草刈りで雑草を処理!その方法や業者についてご紹介します
庭や所有地に雑草が生い茂っていると、なんとかしなければと思いますよね。雑草を処理するためには、草刈りや草むしりを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、草刈りと草むしりでは作業内容が異なります。
この記事では、草刈りのメリットやデメリット、作業方法についてご紹介します。自分で作業をすることが難しい方のために、草刈りを業者に依頼するときのメリットや、業者の選び方、費用相場についてもまとめました。ぜひ参考にしていただき、除草対策にお役立てください。
目次
草刈りの作業内容とメリット・デメリット
雑草をそのままにしておくと、アレルギーなどの原因となる害虫が発生し、餌場にしてしまうおそれがあります。雑草を処理するためにおこなう草刈りとはどういう作業なのか、メリットやデメリットとあわせてご紹介します。
そもそも草刈りとはどのような作業か
草刈りと草むしりでは作業内容が異なります。草刈りとは、草を刈り取る作業のことをいいます。それに対して草むしりとは、根ごと取り除く作業のことをいいます。草刈りと草むしりにはそれぞれメリットとデメリットがあります。
意味を間違えて違う作業をしてしまうと、すぐに雑草が生えてきてしまったり、近くで育てていた植物が育たなくなったりすることがあるため、正しく理解しましょう。
草刈りで雑草処理をすることのメリット
土の中に根があるとその部分に隙間が生まれるため、フカフカした柔らかい状態の土になります。草むしりをして根を抜いてしまうと隙間がなくなり、雨が降ったり踏むことにより土が締まって硬くなります。硬い土でも生えることができるのは、根が強い雑草です。
草むしりを繰り返すとことで土が硬くなり、根が強い草が生え、草むしりが大変になるという悪循環が起こるのです。雑草が生長して根を張ることで、土を掘り、フカフカした柔らかい土になります。柔らかい土は、植物を育てやすく、手入れもしやすくなります。
生えてくる雑草も、柔らかく根の張りが浅いものになるので、除草作業が簡単です。それだけではなく、根が張っていることで根から出ている糖分に微生物が集まります。枯れた根も微生物によって分解され、土の栄養になります。野菜や植物が育ちやすい土になるのです。
草刈りで雑草処理をすることのデメリット
ヨモギやスギナを代表とする地面の下まで茎を伸ばして成長する植物や、球根で生えてくる雑草は根を残した草刈りをすると、また生えてくることがあります。そのような雑草は根まで処理しなければなりません。
根から生長する雑草は、土の中にも根を残さないよう、すべて草むしりをします。確実に処理をするのであれば、業者へ依頼したほうがよいでしょう。弊社であれば現地調査も無料で対応しております。お気軽にご相談ください。
草刈りの方法について
草刈りをするときには、使用する道具をそろえる必要があります。ケガを防ぐため、手順についても事前に確認したほうがよいでしょう。ここでは、草刈りをするときに使用する道具や、方法についてご紹介します。
草刈りをするのに使用する道具
まずは、草刈りに使用する道具をご紹介します。
・鎌
鎌は、草刈りにもっともよく使われる道具です。内側に反った刃がついているもので引くように使用すれば比較的簡単に作業ができます。日本で主流なのは、片手で使う片手鎌というものです。
片手鎌の中でも、草刈りに使いやすい普通鎌や、茎葉が柔らかい草向けの薄鎌、固い草を刈るときに使われる厚鎌があります。ご自分に合った鎌を選ぶとよいでしょう。
・剪定バサミ
草刈りだけではなく、木の枝を切るときなどにも使用できます。鎌を使うことに不安がある人にはおすすめです。
・草刈り機
広い場所の草刈りをするのに適した機械です。鎌などでは刈りにくい、長い草や硬めの茎でも一気に刈ることができます。草刈り機には、電動式とエンジン式があります。
家庭用であればエンジンがついていない分、静かで軽い電動式がおすすめです。パワーが強いエンジン式は、騒音を気にしなくていい場所で、一気に効率よく作業したい方に向いているでしょう。
