いつ、何をする?芝生のお手入れスケジュールとポイントをご紹介!

芝生のお手入れ

芝生は大きくわけて暖地型と寒冷地型の2種類にわけることができます。この芝生の種類によってお手入れの時期やコツに違いがあるのです。

芝生は適切なお手入れなしでは、きれいな緑色の芝生を維持することはむずかしいでしょう。適切なお手入れができていない芝生は、最悪の場合枯れてしまうこともあります。

そこで今回は、芝生のお手入れ方法、暖地型と寒冷地型それぞれの年間を通したお手入れ方法など解説していきます。本記事を読むことで、正しい芝生のお手入れ方法を知って、ぜひ実践してみてください。

【頻度別】芝生のお手入れ

芝生は適切なタイミングでお手入れをおこなうことが大切です。ここでは、お手入れ作業の内容や方法を詳しく紹介していきます。また、作業をおこなう際の注意点などあわせて紹介していきます。

基本のお手入れ

基本のお手入れ

〇水やり
芝張り後は、芝生の上から砂や土をかぶせる、目土という作業をおこないます。目土は、芝を保護するために必要な土台となる土のことです。

芝張り後は、この目土を流してしまわない程度に水やりをたっぷりおこなうとよいでしょう。芝が根付くまでの1ヶ月程度の期間を養生期間と呼びますが、この間も芝に常に水気を切らさないよう、水やりは頻繁におこなう必要があります。また、芝生は、季節や種類によっても水やりの頻度はかわりますので注意が必要です。

〇除草
芝を張ったお庭に、雑草が生えることがあります。雑草は芝生が吸収する栄養を奪ってしまいますので、除草する必要があります。これを、直接の手作業で雑草を取り除く方法もありますが、芝のある敷地が広い場合など、その労力ははかりしれません。

除草剤を散布することで、労力をかけず雑草を枯らすことができるでしょう。ただし、除草剤には、雑草のみに効果があるタイプと、芝生と雑草まとめて除草してしまうタイプがありますので、除草剤を使う前に、しっかりとした確認が大切です。

〇芝刈り
うっそうと茂る芝生を維持するには芝刈りが必要になります。芝は適切な芝刈りをおこなえば、密度があがり外観もうつくしく育つのです。

芝生は、芝の高さを2センチ~3センチ程度に保つことをハイメンテナンス、芝刈りの頻度も少なく済む3センチ~5センチ程度に保つことをローメンテナンスと呼びます。

また、芝刈りは、刈り込む長さによって見た目以外にも、害虫や雑草対策にもつながっています。ローメンテナンスにすることで、芝生の病気への抵抗力があがり、害虫や雑草対策に効果を発揮するのです。

〇施肥
芝生は完成後の目標によって肥料の必要性が大きくかわってきます。芝生を張るだけの目的であれば、肥料はあまり使う必要がないでしょう。

一方、芝生を張る際、密度も高くうつくしい緑の芝生を目的とした場合は、施肥の必要性が高いとされています。肥料は芝生の成長率にもっとも影響を与え、うつくしい緑色の芝生を作るには肥料は必要不可欠なためです。

〇病害虫対策
「芝生に元気がない」、「芝生を育てる土壌自体に問題がある」など、芝生が病気になる原因は、おもにこの2つがあげられます。芝生に元気がなくなる理由として、水分不足や日当たりの悪さ、除草剤の影響など考えられます。

そのため、芝生を植える場所や芝生にあった除草剤を用いることで、病害虫への対策につながるのです。ほかにも、土壌に問題があれば、必要以上の水分や水はけの悪さから、芝生がうまく育たないおそれがありますので、土壌の改善も大切になります。

年に数回のお手入れ

芝生には、お手入れ以外にも年に数回おこなうものがあります。以下が、その一例です。

〇サッチング
芝刈りの際にできる細かい葉のくずや冬季に枯れてしまった芝生など、土壌表面にこれららが固まって層になったものをサッチといいます。

サッチをそのままにしておくと、土壌の空気の通りを鈍くさせ、土壌に必要以上の水分が溜まりやすくなるおそれがあるのです。そのため、年に1回~2回ほど、レーキなどを使いサッチを取り除く作業が必要になります。

