草刈りの道具ってなにがある?業者に依頼する方法も知りたい!
「しばらく放っておいたら、庭の雑草が大変なことになっていた…」と悩んでいる方もいるかと思います。とはいえ、草刈りを本格的にやったことがないという方も多いのではないでしょうか。
草刈りの道具にはどんなものを使えばいいのか、業者に頼むのであればどんな業者に頼めばよいのか……。悩んでいるうちにもどんどん雑草は伸び続けていきます。なんとかしたいですよね。
そこで今回は、「自分で草刈りをするためには、どんな草刈り道具が必要なのか?」「草刈り業者に頼む場合は、どうやって選べばよいのか?」についてまとめてみました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
草刈りの道具を選ぶならコレだ!
草刈りをするにはまず、草刈り道具を用意しましょう。用意するのは、実際に草を刈るための道具と、草刈りをおこなう際に身に着けるべき服装です。
●草刈り道具
草刈り道具は、以下のようなものを用意するとよいでしょう。
・草を刈るための鎌
普段はなかなか使う機会がないかもしれませんが、ホームセンターなどにも売っているので、簡単に手に入れることができます。
・熊手
ひととおり刈り終えたあと、草を一か所に集める際などに使用します。
・鍬(くわ)やスコップ
地面にはうように繁殖している雑草などを根こそぎ刈るためには、鍬やスコップが便利です。また、鎌で草を刈ったあと、地面に残る根っこを取り除くのにも使えます。
・ビニール袋
刈ったあとの草を入れておくビニール袋を用意しておくとよいでしょう。燃えるゴミとして出す場合は、地域の指定袋に入れるようにしてください。指定がない地域の場合は、通常の大きめのポリ袋でかまいません。
・台車などの運搬道具
刈ったあとの草はきちんと処分する必要があります。袋につめて保管し、燃えるゴミの日などに回収してもらいます。保管場所やゴミ置き場に運搬するため、台車などを用意しておくとよいでしょう。
●草刈りの際の服装
草刈りをおこなうときは、以下のような服装でおこなうようにしてください。
・つばのある帽子をかぶる
草刈りは炎天下での作業となることもあります。熱中症防止のため、必ず帽子をかぶりましょう。
・長そで、長ズボンを着用する
雑草に繁殖するハチやアブなどの害虫に刺されることのないよう、肌が露出しないような服装を心がけてください。
・ゴーグルやメガネなどを着用する
刈った草が飛び散って、目に入るのを防ぐのに使います。
・長めのゴム靴を履く
草刈りをする場所は湿っていることもあるので、すべらないようにゴム靴を履くようにしましょう。ズボンの裾を入れ込めるような長靴タイプのものがおすすめです。
こんなグッズもあるとおすすめ!
上記のほかにも、もっと効率よく草刈りをしたい場合は、以下のような草刈り道具を使ってみるのもおすすめです。
・雑草ブラシ
アスファルトなどの隙間に繁殖した草を刈ることができます。
・草取り爪
田んぼなどの雑草を取るために使用する道具です。指先に装着して、土を掻くようにして使います。
・ベニヤなどの板
草刈り作業中に、刈った草や掘った石などが隣の家へ飛んでいかないようにするための防壁として使えます。
業者に草刈りを依頼したい場合は…
「草刈りをしたいが、時間がとれない」「草刈り道具を持っていない」「刈る範囲が広すぎる」といった理由で、なかなか草刈りをはじめられないでいる方も多いかと思います。
そういった方には、草刈り業者におまかせしてしまうのがおすすめです。ここでは、草刈り業者についてご紹介していきます。
・草刈りをしてくれるのはどんな人?
