草刈り鎌の「使い方」とは?手入れの仕方・用途で異なる種類とは

草刈り鎌 使い方

草刈り鎌は誰でも簡単に扱うことができます。しかし実際に使ったことがないという方も多いかもしれません。草刈り鎌は簡単に扱うことができますが、刃物であるため、ケガに気をつける必要があります。

そのため、草刈り鎌を安全に使うにはケガ防止用の軍手を使うと安心でしょう。また、草刈り鎌は使用後に拭き取っておくと切れ味を長持ちさせることもできます。

本記事では、鎌の使い方、普段のお手入れから、鎌の研ぎ方を解説していきます。あわせて、鎌の種類についても紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

草刈り鎌の使い方|5つの種類と手入れ方法

草刈り鎌の使い方として、知っておくと草刈り作業に便利なテクニックがあります。また、鎌には種類があり、用途によっても使い方は違うのです。ほかにも、鎌を長持ちさせる方法から、鎌の研ぎ方について、ふれていきます。

「鎌」ってどんな道具?

草刈り鎌の「使い方」とは?手入れの仕方・用途で異なる種類とは

鎌とは古くは農業用の道具として、草を刈るために使われてきた道具です。特徴として「への字」に反った刃と持ち手がついています。

刃先、刃、刃部の三点で刃部分が構成されており、柄の部分を握って使いますが、右利き用や左利き用もあります。農作業道具である鎌は、基本的に銃刀法による規制の対象外となっています。ただし、使う予定がないのに車に積んだままにしているなど、正当な理由がない状態での携帯は認められません。

草刈り鎌を使った草刈りテクニック

草刈り鎌を使う場合、知っておくことで作業効率や安全性をあげることができるテクニックがあります。服装を整えることで、ケガを防ぐことや鎌の上手な使い方など、ぜひ草刈りのお役に立ててください。

・服装をしっかり整える
草刈りをおこなう場合服装を整える必要があります。理由として、もしも手元が滑ってしまった場合、ケガをするおそれや足元が滑れば転んでしまうおそれもあるためです。

そのため、滑り止めがついた手袋や長靴で作業に臨むとよいでしょう。また、ゴーグルなどあれば、鎌を使った際に小石が飛散した場合も防ぐことができます。ほかにも、防虫対策にネットのついた視界をさえぎらない農業用の帽子もあるようです。

・鎌は「振る」ではなく「引いて刈る」のがコツ!
草刈りの際、カマの使い方として、振るものではなく、引いて刈るのがコツになります。草を持って鎌を引く場合は、刃を雑草の根元につけ引き切る形です。

その際は、刃がこちらに向かってこないよう注意が必要です。また、刃先を使えば、隙間など細かい部分に生えた雑草などそぎ取るように刈り取ることもできます。

・右から左へ草刈りをする
草刈り鎌の刃先は、基本的に右から左にかけて曲がっているため、草刈りの際も右から左に刈るようにします。そうすることで、刃の向きと角度が草に合って、刈りやすくなるのです。

用途によって違う草刈り鎌の種類

草刈り鎌は、用途によって種類を選ぶ必要があります。鎌を選ぶ際には、刈る対象の硬さによって選ぶべき種類がかわります。また、種類によって重さも違いますので、用途を明確化しておくとよいでしょう。

・普通鎌 (薄鎌と厚鎌がある)
普通鎌には、薄鎌と厚鎌があり、刈り取る草の硬さによって選ぶとよいでしょう。一般的に薄鎌は、刃が薄く柔らかい草を刈ることに向くとされています。また、薄鎌は軽いので長時間での作業にも向いています。

一方、厚鎌は、刃の厚さから、硬く太い雑草などを刈ることに向いています。このように、刃の厚みや得意とする雑草に違いがあり、刈り取る草に合わせて普通鎌の種類を選ぶのがおすすめです。

・ねじり鎌
草を切るというよりも、削り取ることに特化したものになります。外見も通常の鎌と違い柄がねじれていることで、土に手がつきづらいという特徴となっているのです。

