庭の草刈り法が知りたい!状況別に使用する道具・再発防止の対策法

庭の草刈り法

庭の草刈りは定期的におこなう必要があります。しかし、「そもそも正しいやり方がわからない」という方も多いでしょう。確かに、草刈りといっても、見栄えをよくする・草刈りの頻度を減らすといった目的によってやり方が異なるため、戸惑ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。

そこで、この記事では庭の草刈り方法について詳しく解説していきます。また、雑草対策についてもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

庭の草刈り方法「2つ」と作業のタイミング

まずは、庭の草刈り方法と作業のタイミングについてご説明します。庭の草刈りを効率的におこなうためにも、以下の内容を参考にして草刈りをおこなってみてください。

草刈りをする重要性とは?

草刈りをする重要性とは?

草刈りは、庭の景観を保つために重要な作業です。しかし、草刈りをおこなうべき理由はそれだけではありません。草刈りは、庭に植えている植物を元気に育てたり、害虫を予防したりするためにも重要なのです。

雑草が生えていると、土壌中の栄養が雑草に奪われてしまいます。その結果、庭に植えている植物に十分な栄養がいきわたらなくなり、元気に育つことができないのです。

また、雑草が生えていると、害虫が寄ってきてしまいます。害虫には庭に植えられている植物だけではなく、人間にも被害をもたらすものもいます。たとえば、刺されると腫れが起こるイラガという害虫がいます。こうした害虫の健康被害を受けないためにも、草刈りをおこなうことは重要なのです。

草刈り方法は2つ

庭の草刈り方法には、「低い位置から刈る方法」と「草取りをおこなう方法」の2つがあります。見栄えをよくしたいなら、低い位置から草刈りをおこないましょう。低い位置から草刈りをおこなうことで、根元から刈る方法に比べて少ない力で刈ることができるので、疲れにくくなります。

ただ、低い位置から草を刈っただけでは、種類によっては再び生えてきてしまうおそれがあります。なぜなら、雑草の「生長点」を取り除くことができていないかもしれないからです。生長点とは、植物が生長するための組織のことで、生長点を取り除くことで雑草の生育を防ぐことができます。

この生長点は植物によって異なり、高い位置にあるものもあれば、根元近くにあるものもあります。そのため、駆除したい雑草の生長点が低い場合には、低い位置で草を刈っただけでは根絶することができないのです。

雑草を根絶させたい、再び雑草が生えることを防ぎたいという方は、「草取り」をおこなうのがおすすめです。草取りでは雑草を根の下から除去することができます。雑草を根絶させたい方のための、詳しい駆除方法を後ほどご紹介します。

草刈りをする時期はいつ?

庭の草刈りの時期は、6月~7月・9月~10月・11月~12月の年3回です。6月~7月は、雑草が生長しやすくなる時期なので、草刈りをおこなうことで雑草が伸び、生い茂るのを防ぐことができます。

9月~10月は雑草の生長が落ち着く時期です。この時期に草刈りをおこなうことで、雑草が伸びにくくなります。そして、11月~12月は雑草が枯れる時期です。この時期に草刈りをおこなうことで、春まで雑草がない状態を保つことができるのです。

また、草取りは雨が降った後におこなうことをおすすめします。雨によって土が柔らかくなっているので、草が抜きやすいからです。そのため、効率的に草取りをするためにも、雨が上がった後におこなうとよいでしょう。

草刈り範囲が広い場合はどうする?

草刈りをおこなう範囲が広い場合は、まずは草刈り機を使用しましょう。その後、刈った草を片付けます。このとき、熊手や竹ボウキなどのアイテムを使うと効率よく集めることができます。刈った草を片付けたら、草を枯らす薬剤である「除草剤」をまけば残った雑草を枯らすことができるでしょう。

広範囲の草を刈りたい方の中には、「除草剤だけではだめなの?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、除草剤を使う前に草刈り機をおこなうのがおすすめです。除草剤の種類によって草丈が高すぎると効果が薄くなるものもあり、雑草が生い茂っている中で除草剤を使うと、雑草すべてにかからない場合があるかもしれないからです。

