葛対策|生命力ハンパないツル性の雑草こそ完全に駆除・予防が大事!

葛 対策

ツル性の植物はどれも生命力が強く、放置しているとツルが伸びて壁や地面を覆いつくしてしまいます。ツル性の植物のなかでも、葛は代表的な雑草です。

地上に出ている部分だけ刈り取っても繁殖力が強いため、根からまた生えてきてしまいます。なんと、葛はアメリカでは、グリーンモンスターとよばれるほど恐れられているのです。

このコラムでは、そんな葛にお困りの方のために、葛の駆除方法や予防法について詳しく解説していきます。正しい葛対策の知識を身につけて、葛の脅威に立ち向かいましょう。

葛の駆除方法

驚異の繁殖力をもつ葛ですが、タイミングと方法によって、うまく駆除をすることは可能です。ここでは葛対策のうち、葛の駆除方法についてご紹介します。ぜひ試してみてください。

駆除にベストなタイミングってあるの?

駆除にベストなタイミングってあるの?

葛の駆除は、秋冬におこなうのがベストです。駆除をするには、主根という根を弱らせることが大切となります。気温が下がる秋から冬にかけての時期には、葉が枯れたツルだけが残る状態となるため、主根が見つけやすくなるのです。

春夏は生長期であるため、駆除には向きません。つるは毎日伸び、葉は生い茂るので主根が見つけにくいです。さらに、この時期は樹勢がよいことからダメージを受けにくいため、除草剤を使っても効果があらわれにくいです。駆除をおこなうときには、時期を見計らっておこなうとうまくいきやすいです。

即効性があるのは除草剤!

葛の駆除には除草剤を用いることがおすすめです。とくに、主根を弱らせるために根まで枯らすタイプであると効果が期待できます。葛はどれだけツルを枯らしても、主根が生きていたら新しく芽を出してしまいます。はやく駆除するには主根を枯らすことが大切です。

根っこにも除草剤を流し込む

主根を枯らすために、根に除草剤を流し込みましょう。キリなどで主根に穴をあけて除草剤を注入すると、根まで浸透しやすいです。自分で穴をあけなくても、ピンのように先が針状になっている葛専用の除草剤もあります。この場合には、主根に差し込むだけなので使用しやすいです。

巨大化した葛は簡単には駆除できない!

巨大になった主根の駆除には時間がかかることがあります。主根は150センチメートルほどまで大きくなることもあり、50キロ~80キロくらいにもなります。くず粉とするのならとても多くの量となりそうですが、残念ながら個人での加工は難しいです。

このように巨大化したものは少しずつ弱らせて数年かけての駆除となります。こうなる前に葛に気付いたときにははやめに駆除をおこなっておきましょう。

自分で駆除できる気がしない…そんな場合は

葛の根は1メートル以上伸びます。大きくなってしまった根は、除草剤の効果がなかなかみられません。そんな時は、使用する除草剤の種類を変えたり、葉や茎と主根では別の種類の除草剤を使用したりするなど、工夫をすることで効果があらわれることがあります。

しかし、自分で駆除をおこなうには、時間も手間もかかってしまいます。もしも自分での駆除が難しいと感じられているのなら、プロに駆除を依頼するのもひとつの手です。弊社では、葛の駆除に関するご相談を受け付けています。ご相談に適した業者をご紹介できますので、お気軽にご相談ください。

葛対策に頭を悩ませる人が多い理由

葛は繁殖力が強いため、一度生えてしまうとなかなか駆除できません。根を広げ続け、ほかの植物の生長を妨げてしまうこともあるのです。次は、葛の脅威をご紹介しましょう。

【その1】強力な繁殖力で空き地を覆いつくす!

【その1】強力な繁殖力で空き地を覆いつくす!

通常、植物は栄養のある地でないと育ちません。しかし、葛を含むマメ科の植物は、養分をつくる細菌と共生しているため、栄養のあまりない土地でも育つことができるのです。誰も手をつけていないような空き地にも広がり、空間を侵食してしまいます。

葛はなんでも侵食するため、樹木や建物、フェンスなどツルが這うことができる場所ならなんでもツルで包み込んでしまいます。とくに樹木はツルが巻き付くと生長に支障をきたしてしまうので、ほかの植物にとっても迷惑な存在となります。

【その2】地下には巨大な根茎が広がる

葛はツルを駆除しても根が元気であればいくらでもツルが生えてきます。主根は養分をため込むため、どんどん大きく生長していきます。この主根は「葛根湯」といって風邪などに効果があるとされる漢方として有名です。

しかし、知識もない人が漢方として利用しようとは、まず思わないことでしょう。それよりも、手塩にかけて育てているほかの植物にツルが巻き付いてしまうデメリットのほうが大きいと感じるかと思います。

【その3】引っ張って抜いても効果なし!

