女性が扱う草刈機|購入前にここをチェック!おすすめ種類や特徴
雑草は、ほかの植物の生長を妨げたり、景観を悪くしたりします。雑草の存在に頭を抱える女性も、多いのではないでしょうか。そんなときに便利なのが、草刈機です。
しかし草刈機と聞くと、「機体が重そう……」「自分でも扱えるのだろうか」といった不安がよぎってしまう方もいるのではないでしょうか。実は、女性でも使いやすい草刈機はたくさんあるのです。
このコラムでは、女性向けの草刈機の選び方をご紹介します。自分に合わない草刈機を購入してしまわないように、この記事を参考にしてみてください。
目次
【女性が使う草刈機】選び方のポイント
ケガの防止や作業効率のためにも、自分に合った草刈機を選ぶことが大切です。こちらでは、女性向けの草刈機を選ぶときのポイントについて説明していきます。
「1」軽く感じる背負い式
草刈機には機体の重さを手で支えるタイプ以外にも、機体を肩にかけることで支える「肩掛け式」と、機体を背負って支える「背負い式」があります。その中でも、女性には背負い式がおすすめです。草刈機を自分の重心にのせることで、機体の重さを感じにくくなります。長時間草刈りをする人にとっては、負担の少ない背負い式が便利でしょう。
「2」静かな動力の電動式
草刈機の動力には、エンジン式と電動式の2種類があります。エンジン式ではエンジン、電動式ではモーターを使って動いています。
実は、どちらの動力を選ぶのかによって、騒音の大きさが変わってきます。エンジンは動作音が大きいため、騒音が大きくなりやすいです。電動式では静かなモーターを使うため、騒音を抑えることができます。
ご自宅の庭などの、周囲に配慮すべき環境で草刈機を使用するときは、電動式を購入するのがよいでしょう。家電量販店などでは、「静音」という記載がある商品を探してみてください。
「3」刈刃はナイロンカッター
なるべく安全な刃を使用したいという方には、ナイロンカッターがおすすめです。ナイロンカッターは草をちぎりとることで、刈っていきます。刃物ではないため非常に安全ですが、草を刈りとる力は金属刃と比べて、少し劣ります。刈りとる予定の雑草のことを考えながら、選ぶとよいでしょう。
「4」ハンドルは安定のしやすい両手タイプ
草刈機のハンドルは多種多様です。しかしその中でも、両手で持つタイプのものがおすすめです。両手ハンドルは、両手で機体を支えるため、バランスが安定した状態で草刈機を使用することができます。このハンドルは傾いた場所での使用には適していませんが、お庭で使う程度なら問題ないでしょう。
そのほかチェックしたいポイント
サイズを考えて、購入するのもおすすめです。草刈機は使用するときは、雑草の生えている場所まで持ち運びをしなくてはなりません。そのときにコンパクトなものだと、作業以外でかかる負担を減らすことができます。5kgほどの軽量なものを選ぶと、女性でもそこまで負担なく持ち運べるでしょう。
ほかには、始動のしやすさも大切なポイントです。草刈機の動力にはエンジン式と電動式の2種類がありますが、エンジン式だと、始動をさせるときにリコイルロープを引く必要があります。このリコイルロープを引くには力を要しますので、女性には少し負担がかかるかもしれません。
初めてでも安心【草刈機の使い方講座】
選び方を知って自分に合った草刈機を購入すれば、次はいよいよ実践です。しかし、草刈機も適切な使い方をしなければ、効率的に草刈りをすることができないだけでなく、ケガにつながることもあります。以下を参考にして、安全な作業を心がけましょう。
■使い方
作業中は、体を右から左に振って、草刈機を動かしましょう。腕で振ろうとせず、体を使って振ることがコツです。右から左へ振ったときに、雑草も一緒に刈りとるようにします。このように作業をすることで、刃の回転の向きと、草刈機の進行方向が一致して、きれいに刈りとることができるのです。
また刈りとっていくときには、キックバックが起こらないように作業をおこなわなくてはなりません。キックバックとは、刃が自分の方向へ跳ね返ってきてしまう現象のことです。このキックバックは、キックバックゾーンに固いものがぶつかることで起こります。
キックバックゾーンを確認するときは、まずハンドル方向を下にして、刃を時計に見立てましょう。
刃が半時計回りに回転する草刈機であれば、12時から3時の間の面積がキックバックゾーンに該当します。また時計回りに回転する草刈機は、9時から12時の面積部分がキックバックゾーンです。石などがあたらないように気をつけましょう。
■注意点
作業をする前には説明書をしっかりと読んで、十分な準備をしましょう。とくに長袖長ズボンの作業服を着用することや、機体の事前点検は必須です。万全な準備ができていない状態で作業に臨んでしまうと、ケガをすることがあるため、注意が必要です。
草刈りの頻度を減らす方法
草刈機を使用すれば、雑草駆除の負担が少なくなります。しかし雑草駆除には時間も労力も必要とするので、できれば避けたいものですよね。草刈りの頻度を減らすには、予防が必要です。具体的には、除草剤を使うことをおすすめします。
除草剤というと「雑草を駆除するための商品」というイメージが強いかもしれませんが、土壌処理型という種類のものを使えば、予防にもなります。粒状の除草剤をまくと、土壌に除草効果のある層が形成されます。この除草効果が続いている間であれば、雑草は新しく生えてこなくなります。
また除草剤以外には、防草シートもおすすめです。防草シートは、日光を遮断する効果があるシートです。雑草が生長するためには、日光を浴びて光合成をする必要があります。しかし防草シートを使うと、日光が遮断され、雑草は生長をすることができなくなるのです。雑草を駆除したあとに防草シートを敷けば、雑草が伸びるのを防ぐことができるでしょう。
ただし、除草剤や防草シートにも正しい使い方があります。上手に使うことができなければ、対策効果は薄まってしまうため、注意が必要です。
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残念ながら、草刈りは楽な作業ではありません。貴重な時間を使って、長時間外で作業をする必要があります。また予防も、自分でおこなうことは可能ですが、失敗してしまうおそれもあります。せっかく予防をおこなうのであれば、一回で確実におこないたいですよね。
「自分でできるか不安」「時間や労力をかけたくない」という方は、業者を頼ってみてはいかがでしょうか。業者に依頼をすれば、現場の状況に応じて迅速に作業をしてくれます。
しかし業者に依頼をするとなると、やはり費用が気になると思います。費用に関しては、複数の業者から見積りをとって比較しましょう。また見積りをする際は、ぜひ弊社をご利用ください。弊社は無料で見積りを承っております。24時間電話相談を受け付けているので、お気軽にお問い合わせください。
まとめ
女性が草刈機を選ぶときは「軽いもの」「静かなもの」「刈刃が安全なもの」「ハンドルが両手タイプ」といった点を意識して選ぶと、よいでしょう。ただし使用する際は、注意して使う必要があります。
草刈りの作業を根本的に楽にするには、雑草予防をおこなうことが一番です。しかし、上手におこなうことができなければ、失敗をしてしまうリスクもあります。
そのため、雑草駆除や予防は業者へ任せるのもひとつの手です。業者に依頼すれば、手間を省くことができるうえに、雑草を確実に駆除できます。
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