芝生のスギナ対策|除草剤で根絶やしにできる?雑草対策の裏ワザ紹介

芝生のスギナ対策

芝生に生えたスギナは、できるだけ早く対処することが大切です。スギナは繁殖力が強く、芝生と同じ環境を好むため、放置すると対処することが非常に難しくなります。そのため、正しい芝生のスギナ対策の方法を理解しておく必要があるでしょう。

この記事では、芝生のスギナ対策の方法やスギナを放置するリスクなどについてご紹介します。また、美しい芝を育てるための方法についてもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

芝生のスギナ対策は除草剤mcppを使う

スギナの数が少ない場合、手で抜いて処理することができますが、数が多い場合は非常に大変な作業となります。そういった場合、芝生のスギナ対策にはmcppと呼ばれる除草剤を使うのが効果的です。mcppは、スギナに対して高い効果を発揮することができます。除草剤(mcpp)の使い方に関しては、以下でご紹介します。

除草剤の使い方

除草剤の使い方

除草剤(mcpp)を使うときは、まず容器に書かれた分量どおりに除草剤と水を混ぜ合わせます。除草剤と水を混ぜ合わせたら、スギナの葉や茎に均一となるように散布してください。

除草剤を散布するタイミングとしては、晴天で気温が10℃以上のときが理想的です。

雨の日や気温が10℃以下のときに散布すると、雨で除草剤が流されたり、低温で効果が減少したりするおそれがあります。また、スギナの周囲にほかの植物がある場合、除草剤がかからないように注意しましょう。

やってはいけない?効果なしの方法もある

芝生のスギナ対策の中には、やってはいけない方法がいくつかあります。以下に、やってはいけないスギナ対策を3つご紹介します。

・芝刈り機で刈る
スギナは刈る度に根が強くなって、さらに強いスギナが生えてくるという性質があります。草刈り機でスギナを刈ると、一時的にスギナを処理することができますが、しばらくするとさらに強いスギナが生えてきてしまうのです。

・石灰を撒く
植物の中には、酸性土壌と呼ばれる酸性の強い土を好む種類が存在しています。この酸性土壌に石灰(アルカリ性)を撒くことで、土壌を中性またはアルカリ性に近づけることができます。これによって、土壌の性質が変化して酸性土壌を好む植物を処理することができるのです。しかし、スギナは中性土壌を好むため、逆効果となってしまうのです

・塩を撒く
植物の根元付近に塩を撒くことで、植物を枯らす方法があります。多くの植物を枯らすことができる方法で、スギナにも効果があります。しかし、塩は自然に分解されないため、塩を撒いた場所で植物を育てることができなくなってしまうのです。また、雨などで塩が流れて、ほかの土にまで影響が広がってしまうおそれもあるため、非常に危険な駆除方法なのです。

自力での対策がうまくいかない…そんな場合は

もし、「自力でなんどやってもうまくスギナを処理できない」とお困りの場合は、業者に相談するのがよいでしょう。業者であれば、スギナが生えている状況に合わせて最適な方法で、スギナを処理してもらうことができます。

弊社にご相談いただければ、芝生のスギナ対策が可能な業者をご紹介させていただきます。お電話によるお問い合わせは、24時間365日受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。

スギナは芝生にとって厄介な雑草

スギナは芝生にとって、厄介な雑草です。スギナが芝生にとって厄介な雑草であるのには、さまざまな理由があります。この項目では、スギナが芝生にとって厄介な雑草である3つの理由と、スギナを放置するリスクについてご紹介します。

【理由1】スギナは3つの方法で繁殖する

【理由1】スギナは3つの方法で繁殖する

スギナは3つの方法で繁殖するため、処理しきるのが困難な雑草です。スギナの3つの繁殖方法は、以下のとおりです。

・胞子
スギナは種ではなく胞子によって繁殖をおこなう植物です。胞子の散乱は防ぐのが難しく、一度完全に駆除しても、再びスギナが繁殖してしまうおそれがあるのです。

・地下茎(根茎)
スギナは地下茎をもつ植物です。地上だけを見ると一本一本独立しているように見えますが、実際は地中に張り巡らされた地下茎から伸びるうちの一本なのです。この地下茎は、断片からでも再生して繁殖するという性質があります。そのため、スギナの一部を駆除したとしても、地下茎の一部が生きていればそこから新た伸びてきてしまうのです。

