畑の草刈り方法・便利道具を紹介!業者に依頼するかの判断ポイントも
畑の草刈りをおこなわず放置していると、どんどん伸びていってしまいます。そのため、定期的に草刈りをおこなう必要があります。できるだけ簡単に畑の草刈りをおこなえればうれしいですよね。じつは畑の草刈りにはコツがあり、時期や道具を工夫すると比較的楽にメンテナンスをおこなうことが可能なのです。
この記事では、畑を始めたばかりという方にもわかりやすいよう、草刈りに適した時期や道具の説明をしていきます。また、草刈りを業者に頼んだ場合にどのくらいの費用がかかるのかもご紹介していきます。ぜひお役立てください。
目次
畑の草刈りの基本的なやりかた
はじめに、畑の草刈りのやりかたについてご説明していきます。タイミングや頻度、道具だけでなく、草刈りに適した服装などもあります。ここで畑の草刈りについての基本がわかりますのでさっそく見ていきましょう。
草刈りのタイミング・頻度
草は春に生長し始め、冬には枯れるというサイクルになっています。草刈りをどのタイミングでおこなえばよいのか、畑の草刈りに適した時期・気候・頻度をご紹介していきます。
〇時期
草は春に生長が始まり、冬に枯れるサイクルとお伝えしました。それに伴い、時期ごとの草の生長についても見ていきましょう。
・5~7月
この時期は、草がすくすくと生長するタイミングです。そのため、この時期に畑の草刈りをおこなうことにより、生長しすぎを回避することが可能です。
・9~10月
比較的涼しくなってくるこの時期、生長のスピードも静まってくるため刈り取ることでより生長を抑えることができます。
・11~12月
冬になると気温が下がるため、草は枯れる一方です。枯れた草も放置することなく刈り取るようにしましょう。なぜなら、枯れた草の中に虫が湧いてしまうケースがあったり、枯れた草が腐ることにより肥料になるため、新たな雑草が生えてきたりするおそれがあるからです。
〇気候
畑の草刈りをおこなう際は、時期だけでなく気候にも気を遣うようにしましょう。雨が止んだあとすぐ草刈りをおこなうと、草や土が濡れているため刃が滑りやすくなってしまいます。雨が降った数日後だと、畑の草刈りはスムーズにおこなうことができます。そして土が乾いた状態なら、泥によって道具が汚れてしまうおそれもありません。
〇頻度
畑の草刈りに適した時期でもお伝えした通り、5~7月、9~10月、11~12月に草刈りをするとよいです。1年に3回おこなえば、草のサイクルに見合った回数と言えるでしょう。
草刈りに適した服装
暑い季節に畑の草刈りをおこなう場合でも、長袖長ズボンでおこなうようにしましょう。また、帽子やタオルの準備もしておきましょう。これで虫刺されと熱中症の予防になります。こまめに水分補給をすることも忘れないようにしてください。
草刈りの基本的な道具
草刈りに欠かせない道具をご紹介していきます。ここにあるものはすべてホームセンターなどで入手できるものとなります。持っておくと便利ですので確認していきましょう。
〇草刈りハサミ
草刈りハサミの中には柄が長いものもあるため、しゃがまずに立ったまま草刈りをおこなうことが可能です。足腰に負担をかけることなく作業をすることができますので、非常に便利な道具です。
〇草刈り鎌
草刈り鎌には用途に応じて使いわけることができるよう、さまざまな種類が販売されています。
・三日月鎌…その名の通り三日月のように刃がカーブした形状になっています。刃も薄いものから厚いものまであるため、草の種類によって使い分けることができます。
・草削鎌…鎌の形状は三日月鎌に似ていますが、ギザギザした刃で根元から草を刈れます。根元から排除することにより、生長も遅くなりますので頻繁に刈る必要がありません。
・小鎌…刃が非常に短いので、細かい部分も刈り取ることが可能です。片手でも作業することができるので楽に刈ることができます。
ほかにもさまざまな種類がある草刈り鎌ですが、素材にもステンレス製や鉄製などの選択肢があります。
〇熊手
熊手とは柄の先についたツメで刈った草をかき集めることのできる道具です。熊手がない場合は、竹ほうきでも代用することが可能です。
〇ゴミ袋
刈ったあとの草を入れます。草刈りの後すぐにゴミ袋に入れるのではなく、晴れた日に乾燥させてその後に入れることによって水分が蒸発するため、より多くの草を詰めることが可能です。
草刈りの基本的な方法
ここでは、基本的な草刈りの方法をご紹介していきます。
- 畑にある石などの障害物をどかす
- 草刈り機や草刈り鎌を利用して、畑の草刈りをする
- 残った草を刈る
- 草刈りハサミを利用して見落としがないよう丁寧に切っていく
- 熊手や竹ほうきなどを利用して草をかき集め、ゴミ袋に入れる
畑の草刈りをおこなう際は、根は刈らず根元の下を刈るようにしましょう。なぜなら、根元の下に生長がスタートする部分があるからです。そして、畑の草刈りを終えたら、草を集めます。効率よく天日干しができるように、均等に広げておくとよいでしょう。
畑の草刈りは大変な作業!
