草刈りの便利グッズで雑草対策を楽に!草刈りを簡単にするコツ
うっそうと茂った雑草はとても厄介。「庭の外観はキレイに保ちたいけど、草刈りは面倒……」草刈りの作業はついつい後回しにしてしまいがちです。しかし、後回しにしたくなる理由は、草刈りを簡単にする方法を知らないだけかもしれません。
今回は草刈りの便利グッズの紹介や、草刈りをラクにするためのコツについてまとめました!「自宅の庭の雑草を、今度こそはなんとかしたい」。そう考えているかたは、ぜひ参考にしてみてください。
目次
草刈り前の下準備リスト
草刈りに必要なのは事前の準備とやる気、行動力が9割です。草刈りをするのはほとんどが明るい日中であり、汗をかきながらするイメージがあるとおり、雑草の増える夏場におこなうことも多いでしょう。
草刈りをいきなり、準備なしで始めてしまうのは多くの危険がともないます。作業を始める前に、まずは徹底した事前準備からおこないましょう。
◇ハチ対策は必ずしよう
草刈り中にもっとも注意が必要なのは、ハチと熱中症です。なかでもハチは、思いがけず巣を傷つけて刺されてしまう可能性があります。「アナフィラキシーショック」に代表されるように、ハチに刺されるのは、ときに命にもかかわります。
草刈りでは必ず、ハチ対策を万全におこないましょう。まず、服装は黒以外のもの、できれば薄めの色を選びようにしましょう。ハチは、黒い色に敏感に反応します。
またハチの巣は、草刈りをしている最中に思いがけず触ってしまったり、近くに寄ってしまったりする可能性もあります。この対策としては、草刈りをする場所を入念にチェックすることで対処できるでしょう。巣があればまずは駆除を業者に依頼しましょう。
香水や整髪料などの、香りが強いものもハチを寄せ付けます。そのため、草刈りの作業前は香水や整髪料の使用は避けましょう。草刈り現場では、オシャレな面に気をつかうよりも、ハチ対策を万全に整えることが鉄則なのです。
◇草刈りに最適な服装
草刈りの服装の基本は「露出を少なくする」ことです。防虫効果も踏まえて、長袖、長ズボンを身に着け、手袋なども使用して完璧な装備を整えましょう。細かい道具のリストは下記のものです。
- 麦わら帽子
- 長袖のシャツ
- 長ズボン
- ゴーグル
- 手袋
- 長靴
帽子は、熱中症対策も兼ねてつば広のものを選びましょう。また、シャツはできれば首までカバーできるものを、ズボンは長靴に裾が納まるものを選ぶようにすれば、虫よけ効果が高まります。手袋や長靴は、ともに滑り止め付きのものが好ましいです。
◇熱中症対策も忘れずに
草刈りのもうひとつの敵が、「熱中症」です。草刈り中の熱中症を防止するためには水分補給を頻繁(ひんぱん)におこなうこと。スポーツドリンクは水分と塩分、両方の補給ができるので、あると重宝します。
また、帽子をかぶって直射日光を避けること、冷却シートなどを使って体を冷やすことも同様におこなうようにしてください。熱中症は命にもかかわる危険なものです。草刈りの最中に、わずかでも異変を感じたら無理は禁物です。そんなときはすぐに休憩しましょう。
次の章では、草刈りに必要な道具と、草刈りの便利グッズを紹介します。
【手作業用】大変な作業を楽にしてくれる草刈り便利グッズ
事前準備を整えて、ひとつひとつ草を刈っていく。草刈りは実際おこなってみるとかなりの重労働です。とくに大きな庭にうっそうと茂った大量の草を処理するには、1日以上の時間をかけておこなう必要もあるかもしれません。
そんな草刈りには、作業を楽にしてくれる便利グッズがいくつか市販されています。ここでは草刈りの基本的な道具から、応用編の草刈り便利グッズまで、簡単に紹介します。
◇【基本】草刈りに使う道具
まずは基本的な草刈りの道具を紹介していきます。
- 草刈り鎌
- 剪定用のハサミ
- 熊手
- 手押し台車
このあたりは見慣れたものでしょう。一般的に使う草刈りの道具といったところです。
◇【便利】草刈りをラクにする便利グッズ
こちらは草刈り道具の応用編、あると便利な草刈り用の便利なグッズです。
・ねじり鎌
草刈り鎌に対してねじり鎌は特殊な形状。とがった先端を地面に刺して、根っこから草を引き抜くものです。
