オヒシバは除草剤で根こそぎ駆除!芝・庭・空地を守るための対策

オヒシバ 駆除

オヒシバは、非常に生命力が強く、畑やお庭など場所を選ばず幅広い場所で繁殖する厄介な雑草です。また、一度、きれいに駆除しても遠くから風によって種を運んで、また繁殖してしまうという性質があります。そのため、駆除するだけでなく、またすぐに生えてこないように予防することが大切です。

そこで今回は、オヒシバの生態をはじめ、オヒシバの正しい駆除方法や予防方法をご紹介します。さらに、駆除をしても効果が出ないときの対処法についてもお伝えいたします。厄介な雑草で悩まないよう、正しい知識を身につけ雑草が生えてこない快適な環境をつくりましょう。

オヒシバ除草の基本!薬剤を使って根こそぎ駆除しよう

オヒシバは、春から秋ごろに広範囲に繁殖する厄介な雑草として知られています。畑地やグラウンドなど幅広い場所で強い根をはり、茎は丈夫で繁殖力も高く、根こそぎ駆除しなければあたり一面を覆いつくしてしまうほどの生命力です。

しかし、“除草剤”を効果的に使えば、厄介なオヒシバもきれいに駆除することができます。ここからは、基本的な除草剤の効果や使い方、オヒシバ駆除に効果的な成分など、除草剤を使った駆除方法についてご紹介しましょう。

効果的な除草剤の選び方

効果的な除草剤の選び方

除草剤は、さまざまな種類があります。より効果的かつ長期間効果を持続させるには、その雑草に対して有効な成分が含まれている除草剤を使うことが大切です。

オヒシバには“グリホサート系”除草剤を使おう
オヒシバの除草には、“グリホサート系”の除草剤が適しています。グリホサートとは、アミノ酸系の除草剤のひとつで、雑草の生長に必要不可欠であるアミノ酸合成(酵素の働き)を阻止する働きがあります。このグリサホートが含まれた除草剤を葉にかけるだけで、成分が根まで浸透し、枯らせることができるのです。

また、除草剤には“選択制除草剤(特定の植物に作用するもの)”と“非選択性除草剤(散布した場所すべての植物に作用するもの)”があります。オヒシバの周辺に枯らせたくない花や野菜などを育てているときには、選択制除草剤を使用しましょう。

目的に合った形状の除草剤を選ぼう
さらに、除草剤には“液剤タイプ”と“粒状(錠剤)タイプ”があります。同じ除草剤であっても、効果の出るスピードや持続性に違いがあるのです。

〇液剤タイプの特徴

  • 今生えている雑草の駆除に効果的
  • 葉や茎に直接散布するので即効性が高い
  • 散布した箇所のみに効果があるのでほかの植物への影響が少ない
  • 水で流れてしまう
  • 効果期間は短く1ヶ月程度

〇粒状タイプの特徴

  • これから生える雑草の駆除に効果的
  • 効果期間は半年程度で比較的長い
  • 天気に左右されず使いやすい
  • 根から枯らせる作用があるのでほかの植物に影響がでるおそれがある
  • 土に埋めて雑草が成分を吸収するまで時間がかかるため即効性は低い

それぞれ特徴がありますが“持続性”や“即効性”、“ほかの植物への影響”などを考えて、より適した形状の除草剤を使うようにしましょう。

除草剤の正しい使い方

オヒシバ駆除に使うべき除草剤の種類がわかったら、作業に入る前に服装を整えましょう。除草剤は薬品ですので、皮膚にふれるとかぶれるおそれがあります。長袖、長ズボン、手袋などを用意し、できるかぎり肌が露出しないようにしましょう。

また、正しく除草剤を使用しなければ効果的な駆除はできません。必ず使用する除草剤の使用方法や注意事項をよく読んでから作業をはじめましょう。

〇液剤タイプの除草剤の散布方法

  1. 除草剤の濃度を調整する
  2. 雑草の葉や茎に直接散布する

〇粒状タイプの除草剤の散布方法

  1. 縦方向にジグザグに移動しながら均一に散布する
  2. 横方向に1と同じように動きながら散布する

除草剤を効果的に散布するポイントは、“ムラのない散布”です。ムラがあると、またすぐに繁殖します。どんな除草剤を使用する場合でも、局所的な散布にならないよう均等にまくようにしましょう。

除草剤を使用するときの注意点

ほかにも、除草剤を使って雑草を駆除するときには注意点があります。ここでは、除草剤を使用する際の注意点をお伝えします。

<除草剤を使用するときの注意点>

  • 使用方法や用量を守る
  • 天候や風に注意する

除草剤は、たくさんまけばその分効果があるというものではありません。適切な量をまくことが大切です。少量でも効果はありますので、ムラができないようまんべんなく散布しましょう。

また、天候や風の強さにも注意してください。とくに、液剤タイプの除草剤は雨が降ると流れて効果が薄れてしまいます。粒状タイプの除草剤なら、雨で流れてしまうことは少ないので安心です。土が濡れていることで粒が土の中まで浸透しやすいので、雨が多い時期には粒状タイプの除草剤がおすすめです。

自分でやるのは面倒…そんなときはプロへ

ここまで、効果的な除草剤の選び方や使い方をご紹介しましたが、除草剤にはたくさん種類があり正しく使わなければ効果が出にくいので、はじめての方にとっては難しいでしょう。もし、自分で作業するのは不安だという方やまとまった時間がとれないという方は、はじめからプロに相談してみてはいかがでしょうか。