そのため、草刈り機である程度草丈を短くした後に、除草剤をまきましょう。「範囲が広くて自分ですべての草を刈るのは大変」という方は、業者に依頼するのがおすすめです。業者に依頼することで、手間をかけずに雑草を枯らすことができます。

弊社では、全国にある多くの加盟店の中から、状況に合った草刈り業者を紹介します。草刈りでお困りの方は、ぜひ弊社をご利用ください。

庭の草刈り「道具と方法」のコツ

ここからは、「雑草を根絶させたい」という方に、庭の草刈りの道具を選ぶポイントや草刈りのコツをお伝えしていきます。以下の方法で、雑草のないお庭にしましょう。

【1】雑草は根元より下から切る

【1】雑草は根元より下から切る

庭の草刈りをおこなうコツは、根元より下を切ることです。景観を保つ草刈りの場合は、低い位置で切ればよいですが、雑草を根絶させたい場合は根元より下を切るのがおすすめです。

先ほどもご説明したとおり、植物には生長点があり、これを除去しなければ雑草が再び生えるおそれがあるのです。そのため、雑草を根絶したい方は、根元より下から切るとよいでしょう。

【2】狭い範囲の除草には「鎌」

草刈りの仕方は大きく分けて、鎌などを使い手で刈る方法と、草刈り機を使う方法があります。草を刈る範囲が狭い場合には、草刈り機が大きすぎて作業がしにくくなる可能性もあるので、鎌で十分でしょう。

鎌には、三日月鎌やねじり鎌、立ち鎌、草削り鎌などさまざまな種類があり、それぞれ特徴が異なります。これらの特徴を簡単にご説明します。

  • 三日月鎌:大きなカーブを描いた刃を持つ鎌で、切れ味がよい
  • ねじり鎌:刃の付け根ががねじれている鎌で、根まで刈ることが可能
  • 立ち鎌:柄が長くなっていて、立ったまま作業することができる
  • 草削り鎌:刃にギザギザのついた鎌で、根まで駆除することができる

このように、それぞれ異なった特徴を持つので、比較して自分に合った鎌を見つけてみてください。

【3】広い範囲の除草には「草刈り機・刈払機」

広い範囲の除草をおこないたい方は、鎌での手作業は大変なので草刈り機(刈払機)を使うことをおすすめします。

草刈り機には立って使うスティックタイプと、しゃがんで使うハンディタイプがあります。長時間しゃがむと体に負担がかかりやすく疲れやすいので、広範囲の場合はスティックタイプを使うことをおすすめします。

草刈り機を使う際は、右から左に向かってかけましょう。草刈り機の刃が左回転している仕組みなので、右から左に動かすことで効率よく切れるようです。また、刃は地面に対して斜めにしましょう。そうすることで、根に草刈り機を当てることができ、雑草を根から除去しやすくなります。

さらに、高さのある雑草は一気に切らないようにしましょう。高さのある雑草を一気に切ろうとすると、草刈り機の刃に雑草が絡まってしまい、動かなくなってしまうおそれがあります。そういった事態を防ぐためにも、高さのある雑草は数回に分けて刈りましょう。

【4】キックバックを未然に防ぐなら「ナイロンカッター」

庭の草刈りでは、キックバックに注意しなくてはなりません。キックバックとは、刃が石などの障害物に当たった衝撃で、草刈り機が強く跳ね返ることです。草刈り機が強く跳ね返ると、転倒して草刈り機が身体に当たり、大けがをしてしまうおそれがあるのです。

キックバックを防ぐためには、ナイロンカッターの草刈り機を使用するのがおすすめです。ナイロンカッターの草刈り機は、刃の代わりにナイロンのコードを高速回転させて刈るタイプです。ナイロンカッターは、障害物に当たっても変形して衝撃を受けにくくなるため、キックバックが起こる心配がいらないのです。

また、ほかにも小型の草抜きカッターを使うことで、キックバックを防ぐことができます。手動で草を刈るため、広い範囲では大変ですが、狭い範囲では使ってみるとよいかもしれません。ここまで、草刈りで使う道具の選び方や、草刈りをおこなうコツについてご説明してきました。