葛の根を引っこ抜いても、途中でちぎれてしまったり、側根が残っていたりするため、駆除としての効果はありません。土の中に根が残っていたらまた新しいツルが伸びてきてしまうからです。

また、葛のツルや根は頑丈であることから、どれだけ引っ張っても抜けずにケガをしてしまうかもしれません。駆除をするのなら、除草剤を使用しましょう。

ほかにもある!厄介なツル性の雑草

ツル性の植物は繁殖力の強いものが多く、厄介な雑草として知られています。絡みついて取りにくく、ツタなど一部のツル性植物のなかには、ツルから根を生やせる種類もあり生命力が強いです。

ほかにも、ツルを切ると有毒な液体を流すガガイモ科の植物や、ほかの植物に絡みつくブドウ科のヤブガラシのように、農業に大きな打撃を与える種が多いです。

ツル性の植物は生長がはやく、観賞用として育て始めたら広がりすぎたというケースもよくあります。ツル性の植物には注意しましょう。

ツル性の雑草は早めの対処が大事!

ツル性の雑草は根から駆除しなければなくなりません。根はどんどん広げていってしまうため、ツル性の雑草を見つけたときには、被害の少ないうちに対処をおこない、はやめに駆除しておきましょう。

大きく広がりすぎてしまって自分で駆除できる自信がないというときには、草刈りなどの除草作業を扱っている業者に相談してみるのもおすすめです。プロの技術で雑草の駆除をおこなってもらうことができます。

今後再発がおきないためのアドバイスをもらえる場合もあります。弊社でも、業者のご紹介ができますので、お気軽にご相談ください。

駆除の後…葛が生えてこないようにする予防法

葛の駆除ができたあとには、再発防止のために予防をおこなっておきましょう。葛をはじめとする雑草の予防法としては、2つの案があります。状況にあったものを選んで、雑草に悩まない生活を送ってください。

【予防法1】防草シート

【予防法1】防草シート

雑草だけでなく、植物全般に効果が期待できるのが防草シートです。防草シートはその名のとおり、雑草が生えてくるのを防ぐ役割があります。日光を通さないシートで光合成をおきないようにすることで、植物が育たない環境をつくるのです。

防草シートの効果をしっかりと発揮させるには、シートを張る前の整地作業が大切です。除草が終わったら地面を耕し平らにします。小石などがあれば取り除きましょう。強風がきても剥がれないように、シートの端はピンでしっかりと固定をしてください。

防草シートの上から砂利などを敷くと景観もよく、さらに雑草対策の効果も高くなるためおすすめです。ただし、防草シートはあまりに小さい範囲の設置には向きません。小さい範囲であれば、次にご紹介する固まる土を利用してみてください。

【予防法2】固まる土

固まる土とは、土とセメントが混ぜられているものを固めて雑草対策をおこないます。土の上から水を撒くと固まるようになっています。固まる土は、好きな場所、好きなサイズで施工できるため、とても便利です。

固まる土を設置するには、まずは天気を確認してください。雨の日には土を乾かすことができず、流れてしまいます。午前中に作業をおこなうとスムーズです。

設置するには、設置予定の場所の除草を終わらせてから地面を耕し、平らにします。小石などがあったら取り除いておきましょう。固まる土を流し込み、スコップなどで表面を平らにしてください。

最後に水を撒きますが、水圧が強いと表面がへこんでしまいます。弱い水圧で撒くようにしましょう。数時間後に再び水をかけ、固まったら完成です。

厄介な雑草のお悩みはプロに相談するのがおすすめ

葛など厄介な雑草にお困りでしたら、プロに相談してみてください。自分で雑草の対処をしてみて効果がえられなかったときには、その方法が土地にあっていなかったり、そもそものやり方があっていなかったりするかもしれません。

はやく雑草の駆除をおこないたいときには、プロに依頼することが手っ取り早く終わることでしょう。

「プロに依頼したいけど、どこに依頼すればわからない……」というときには、ぜひ弊社にご相談ください。適した業者をお客様にご紹介することができます。24時間365日、年中無休でご相談には対応しておりますので、早朝でも深夜でも、ご都合のよろしい時間にお電話ください。お待ちしております。

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