駐車場を除草するなら除草剤!使用するメリットや方法・使用時のコツ
自宅の庭を、駐車場として使う場合や駐車場の管理をしていて悩むのは雑草対策でしょう。生命力の高い雑草は、根っこが地中に残っていると再び生えてきてしまうため、除草剤を使って根っこから枯らすのが有効です。
雑草処理は、なるべく時間や手間をかけずにおこないたいですよね。それなら、除草効果が長時間持続する、粒状タイプの除草剤を使って処理していきましょう。
この記事では、除草剤の効果をより発揮させる使用方法やコツをご紹介します。除草剤をうまく使ってメンテナンス時間を減らし、空いた時間を有意義に過ごしましょう。
駐車場の除草をするなら「除草剤」がおすすめ!
駐車場周りに生えている雑草を除草するには、除草剤を使うことをおすすめします。なぜなら、草むしりだけでは、根っこが残っており再び雑草が生えてくるからです。雑草を生えにくくするには、根っこを枯らす必要があり、それには除草剤が有効的なのです。
除草剤には、大きくわけて2つのタイプがあり、液状と粒状があります。駐車場には、粒状タイプをおすすめします。また、駐車場のような広い場所の雑草を除草したい場合は、土壌処理型の除草剤がよいでしょう。土壌処理型は、成分が長時間持続するため粒状タイプのものを使うとより効果が高まるのです。
粒状タイプは、傾斜でも粒が流れにくく長時間除草効果を持続することが可能です。また、駐車場といった広い範囲でも雑草をしっかりと枯らす効果があります。そのため、雑草処理にかかる時間や手間を減らすことができるというメリットがあるのです。
粒状タイプの使い方は、土に落ちるように散布してください。薬剤の成分は、土から雑草の根っこに浸透することで枯らす効果があります。そのため、土ではなく、茎や葉に成分が付着しても効果が薄いのです。しっかりと効果を高めるのであれば、事前に雑草を切っておくとよいでしょう。
雑草の高さが15cm以上のあると、成分の浸透に時間がかかります。そのため、伸びすぎてしまった雑草は、鎌などで刈り取って15cm以下にしておくとよいでしょう。
除草剤の効果を上げる「使い方のコツ」
粒状タイプの除草剤の効果を上げるには、散布するタイミングが重要です。タイミングが間違っていると効果が十分に発揮できない場合があります。そのため、適したタイミングに散布してより効果を高めていきましょう。
・散布するタイミング
土壌処理型の粒状タイプの散布は、雨が降ったあとが適しています。なぜなら、粒状タイプの除草剤は、土中にある根に浸透させる必要があるからです。土に水分があることで、根に薬剤が浸透しやすくなり、より効果を発揮します。
しかし、雨の日に除草剤を散布するのはやめましょう。雨の量が多いと、除草剤の成分が雨水に流れてしまい、効果が薄まってしまうのです。そのため、事前に天気予報などで天候をチェックしてから散布するようにしてください。
・服装に注意
除草剤を散布するときには、服装に注意してください。除草剤の種類にもよりますが、人体に影響のある強力な薬剤が使われている場合があります。誤って触ってしまうと、下痢や嘔吐といった除草剤中毒が出る場合があるのです。そのため、安全に使うためにもマスクや手袋、長袖などを着用し、体を保護してから作業するようにしてください。
除草剤を撒いたあとの雑草対策が大切!
除草剤を撒いたあとも、再び雑草が生えてこないような対策をすることをおすすめします。雑草処理は手間や時間がかかるだけでなく、長時間同じ体勢をすることで腰を痛めてしまうことがあるのです。しかし、雑草対策をすることでメンテナンスにかかる時間を短縮するだけでなく、雑草処理に悩まされる心配が軽減されるのではないでしょうか。
・防草シートと砂利を敷く
除草したあとに、防草シートを敷くことで、雑草が生えにくい効果があります。防草シートは、雑草の成長に必要な日光を防ぐ効果があるのです。また、上から砂利を敷くことで、さらに効果を高めることができます。
砂利には重さがあるため、雑草が生えにくいほか踏むと音が出るため、防犯性が高いといわれています。そのため、一緒に使うことで雑草対策にも防犯対策にも効果的です。
・業者に依頼する
駐車場に生えた雑草の除草は時間や手間がかかるため業者に依頼するのもひとつの方法です。伸びきったしまった雑草は、車を汚してしまうほか傷をつけてしまうおそれがあります。また、害虫が発生して車のドアを開けるたびに虫が車内に侵入してしまうかもしれません。運転中に車内で虫が飛んでいたら「気が散って運転に集中できない……」という状況になることも考えられます。
そのような事態にならないために除草することが大切です。忙しくて時間がない人は、業者に依頼してスピーディーに除去してもらいましょう。
雑草処理で困ったことがあれば、雑草のトラブルに対応している業者に相談するのがおすすめです。業者は経験豊富なため、お客様のお悩みをしっかりと聞いたうえで適切なアドバイスをしてくれます。また、雑草処理したあとの予防対策についてもしっかりと説明します。ぜひ、プロの意見を参考にしてみてください。
まとめ
駐車場を除草するには、除草剤を使いましょう。そのときは、長時間効果が持続する粒状タイプをおすすめします。広範囲でも比較的楽に除草できるだけでなく、傾斜でも有効です。しっかりと、除草して雑草が生えにくい状態を保ちましょう。
除草剤の効果をより発揮するには、土壌処理型の粒状タイプがよいでしょう。駐車場などといった広範囲でも成分が持続するため、しっかりと除草することが可能です。忙しくて除草する手間や時間がない人は、土壌処理型の除草剤を使って作業負担を減らしていきましょう。また、除草剤を撒くときは、服装にも注意してください。
雑草を除草するのに、自分でおこなうのが難しいときは業者に依頼することをおすすめします。業者は、スピーディーに作業できるだけでなく、見た目もきれいに整えることが可能です。雑草でなにか困ったことがあれば、いつでも気軽にお問合せください。
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