雑草処理はどうするのがベスト?処理方法4つと効果的な雑草予防対策

庭の雑草の草抜き作業は大変ですよね。さらに抜いた雑草の後かたづけも地味に手間のかかる作業です。処理を適当におこなうと、せっかく抜いた雑草が再度根付いてしまったり、新たな雑草がすぐに生えてきてしまったりします。
抜いた雑草は燃えるゴミとして出す人が多いかもしれませんが、ほかにもいろいろと方法があります。
ここでは抜いた雑草の処理方法と2度と雑草が生えてこないようにする予防法をご紹介します。また、自力で雑草を処理することが難しい場合の業者への依頼のしかたもお教えします。
目次
抜いた雑草の処理方法は4つ
抜いた雑草は、燃えるゴミとして出す、地面へ埋める、たい肥にする、業者に依頼する、の4つの方法で処理することが可能です。それぞれの処理方法を知って、ご自身の生活に合う無理のない雑草処理をおこないましょう。
まずは乾燥させよう

雑草を抜いたら、まずは乾燥させましょう。抜いた直後の雑草はまだ水分を多く含んでいます。これをゴミ袋にそのまま入れようとすると、扱いづらく量も多いため大変な作業になります。
乾燥させると、水分が飛び、量が減って重さも軽くなります。また、しっかりと枯らすことで、再度根付いてしまうことを防ぐことができるのです。
大量の雑草の場合は、できるだけ広げて太陽にあたる面積を多くしてください。そのまま地面に放置すると、再度根付いてしまうおそれがありますので、ブルーシートなどを下に敷いてから作業すると良いでしょう。
【雑草の処理方法1】燃えるゴミとして出す
一番簡単な方法です。雑草をひと固まりにして、ゴミ袋へ入れて燃えるゴミの日に出すだけです。ごみの量を減らすためにも、乾燥させて量を減らしてからゴミ袋へ詰め込みましょう。
ただ、あまりにも雑草の量が多い場合は燃えるごみとして出すことができない場合があります。ゴミ出しのルールは自治体によって違いますので、一度自治体に電話したり、ホームペーシを見たりして確認してください。
【雑草の処理方法2】地面へ埋める
刈り取った雑草は地面に埋めれば土に還ります。これは一番環境にやさしい方法です。しっかりと天日干しして、乾燥させた雑草を土に掘った穴に埋めていきます。穴が浅いと再度根付いてしまうおそれがあるため、30~40センチメートルほどの深めの穴を掘って埋めましょう。
【雑草の処理方法3】たい肥にする
刈り取った雑草をたい肥にする方法もあります。用意するものは、雑草、米ぬかや石灰窒素、土のみです。これを混ぜ合わせて放置すると分解が進みます。
1か月に1回、下から空気を含ませるように混ぜていくと、大体半年ほどで植物性のたい肥となります。たい肥となった雑草は、家庭菜園などに再利用することができます。
【雑草の処理方法4】業者に依頼する
「大量の雑草を乾燥させたり、埋めたりするのは面倒……」というかたは業者に依頼するのもおすすめです。自分で雑草の処理をおこなえば、費用は抑えられますが、その分手間と労力がかかります。業者に依頼すれば、問題なく確実に処理してもらえます。
また、草刈り自体を依頼することも可能です。事前に見積りを取れば、費用や作業の内容などもしっかり確認して依頼することができます。草刈りも雑草の処理も大変な作業です。自分で作業する自信がない場合は、まず相談してみましょう。
弊社では365日24時間、草刈りや雑草処理のご相談を受け付けております。事前に無料見積りもおこなっておりますので、お気軽にお問合せください。
雑草は抜いた後が大事!効果的な予防策
雑草を抜く作業は腰にも足にも負担がかかり、大変な作業になります。せっかく作業をおこなってきれいにしても、そのまま放置しておくと、またすぐに雑草は芽を出し、成長します。草取り作業の手間を少しでも減らすには、草取り後に対策をおこなうことが大切です。雑草対策に有効な予防策をみていきましょう。
【予防策1】除草剤を撒いておく