草刈りをしてくれる業者には、さまざまなものがあります。草刈りメインの業者もいれば、ハウスクリーニング業者が業務の一部として草刈りをおこなっていることもあります。また、シルバー人材センターから草刈り人員を派遣してもらったり、いわゆる便利屋のようなところにお願いすることもできるでしょう。
完全にお願いするのであれば、草刈り業者やハウスクリーニング業者を利用するのが簡単です。ハウスクリーニング業者なら、ついでに家の中のお掃除もお願いすることができます。
しかし、少しでも費用を安く抑えたい場合や、具体的な草刈りの段取りは自分でおこないたい、という場合は、シルバー人材センターや便利屋を利用するのもよいかもしれません。
ご自身の性格や、庭の状況にあわせて、どんな業者にお願いするのかを決めるとよいでしょう。
・プロの手を借りるなら、草刈り業者がおすすめ
草刈りをお願いできる業者はいろいろとありますが、キレイなお庭を目指すのであれば、やはり草刈りをメインで対応してくれる業者がおすすめです。
草刈り業者の作業は丁寧で、仕上がりがとてもキレイです。仕上がりに不満がある場合は無料で追加対応してもらえるところもあります。広い庭であっても素早く除草してもらえますし、終わったあとのゴミの処理もおこなってくれます。
また雑草の生えている状況に合わせて除草剤を変えたりと、環境によって臨機応変に対応してくれるのも、安心してお願いできる理由のひとつといえるでしょう。
・気になる料金について
草刈り業者の料金は、業者によって計算方法が異なります。よくあるのは、「〇〇平米で〇〇円」といったように、面積によって金額が決まるというものです。
このような計算方法を使っている草刈り業者の費用の相場は、だいたいですが50平米で7千円~2万5千円程度であることが多いようです。
また、「1時間で〇〇円」といったように作業時間によって金額を決めている業者や、除草が完了した草の量で金額を決めるところもあります。計算方法もそうですが、金額についても業者によってかなりバラつきがあるので、サービスの内容とのバランスをみて慎重に選ぶ必要があります。
ただ自分で草刈りをおこなうよりは費用がかかってしまうものの、それでも草刈り道具をそろえる手間などを考えると、やはり草刈り業者のお手軽さは魅力的です。
優良業者を見つけるポイント
たくさんある草刈り業者ですが、中には対応がよろしくない業者もまぎれていることがあります。せっかく費用をかけて業者にお願いするのであれば、優良なところを見つけたいですよね。
ここでは、優良な草刈り業者を見つけるためのポイントをご紹介します。
・複数の業者から見積りをとる
草刈り業者を選ぶ際には、必ず複数の業者から相見積りをとるようにしてください。相見積もりをとることで、ご自身の庭の除草にかかる料金相場を知ることができます。高すぎる業者や安すぎる業者など、怪しい業者は避けた方がよいでしょう。
また、見積もりは金額だけを見るのではなく、内訳なども確認するようにしてください。よくわからない項目があった場合は、業者に確認をとるようにします。
返答に納得できない場合は、怪しい業者である可能性もあるため、他の業者に変更することも検討してみるとよいかもしれません。
・ホームページや口コミをチェックする
自社のホームページを持っているような業者であれば、まずはそのホームページをチェックしてみましょう。怪しい記載がないかなどを確認します。
またネット上の口コミがあるようであれば、参考にするのもよいでしょう。あまりにもクレームが目立つようであれば、その業者は避けることをおすすめします。
もちろん、口コミは信ぴょう性に欠けるものもありますので、あくまで「参考程度」という気持ちで読むようにしましょう。
・電話での対応に問題がないかをチェックする
電話での対応が丁寧なものだったかどうかも、優良業者かどうかの判断材料として使うことができます。
もちろんそれだけで良し悪しを判別することはできませんが、電話相手があまりに横柄な態度である場合などは、ちゃんとした会社ではないのかもしれません。参考にしてみてください。
まとめ
今回は、草刈りについて以下のような点をご紹介してきました。
- 自分で草刈りをするなら、鎌や台車など最低限の草刈り道具を用意すること
- 時間や労力をかけたくない場合は、草刈り業者の利用がおすすめ
- 草刈りは、草刈り専門の業者からシルバー人材センターまで、さまざまなところにお願いできるということ
- 優良な草刈り業者を選ぶには、相見積もりをとったり、口コミをチェックしたりして情報を集めること
「めんどうくさくて庭の雑草を放置していた…」という方も、これを機にお庭のお手入れをしてみてはいかがでしょうか。草刈りは、自分でやることもできますし、業者にお願いすることもできます。
ご自身のライフスタイルに合わせて、どうやって草刈りをおこなうのがベストか、ぜひ検討してみてくださいね。
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