・立鎌
通常は鎌の柄を長くしたものを立鎌と呼びますが、刃が半月型でありくわの形状をしているものも立鎌と呼ばれることがあるようです。刃も広く立ち作業に向いており、広範囲での使用に向いています。また、草を刈るというよりも、草の根ごと掘るような使い方をします。

・草取りヅメ
全体のサイズが小さく、先端が曲がっていることで、土をほぐしながら根っこごと雑草を抜くことができます。そのため、狭い場所での作業に向いているといえるでしょう。

・ノコギリ鎌
刃がノコギリのような形をしており、枝や丈夫な草を刈ることに向いています。通常の草刈りではあまり使われませんが、草刈り機や、機械が使いにくい状況で使われることが多いようです。

鎌を研いで長持ちさせよう

鎌も包丁と同じで、切れ味を持続するためには工夫が必要です。日ごろから使用した後は、土や水分を拭き取るべきでしょう。

鎌は使っていくうちに、細かい傷などができてしまいます。また、鎌についた土や水分が原因となり、ついた傷からサビができるおそれがあるのです。そのため、鎌についた土や水分は、使った後にきちんと拭き取り、しっかりと鎌を研いで長持ちさせることが大切です。

・鎌の研ぎ
鎌の表側を研いでいきます。まず使うものは荒砥石(あらといし)になります。荒砥石は刃こぼれや、細かい傷、サビなどを削り取ることができるのです。その際、荒砥石に対し、鎌の刃を15度~20度ほど角度をつけましょう。研ぐ際は、45度から90度程度に柄を掴み持ち上げ、前後に研いでいきます。数回ほどで、鎌にカエリ(削りかす)がつき始め、刃先から刃元まで均一にカエリがつくまでが目安です。

カエリは指先で触った際ざらつきが出るのが特徴となります。今度は、仕上げ砥石で、ついたカエリを取りのぞいていくのです。力は要りませんので数回、両面の刃を研いでいきます。

きちんと手入れをした鎌は切れ味もあり快適に草刈りをすることができるでしょう。しかし、鎌を使う際には、誤って自分を傷つけないよう注意が必要です。

自分で鎌のメンテナンスをおこなうのが億劫な方や、鎌の扱いに自信がない方は業者に相談してみるとよいでしょう。業者であれば、草刈りでの鎌の使い方を熟知しているので、適切な草刈り作業をおこなってくれるでしょう。

弊社から派遣する業者であれば、大規模な草刈り作業にも対応できますので、お気軽にご連絡ください。

草刈り後の処理に活躍する道具|雑草対策も解説

草刈り鎌を使って草を刈ることができたら、次に刈った草や地面に残った根を処理する必要があります。刈った草を処理せずにそのまま放置すると、草が再生してしまうおそれがあるためです。

また、地面に根が残っていた場合も、新たに草が生えてしまうおそれがあります。そこで、以下に草刈り後の処理で活躍する道具についてご紹介します。

「便利」な道具で草刈り後の処理を楽に!

「便利」な道具で草刈り後の処理を楽に!

・鍬(くわ)
草刈りは、草を刈って終わりではありません。草刈り後に、草の根を鍬で掘り起こす必要があるのです。鍬は草の根を掘り起こす道具となりますので、残った根っこの処理をすることができます。また、柄の部分が長いことから、立ったままの作業でも負担がかかりづらくなっています。

・レーキ
熊の手のような形をしており、草刈り後の草をかき集めるのに便利です。手で草を拾うよりも圧倒的に効率がよく、立ったまま作業できます。

・手押し台車
草刈り後は、刈った草の処理も必要になります。手押し台車があれば、目的の場所へ刈った草を運び出すことができるでしょう。

草刈り後の雑草対策も大切!