〇目土入れ
目土をおこなう目的は、芝生を保護し元気に育てるためです。具体的には、土壌にできた凹凸を直す際や目土が足りなくなって芝の根が露出してしまっている場合などにおこないます。目安として年に1回は、目土をおこなうことよいでしょう。目土することで、新しい芝の根の成長を促進し、土壌の通気性の改善をおこなうことができます。

〇エアレーション
土壌は芝張り後から徐々に固まってしまいます。固くなった土壌は、空気の通りも悪く、水分が溜まりやすい状態であり、芝生の成長を妨げてしまうのです。

そのため、年に1回~3回程度のエアレーションが必要になります。エアレーションとは、古い土壌を抜き出す作業のことをさし、マイナスドライバーや専用の道具で土壌に穴をあけます。

穴をあけることで、土壌の硬さから密度が高くなってしまっている芝の根を適度にばらけさせることができるのです。これにより、芝の根はきちんと土壌から栄養を吸収しますので、元気な芝を育てることが可能になります。

お手入れを怠ると……

芝生はお手入れを怠ると、芝の葉が伸び放題となり見た目も悪く病気にかかりやすくなってしまいます。そのまま放置した場合、雑草が混じるほか、溜まったサッチの影響から芝生は枯れて芝の密度も下がっていくでしょう。

病気にかかると、ラージパッチと呼ばれる継当て状に芝が枯れる状態や、葉枯病といわれる犬の足跡のごとく芝が枯れる状態になるなど、元気に育てることがむずかしくなってしまいます。

また、サッチには害虫が好む有機物が含まれています。そのため、害虫が芝生を食い荒らし、ところどころ芝生は枯れてしまうおそれもあるのです。

お手入れに適した時期は芝の種類によって少し違う

芝生の手入れは種類によって、適した時期など少し違いがあるのです。芝生は大きく、暖かい地域での育成に向いた暖地型、寒い地域での育成に向いている寒冷地型、この2種類にわけることができます。

芝生の種類によってもお手入れ方法は違い、一人で芝生をきれいな状態に維持していくことはなかなかむずかしいでしょう。その場合、業者の手を借りるのもひとつの方法です。

業者であれば、芝刈りや雑草対策など適切な方法できれいな芝生を保ってくれるはずです。弊社であれば現地調査も無料で対応しております。まずはお気軽にご相談ください。

暖地型芝生のお手入れスケジュール

暖地型の芝生には、時期にあわせたお手入れ方法があります。きれいな芝生を維持するためには年間を通したスケジュール管理が大切です。

暖地型芝生の特徴

暖地型芝生の特徴

暖地型芝生の特徴として、一般的に気温が10℃以下になりやすい11月~3月くらいに葉が茶色に枯れて休眠状態となることが特徴的です。また、湿度や気温が高い環境でも成長することを得意とし、30度程度の気温でも育てることが可能になります。

春のお手入れ

3月~5月の春は、追加で芝を張ったり、目土をおこなうことに適した時期です。この時期は土壌にでる凹凸が目視でわかりやすく、土壌の改善がしやすいためです。また、適度な施肥をおこない、芝生が20ミリほどに伸びれば芝刈りをおこないます。

夏のお手入れ

6月~8月の夏は、芝の茎の成長が盛んです。そのため、お庭全体に緑色の芝生が広がってくるでしょう。雑草は適度に取り除いておく必要があり、肥料や水やりなどのお手入れが重要になります。また、芝刈りをおこなうことで、芝の密度をあげておくことも大切です。

秋のお手入れ

9月~11月にもなると、夏場に盛んだった芝生の成長が穏やかなものになります。また、順当にお手入れができていれば、芝生の密度も高く、雑草などの心配もあまりないようです。

休眠の時期に入ると、芝生は枯れた茶色となり始めます。この時期に肥料や水やりの必要はなく、こまめに雑草を取り除いておくことが大切です。冬季に発生した雑草は冬を過ぎてしまうと、根が深く取り除くことが困難になるので注意しましょう。