草刈りをする方法1【鎌を使う方法】
草刈りをするときは、根はできるだけ残し根本より下から刈るようにします。イネ科の植物など、葉の長い雑草は成長が始まる成長点より下で刈るようにしましょう。成長点より上で刈ってしまうと、すぐに雑草が伸びてきてしまいます。
鎌を使うときは右から左に引くように使用します。固い茎葉の場合は刃先がどこにくるのか確認をして、ケガをしないよう注意しましょう。草刈りをする場所の形が四角であれば、右側から、丸型であれば反時計回りになるように刈るとムラなくスムーズに作業がおこなえます。
草刈りをする方法2【草刈り機を使う方法】
草刈り機を使用して草刈りをおこなうときには、長袖や長ズボン、ゴーグルやフェイスガードなどの防護グッズを身につけ、肌の露出がないようにしましょう。草刈り機を使用しているときは小石や茎葉が飛んでくるおそれがあるため、注意が必要です。
草刈り機にはナイロンカッターのタイプと金属刃のタイプがあります。肩掛けのベルトを調整するとき、ナイロンカッターであれば、地面と平行になるようにベルトの長さを調整します。金属刃の場合は、少しだけ左に傾けるようにベルトを調整します。電源を入れる前に無理なく動かせるかどうかを確認しておきましましょう。
草刈り機の刃は、事故防止のため左回転しています。刃の左側が草にあたるようにすると効率よく草を刈れるため、草刈り機を右から左に動かすようにして草刈りをしていきます。腕だけを動かすのではなく体ごと動かすようにすると、体に負担も少なくスムーズに動かすことができるでしょう。
草刈り機を使用すると効率よく草刈りをおこなうことができますが、一度にたくさんの草を刈ると、刃に草が絡みついて停止してしまうことがあります。長く伸びた草を刈る場合は、一気に刈らず、数回に分けて徐々に長さを短くしていくように刈るとよいでしょう。
草刈りが大変なら業者へ相談を
草刈り機を使用しても、敷地が広い場合や、雑草が生い茂るっている場合などは労力がかかります。自分で草刈りをすることが大変な場合は、業者に相談するとよいでしょう。弊社であればご依頼前のご相談も受け付けております。お気軽にご利用ください。
草刈りを業者に依頼!知っておきたいこと
草刈りを業者に依頼するといっても、草刈りをしてくれる業者はたくさんあります。業者に依頼するメリットや依頼したときの費用、業者の選び方についてみていきましょう。
草刈りを業者に依頼するメリットとは
雑草が伸びやすい暑い時期に屋外でおこなう草刈りは、体力を使い、熱中症になるおそれもあります。慣れない作業だと、余計に疲れてしまいますよね。草刈りは中腰での作業も多く、腰にも負担がかかってしまいます。
業者に依頼すれば費用はかかりますが、このような負担はなく、草刈りをすることができます。草刈り後に、雑草が生えにくくする作業をしてくれるところもあります。
草刈りを業者に依頼したときにかかる費用
草刈りを業者に依頼したときの費用は、作業面積や作業時間によって異なることが多いようです。50平米の場合だと、7,000円~15,000円ほどが相場となり、業者によって費用に差が出ます。
費用の中には作業費だけではなく、出張費や機械使用料、人件費や草の処分費用などが含まれることがあります。作業後に処分費用などを別途請求されることなどがあると、トラブルの原因にもなります。作業を依頼する前には見積りをとり、作業内容や費用を確認するとよいでしょう。
草刈り業者の選び方
業者を選ぶときには、ホームページなどを確認し、実勢のある業者を選ぶとよいでしょう。実績のある業者であれば、状況に合わせて対応してくれることが多くなります。口コミなども、実際に利用した生の声なので、参考にしてみてください。
無料で見積りをしてくれる業者を選び、依頼する前にはいくつかの業者から見積りを取り比べてみるとよいでしょう。作業にかかる費用や作業内容についても、比較することができます。弊社であれば無料見積りはもちろん、現地調査もしております。誠意を持って対応いたしますので、お気軽にお電話ください。
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