雑草対策には、除草剤が効果的です。除草剤にはおもに粒剤タイプの土壌処理型と、液剤タイプの茎葉処理型があります。茎葉処理型は、葉や茎に直接散布して、液剤を吸収した部分を枯らすもので、雑草が生い茂っている時に散布すると効果的です。
土壌処理型はこれから生えてくる雑草を予防するのに効果的です。土に混ぜ込むことで、成長しようとする雑草の根から除草剤を吸収させ、枯らすことができます。雑草を抜いた後の予防であれば、土壌処理型の除草剤を使用するのがおすすめです。草取り後、新たに雑草が生えるのを防げます。
【予防策2】防草シートを敷いておく
予防策ふたつめは防草シートです。防草シートは、土にかぶせて雑草から光を奪うことで光合成を防ぎ、成長を妨げるシートです。ホームセンターなどでも気軽に購入できて、敷くだけなので体に害もなく、安全です。
デメリットとしては、防草シートが劣化してしまうことや防草シートを敷くことによって、お庭の景観が悪くなることが挙げられます。劣化して穴が開いてしまうと、そこから雑草が生えてしまうので、メンテナンスが大切です。
【予防策3】砂利を敷いておく
予防策の3つめは砂利を敷くことです。砂利も防草シート同様、雑草の光合成を防ぐことで雑草が生えてこないようにする予防策です。3~5センチメートルくらいの厚さに砂利を敷き詰めると、雑草が生えにくくなります。このとき、砂利をひく前に事前にしっかりと除草しておくことが重要です。
砂利をひいてから時間が経ったり、雨が降ったりすると、石が重みで下に沈み、土が浮いてきてしまいます。土が表面にあらわれると、すぐに雑草が生えてしまうので注意しましょう。
その他にもたくさんある雑草対策
雑草の予防策を3つご紹介させていただきました。防草シートと砂利などを組み合わせて対策をおこなうことも有効です。そのほかにも雑草対策はたくさんありますので、いくつかご紹介していきます。
・水で固まる土
水をかけると固まる土で雑草が生えなくする方法です。見た目は土のまま、防草効果が得られるため、景観も損なわず、管理が楽なのが特徴です。ただ、土を固めているだけなので、人が通るたびに固めた土に負担がかかり、経年劣化は避けられず、強度は期待できません。
・植物で覆う
雑草が生えないように、違う植物で一面を覆ってしまう方法です。地面を覆うように広がって成長する芝桜やクローバー、ダイカンドラなどが適しています。植物を植える前に、しっかりと雑草を処理することが大切です。また、定期的なメンテナンスも必要となるため、管理が少し大変です。
※やってはダメ……塩水
雑草を枯らすには塩を撒くのも効果的です。しかし、一般的に塩を撒くことはおすすめできません。塩を撒くデメリットとしては、おもに以下のようなものが挙げられます。
- 塩は土の中で分解されず、一度撒くとその土地に数年もしくは数十年以上、植物や野菜が育たなくなる。
- 雨などで土壌の塩が流出し、家の土台や配管などを腐食させる。また、流れ出ることによって近隣にも被害が及ぶ。
- 塩分濃度の高い土地は価値が落ちてしまう。塩で防草するのはリスクが高いため、塩を撒くのはやめましょう。
自分に合う雑草対策がわからない…そんな場合は
雑草対策の方法はいろいろありますが、どれを選べばいいかわからない、失敗したくないという場合は、業者に相談してみると良いでしょう。自分の庭に適した対策を提案してもらえ、高い効果も期待できます。
弊社でも、経験豊富な草刈り業者をご紹介させていただきます。ご要望に合わせて、納得のいく作業をおこないますので、ぜひご相談ください。
たかが草取り……でも業者に頼むメリットがある
「草取りくらいで業者に頼むともったいない」と頑張って毎回自分で作業をしているかたは多いと思います。しかし、かがんで長時間作業をすることも多いため、足腰に大きな負担がかかるおそれがあるでしょう。
また雑草は夏の暑い時期にすごい勢いで成長します。そのため、暑い時期の草取り作業は、熱中症の危険性があるのです。「草取りに集中しすぎて倒れてしまった」ということにならないように、体力に不安な場合は業者に頼むことも考えましょう。
草取りを業者に依頼するメリット

草取りを業者に依頼する一番のメリットは、素早くきれいに処理してもらえることでしょう。特に広い範囲の草取りの場合は、手間と時間がかかります。業者に依頼すれば、専門の草刈り道具を使って、効率よく作業してもらえます。
自分で草取り道具を購入することも保有する必要もないため、場所を取らずに慣れない道具でケガをする心配もありません。また、草取り後の雑草の処理や防草対策も行ってもらえます。
業者に依頼した場合の費用相場
草取りを業者に依頼する場合、作業人数が一人あたり大体5,000円~10,000円が相場のようです。また、1坪500円というように坪や1平方メートルあたりいくらといった料金設定をおこなっている業者もあります。
草取りをする面積や、手作業か機械作業かによって、料金が変わってくる場合が多いので、依頼する前に必ず見積りをとりましょう。また、抜いた雑草の処理費用が別途請求される場合がありますので、草取り費用に含まれるのかも確認してください。
少し面倒に感じるかもしれませんが、費用を安く抑えたい場合は何社か相見積りをとることがおすすめです。作業内容も比較できてより良い内容の業者を選ぶことができ、費用も抑えられます。
業者選びに迷ったら……?
インターネットなどで検索すると、草取りをおこなってくれる業者はたくさん出てきます。初めて依頼される場合はどこに相談すればいいかわからなくなりますよね。
そんなときは、弊社にご相談ください。24時間365日、草取りのご相談を受け付けております。ご希望に合った業者もご紹介させていただきます。また、無料見積りもおこなっておりますので、お気軽にご連絡ください。
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