草刈りのコツ|最適な時期や「道具・草刈り機」を使った草刈り方法

草刈りのコツ

草刈りをする際は、雑草の特徴を把握して正しい時期におこなうのがよいです。また、草刈りに便利な道具や草刈り機を使用することで、草刈り作業をラクにすることができます。草刈りの時期を見極め、道具を上手く使いこなすことで効率よく草刈り作業を終わらせることができるのです。

このコラムでは、草刈りに最適な時期や便利な道具、草刈りのコツについて紹介しています。正しい道具の使い方を学んで、実際に草刈りをしてみましょう。

【草刈りのコツ1】適した時期と正しい刈り方を確認する

草刈り作業は、作業する時期をよく考えて取り掛かったほうが効率がよいです。また、雑草の正しい刈り方を押さえておくことで、草刈り後にまた生えてきてしまうのを防ぐことができます。ではここからは、草刈りをおこなう適期と刈り方について確認していきましょう。

草刈りの時期は年に3回

草刈りの時期は年に3回

草刈りに最適な時期は年に3回あります。おもに夏に入る前・夏が終わり、気温が下がり始める時期・冬に入る前です。以下ではそれぞれの時期が最適となる理由について説明していますので、ぜひ参考にしてみてください。

・夏に入る前の6~7月
夏になると気温の上昇にともなって、雑草の成長が盛んになります。その前に一度刈っておくことで、光合成をしにくくし、雑草の成長を抑えることができるのです。また、気温が上昇する前に作業することで、熱中症にかかってしまうリスクも抑えることができます。

・気温が下がってくる9~10月
この時期になると、気温が低下し始めます。気温が低下すると、雑草の活動も落ち着いてくるためこのタイミングでおこなうのがおすすめです。夏は草刈りしてもすぐ伸びてしまいますが、この時期は草刈りをしてもすぐには伸びてきません。さらに、気温が下がることで作業がしやすくなります。

・冬に入る前の11~12月
冬に入る前のこの時期は、気温の低下や日照不足によって雑草が弱っていることが多いです。そのため冬前の11~12月は作業がしやすくなります。また、雑草が弱って枯れかけていることで、草刈り後の処分が簡単となるメリットもあります。それに、冬の前にしておけば、春になって気温の上昇とともに伸びる雑草を慌てて刈り取る必要がなくなります。

このように草刈りをする際は、雑草の生育リズムに合わせておこなうのがよいでしょう。

草刈りは根の下を刈るのがオススメ!

草刈りは根元より下から刈るのがポイントです。雑草には「成長点」と呼ばれる部位があるのをご存知でしょうか。雑草は成長点を取り除かないと、せっかく草刈りをしてもまた伸びてきてしまうのです。

また、根をできるだけ残すのもポイントとなります。地中の土は雑草の根があることで、土と土の間に隙間が生じていて、根ごと雑草を抜いてしまうとその隙間が埋まってしまうため、土が固くなります。

土が固くなると、柔らかい土に生える雑草とは違う種類の雑草が生えてくる場合があります。固い土に生えてくる雑草は、柔らかい土に生える雑草よりも根の張りが強いものが多いため、除草作業が以前よりも大変となるおそれがあるのです。そのため、雑草の根は抜ききらず、残すようにしましょう。

しかし、雑草の種類によっては根から刈り取る必要があるものもあります。代表的な雑草として、地中に根を伸ばす「スギナ」があげられます。

【草刈りのコツ2】道具を上手に使って効率よく刈る

草刈り作業に最適な時期を知っておくのも大切ですが、作業時の服装や道具も準備しておくことも必要です。事前に準備をしておくことで、効率よく作業に取り掛かることができます。では草刈り作業で最適な服装と道具について確認していきましょう。

草刈りをするときの服装

草刈りをするときの服装

草刈りをおこなうにあたり、きちんとした服装を整えることでケガを未然に防ぐことができます。ケガをせず安全に作業をおこなうなら、万全な準備を整えてから取り掛かりましょう。

長袖や長ズボンを身につけることで、虫刺されや道具の使用によるケガを防ぐことができます。また、外で作業をするため、虫除けスプレーも用意しておくとさらによいでしょう。靴は長靴が最適です。サンダルを履いていた場合、虫刺されやケガをしやすくなるためとても危険です。