プロなら、雑草の種類や除草剤の使い方も熟知しているので、土壌の状態や植物にあわせて効果的に使いわけが可能です。手際よく正しい駆除をおこなってくれるので、雑草駆除でお悩みの方にとってはとても心強いはずです。弊社は、それぞれのお悩みに応じて適切な対処させていただきますので、ぜひ弊社の無料相談窓口までお電話ください。

オヒシバを除草したら必ず予防すること

オヒシバを除草したあとは、“予防”が欠かせません。きれいに雑草を除去したあとは、少しでもきれいな状態を長く保ち、除草の手間を省けるように予防対策をとりましょう。ここでは、オヒシバ除草後の予防方法や予防が重要である理由をご紹介します。

雑草は駆除しても生えてくる

雑草は駆除しても生えてくる

オヒシバは非常に繁殖力が強い雑草で、少しでも根が残っていれば、そこからすぐに再生していきます。

そこで、一度きれいに除草したあとには、“防草シート”を用いた予防がおすすめです。防草シートはホームセンターでお手軽に購入できるものですので、ぜひ予防アイテムとして取り入れましょう。

防草シートの選び方と使い方

防草シートの種類はさまざまで、場所や雑草の種類などによっても最適な種類は異なります。ここでは、オヒシバの雑草対策に最適な防草シートの選び方や使い方をご紹介します。

防草シートの選び方
日の当たる場所を好み、遠くの場所にも種を運んで広範囲に繁殖するオヒシバには、“目の細かい防草シート”がおすすめです。目が粗い防草シートでは、そのすき間から飛んできた種が入り込んで根付いてしまったり、太陽の光を吸収して再生してしまったりするおそれがあるからです。

目が粗い防草シートは比較的安く手に入れられますが、防草シートの効果が薄れてしまうおそれもあるので、できるかぎり目のつまった防草シートを選びましょう。

防草シートの使い方

<防草シートの設置手順>

  1. 今生えている雑草を除去しきれいに整地する
  2. 設置したい場所の形にあわせて防草シートを切る
  3. 防草シートを設置しピン止めする

防草シートを敷く前に、きれいに整地しておくことが大切です。石や木の枝などが残っていると防草シートが破れてしまうおそれもあります。また、広い場所で防草シートを何枚も設置する場合は、シート同士を約10センチメートル以上重ねましょう。

隙間から雑草が芽吹いてしまうことを防ぎます。しわができていないか、きちんと隙間なく設置できているか確認し、問題がなければ設置完了です。

より高い効果を求めるには業者に依頼しよう

このように、防草シートは雑草予防に効果的なアイテムですが、正しく設置されていないと、隙間から雑草が生えてしまい、効果が薄れてしまいます。つまり、施工者の技術力が問われるのです。より高い防草効果を発揮するためにも、業者に依頼してはいかがでしょうか。

業者なら、除草剤をまいたあと、防草シートをきれいにかつ効果的に設置することが可能です。また、防草シートが黒一色であることが多くデザイン性は低いですが、業者に相談すれば防草シートの上に砂利を敷くなど、見た目も美しく仕上げてくれます。「自分で予防するのは大変そう……」とご不安でしたら、ぜひ弊社にご相談ください。

除草剤の効果が出ない!そんなときは……

「除草剤を使ってみたけどあまり効果がないような気がする……」こんなときは、必ず効果が出ない原因があるのです。このような場合でも対処できるよう、ここでは、除草剤の効果がでない理由や効果がでないときの対処法についてご紹介します。

除草剤を使っても駆除できない理由

除草剤を使っても駆除できない理由

<除草剤の効果が出ない理由>

  • 地下茎が栄養を蓄えて再生している
  • 遠くから種が飛んできて繁殖している
  • 除草剤の散布方法や使い方が間違っている
  • 雑草が除草剤に対して耐性をもっている

除草剤が効かない理由は、上記のようなことが原因です。土の上に生えていた雑草をきれいに駆除しても、土の中の根や地下茎を根絶しなければ完全な対策とはいえず、繁殖力の強いオヒシバはすぐに再生していきます。

また、遠くにあるオヒシバの種が風によって飛んできたことで根が付き、繁殖してしまうこともあるのです。さらに、除草剤が適切に散布されていないことや、短期間のうちに何度も同じ除草剤を散布したことにより、オヒシバが除草剤に対して耐性(抵抗力)をもってしまったということも考えられます。

除草剤を使っても効果が出ないときの対処法

除草剤を使ってもうまく効果があらわれないときには、少し期間を置いてから以下のような対処法を試してみましょう。

<対処法>

  • 除草剤の種類をかえてみる
  • 濃度をかえてみる
  • 業者へ相談する

短期間に同じ除草剤を使用すると、オヒシバの耐性を強めてしまうおそれがあります。少し期間をあけてから、前回とは異なる除草剤を散布してみましょう。しかしながら、何度も除草剤を購入するのは手間も費用もかかってしまいます。また、次は必ず効果が出るという保証もないので不安ですよね。

このような無駄な出費や手間をかけないよう、除草剤が効かなかったときには早めに業者に相談してみることをおすすめします。業者が雑草駆除に使用する除草剤は、市販のものよりより強力ですので効果が出やすいです。

そのため、失敗のリスクも低く、自分で必要なものを準備する必要もなく手軽に駆除できます。スピーディーかつ安全に、そして手軽にオヒシバを駆除したいときには、ぜひ業者に依頼し、厄介な雑草を根こそぎ駆除しましょう。

弊社には、全国の草刈り業者が加盟しておりますので、お悩みや状況に応じてお近くの業者を素早くお客様にご紹介できます。雑草駆除は、スピードが命です。素早い駆除のためにも、ぜひ“草刈りお助け隊”にご相談ください。お電話いつでもお待ちしております。

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