いくら草刈りに便利な道具を使用したとしても、面積の広い畑はとくに大変な作業となります。そのため、広い面積の草刈りをおこなうという場合には業者に依頼してみましょう。弊社は畑の草刈りをお客様に依頼されたのち、加盟店スタッフを手配することが可能です。草刈りについてのご相談でも構いません。ぜひお問い合わせください。
畑の草刈りを効率よくするための道具
畑での草刈りが効率よく進んだらうれしいですよね。ここでは、草刈り機の種類や費用相場、そのほかの道具についてご紹介していきます。
草刈り機
草刈り機の中にも、さまざまな種類があります。種類を豊富に知っておくことにより、実際に草刈り機を選ぶ際の手助けとなりますのでぜひ参考にしてみてください。
〇草刈り機の種類
- 電動式
- エンジン式
- コードレス式(充電式)
草刈り機にはコンセントにつなげて使用する電動式やパワーの強いエンジン式、充電して使用するコードレス式があります。
電動式はコードにつなげる分、バッテリーの重みがないのが利点です。またエンジン式は草を刈る威力が強いのでプロ用とも言われています。コードレス式はコードが作業の邪魔をすることなくストレスフリーにできるため便利です。
〇費用相場
草刈り機は1~10万円程度で購入することが可能です。電動式は比較的安価で手に入り、エンジン式の方が高額になります。
〇簡単な使い方
草刈り機を使用するときは、右から左に動かします。なぜなら、刃が左回転だからです。右から左に動かすことにより、草刈りを簡単でスムーズにおこなうことが可能です。
〇危険性について
エンジン式の草刈り機は、エンジンが装備されている分ほかの草刈り機と比べると重いので、注意して取り扱うようにしましょう。
三角ホー
その名の通り、長い柄に三角の刃がついているものになります。しゃがむことなく作業をすることが可能ですので、足腰に負担をかけず進められます。三角のとがった部分で根元から草を刈り取ることが可能ですがそれだけでなく、側面で土を平らに整えることもできます。
柄を伸縮できるものもありますので、長さに迷ったら自分で調節できるものを選択しておくとよいでしょう。
草削り
草削りは、土に刃の部分をひっかけることで草を刈ることができるものです。柄が長いため、軽い力でも刈ることができます。土ごと削って根元から草を刈ることができますので、後からハサミで整える必要がなく持っておくと便利な道具です。
ブロワ
ブロワとは、風で刈った草を一気に一か所に集めることができる道具です。ほうきなどを利用して草を集めなくてもよいので、楽に後片づけをおこなうことができます。形状はヘアドライヤーのようで、ノズルが細長く、より強力な風を起こることで、刈り取った雑草を移動させることのできる優れものです。
台車
畑の草刈りが終わり、草を乾燥させたあとに草を運ぶ役割をします。行ったりきたりの作業が格段に減るため、一台は持っておくと便利でしょう。台車といってもさまざまな種類がありますが、折りたためるリヤカーなら、使用しないときでも保管場所に困らないので、おすすめです。
草刈りの道具はさまざま!
畑の草刈りをおこなうには、さまざまな道具があることがわかりました。しかし、なかには草刈りの道具にはお金を費やしたくないという方もいらっしゃると思います。また、道具の保管場所がないというケースもあるでしょう。そのような場合は業者に相談するようにしましょう。
弊社に畑の草刈りについてお問い合わせいただきましたら、お客様のご要望に沿った業者を手配することが可能です。また、ご相談はもちろんのこと、現地調査やお見積りに関しても無料で承っておりますので、畑の草刈りでお困りの方はぜひご利用ください。
手に負えない場合は業者に依頼するという手も!
畑の草刈りをおこなおうとしても、時間なければなかなか難しいですよね。そのような場合には、業者に依頼するのも手段のひとつです。ここからは、自分でやるか業者に依頼するかの判断ポイントをご紹介します。
判断ポイント1:費用
草刈り鎌や熊手などはホームセンターなどで比較的安く手に入れることができますが、草刈り機を購入するとなると、1~10万円程度の費用がかかります。草刈り機だけでも充電式とエンジン式など種類があり、充電式の方が費用は安く済みます。
そのほかの道具の費用目安については以下の通りです。
- 草刈り鎌…200~3,000円
- 熊手…1,000~2,500円
- 三角ホー…950~3,000円
- ブロワ…5,000~32,000円
〇業者に作業を依頼する場合
業者に畑の草刈りを依頼する場合は、業者によって設定された費用が異なるということを念頭に置いておきましょう。だいたい5,000円~20,000円ですが、たとえば草刈り作業自体に設定された値段にプラスで刈り取った草の処分費や、出張費などがかかる場合があります。
判断ポイント2:草の状態
草がどの位置に生えているかにより業者に依頼するか、自力でおこなうかの判断材料となります。たとえば、畑の面積が狭い場合は、業者を呼ぶよりも自力でおこなった方が安く早く済ませることができます。しかし、畑の面積が広い場合には、業者に依頼した方が体力面でも負担がありませんし、早く済ませることが可能です。
判断ポイント3:体力と時間
体力にあまり自信がないという方や、お仕事や学業などで忙しくされているという方は、畑の草刈りにかける時間がもったいなく感じてしまう方もいらっしゃるかもしれません。そのような場合には業者に依頼するとよいでしょう。
草を放置し続けたらどうなる?
畑の草刈りをしないまま放置してしまうと、周囲へ悪影響を与えてしまうおそれもあります。たとえば、所有している畑にとどまることなく隣接している畑にまで雑草の胞子が飛んでいってしまうおそれが考えられます。そうなると、自分の畑でないところに雑草を生やしてしまうことになるのです。
そのため、畑に生えた草は放置せず、草刈りをおこなうようにしましょう。もしなんらかの事情があり草刈りがおこなえないという場合には、業者に依頼するのもひとつの手段です。
弊社のコールセンターには、24時間お客様よりお問い合わせしていただけます。お忙しい方もぜひお手すきの際にご連絡ください。畑の草刈りに関してお悩みをご相談いただけましたら、お客様の現状を改善できる業者を迅速に手配いたします。
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