素手で刈ると、手をケガしてしまう危険性があるので手袋も忘れずに装着しましょう。夏場に長時間作業をする際は、熱中症対策として帽子も必要不可欠です。ほかにも、タオルや水筒があるととてもよいでしょう。

動きやすさ重視で軽装を選んでしまうと、ケガをする可能性が高くなります。また、長時間外で作業をしていると体調を崩すかもしれないので、休憩を挟みながら作業しましょう。

ラクに草刈りできるお手軽道具

簡単に作業をおこなうなら、鎌がおすすめです。鎌はサイズが小さいわりに、簡単に雑草を刈ることができます。また、座ったままでも作業ができるため、とても便利です。

鎌にもいくつか種類があるので自分に合う種類を選ぶとよいでしょう。たとえば、鋸鎌(のこぎりかま)と呼ばれる鎌は、刃がギザギザとしているため力をあまり入れなくても刈ることが可能です。三日月鎌という鎌は、刃の形がカーブしているため、雑草が刈りやすくなっています。

広範囲を草刈りする場合は、草刈り機がおすすめです。草刈り機を使うことで、短時間で刈ることができます。また充電して使える種類や、燃料を使って使用する種類もあるため、自分に合った種類を選ぶことが可能です。ほかにも刃の種類や持ち方、サイズなど種類が豊富な点も魅力のひとつです。

また、草刈り後の雑草処分で使える便利な道具もあります。刈草を集める際は、何度もしゃがんだり、しゃがんだまま作業することになるため、腰を痛めてしまうこともあるかと思います。そんなときに活躍するのがレーキです。

レーキを使えば座り込まなくても刈り終えた雑草を一箇所に集めることができます。草刈り後の作業もラクに済ませたいといった際に使ってみましょう。

より詳しい草刈り道具について知りたい方は、ぜひこちらもご覧ください。

⇒⇒草刈り道具のおすすめを紹介!プロもチェックしている便利グッズ

草刈りって案外腰に負担がかかる……

腰を痛めている場合、長時間座って作業をするのは大変だという人もいるかもしれません。草刈り道具には、立ったままでも作業ができる道具もあります。

また、立ち作業がつらくなったときや、地面に座るのはちょっと気が引けるといった人は、事前に農作業向けの椅子を用意しておくとよいでしょう。タイヤつきのものや、椅子の高さが調節できるものなど種類がたくさんあるので、自分に合うもの選んでみてはいかがでしょうか。

毎回草刈りをするのは体力的に大変・体を傷めてしまい、自分では草刈りができそうにないといった方がいましたら、プロに依頼することをおすすめします。弊社は草刈りに関する相談や疑問に電話でご対応いたしております。電話相談は無料ですので、お気軽にご連絡ください。

【草刈りのコツ3】草刈り機で広範囲を一気に刈る

「草刈りをしたいけど、範囲が広くて手作業では難しい」そんなときは、草刈り機を使うのがおすすめです。草刈り機を使うことで、広範囲の草刈りも短時間でおこなうことができます。ここでは草刈り機の選び方から使い方まで、一挙にご紹介していきます。

草刈り機の選び方

草刈り機の選び方

草刈り機は種類がたくさんあるため、使いやすさや作業の効率さなど、使う目的に合わせて選ぶのがポイントです。家庭の敷地内で使用する際は、電動式や充電式のタイプがおすすめです。これらのタイプは、エンジンを積んでないため重量が軽くて扱いやすい特徴があります。

また、これらは自宅で充電して利用ができるため、エンジン式のように燃料を購入したり補給する必要がありません。さらにエンジン式よりも作動時の音が静かなため、近所迷惑となるのを避けることができます。

エンジン式のタイプは、電動式や充電式よりもパワーが強いため草刈りをより簡単におこなうことができます。しかし、パワーがある分、作動時の音が大きくなるため気になる人には不向きです。

また、エンジン式は2サイクルと4サイクルの2種類あります。2サイクルは旧式のタイプですが、4サイクルよりも重量が軽くて費用も安いです。パワーも十分兼ね備えているため、家庭で使用する際は2サイクルがおすすめです。

草刈り機を使用するときの服装

草刈り機は刃を回転させて刈るため、刈った雑草や小石が飛びやすく、刃でケガする可能性も高いです。そのため、より安全な服装で作業をおこなう必要があります。1章で紹介した服装以外にも、次にあげる装備も準備しておきましょう。