・三角ホー
長い柄の先に付いた三角のくわ。「ホー」はくわの意味です。立ったまま草刈りができて、なおかつ根こそぎ草を引き抜ける草刈りの万能選手です。
・草刈り機
持ち手の先に鋭利なカッターが付いた草刈り用の機械です。大量の草を一気に刈るなら、草刈り機があると効率がグッと上がります。家庭用に静かなタイプもあります。
知っていないとソンする草刈りのコツ
草刈りはとにかく重労働!しかし、そんな草刈りにも作業を楽にするためのコツがあります。まずひとつは、雨が降った次の日を狙うことです。雨降りの次の日は地面が柔らかくなっており、草を抜くのに必要な力が少なくすみます。
また、草刈りに必要な手間を前もって減らせる方法もあります。それは除草剤を使うことです。除草剤を草に散布すれば、あとは草が枯れるのを待つだけ。たまにでも除草剤をまいておけば、草刈りにかかる手間も圧倒的にラクになります。
草刈りに便利グッズを使うのもよい方法ですが、こうしたコツや手段を知ることで、草刈りの手間はさらに減らすことができるでしょう。
草刈りしてもすぐ生える草には除草シートが便利!
草刈りの手間を減らすために、導入を検討したいのが除草シートです。除草シートは草刈りの便利グッズというよりはその前の段階、草の発生を予防するものです。
草の光合成を阻害して、成長を防ぎます。また、シートを敷くことで見た目もスッキリとしたものにできるでしょう。
広範囲の作業には草刈り機がおすすめ
広範囲に及ぶ草刈りは、便利グッズでも紹介しました草刈り機の使用がオススメです。草刈り機は長い柄とハンドルの先にカッターが付いた、電動式の草刈り用機械です。機能やサイズ、パワーもさまざま。業務用のもののほか、家庭用のものも販売されています。
草刈り機には電動式とエンジン式がありますが、家庭用にオススメするのは電動式です。電動式は音も静かで軽め、種類によっては女性のかたでも簡単に扱うことができます。エンジン式にパワーは劣りますが、家庭用なら十分といえるでしょう。
草刈りの便利グッズよりもっと楽で効果大なのは!?
ここまで草刈りのための道具や、草刈りの便利グッズを紹介してきました。しかし、なかにはそもそも草刈りをするのが面倒、できれば草刈りはしたくない、と考えているかたもいらっしゃるでしょう。
◇コンクリートにしてしまう
そんなかたには、より楽な方法があります。そのひとつ目の方法は、地面をコンクリートにすることです。地面をコンクリートにしてしまえば、生えてくる草をほぼ確実に予防することができます。◇草刈りのプロに依頼する
ふたつ目の方法は、草刈りを業者に依頼することです。大きな庭の草刈りも業者に依頼すれば処理はラクラク、作業の質も安心です。グッズの費用や時間をかけてまで自分でおこなうよりも、依頼をしてしまったほうがずっと合理的といえるかもしれません。
また、草刈り後のアフターフォローをおこなってくれるのも嬉しいポイントです。記事のなかでも紹介してきた除草剤や除草シートの設置も、依頼をすればおこなってくれるでしょう。こうしたケアも、知識と実績のある業者ならではといえます。
まとめ
自宅の庭をキレイな状態に保つためには、草刈りが欠かせません。とくに雑草が多く、伸びきった雑草の処理は先延ばしにしてしまいがちです。この記事をきっかけにして、草刈りを始めてみてはいかがでしょうか?
草刈りは、まずは徹底した準備から。草刈りの作業中に危険な状況になり、体調不良などになってしまっては元も子もありません。また、草刈りには便利グッズもいくつかありますので、作業をラクにするためにも、ぜひ利用を検討してみてください!
草刈りは、始めるまでのハードルが一番高いものです。始めてしまえば、あとはすんなりと終わってしまうもの。しかし、その「初めのハードルを越えることが難しい」、そう感じるかたは、業者に作業依頼をしてみるのもよいでしょう。
きれいに庭の外観を整えて、見た目もスッキリ、気持ちもスッキリさせたいですね。草刈りのための参考に、ぜひ今回の記事の内容をお役立てください。
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