「自分で草を刈るのは難しそう」「道具を使いこなせるか不安」と思った方もいらっしゃるかもしれません。そういった方は、庭の草刈りを業者に依頼することをおすすめします。

草刈りのプロである業者に依頼することで、効率よく草刈りをおこなってもらうことが可能です。弊社では、実績のある業者をご紹介いたします。わからないことがあれば、現地スタッフが丁寧にご説明します。草刈りについてお悩みの方は、お気軽に弊社までご相談ください。

業者依頼がおすすめのケースや頼むメリット

自分での草刈りが難しい場合は、草刈り業者に依頼することがおすすめです。ここからは、草刈りを業者に依頼したほうがよいケースや、メリット、費用、優良業者を見分けるポイントに分けてご説明します。

業者に依頼したほうがいいケース

業者に依頼したほうがいいケース

業者に依頼したほうがよいのは、作業範囲が広い場合です。作業範囲が広いと、身体に負担がかかり疲れやすくなります。また、足腰を傷めている場合にも、大変な作業となってしまうため、業者に依頼したほうがよいでしょう。

さらに、作業後の雑草を集めるのが面倒な場合も業者に依頼するのがおすすめです。草刈りをおこなった後に、刈った草を片付けるのは意外と重労働になるのです。そのため、これらの場合は業者に依頼することをおすすめします。

業者に依頼するメリット「3つ」

業者に依頼するひとつ目のメリットは、道具を用意する必要がないことです。道具を用意する費用もかかりません。

ふたつ目のメリットは草刈り後の雑草を処分する必要がないことです。草刈りが広範囲に及んだ場合、大量の雑草を処分するのは大変です。燃えるゴミに出す際にも、雑草の土を落としておくなど自治体によってルールがあります。その点、業者に依頼すれば、刈った草の処分までおこなってもらうことができるのです。

みっつ目のメリットは、ケガや害虫による被害を回避することができることです。とくに草刈り機の扱いに慣れていない方は、間違った使い方によって大けがをしてしまうおそれがあります。たとえば、キックバックによって身体に草刈り機の刃が当たってしまったり、目に石が飛んできて失明したりする危険性があるのです。

また、雑草の中には害虫が潜んでいることもあります。害虫の中には人間を刺す種類もあり、腫れや痛みなどの健康被害をもたらすおそれもあるのです。業者に依頼することで、そういったリスクを回避することが可能です。

依頼してかかる費用

庭の草刈りの費用は業者によって計算方法が異なりますが、草刈りをする面積によって計算する業者が多いです。費用相場は、だいたい50平米あたり6,000円~15,000円程度で、中には25,000円程度かかかる業者もあるようです。

これだけ費用に開きがあるのは、業者によってサービス内容が異なることが考えられます。たとえば、雑草の処分や予防をおこなってくれる業者では、費用は高くなるでしょう。費用だけに着目して業者を比較するのではなく、サービス内容も考慮して決めることをおすすめします。

ただ、敷地面積が広いときには、平米あたりの料金が安くなる業者もありますので、一度調べてみるとよいかもしれません。もし、より正確な費用を知りたいなら、草刈り業者に見積りを依頼するのがおすすめです。このとき、複数の業者に見積りを取ることで、費用を比較することができ、自分に合った業者が見つけやすくなります。

優良業者を見分けるポイント!

草刈りを業者に依頼したい方の中には、「草刈り業者がたくさんあるので、どこを選んだらよいかわからない」という方もいらっしゃるかもしれません。そういった方は、「見積りや現地調査をおこなっているか」「見積り内容は明瞭か」「雑草処分をおこなってもらえるか」といった点に着目して業者を選ぶのがよいでしょう。

見積りをおこなっていない・内訳が明瞭ではない場合は、何にいくら使ったのかわからないため、納得して依頼することができません。業者によっては、作業後に追加料金が発生するおそれがあります。また、雑草処分をおこなってくれる業者を選ぶことで、自分で雑草処理をおこなう手間を省くことができます。