冬のお手入れ

12月~2月頃の冬になると、芝生は休眠状態となります。特に必要なお手入れはありませんが、雑草が生えてきた場合、放置しておくのは危険です。

発生した雑草が冬を乗り越えてしまうと、雑草の根が地面奥深くまで根付いてしまい、結果的に雑草処理の労力を増やすことになってしまいます。冬を越えた雑草の根は、暖かくなってからも、雑草を度々発生させてしまうことになるのです。

今後の雑草対策にもつながりますので、雑草を見つけた場合、放置せず取り除いておくとよいでしょう。

このように一年を通して芝生にはさまざまなお手入れが必要です。安心して芝生をお手入れしたいとお考えの方は、弊社であれば24時間365日電話対応を受け付けておりますので、まずはお気軽にご相談ください。

寒冷地型芝生のお手入れスケジュール

寒冷地型芝生の年間を通したスケジュールでは、こまめな芝刈りが重要となってきます。適切な芝刈りをおこなうことで、芝の密度が高くなり、元気な芝生を維持することが可能になるでしょう。

寒冷地型芝生の特徴

寒冷地型芝生の特徴

寒冷地型芝生は、冬季であってもきれいな緑色の芝生を維持することができます。また、暖地型と違い夏場に枯れやすいなどのリスクもあるようです。

寒冷地型は、日本でいう春と秋頃に成長し、おおよそ25度以上の気温や5度以下という極端な気候では成長を続けることができません。しかし芝生自体が枯れることはないようです。

春のお手入れ

春に成長することを得意としますので、3月~5月に施肥していきます。十分に散水し、芝生の高さを25ミリ程度に保つとよいでしょう。芝生の高さを25ミリ程度に保つためには、1ヶ月に3回程度の芝刈りが必要となります。これは、寒冷地型の芝生は、夏頃まで成長が盛んであり、芝刈りのペースもこれに合わせる必要があるためです。

夏のお手入れ

夏場は寒冷地型の芝生にとって苦手な時期となります。水やりは毎日ではなく二日に一度おこなうのがよいでしょう。また、病気にもかかりやすいので、肥料での病気対策が必要になります。

また、秋に向けて寒冷地型の芝の長さを25ミリ程度を維持しますので、月に2回程度の芝刈りをおこないます。寒冷地型はもっとも夏を苦手とし、成長が緩やかになるためです。そのため、芝刈りの回数も減っていきます。

秋のお手入れ

この時期から、芝生はきれいな緑色となってきます。暑さが落ち着いたころに種まきをしていた場合は、芽をだしますので、目安として30ミリ程度に育つまでは毎日の水やりが必要です。芝刈りはこれまで同様の長さで維持し、月に3回程度おこなうとよいでしょう。

冬のお手入れ

冬季になるとうっそうと茂る寒冷地型ですが、水やりは芝生の状態にあわせて週に1回~2回程度おこないます。目安として、芝生が乾燥しているようであれば水分を与え、多分に水気を感じられる場合は、水やりを控えるとよいでしょう。また、芝生に雑草が混じっていれば、きちんと取り除いておくようにします。

芝刈りしたら枯れた!?お手入れ失敗例

芝刈りは適切な方法でおこなう必要があり、芝生の三分の二の葉を残し、三分の一の長さを刈る必要があるのです。これは、芝生が成長していくために必要な、茎部分まで刈ってしまうことを防ぐためにおこないます。

茎の部分は生長点と呼ばれ、生長点をきってしまうと、芝生の葉は育つことがむずかしいとされているのです。また、寒冷地型の芝生では、多くの芝刈りを必要とし、こまめなお手入れが必要となります。芝生は適切なお手入れなしでは、うまく管理することができずに枯れてしまうことになるでしょう。

暖地型の芝生であっても、芝の密度をあげて緑色のうつくしい芝生を維持するためには、適切なタイミングでの芝刈りが必要なことにかわりはありません。基本的にどんな時期であっても、芝生には適切なお手入れをしていくことが大切なのです。

お手入れで失敗して、大切な芝生が枯れてしまったら悲しいですよね。業者であれば適切な芝生管理で、きれいな芝生を維持することができるでしょう。

弊社であれば、お見積りをとられたあとの追加費用などありませんので、お気軽に相談してみてください。また、空き家でのお庭の管理や、草刈りの時間がないなど、さまざまなケースにも対応することができます。

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