雑草の生命力は高く、草刈り後も生えてくるおそれがあります。そのため、草刈り後の雑草対策をきちんとおこなっておくことで、再び雑草が生えてこないようにすることが大切です。

・除草剤をまく
草刈り後は、表面上雑草が見えなくなっているので、再生する心配はないと思ってしまいがちです。しかし、地面に雑草の根が残っている場合、新たに雑草が生えてきてしまうおそれがあります。その場合、雑草の根を枯らすことができる除草剤を使って、対策するのが効果的です。

除草剤を使用する際は、除草剤の効果をしっかりと雑草の根に浸透させるために、雨の日を避けるようにしましょう。雨の日に除草剤を使用すると、雨で除草剤が流れて効果が薄くなってしまうおそれがあるためです。

・防草シートを敷く
防草シートとは、太陽光を遮断することにより雑草に栄養がいきわたることを防ぐことができるシートのことです。太陽光なしでは、雑草は成長することが難しいため、生えてくることを防ぐことができるのです。

また、防草シートが敷いてあることにより、種子などが飛んできたとしても、土に接触することを防ぎ、雑草の発生を阻止することができます。

・土を固める
雑草対策として土を固める場合があります。これは、土にセメントを混ぜることで物理的に固めた土で雑草が生えてくるのを防ぐことができます。また、お手軽に使えるものもあり、固まる土を敷き、水で固めるだけのものもあるようです。

・石やタイルを貼る
太陽光を遮断する面では砂利と同様の効果を持ちますが、外観に石やタイルを張ることでおしゃれに雑草対策をすることができます。また、デザインの幅も広くお好みのお庭を作り出すことができるでしょう。

・その他の方法
広い敷地で雑草にお困りの場合、地面をコンクリートにすることで、雑草を生えなくするという方法があります。地面をコンクリートにすることで、雑草対策としてはもちろんのこと、駐車場などの別の用途として利用することも可能です。

庭などのそこまで広くない敷地の場合は、植栽をするのがおすすめです。植栽をすることによって、庭をおしゃれに飾りながら、同時に雑草対策もおこなうことができるのです。

草刈りの範囲が広くて大変!そんな場合は業者へ

草刈りでの鎌の使い方を知っていても、敷地が広ければ重労働は避けられないでしょう。そんな場合は一度業者に相談することをおすすめします。

弊社であれば、広い敷地はもちろん、高所での難しい作業においても草刈り作業をおこなうことができます。気になった方は、お見積りを出してみてはいかがでしょうか。現地に弊社加盟店の業者からスタッフがお伺いし、状況をお調べします。なお、お見積り後に追加料金が発生することはありませんのでご安心ください。

鎌以外にもある便利な草刈り道具

広範囲での草刈りを手作業のみでおこなうと、大変な重労働になるでしょう。じつは、鎌以外にも作業を楽にしてくれる便利な草刈り道具があるのです。ではどんな道具があるのかご紹介していきたいと思います。

1.草刈り機・刈払機

1.草刈り機・刈払機

草刈り機や刈払機を使えば鎌だけでは、実現できない作業効率を生み出すことができるでしょう。草刈り機・刈払機には、電動式やエンジン式があります。刈払機は、掃除機のような形をしており、手作業で可能な範囲の草取りをさらに効率よくおこなうことが可能です。

草刈り機は、刈払機よりも広い範囲での草刈りに適しています。刈払機と同じように掃除機のような形をしているタイプや、小さい車の形をしていてラジコンとして動かすタイプなどがあります。

2.三角ホー

三角ホーのホーは、鍬のことを指し、また刃部分が三角形をしています。三角状の先端部分は雑草の根にむけて突き刺すことが容易であり、そこからスムーズに根を掘り起こすこともできます。

掘り起こしがスムーズなだけでなく、刃の底辺部分を使えば掘り返した土をならしておくこともできるのです。また、鎌と違い立ち作業もできますので、体への負担を減らすことができるでしょう。

3.剪定ばさみ

剪定ばさみであれば、普段使うはさみのような感覚で使うことができるでしょう。鎌の扱いにあまり慣れてない方には、剪定ばさみをおすすめします。草刈りに使える便利グッズは多数存在しますが、手に負えない雑草の量であった場合は、業者に相談するのがおすすめです。

草刈りは決して楽な作業ではありませんので、困ったらプロに任せたほうがいい場合もあるのです。草刈りや、その後の除草作業も含め、万全を期して業者に相談してみてはいかがでしょうか。

弊社であれば、パワーショベルや搬送用のトラックなど、作業内容に合わせて業者を手配いたします。また、365日24時間お電話の対応を受け付けております。まずは、お気軽にご相談ください。

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