そのため、業者に雑草処理をおこなってもらうことができるのかを確認することをおすすめします。弊社では、無料で見積りをおこなっております。

そのため、「まだ業者を決めかねている」という方でも、お気軽に見積りをご依頼いただけます。また、見積り後からの追加料金も基本的にはかかりません。「まずは見積りだけ取りたい」「ほかの業者と迷っている」という方でも、お気軽に弊社にお問い合わせください。

雑草を再発させないための対策法

草刈りをおこなった後は、雑草を再発させないための対策をおこなっておくことをおすすめします。対策にはいくつか方法があるので、ここからはそれらをひとつずつ説明していきます。

【1】固まる土を使用する

【1】固まる土を使用する

ひとつ目は、固まる土を使用する方法です。固まる土は、水をかけると土が固まり、雑草対策ができる優れものです。高い防草効果が期待できます。

ただし、固まる土は強度があまりないので、人や車がよく通る場所では劣化が早まり、ひび割れてしまうおそれがあります。また、施工方法を間違えると土がもろくなるおそれがあり、防草効果を発揮しづらくなります。

【2】砂利を敷く

ふたつ目は、砂利を敷く方法です。砂利を敷くことで、地面に日光が当たるのを防ぎます。そうすることで、雑草の光合成を防ぎ、雑草が生えてくるのを防止できるのです。

この方法では景観を保ったまま雑草対策をおこなうことが可能ですが、何度も砂利の上を歩くと、地面が現れることがあります。そこから雑草が生えてくるおそれもあるので、定期的に地面が露出した部分には砂利を敷く必要があります。

また、インターロッキングを敷くことも有効です。インターロッキングとは、コンクリートのブロックを敷き詰める方法です。レンガ調の見た目になるため、おしゃれに雑草対策をおこないたいという方におすすめです。

【3】ウッドチップを敷く

みっつ目は、ウッドチップを使用した方法です。ウッドチップとは、木を細かく砕いたチップのことで、地面に敷き詰めることで雑草対策をおこなうことができます。ウッドチップは除草効果だけではなく、よい香りによってリラックス効果を期待できます。また、においを消してくれる効果を持つ種類もあります。

そんなウッドチップのデメリットは、敷いた場所の日当たりが悪いと、湿気がこもった暗い環境となり、その環境を好む害虫が増えやすくなるのです。湿気がこもって、カビが生えたり害虫が発生したりするおそれがあります。

そのため、ウッドチップを利用したいという方は、定期的に害虫駆除効果がある木酢液をまいたり駆除剤を使ったりして、対策をおこなってください。

【4】除草シートを敷く

防草シートを使っても雑草対策をおこなうことが可能です。防草シートでは砂利と同様に、地面に日光が当たることを防いで雑草を抑制します。

この方法は、地面の上にシートを敷くので景観は悪くなりますが、高い防草効果を期待できます。そのため、「見た目よりもとにかく雑草が生えてこないようにしたい」という方におすすめの方法です。

【5】グランドカバーを植える

グランドカバーとは、地面を覆うように生える植物のことです。グランドカバーを植えることで、防草効果を期待できます。グランドカバーは環境にやさしく、おしゃれな見た目にすることが可能です。ただし、グランドカバーが完全に庭を覆うまでには時間がかかるので、その間の除草は必要となります。

そのため、「手間はかかってもいいから見た目を重視したい」という方におすすめです。ここまで、除草方法や雑草対策についてご紹介してきました。「除草をおこなうのが難しそう」「自分にあった雑草対策がわからない」という方もいらっしゃるでしょう。

そういった方は、草刈り業者に依頼するのがおすすめです。業者によっては雑草対策をおこなってくれるところもあります。弊社にご依頼いただくと、加盟店スタッフが状況に応じた最適な方法で雑草を駆除します。また、「再び雑草を生やしたくない」という方は雑草対策もご依頼いただけます。

また、24時間365日電話受付をおこなっているので、ご都合のよい時間帯にいつでもご相談いただけます。草刈りについてお悩みの方は、ぜひ弊社までご連絡ください。

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