・塊茎
塊茎(かいけい)とは、地下茎の一部が丸い塊になったものです。この塊茎には栄養が蓄えられており、栄養がない状況になっても、この蓄えた栄養を使って、繁殖することができてしまうのです。

【理由2】スギナは芝生と同じ環境を好む

芝生の種類にもよりますが、一般的な芝生は弱酸性から中性の土壌を好みます。そのため、芝生を育てるときは、弱酸性から中性の土壌を用いることが多いでしょう。スギナも芝生と同じ弱酸性から中性の土壌を好むため、芝生の生える環境はスギナにとってもよい環境なのです。

【理由3】スギナは駆除してもすぐ再生する

スギナは、胞子・地下茎・塊茎という3つの方法から繁殖をおこなうことができるため、完全に駆除するにはすべての地下茎、塊茎を一度に駆除しなければならず、少しでも残ればすぐに再生してしまうのです。そのため、スギナを完全に駆除するのは、非常に難しい作業となるでしょう。

スギナを放置するリスク

スギナは、非常に繁殖力の強い雑草であるため、放置すると自分の敷地外まで範囲を広げて繁殖するおそれがあります。そうなると、ご近所の敷地にまでスギナが繁殖してしまい、ご近所トラブルになってしまうおそれがあります。

また、雑草であるスギナはアレルギー物質をもっていることが多いため、放置することでアレルギー症状が出てしまうおそれもあるのです。

スギナを早めに根絶したい…でも難しいという場合は

「どうにかしてスギナを根絶したいけれど、自分では難しい……。」という場合は、業者にスギナの処理を依頼するのがおすすめです。業者であれば、スギナが再び繁殖しないように、地下茎や塊茎などまで、しっかりと処理してもらうことができます。

弊社にご連絡いただければ、芝生のスギナ対策が可能な業者をご紹介いたします。「早朝からお願いしたい」「休日しか予定が空いていない」などのご要望にもお応えすることができますので、ぜひお気軽にご連絡ください。

美しい芝を育てることが雑草予防にもなる!裏ワザ3つ

芝生のスギナ対策は、除草剤を使ったり土壌を整えたりする以外にも方法があります。じつは、普段から手入れをして芝生を美しい状態に保つことで、芝生のスギナ対策にもなるのです。ここからは、芝生のスギナ対策として有効な、美しい芝を育てる方法についてご紹介します。

【裏ワザ1】芝生に隙間を開けない

【裏ワザ1】芝生に隙間を開けない

芝生にすき間があると、そのすき間から雑草が生えてくるおそれがあります。そのため、芝生を育てるときは、できるだけ芝生にすき間を作らず密にしておくことが大切です。

芝生は、芝刈りなどで縦方向の生長が止められることで、横方向に成長しようとする性質があります。そのため、芝生を密にしたい場合、この性質を利用して定期的に芝刈りをおこなうようにするとよいでしょう。

【裏ワザ2】芝を長めにカットする

芝生の芯を少し長めに残してカットすることで、背の低い雑草を生えづらくさせることができます。一般的に芝生の芯をカットするときは、20mm程度ですが30mm前後にカットしておくことで、雑草を生えづらくさせる効果が期待できるでしょう。

【裏ワザ3】2種類の芝を育てる

現在育てている芝生の上から、新しい芝生の種を撒いて育てることで、芝生を密に保つ方法です。この方法は「オーバーシード」とも呼ばれ、芝生の補修などにも用いられる方法となっています。オーバーシードをおこなうことで、芝生が1種類のときよりも密になり、雑草が生えてくるスペースを減らすことが可能です。

完璧な雑草対策にはプロの手を借りよう!

もし、自分で適切な長さに芝生の芯をカットしたり、オーバーシードをおこなうのが不安だという場合は、プロの手を借りるのがよいでしょう。芝刈りの業者に依頼することで、芝生の状態を確認して、適切に雑草対策をおこなってもらうことができます。

弊社にご連絡いただければ、スギナやそのほかの雑草処理はもちろんのこと、オーバーシードなどの雑草対策が可能な業者をご紹介いたします。また、現地調査による見積りを無料で承っておりますので、希望される方はお気軽にお申しつけください。芝生のスギナ対策でお困りの方は、ぜひ弊社へのご連絡をお待ちしております。

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