雑草対策として熱湯を効果的に使うには?熱湯以外の方法もご紹介!

雑草対策 熱湯

せっかくのお庭でも、雑草が生え放題だと見栄えが非常に悪くなってしまいます。しかし、雑草は少しでも根っこが残っているとしぶとく生えてきてしまうため、草むしりで除去しきるのは困難です。そのため、より効率的かつコストを抑えて雑草の処理をするために、庭に熱湯をまくという方法があります。

熱湯による除草は、ある程度の効果こそありますが、広い範囲の雑草を完全に枯死させるのは難しいです。このコラムでは、雑草対策に熱湯を利用するのは効果的かどうかについて解説していきます。

また、熱湯以外の雑草対策についてもご紹介していくので、お庭の雑草でお困りの際は参考にしてみてください。

雑草対策で熱湯を効果的に使うには

熱湯は用意するための手間やコストなどのハードルが低く、お気軽におこなえる雑草対策のひとつです。ここでは、雑草対策に熱湯が有効な理由や熱湯を使う際の注意点などをご紹介していきます。

熱湯が雑草対策に有効な理由

熱湯が雑草対策に有効な理由

簡単にいってしまうと、熱湯の温度に雑草が耐えられなくて枯れてしまうからです。わたしたち人間もそうであるように、すべての生き物の細胞には耐えられる温度というものがあります。そして、この温度の限界を超えてしまったときに細胞は死滅してしまうのです。

つまり、わたしたちが熱いものに触れて火傷を引き起こすというのは、身体の細胞が温度の限界を超えて死滅してしまったという現象といえます。これと同じことが雑草に熱湯をかけた場合にもいえ、雑草の細胞が熱湯の温度で死滅したことにより枯れてしまうのです。

湯の温度はどれくらい?

雑草は非常に生命力が高く、再び生えてこないようにするためには根っこの処理が欠かせません。しかし、お湯は地面に浸透していくと徐々に温度が下がっていくので、除草効果が低下してしまいます。そのため、雑草の根っこまでしっかり処理するためには、沸かしたての熱湯を利用することが好ましいです。

熱湯が効果的に使える場所

熱湯による雑草対策は、効果が高い場所とそうでない場所の差が大きいです。熱湯は冷めてしまうと除草効果が失われてしまうため、まいている間に温度が下がりやすい庭一面などの広い範囲の除草には向いていません。

一方で、狭い範囲での除草であれば、お湯の温度が下がりづらいため除草効果が高い状態を維持しやすくなります。例をあげると、コンクリートやブロックなどの狭い隙間であれば、熱湯による雑草対策が効果的です。

熱湯を使う際の注意点

熱湯が手や足などにかかると火傷をしてしまうため、取り扱いには注意が必要です。また、熱湯で死滅するのは雑草の細胞だけでなく、地中の細菌や微生物も含まれます。地中の細菌や生物には土壌に栄養を供給する役割があるので、それらが死滅してしまうと土壌がやせ細ってしまいます。

そのため、雑草処理をした場所でほかの植物を育てようと考えている方には、熱湯をまいて雑草処理をおこなうことはおすすめできません。

次の章では熱湯以外の雑草対策をご紹介していきますが、確実に雑草を処理したいという場合はなるべく業者に依頼することをおすすめします。雑草駆除業者をお探しの場合は、弊社にご相談ください。

雑草対策は熱湯以外にもこんな方法が効果的!

雑草対策に熱湯を利用すると、土壌に住む最近や微生物まで死滅させてしまうおそれがあるため、除草した場所でガーデニングを楽しみたいという方にはおすすめしません。

また、広範囲の除草に向いていなかったり、熱湯をまいている最中に火傷のおそれがあったりなどのなどの短所も目立ちます。そこで、ここでは熱湯以外の雑草対策をいくつかご紹介していきます。

方法その1:除草剤をまく

方法その1:除草剤をまく

薬剤で雑草を枯死させる方法です。熱湯による雑草処理に比べてコストが高いぶん、広い範囲の除草でも効果が落ちにくく、火傷の心配がない点が長所です。しかし、熱湯と同様に地中の細菌や微生物を死滅させてしまうおそれがあります。

方法その2:木酢液をまく

木酢液とは、木から炭を作る際に発生した煙を冷却して作る液体のことです。天然由来の成分なので、除草剤に比べて有毒性が低く安心して利用することができます。

しかし、天然由来の成分でなぜ雑草が枯れるのか不思議に思う方もいるのではないでしょうか。これは、木酢液が酸性の液体であるため雑草の周りの土にまくと、土壌が酸性に偏るからです。土壌が酸性に偏ると、地中に埋まっている雑草の根っこが傷んで栄養を吸収しづらくなり、最終的には栄養不足で枯れてしまうのです。

雑草の駆除後に植物を栽培したい場合は、しばらく日をあけてから、石灰などのアルカリ性のものをまいて酸性に偏った土壌を中和してあげましょう。しかし、一度酸性に偏った土壌は、中和をしても再度酸性に偏ってしまうケースがあります。そのため、定期的に石灰をまいて、土壌のpH値を調整するようにしてください。

