社では、実績のあるスタッフが丁寧に作業をおこないます。また、無料見積りもおこなっているので、費用に納得したうえでお任せいただけます。さらに、24時間365日いつでもお電話していただくことが可能です。草刈りのことでお悩みの方は、ぜひ弊社までご相談ください。

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