  • 保護メガネ
  • 顔面を保護するマスク(フェイスシールドなど)
  • エプロン

保護メガネは、飛んできた雑草や小石から目を守る効果があります。「直接目にはあたらないだろう」と思っていても、目の近くに飛んでくる可能性もあるので、忘れずに準備しておきましょう。

顔面を保護するマスク(フェイスシールド)は保護メガネと同様に、雑草や小石が飛んできた際に顔を守る効果があります。顔を保護するマスクには、口元のみ覆うタイプのほかに顔全体を覆うことができるタイプもあるため、顔全体を覆う種類を選ぶとよいでしょう。そうすることで、目元と口元を一度に保護することが可能です。

口元を覆うだけのタイプだと、保護メガネと一緒に使用すると、メガネが曇ってケガや事故の原因となりやすくなるので併用は避けましょう。

エプロンは、着用することで衣服の汚れを防ぐことができます。必ず着用する必要はありませんが、身に着けることで作業中に飛んでくる雑草をエプロンで受け止めることができます。雑草の樹液や花粉、種子などが衣服につくと落ちにくくなることもあるため、できるだけ汚したくない場合はエプロンを着用するとよいでしょう。

草刈り機を使用するときのコツ

草刈り機は使い方のコツを知っておくことで、安全かつ機能を十分に活用することができます。使い方のコツを3つ紹介しますので、一度ご確認ください。

1.草刈り機は「右から左」に動かそう
草刈り機についている刃のほとんどは左側でよく切れる形になっています。そのため、草刈り機は右から左へ動かしたほうがよいのです。また、草刈り機を動かす際に、一緒に体も左右に動かすと水平に刃を動かすことができるため、きれいに刈ることができます。

2.刈るときは「刃先」を使おう
草刈り機の刃は基本的に、どこの箇所からでも切ることができます。ですが、そのなかでもより切れ味がよいのは刃先です。あまり早く動かすと絡まってしまうおそれがあるため、刃先を使って切るイメージでゆっくり動かすようにしましょう。

3.進行方向を意識して刈る
草刈りのコツとしてひとつ目に右から左へ刈ると説明しました。右から左へ向かって草刈りをしていると、雑草に目がいきがちになるため進行方向が斜めになってしまい、刈り残しができてしまうことがあります。

刈り残しを防ぐためには進行方向を意識してまっすぐに進むのがコツです。また、草を刈る場所の左端から刈り始め、刈り終えた雑草を左に寄せておくようにすれば、刈った草でほかの草が隠れることがなくなり、刈り損ねた雑草がないかが一目でわかります。

より詳しい草刈り機の使い方は、こちらのコラムを参考にしてみてください。

⇒⇒草刈り機は使い方次第!便利・安全に作業するための4ポイント

草刈り機のキックバックに注意しよう!

草刈り機を使って作業をする際、石などの障害物に気づかず刃が接触すると、とても危険です。刃が障害物にあたると、「キックバック」が起きるおそれがあるからです。キックバックとは、障害物にあたることで刃が跳ね返ることを指します。

刃が跳ね返ったと同時にバランスを崩すと、刃先が自分の体にあたり大けがをするおそれがあるのです。キックバックを防ぐには、障害物がないかを事前に確認しておくとよいでしょう。

広範囲の草刈りをプロに依頼したらいくらかかる?

草刈り機の使用による危険は、業者に依頼をすることで防ぐことができます。業者によって「面積の広さ」や「作業時間」、「除草する雑草の量」といった基準とするものが違うので、費用の決め方が気になる際は、業者に問い合わせるのがよいでしょう。ここでは面積の広さを基準にした費用を紹介します。

多くの業者は「1平方メートルあたりいくら」といった値で費用が提示されています。1平方メートルあたりの費用は、約3,000~5,000円が平均で、50平方メートルと約6,000~24,000円です。

ですが、雑草の高さや草刈り後の雑草処分の有無などによっては追加料金が発生することがあるので、正確な費用は業者に聞いてみることをおすすめします。草刈りを依頼しようにも、業者の数が多くて選べないと悩んでいる方がいましたら、ぜひ一度弊社にご相談ください。

弊社は24時間365日いつでも無料で電話対応をいたしておりますので、草刈りについての相談や、ご依頼がありましたらお気軽にお問い合わせください。無料で現地調査と見積りをお出しいたします。

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