方法その3:重曹をまく

掃除などで大活躍の重曹ですが、農業の現場では雑草対策の一環として重曹が使われるケースがあります。わたしたち人間にとっては食品として利用されることもある安全性の高い重曹ですが、雑草にとっては有毒なため雑草対策として利用することができるのです。

しかし、除草剤などに比べると安全性が高い一方で、除草効果があまり高くありません。そのため、重曹だけで雑草対策をするとなると、何度も重曹をまかなければ効果が薄いです。

やってはいけない方法

雑草対策の中には、やってはいけないNG雑草対策がいくつか存在します。ここでは「塩をまく雑草対策」と「ミントを植える雑草対策」について解説していきます。

・塩をまく
海に近い畑などでは、海水による塩害で作物が枯れてしまうというケースがしばしばあります。このように、地上で育つ植物の多くにとって塩分は有害成分です。そのため、お庭の雑草を処理するために塩をまくという方法を取る方がいます。

実際に塩は除草効果がとても高く、水に溶かしてまくだけでお手軽に雑草を除去することができます。しかし、塩は自然分解せずに土壌に残り続けてしまうため、塩をまいた場所では植物を育てられなくなってしまいます。

また、地中に残留した塩分により、地下の配管や家の鉄筋コンクリートが腐食して壊れやすくなるため、大変危険です。さらに、雨が降ると地中の塩分が周囲に流出するので、お隣の庭や周囲の畑などに塩害が広がる危険性があります。

・ミントを植える
ミントは繁殖力が非常に強く、ときには雑草を上回るほどです。そのため、お庭にミントを植えればあっという間に庭がミントで埋め尽くされて、雑草を庭から根絶してしまうこともできます。一見すると「ミントが広がっている庭はおしゃれ」「雑草がたくさん生えているよりはマシ」と思う方もいるのではないでしょうか。

しかし、ミントはほかの雑草と交雑しやすいうえに、交雑するとどんどん香りが弱くなっていく性質があります。そのため庭にミントを植えると、香りはしない上にほかの雑草を上回る強力な繁殖をもつ植物に庭を支配されてしまうのです。

広い敷地の雑草対策は……

雑草対策にはさまざまなものがありますが、広い敷地でおこなうとなるとどの方法であっても重労働になりがちなうえに、完全に除草しきるのは難しいです。そのため、広い敷地の雑草対策をしたいという場合は、なるべく業者に依頼することをおすすめします。

業者に雑草対策を依頼する場合は、大きくわけて「手作業での草むしり」と「草刈り機での草刈り」の2種類になります。手作業の場合は1平米あたり600~1,000円、草刈り機は200~400円が相場の目安です。

また、業者によって料金内訳は異なり「出張費」「除草剤散布」「ゴミ処理」などの費用が別料金というケースもあります。料金トラブルを避けるためにも、作業前に見積もりを取ってくれる業者をおすすめします。弊社では見積もり無料の業者もご紹介しているので、雑草でお悩みの際はご相談ください。

除草後に雑草を生えさせない!予防策ベスト4

せっかく除草をおこなっても、また雑草が生えてきたら嫌ですよね。そこで、ここでは除草後に雑草を生えさせない予防策をご紹介していきます。しっかりと予防をして、きれいな庭を保ちましょう。

予防策その1:タイルやレンガを敷く

予防策その1:タイルやレンガを敷く

タイルやレンガを敷くことで、お庭をおしゃれにしつつ雑草を生えづらくすることができます。しかし、地中に根っこが残っていると、タイルやレンガの隙間から雑草が生えてきてしまうこともあるため注意しましょう。

予防策その2:砂利を敷く

砂利を厚めに敷くことで、雑草が生えるのをある程度抑制できます。タイルやレンガに比べて導入の手間が少なくコストも抑えやすいですが、風雨にさらされているうちに土が浮いてきて雑草予防効果が失われてしまうことがあります。また、砂利の量が足りないと雑草予防効果が薄い点にも注意が必要です。

予防策その3:防草シートを敷く

防草シートとは、地面に直接敷くことで雑草が生えてくるのを防止するお庭用のカーペットのようなものです。雑草予防の効果がとても高い反面、自分で導入するとなるとかなりの重労働になります。また、しっかりと敷かないと効果が期待できないため、業者に依頼することをおすすめします。

予防策その4:除草剤をまく

雑草処理後に、再び雑草が生えるのを予防したい場合は「土壌処理型」の除草剤をまいておくと効果的です。利用する除草剤の種類にもよりますが、数カ月以上は効果が持続します。

ご紹介してきた雑草予防策は、いずれも正しくおこなわなければ十分な効果を発揮しないことが多いです。そのため、これらの作業に慣れていないと、せっかく手間やコストをかけたのに雑草がまた生えてきてしまったということになりかねません。

雑草予防を確実におこないたい場合は、業者に相談することをおすすめします。弊社では、24時間365日お電話を受け付けています。草刈りや雑草予防でお困りの際は、いつでもお気軽にご相談ください。

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